722 / 734
5:大森林観測村VSガムラン町
722:吠えろ魔銃オルタネーター、一撃必殺のお値段
しおりを挟む
「「カニカニカニカニカニカニカニカニカニカニカニカニカニカニカニカニカニカニカニカニカニカニカニカニカニカニカニカニカニカニカニカニカニカニカニカニカニカニカニカニカニカニカニカニッ――――――――――――――――!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」」
あまりのけたたましさに五百乃大角が、虎型ふ号の首元に落ちて挟まった。
「やぁーかぁーまーしぃーいぃーやぁーあああ-ぁーっ!!!」
一緒に落ちた薄板が――「「(カニカニカニカニッ――!!!!!!!!!!)」」
おれの腹の辺りで、喚き続けてやがる!
すぽすぽん――ヴッヴッ!
ふたつとも格納し、展開した。
ガチャゴロン――「ぎゃっふん!」
強化服虎型の頭の中、おれの顔の横。
放り出された五百乃大角が――「お姫ちゃーん、もしもしぃ?」
薄板を使うときの、呪文を吐く。
「ヴュザザッ――シガミーちゃん! リカルルさまがぁ、カニの変異種に挟まれてるけど、どーしようっ!?」
何奴も此奴も、うーるーせーえー!
タターの声が耳栓で、轟く。
薄板と耳栓と念話、轟雷を着てても、とっちらかるぜ!
「高速型ドローンノ配置が完了しまシた。大森林東端、上空ヨりの映像出ます」
ヴォゥゥゥン――ザザッ!
大きめの映像が目の前に現れ、直ぐに横に避けた。
「(ニゲルにも泥音を、持たせた筈だろ?)」
向こうへ着いてから随分と、時間が掛かったぞ!?
ふぉん♪
『>>はい。ですが、ドローンよりの映像を中継するためには、中間地点へのドローン配置が必要になります』
あー、そう言うアレか。
これでも、向こうから折り返してきた分は、早くなってる訳か。
ヴュザザザザザッ――――ウウウゥゥウンッ♪
轟雷を着たときは頭が冴えるだけじゃなくて、虎型の何倍も画面を広く使える。
ガキリッ――――ぶくぶくぶくぶく!!!!!
映像の中では、真っ青な巨大蟹が――「ウカカカカカッ♪――ニャァ♪」
いかん、あまりのことに、つい笑っちまったぜ!
赤い蝦みたいな小せえ餌……リカルルを巨大鋏で、つかんでやがる!
「ヴュゥン――だからぁっ、もしもしってぇー、なーんーでーすーのーっ!?」
あの甲冑――多目的機動戦闘四足歩行車両は、天狗役の猛攻にほぼ耐えた程の物だ。
あのお化け蟹がどれだけ強くても、そうそう壊せるもんじゃねぇ……はず。
ふぉん♪
『>>遊撃班の二人が変異種|(蟹)を目視確認|(ビジュアルチェック)したのは、間違いないようです』
そのようだぜ――ん?
蟹の足下に……何か居る?
おれの視線に合わせて――チィー、ヴュワワッ♪
拡大され一瞬、解像度を荒くしたソレは――
外套の裾を蟹足に踏まれ、身動きが取れない様子の――
傾国の魔物、悪逆令嬢ロットリンデだった。
ふぉん♪
『>>東側変異種の分析終了。甲羅高が推定約18メートル、鋏脚が推定約15メートル』
鋏の大きさが、尋常じゃねえな。
しかも魔法が碌に効かんとなれば、この有様でも無理はねぇ――つまり、マジやべぇ!
「ニゲルや村長は、何をしてやがるっ!?――ニャァ♪」
彼奴らなら、身の丈が三階建ての旅籠屋並みの蟹相手でも、渡り合えるだろうがっ!
いつものように、ご令嬢どもの尻をへらへらと、追いかけてるんじゃねぇだろぉなぁぁっ!?
「ザザッ――シガミー。村長さんは箱を、持っていないようだけど?」
オルコトリアの声。
確かに村長箱は、開かれてる様だ。
村長の腰に、ぶら下がる板ぺら。
ありゃぁ、村長箱を開いたときに、腰のベルトにぶら下げられる――
村長箱の……蓋みたいな奴だ。
つまり〝封鎖空間〟の中に、既に何かを閉じ込めたってことになる。
蟹の周りに居るのは――
岩壁に突き刺さった魔法杖に、狐火・仙火を放つ辺境伯名代ルリーロ。
狂ったように蟹に向かって馬の人形を投げつける、ラプトル王女殿下。
巨大な楔を担ぎ蟹へ突進する、鍛冶職人ワーフ。
そして果敢にも蟹の脚を数本、縄で絡め取り、二人のご令嬢たちを助けんとする勇姿――
まさかのおっさん――ミギアーフ卿。
あのおっさんはコントゥル辺境伯夫人で有るルリーロさまの前だと、冒険者として全盛期だった頃の――
精悍でふざけない、有能で一端の戦力と化すのだ。
そんな父上を助けようと、何かの呪文を唱えるフォチャカ嬢。
その背後を、おにぎり騎馬が走り回ってる。
この肝心なときに、ニゲルは何処行った!?
「あれ? あれって蟹さんじゃね?」
今更、何言ってやがる?
巨大蟹に、決まってるだろぉがぁ?
「ちがうちがう、おっきいのじゃなくてさぁ、周りにポロポロ落ちてるのって蟹さんじゃんかぁ♪」
はぁ? ポロポロ落ちてる?
辺境伯名代が魔法杖を引っこ抜こうとして、切り刻んだらしい岩壁の破片しか落ちてないだろが?
画面を目でつかみ、真ん中に引っ張りだして、よーく見た。
「んぅ? ひっくり返った蟹も、混じってるか?」
大きさで言やぁ、随分と小せぇ。
厨房迷宮で逃がした小せぇ方、それでも普通なら〝大蟹と言われる奴の、倍か三倍はある〟ようだが。
ふぉん♪
『>>類推になりますが、大量発生した小蟹を封じ込めたのでは?』
あり得るな。するとソレにニゲルが、巻き込まれたんだろうぜ。
どの道、居ない者を、あてには出来ん。
「オルコにタター! 見えてるなら余裕だろぉ! 其処から狙えやぁ!」
ドローンからの映像ほど鮮明では無いかもしれんが、あれだけの図体だ。
でかい方の鋏と足下を避けて、狙うことくらいは出来るだろう。
「(はい。〝【主観ロックオン】により発射された弾体は、スコープで捉えた物を必ず穿つ〟と書かれている以上、着弾までのタイムラグを物ともせず――命中させると思われます……たぶん)」
迅雷が念話を使うと、おれの周りは、酷くゆっくりになる。
遠くの岩山が揺れ、鳥が一斉に飛び立つ。
おれは目の前に生えていた太木を、ドドドンと駆け上がる。
念話中の轟雷は、まるで水の中を掻き進むようで――
多少、もどかしい。
「ザッ――ソレは構わないけど、速い弾は良いお値段って聞いてるけど?」
オルコトリアの落ち着いた声。
速い弾丸だぁとぉ!?
そうだぜ……遊撃隊が居る大森林中央から巨大蟹までの距離は、約200キロメートル強。
音の速さの5倍で弾丸を飛ばしても、約2分かかる計算になる。
〝ガムラン町ギルド支部展望台〟から直線で狙える、〝魔物境界線の砦〟辺りを狙撃するのとは訳が違う。
「弾丸代はおれが持つ、幾ら使っても構わん!」
命あっての物種だ。後からリカルルに請求しても、文句は言わんだろ。
ふぉん♪
『ロォグ>一撃必殺アダマンタイト弾 100パケタ』
おれは辺りを探りながら、ソレを見た。
画面の中。蟹へ突き刺さる、一条の光。
蟹は小せぇ方の鋏で、ソレを軽く弾いた。
ふぉふぉふぉん♪
『ロォグ>一撃必殺アダマンタイト弾 100パケタ
>一撃必殺アダマンタイト弾 100パケタ
>一撃必殺アダマンタイト弾 100パケタ
>一撃必殺アダマンタイト弾 100パケタ
>一撃必殺アダマンタイト弾 100パケタ
>一撃必殺アダマンタイト弾 100パケタ
>一撃必殺アダマンタイト弾 100パケタ
>一撃必殺アダマンタイト弾 100パケタ』
上空から止め処なく、なだれ落ちていく光跡には――
美しささえ感じられる。
着弾まで2分も掛かっているというのに、避けられない所を見ると――
魔銃の魔法具いや、魔法杖としての機能は、正常に作動しているようだった。
だが、肝心の威力が足りず、あまり効いてないっぽい。
ふぉふぉふぉふぉふぉふぉん♪
『ロォグ>一撃必殺アダマンタイト弾 100パケタ
>一撃必殺アダマンタイト弾 100パケタ
>一撃必殺アダマンタイト弾 100パケタ
>一撃必殺アダマンタイト弾 100パケタ
>一撃必殺アダマンタイト弾 100パケタ
>一撃必殺アダマンタイト弾 100パケタ
>一撃必殺アダマンタイト弾 100パケタ
>一撃必殺アダマンタイト弾 100パケタ
>一撃必殺アダマンタイト弾 100パケタ
>一撃必殺アダマンタイト弾 100パケタ
>一撃必殺アダマンタイト弾 100パケタ
>一撃必殺アダマンタイト弾 100パケタ
>一撃必殺アダマンタイト弾 100パケタ
>一撃必殺アダマンタイト弾 100パケタ
>一撃必殺アダマンタイト弾 100パケタ』
『長銃オルタネーター専用 丸込め価格|(税抜き)』が、いつまでも止まらなくなった!
どーする迅雷い!?
ふぉん♪
『>>この際、より強力な弾丸を使用し、一気に殲滅せしめるのも手では無いかと』
じゃぁ、そう言っとけ!
どの道、万が一にも姫さんたちに、万一のことでも有りゃ――
猪蟹屋は営業停止の憂き目に遭う。
そうすりゃ、五百乃大角の飯――ひいては、惑星ヒースも一巻の終りを迎える。
「正面からぁっ、来るぞぉぉぉぉっ!!!――ニャァ♪」
こっちも変異種と、やり合ってる最中だ。
いつまでも東側ばかりを、気にしてる場合じゃなかった!
凄まじい地響き、切り立つ岩山。
苔むして木々が生えた背中を蠢かせ――
とんでもねぇ勢いで迫る巨体は――
とても人の手で葬れるとは思えん。
森の主の山より大きな姿、あれを先に見てなかったら――
この場に止まれは、しなかっただろう。
そう言う意味じゃ、此処にいる全員の胆力は、想定の埒外だった。
あまりのけたたましさに五百乃大角が、虎型ふ号の首元に落ちて挟まった。
「やぁーかぁーまーしぃーいぃーやぁーあああ-ぁーっ!!!」
一緒に落ちた薄板が――「「(カニカニカニカニッ――!!!!!!!!!!)」」
おれの腹の辺りで、喚き続けてやがる!
すぽすぽん――ヴッヴッ!
ふたつとも格納し、展開した。
ガチャゴロン――「ぎゃっふん!」
強化服虎型の頭の中、おれの顔の横。
放り出された五百乃大角が――「お姫ちゃーん、もしもしぃ?」
薄板を使うときの、呪文を吐く。
「ヴュザザッ――シガミーちゃん! リカルルさまがぁ、カニの変異種に挟まれてるけど、どーしようっ!?」
何奴も此奴も、うーるーせーえー!
タターの声が耳栓で、轟く。
薄板と耳栓と念話、轟雷を着てても、とっちらかるぜ!
「高速型ドローンノ配置が完了しまシた。大森林東端、上空ヨりの映像出ます」
ヴォゥゥゥン――ザザッ!
大きめの映像が目の前に現れ、直ぐに横に避けた。
「(ニゲルにも泥音を、持たせた筈だろ?)」
向こうへ着いてから随分と、時間が掛かったぞ!?
ふぉん♪
『>>はい。ですが、ドローンよりの映像を中継するためには、中間地点へのドローン配置が必要になります』
あー、そう言うアレか。
これでも、向こうから折り返してきた分は、早くなってる訳か。
ヴュザザザザザッ――――ウウウゥゥウンッ♪
轟雷を着たときは頭が冴えるだけじゃなくて、虎型の何倍も画面を広く使える。
ガキリッ――――ぶくぶくぶくぶく!!!!!
映像の中では、真っ青な巨大蟹が――「ウカカカカカッ♪――ニャァ♪」
いかん、あまりのことに、つい笑っちまったぜ!
赤い蝦みたいな小せえ餌……リカルルを巨大鋏で、つかんでやがる!
「ヴュゥン――だからぁっ、もしもしってぇー、なーんーでーすーのーっ!?」
あの甲冑――多目的機動戦闘四足歩行車両は、天狗役の猛攻にほぼ耐えた程の物だ。
あのお化け蟹がどれだけ強くても、そうそう壊せるもんじゃねぇ……はず。
ふぉん♪
『>>遊撃班の二人が変異種|(蟹)を目視確認|(ビジュアルチェック)したのは、間違いないようです』
そのようだぜ――ん?
蟹の足下に……何か居る?
おれの視線に合わせて――チィー、ヴュワワッ♪
拡大され一瞬、解像度を荒くしたソレは――
外套の裾を蟹足に踏まれ、身動きが取れない様子の――
傾国の魔物、悪逆令嬢ロットリンデだった。
ふぉん♪
『>>東側変異種の分析終了。甲羅高が推定約18メートル、鋏脚が推定約15メートル』
鋏の大きさが、尋常じゃねえな。
しかも魔法が碌に効かんとなれば、この有様でも無理はねぇ――つまり、マジやべぇ!
「ニゲルや村長は、何をしてやがるっ!?――ニャァ♪」
彼奴らなら、身の丈が三階建ての旅籠屋並みの蟹相手でも、渡り合えるだろうがっ!
いつものように、ご令嬢どもの尻をへらへらと、追いかけてるんじゃねぇだろぉなぁぁっ!?
「ザザッ――シガミー。村長さんは箱を、持っていないようだけど?」
オルコトリアの声。
確かに村長箱は、開かれてる様だ。
村長の腰に、ぶら下がる板ぺら。
ありゃぁ、村長箱を開いたときに、腰のベルトにぶら下げられる――
村長箱の……蓋みたいな奴だ。
つまり〝封鎖空間〟の中に、既に何かを閉じ込めたってことになる。
蟹の周りに居るのは――
岩壁に突き刺さった魔法杖に、狐火・仙火を放つ辺境伯名代ルリーロ。
狂ったように蟹に向かって馬の人形を投げつける、ラプトル王女殿下。
巨大な楔を担ぎ蟹へ突進する、鍛冶職人ワーフ。
そして果敢にも蟹の脚を数本、縄で絡め取り、二人のご令嬢たちを助けんとする勇姿――
まさかのおっさん――ミギアーフ卿。
あのおっさんはコントゥル辺境伯夫人で有るルリーロさまの前だと、冒険者として全盛期だった頃の――
精悍でふざけない、有能で一端の戦力と化すのだ。
そんな父上を助けようと、何かの呪文を唱えるフォチャカ嬢。
その背後を、おにぎり騎馬が走り回ってる。
この肝心なときに、ニゲルは何処行った!?
「あれ? あれって蟹さんじゃね?」
今更、何言ってやがる?
巨大蟹に、決まってるだろぉがぁ?
「ちがうちがう、おっきいのじゃなくてさぁ、周りにポロポロ落ちてるのって蟹さんじゃんかぁ♪」
はぁ? ポロポロ落ちてる?
辺境伯名代が魔法杖を引っこ抜こうとして、切り刻んだらしい岩壁の破片しか落ちてないだろが?
画面を目でつかみ、真ん中に引っ張りだして、よーく見た。
「んぅ? ひっくり返った蟹も、混じってるか?」
大きさで言やぁ、随分と小せぇ。
厨房迷宮で逃がした小せぇ方、それでも普通なら〝大蟹と言われる奴の、倍か三倍はある〟ようだが。
ふぉん♪
『>>類推になりますが、大量発生した小蟹を封じ込めたのでは?』
あり得るな。するとソレにニゲルが、巻き込まれたんだろうぜ。
どの道、居ない者を、あてには出来ん。
「オルコにタター! 見えてるなら余裕だろぉ! 其処から狙えやぁ!」
ドローンからの映像ほど鮮明では無いかもしれんが、あれだけの図体だ。
でかい方の鋏と足下を避けて、狙うことくらいは出来るだろう。
「(はい。〝【主観ロックオン】により発射された弾体は、スコープで捉えた物を必ず穿つ〟と書かれている以上、着弾までのタイムラグを物ともせず――命中させると思われます……たぶん)」
迅雷が念話を使うと、おれの周りは、酷くゆっくりになる。
遠くの岩山が揺れ、鳥が一斉に飛び立つ。
おれは目の前に生えていた太木を、ドドドンと駆け上がる。
念話中の轟雷は、まるで水の中を掻き進むようで――
多少、もどかしい。
「ザッ――ソレは構わないけど、速い弾は良いお値段って聞いてるけど?」
オルコトリアの落ち着いた声。
速い弾丸だぁとぉ!?
そうだぜ……遊撃隊が居る大森林中央から巨大蟹までの距離は、約200キロメートル強。
音の速さの5倍で弾丸を飛ばしても、約2分かかる計算になる。
〝ガムラン町ギルド支部展望台〟から直線で狙える、〝魔物境界線の砦〟辺りを狙撃するのとは訳が違う。
「弾丸代はおれが持つ、幾ら使っても構わん!」
命あっての物種だ。後からリカルルに請求しても、文句は言わんだろ。
ふぉん♪
『ロォグ>一撃必殺アダマンタイト弾 100パケタ』
おれは辺りを探りながら、ソレを見た。
画面の中。蟹へ突き刺さる、一条の光。
蟹は小せぇ方の鋏で、ソレを軽く弾いた。
ふぉふぉふぉん♪
『ロォグ>一撃必殺アダマンタイト弾 100パケタ
>一撃必殺アダマンタイト弾 100パケタ
>一撃必殺アダマンタイト弾 100パケタ
>一撃必殺アダマンタイト弾 100パケタ
>一撃必殺アダマンタイト弾 100パケタ
>一撃必殺アダマンタイト弾 100パケタ
>一撃必殺アダマンタイト弾 100パケタ
>一撃必殺アダマンタイト弾 100パケタ』
上空から止め処なく、なだれ落ちていく光跡には――
美しささえ感じられる。
着弾まで2分も掛かっているというのに、避けられない所を見ると――
魔銃の魔法具いや、魔法杖としての機能は、正常に作動しているようだった。
だが、肝心の威力が足りず、あまり効いてないっぽい。
ふぉふぉふぉふぉふぉふぉん♪
『ロォグ>一撃必殺アダマンタイト弾 100パケタ
>一撃必殺アダマンタイト弾 100パケタ
>一撃必殺アダマンタイト弾 100パケタ
>一撃必殺アダマンタイト弾 100パケタ
>一撃必殺アダマンタイト弾 100パケタ
>一撃必殺アダマンタイト弾 100パケタ
>一撃必殺アダマンタイト弾 100パケタ
>一撃必殺アダマンタイト弾 100パケタ
>一撃必殺アダマンタイト弾 100パケタ
>一撃必殺アダマンタイト弾 100パケタ
>一撃必殺アダマンタイト弾 100パケタ
>一撃必殺アダマンタイト弾 100パケタ
>一撃必殺アダマンタイト弾 100パケタ
>一撃必殺アダマンタイト弾 100パケタ
>一撃必殺アダマンタイト弾 100パケタ』
『長銃オルタネーター専用 丸込め価格|(税抜き)』が、いつまでも止まらなくなった!
どーする迅雷い!?
ふぉん♪
『>>この際、より強力な弾丸を使用し、一気に殲滅せしめるのも手では無いかと』
じゃぁ、そう言っとけ!
どの道、万が一にも姫さんたちに、万一のことでも有りゃ――
猪蟹屋は営業停止の憂き目に遭う。
そうすりゃ、五百乃大角の飯――ひいては、惑星ヒースも一巻の終りを迎える。
「正面からぁっ、来るぞぉぉぉぉっ!!!――ニャァ♪」
こっちも変異種と、やり合ってる最中だ。
いつまでも東側ばかりを、気にしてる場合じゃなかった!
凄まじい地響き、切り立つ岩山。
苔むして木々が生えた背中を蠢かせ――
とんでもねぇ勢いで迫る巨体は――
とても人の手で葬れるとは思えん。
森の主の山より大きな姿、あれを先に見てなかったら――
この場に止まれは、しなかっただろう。
そう言う意味じゃ、此処にいる全員の胆力は、想定の埒外だった。
0
お気に入りに追加
52
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
僕の家族は母様と母様の子供の弟妹達と使い魔達だけだよ?
闇夜の現し人(ヤミヨノウツシビト)
ファンタジー
ー 母さんは、「絶世の美女」と呼ばれるほど美しく、国の中で最も権力の強い貴族と呼ばれる公爵様の寵姫だった。
しかし、それをよく思わない正妻やその親戚たちに毒を盛られてしまった。
幸い発熱だけですんだがお腹に子が出来てしまった以上ここにいては危険だと判断し、仲の良かった侍女数名に「ここを離れる」と言い残し公爵家を後にした。
お母さん大好きっ子な主人公は、毒を盛られるという失態をおかした父親や毒を盛った親戚たちを嫌悪するがお母さんが日々、「家族で暮らしたい」と話していたため、ある出来事をきっかけに一緒に暮らし始めた。
しかし、自分が家族だと認めた者がいれば初めて見た者は跪くと言われる程の華の顔(カンバセ)を綻ばせ笑うが、家族がいなければ心底どうでもいいというような表情をしていて、人形の方がまだ表情があると言われていた。
『無能で無価値の稚拙な愚父共が僕の家族を名乗る資格なんて無いんだよ?』
さぁ、ここに超絶チートを持つ自分が認めた家族以外の生き物全てを嫌う主人公の物語が始まる。
〈念の為〉
稚拙→ちせつ
愚父→ぐふ
⚠︎注意⚠︎
不定期更新です。作者の妄想をつぎ込んだ作品です。
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
序盤でボコられるクズ悪役貴族に転生した俺、死にたくなくて強くなったら主人公にキレられました。 え? お前も転生者だったの? そんなの知らんし
水間ノボル🐳
ファンタジー
↑「お気に入りに追加」を押してくださいっ!↑
★2024/2/25〜3/3 男性向けホットランキング1位!
★2024/2/25 ファンタジージャンル1位!(24hポイント)
「主人公が俺を殺そうとしてくるがもう遅い。なぜか最強キャラにされていた~」
『醜い豚』
『最低のゴミクズ』
『無能の恥晒し』
18禁ゲーム「ドミナント・タクティクス」のクズ悪役貴族、アルフォンス・フォン・ヴァリエに転生した俺。
優れた魔術師の血統でありながら、アルフォンスは豚のようにデブっており、性格は傲慢かつ怠惰。しかも女の子を痛ぶるのが性癖のゴミクズ。
魔術の鍛錬はまったくしてないから、戦闘でもクソ雑魚であった。
ゲーム序盤で主人公にボコられて、悪事を暴かれて断罪される、ざまぁ対象であった。
プレイヤーをスカッとさせるためだけの存在。
そんな破滅の運命を回避するため、俺はレベルを上げまくって強くなる。
ついでに痩せて、女の子にも優しくなったら……なぜか主人公がキレ始めて。
「主人公は俺なのに……」
「うん。キミが主人公だ」
「お前のせいで原作が壊れた。絶対に許さない。お前を殺す」
「理不尽すぎません?」
原作原理主義の主人公が、俺を殺そうとしてきたのだが。
※ カクヨム様にて、異世界ファンタジージャンル表紙入り。5000スター、10000フォロワーを達成!
愚かな父にサヨナラと《完結》
アーエル
ファンタジー
「フラン。お前の方が年上なのだから、妹のために我慢しなさい」
父の言葉は最後の一線を越えてしまった。
その言葉が、続く悲劇を招く結果となったけど・・・
悲劇の本当の始まりはもっと昔から。
言えることはただひとつ
私の幸せに貴方はいりません
✈他社にも同時公開
【R18】異世界魔剣士のハーレム冒険譚~病弱青年は転生し、極上の冒険と性活を目指す~
泰雅
ファンタジー
病弱ひ弱な青年「青峰レオ」は、その悲惨な人生を女神に同情され、異世界に転生することに。
女神曰く、異世界で人生をしっかり楽しめということらしいが、何か裏がある予感も。
そんなことはお構いなしに才覚溢れる冒険者となり、女の子とお近づきになりまくる状況に。
冒険もエロも楽しみたい人向け、大人の異世界転生冒険活劇始まります。
・【♡(お相手の名前)】はとりあえずエロイことしています。悪しからず。
・【☆】は挿絵があります。AI生成なので細部などの再現は甘いですが、キャラクターのイメージをお楽しみください。
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体・思想・名称などとは一切関係ありません。
※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません
※この物語のえちちなシーンがある登場人物は全員18歳以上の設定です。
マイナー18禁乙女ゲームのヒロインになりました
東 万里央(あずま まりお)
恋愛
十六歳になったその日の朝、私は鏡の前で思い出した。この世界はなんちゃってルネサンス時代を舞台とした、18禁乙女ゲーム「愛欲のボルジア」だと言うことに……。私はそのヒロイン・ルクレツィアに転生していたのだ。
攻略対象のイケメンは五人。ヤンデレ鬼畜兄貴のチェーザレに男の娘のジョバンニ。フェロモン侍従のペドロに影の薄いアルフォンソ。大穴の変人両刀のレオナルド……。ハハッ、ロクなヤツがいやしねえ! こうなれば修道女ルートを目指してやる!
そんな感じで涙目で爆走するルクレツィアたんのお話し。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる