591 / 736
5:大森林観測村VSガムラン町
591:大森林観測所への道、悪逆令嬢あらわる
しおりを挟む
ごちん――何かが落ちた?
見れば浮かぶ球が、離れた所に落ちてやがるぜ。
おい、五百乃大角。巫山戯てる場合じゃねぇぞ!
ルリーロやニゲルに次いで、3人目の日の本生まれのお出ましだぜ!
(――自身を含めれば、四人目なのでは?――)
ばかやろう、それを言うなら五百乃大角を入れて五人目だろうが。
〝神々の世界〟というのはおれが死んだ、ずっと後の日の本だと聞いている。
ふぉん♪
『シガミー>迅雷、五百乃大角どこやった!?』
「(迅雷ぃ?)」
返事がねぇ?
こんなことは、前にもあった。
神域惑星に初めて、吹っ飛ばされたときとか――
「みぃつけぇーましたわぁー♪」
おれの肩口から、そんな声がした。
ヴヴヴヴヴッッ――――ゴドンガチャンガランガシャガチャッ!!!!!
くそっ、指輪と腕輪の中の得物を――
全部、ばら撒いちまったぜ!
おれは木の枝を、どんと蹴り――
山道の反対側へ飛んだ!
狂った偽のシシガニャンたちと違って、さっきの声の主は――
ほんのちょっと姿を消し一瞬で、数メートル離れた反対側に姿を現したところで――
おれを見失ってくれやしねぇだろうが。
「あら、これまさか? 日本刀?」
おれが落とした、作ったばかりの刀。
木の上まで一瞬で上ってきた魔術師の女が、落ちたソレに飛びついた。
おれはシシガニャンどもに切り倒された、木の幹の後ろに隠れる。
迅雷式隠れ蓑は昼日中に、何処にでも隠れられるような代物では無い。
それでも森に潜める柄に変えてあったから、もうこのままやり過ごす。
ガチャ――持ち上げられる小太刀。
おれは木の幹と、地面の間の――。
ささくれ立った切り跡のせいで出来た、わずかな隙間から――
細身のドレスに身を包む、女の姿を見た。
踵が、えらく高ぇ細靴が――カッカカン♪
こっちを向いた!
「あら居ない? 淑女の前から挨拶もなしに姿を消すなんて――よっと、私が躾けて差し上げても――」
暗器のように尖った踵で、落ちていた錫杖の鉄輪を跳ね上げる――
その脚の方がぁ、行儀が悪ぃんじゃねぇのかぁ?
しかし小太刀だけじゃなく、錫杖まで取られたぜ。
木の幹の裏。横たわらせた体は一切、動かせん。
動いたら殺られる。
顔を地に突っ伏し、土の匂いをひたすら嗅ぐ。
予備の錫杖を出そうにも、たぶん全部をばら撒いてきた。
カツコツッ――!
彼奴がこっちへ寄ってきたら、もう一度――
向こうの端まで裏側から戻り、錫杖を回収――
いや、あそこに落としてきた全部を、回収するかっ――!?
「びぃぃぃえっくしょひょほぉーい!」
木の葉が鼻の穴に入っ――ひょほぉーい!
畜生めっ!
ぎゅるっ――ズザザザッ!
四つ足の姿勢のまま、体を回し――ドガッ!
隠れていた倒木を、蹴り飛ばした!
そのまま、脇目も振らず――ズザッ、バッ!
山道の横端へ飛び込んだ!
フォワッ――目の前が霞で覆われる。
道の端から端へ、一瞬で飛んだ証拠だ。
背中から横端へ飛び込んだから――ガッ!
いまおれたちは、背中合わせに対峙してる。
ドンッ――蜻蛉を切った!
チャリリン、ガッシャッ――――!
草履の足で、落ちていた錫杖を跳ね上げる!
鳴る鉄輪。ぐるんぐるるんと、回る錫杖。
「ウカカッ♪」――ゆっくりと回るおれ。
倒の山道、倒の魔術師が――その細い背を晒してる。
この間に鉄輪を、ぐるるん、ぱっしぃん!
ぎらり――――――――――――――――――――――――――――――矢鱈と長い鉄棒。
一切の躊躇無く、そんなもんが突き込まれた!
フォォォォンッ――!
ッジャッリィィィン♪
長さも棘の数も負けてるが、形としちゃ迅雷と――独鈷杵と、そう変わらん!
ガッギャキキィィィィィインッ――――――――ぎらり!
斬り結ぶ刹那、振り返る女の――狂った双眸に照らされた。
ひゅぼぼぼぼぼぼごごごおごぅわぁぁぁぁぁっ――――――――――――――――――――!!
赤青緑橙紫な爆煙が、さらに爆煙を吐き――――ばっがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぉぅん!!!
炸裂する空中。
爆発を後ろに倒れることで、躱し――
ちっ、煙が追って来やがる!
迅雷戦の赤い甲冑とか、妖弧で見た四つ足の足運び。
脳裏をよぎる――その低い姿勢。
ぼごぁ、ぼごごぁ、ぼっごわわわわわぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!
転がり、転がり――錫杖を縦横にして跳ね、必死に這いつくばった。
「あら、素早いですのね。まるで小猿のようではなくって♪」
女の童の姿のおれを本気で、焼き尽くそうとしてやがるぜ!
細腰に道具をぶら下げる革紐に差し込まれた、おれの小太刀がガチャリと揺れる。
さっきおれの刀を、「日本刀」って言ってやがったよな?
つまり悪逆令嬢さまは、おれが死んだ元和から、ずっと後の時代を生きていたことになる。
「くすくすくすすっ、もっともっと、お逃げなさいな♪ 何だか楽しくなってきましたわっ♪」
やべぇ、こいつぁ――何時の……いや、何処の日の本生まれだ!?
「五の構――――」
爆発が伸びなくなった隙に、錫杖を突き立て――
体を起こす!
五の型は捌合の技。後の先による打突、体捌きによる攻防一体を体現する。
突き込まれる鉄棒を、両手をついて躱し――
ギャッリィィィィンッ!
立てた錫杖を軸にし、逆しまになる!
おれを見下ろす悪逆令嬢と、再び目が合った。
ギャシャン♪
鉄輪で鉄棒の棘を、絡め取った!
そのまま体重を掛け、ぐるんと一回り。
「きゃぁっ――!?」
姿勢を崩した魔術士から、鉄の棘棒をぶんどった!
ブォオン――――ガラガララァン♪
「――――フフフフフフッ、さ・す・が・は・宮廷魔導師、バレちゃぁ仕方が有りませんわっ! そうよ私が、かの悪名高い〝悪逆令嬢、吸血姫ロットリンデ〟よーー!」
ようやくその姿を、観察出来た。
女将さんほど、歳はいってねぇか?
えらく綺麗な女だが、顔つきが――
喧嘩を売るときの某母娘が如き、様相をしてやがる。
つまり……ニゲルが好きそうな顔ってことだ。
「おれぁ、宮廷魔導師なんかじゃねぇやい!」
ご令嬢の口調は、どこか芝居じみてる。
「聞く耳など、持ちませんわぁ――!」
――――ボムボムボボボボボボォム、ボボボムッワン!
彼女の手から噴き出す、大爆煙。
指の間から出る爆煙には、ひとつひとつ違った色が付いていた。
縞に☆に( ͡ᵔ ͜ʖ ͡ᵔ )。
この色味というか絵柄は、おれが知らんやつだ。
もし万が一、クエストが上手く運んだなら――
あの色味の作り方を、教わりてぇもんだぜ。
「この私の爆発魔法を躱すだなんて……小猿のように、かわいらしいメイドさんですわね♪」
頬に手を当て――チーン♪
値踏みをされた。
「お初に、お目に掛かるぜ。おれぁガムラン町で、商いをするシガミーだっぜ!」
錫杖を小脇に抱え、腰を落とし――前掛けをつまむ。
練習しておいて、良かったぜ!
「これはこれは、ご丁寧に。私は、ロットリンデ・ナァク・ルシランツェルと申しますわ♪」
腰を落とし細身のドレスの裾を、軽く持ち上げる仕草。
その所作は、リオレイニア並に堂に入っていて――
「さすがは、ご令嬢さまだぜ。おれの付け焼き刃の行儀とわぁ、雲泥の差だ」
ただただ、圧倒された。
「よして下さる? 私も良い年ですので、ミス・ロットリンデと呼んで下さいな」
落ちた鉄棒まで歩いて行く、、御簾路頭厘手。
あれも魔法が出るってことは、魔法杖なんだろうが――
無くても平気で、大爆発を放ってた。
リオレイニアでさえ、小せぇ魔法杖を使うってのによ。
鉄棒の端の棘を、踵の棘で――ガチィィン♪
踏みつけられた鉄棒が、ぐるんと跳ね上がる。
ガンッ――ガラランッ♪
粉砕された椅子の脚も蹴飛ばされ、小石の上に乗る。
ゴッドッンッ!
椅子の脚の縁に乗った鉄棒は倒れること無く――ぴたり。
片足で相当重い、鉄の魔法杖を蹴り上げ――
地面に落ちてた、椅子の脚の上で――
釣り合いを、取りやがったっ!
くそう、こいつも剣豪並の、体捌きを習得してやがるのか。
侮れねぇぜ! こういう、しゃらあしゃらの境地にいる女どもわぁ!
見れば浮かぶ球が、離れた所に落ちてやがるぜ。
おい、五百乃大角。巫山戯てる場合じゃねぇぞ!
ルリーロやニゲルに次いで、3人目の日の本生まれのお出ましだぜ!
(――自身を含めれば、四人目なのでは?――)
ばかやろう、それを言うなら五百乃大角を入れて五人目だろうが。
〝神々の世界〟というのはおれが死んだ、ずっと後の日の本だと聞いている。
ふぉん♪
『シガミー>迅雷、五百乃大角どこやった!?』
「(迅雷ぃ?)」
返事がねぇ?
こんなことは、前にもあった。
神域惑星に初めて、吹っ飛ばされたときとか――
「みぃつけぇーましたわぁー♪」
おれの肩口から、そんな声がした。
ヴヴヴヴヴッッ――――ゴドンガチャンガランガシャガチャッ!!!!!
くそっ、指輪と腕輪の中の得物を――
全部、ばら撒いちまったぜ!
おれは木の枝を、どんと蹴り――
山道の反対側へ飛んだ!
狂った偽のシシガニャンたちと違って、さっきの声の主は――
ほんのちょっと姿を消し一瞬で、数メートル離れた反対側に姿を現したところで――
おれを見失ってくれやしねぇだろうが。
「あら、これまさか? 日本刀?」
おれが落とした、作ったばかりの刀。
木の上まで一瞬で上ってきた魔術師の女が、落ちたソレに飛びついた。
おれはシシガニャンどもに切り倒された、木の幹の後ろに隠れる。
迅雷式隠れ蓑は昼日中に、何処にでも隠れられるような代物では無い。
それでも森に潜める柄に変えてあったから、もうこのままやり過ごす。
ガチャ――持ち上げられる小太刀。
おれは木の幹と、地面の間の――。
ささくれ立った切り跡のせいで出来た、わずかな隙間から――
細身のドレスに身を包む、女の姿を見た。
踵が、えらく高ぇ細靴が――カッカカン♪
こっちを向いた!
「あら居ない? 淑女の前から挨拶もなしに姿を消すなんて――よっと、私が躾けて差し上げても――」
暗器のように尖った踵で、落ちていた錫杖の鉄輪を跳ね上げる――
その脚の方がぁ、行儀が悪ぃんじゃねぇのかぁ?
しかし小太刀だけじゃなく、錫杖まで取られたぜ。
木の幹の裏。横たわらせた体は一切、動かせん。
動いたら殺られる。
顔を地に突っ伏し、土の匂いをひたすら嗅ぐ。
予備の錫杖を出そうにも、たぶん全部をばら撒いてきた。
カツコツッ――!
彼奴がこっちへ寄ってきたら、もう一度――
向こうの端まで裏側から戻り、錫杖を回収――
いや、あそこに落としてきた全部を、回収するかっ――!?
「びぃぃぃえっくしょひょほぉーい!」
木の葉が鼻の穴に入っ――ひょほぉーい!
畜生めっ!
ぎゅるっ――ズザザザッ!
四つ足の姿勢のまま、体を回し――ドガッ!
隠れていた倒木を、蹴り飛ばした!
そのまま、脇目も振らず――ズザッ、バッ!
山道の横端へ飛び込んだ!
フォワッ――目の前が霞で覆われる。
道の端から端へ、一瞬で飛んだ証拠だ。
背中から横端へ飛び込んだから――ガッ!
いまおれたちは、背中合わせに対峙してる。
ドンッ――蜻蛉を切った!
チャリリン、ガッシャッ――――!
草履の足で、落ちていた錫杖を跳ね上げる!
鳴る鉄輪。ぐるんぐるるんと、回る錫杖。
「ウカカッ♪」――ゆっくりと回るおれ。
倒の山道、倒の魔術師が――その細い背を晒してる。
この間に鉄輪を、ぐるるん、ぱっしぃん!
ぎらり――――――――――――――――――――――――――――――矢鱈と長い鉄棒。
一切の躊躇無く、そんなもんが突き込まれた!
フォォォォンッ――!
ッジャッリィィィン♪
長さも棘の数も負けてるが、形としちゃ迅雷と――独鈷杵と、そう変わらん!
ガッギャキキィィィィィインッ――――――――ぎらり!
斬り結ぶ刹那、振り返る女の――狂った双眸に照らされた。
ひゅぼぼぼぼぼぼごごごおごぅわぁぁぁぁぁっ――――――――――――――――――――!!
赤青緑橙紫な爆煙が、さらに爆煙を吐き――――ばっがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぉぅん!!!
炸裂する空中。
爆発を後ろに倒れることで、躱し――
ちっ、煙が追って来やがる!
迅雷戦の赤い甲冑とか、妖弧で見た四つ足の足運び。
脳裏をよぎる――その低い姿勢。
ぼごぁ、ぼごごぁ、ぼっごわわわわわぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!
転がり、転がり――錫杖を縦横にして跳ね、必死に這いつくばった。
「あら、素早いですのね。まるで小猿のようではなくって♪」
女の童の姿のおれを本気で、焼き尽くそうとしてやがるぜ!
細腰に道具をぶら下げる革紐に差し込まれた、おれの小太刀がガチャリと揺れる。
さっきおれの刀を、「日本刀」って言ってやがったよな?
つまり悪逆令嬢さまは、おれが死んだ元和から、ずっと後の時代を生きていたことになる。
「くすくすくすすっ、もっともっと、お逃げなさいな♪ 何だか楽しくなってきましたわっ♪」
やべぇ、こいつぁ――何時の……いや、何処の日の本生まれだ!?
「五の構――――」
爆発が伸びなくなった隙に、錫杖を突き立て――
体を起こす!
五の型は捌合の技。後の先による打突、体捌きによる攻防一体を体現する。
突き込まれる鉄棒を、両手をついて躱し――
ギャッリィィィィンッ!
立てた錫杖を軸にし、逆しまになる!
おれを見下ろす悪逆令嬢と、再び目が合った。
ギャシャン♪
鉄輪で鉄棒の棘を、絡め取った!
そのまま体重を掛け、ぐるんと一回り。
「きゃぁっ――!?」
姿勢を崩した魔術士から、鉄の棘棒をぶんどった!
ブォオン――――ガラガララァン♪
「――――フフフフフフッ、さ・す・が・は・宮廷魔導師、バレちゃぁ仕方が有りませんわっ! そうよ私が、かの悪名高い〝悪逆令嬢、吸血姫ロットリンデ〟よーー!」
ようやくその姿を、観察出来た。
女将さんほど、歳はいってねぇか?
えらく綺麗な女だが、顔つきが――
喧嘩を売るときの某母娘が如き、様相をしてやがる。
つまり……ニゲルが好きそうな顔ってことだ。
「おれぁ、宮廷魔導師なんかじゃねぇやい!」
ご令嬢の口調は、どこか芝居じみてる。
「聞く耳など、持ちませんわぁ――!」
――――ボムボムボボボボボボォム、ボボボムッワン!
彼女の手から噴き出す、大爆煙。
指の間から出る爆煙には、ひとつひとつ違った色が付いていた。
縞に☆に( ͡ᵔ ͜ʖ ͡ᵔ )。
この色味というか絵柄は、おれが知らんやつだ。
もし万が一、クエストが上手く運んだなら――
あの色味の作り方を、教わりてぇもんだぜ。
「この私の爆発魔法を躱すだなんて……小猿のように、かわいらしいメイドさんですわね♪」
頬に手を当て――チーン♪
値踏みをされた。
「お初に、お目に掛かるぜ。おれぁガムラン町で、商いをするシガミーだっぜ!」
錫杖を小脇に抱え、腰を落とし――前掛けをつまむ。
練習しておいて、良かったぜ!
「これはこれは、ご丁寧に。私は、ロットリンデ・ナァク・ルシランツェルと申しますわ♪」
腰を落とし細身のドレスの裾を、軽く持ち上げる仕草。
その所作は、リオレイニア並に堂に入っていて――
「さすがは、ご令嬢さまだぜ。おれの付け焼き刃の行儀とわぁ、雲泥の差だ」
ただただ、圧倒された。
「よして下さる? 私も良い年ですので、ミス・ロットリンデと呼んで下さいな」
落ちた鉄棒まで歩いて行く、、御簾路頭厘手。
あれも魔法が出るってことは、魔法杖なんだろうが――
無くても平気で、大爆発を放ってた。
リオレイニアでさえ、小せぇ魔法杖を使うってのによ。
鉄棒の端の棘を、踵の棘で――ガチィィン♪
踏みつけられた鉄棒が、ぐるんと跳ね上がる。
ガンッ――ガラランッ♪
粉砕された椅子の脚も蹴飛ばされ、小石の上に乗る。
ゴッドッンッ!
椅子の脚の縁に乗った鉄棒は倒れること無く――ぴたり。
片足で相当重い、鉄の魔法杖を蹴り上げ――
地面に落ちてた、椅子の脚の上で――
釣り合いを、取りやがったっ!
くそう、こいつも剣豪並の、体捌きを習得してやがるのか。
侮れねぇぜ! こういう、しゃらあしゃらの境地にいる女どもわぁ!
0
お気に入りに追加
51
あなたにおすすめの小説
無限に進化を続けて最強に至る
お寿司食べたい
ファンタジー
突然、居眠り運転をしているトラックに轢かれて異世界に転生した春風 宝。そこで女神からもらった特典は「倒したモンスターの力を奪って無限に強くなる」だった。
※よくある転生ものです。良ければ読んでください。 不定期更新 初作 小説家になろうでも投稿してます。 文章力がないので悪しからず。優しくアドバイスしてください。
改稿したので、しばらくしたら消します
断腸の思いで王家に差し出した孫娘が婚約破棄されて帰ってきた
兎屋亀吉
恋愛
ある日王家主催のパーティに行くといって出かけた孫娘のエリカが泣きながら帰ってきた。買ったばかりのドレスは真っ赤なワインで汚され、左頬は腫れていた。話を聞くと王子に婚約を破棄され、取り巻きたちに酷いことをされたという。許せん。戦じゃ。この命燃え尽きようとも、必ずや王家を滅ぼしてみせようぞ。
無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。
Sランク昇進を記念して追放された俺は、追放サイドの令嬢を助けたことがきっかけで、彼女が押しかけ女房のようになって困る!
仁徳
ファンタジー
シロウ・オルダーは、Sランク昇進をきっかけに赤いバラという冒険者チームから『スキル非所持の無能』とを侮蔑され、パーティーから追放される。
しかし彼は、異世界の知識を利用して新な魔法を生み出すスキル【魔学者】を使用できるが、彼はそのスキルを隠し、無能を演じていただけだった。
そうとは知らずに、彼を追放した赤いバラは、今までシロウのサポートのお陰で強くなっていたことを知らずに、ダンジョンに挑む。だが、初めての敗北を経験したり、その後借金を背負ったり地位と名声を失っていく。
一方自由になったシロウは、新な町での冒険者活動で活躍し、一目置かれる存在となりながら、追放したマリーを助けたことで惚れられてしまう。手料理を振る舞ったり、背中を流したり、それはまるで押しかけ女房だった!
これは、チート能力を手に入れてしまったことで、無能を演じたシロウがパーティーを追放され、その後ソロとして活躍して無双すると、他のパーティーから追放されたエルフや魔族といった様々な追放少女が集まり、いつの間にかハーレムパーティーを結成している物語!
お花畑な母親が正当な跡取りである兄を差し置いて俺を跡取りにしようとしている。誰か助けて……
karon
ファンタジー
我が家にはおまけがいる。それは俺の兄、しかし兄はすべてに置いて俺に勝っており、俺は凡人以下。兄を差し置いて俺が跡取りになったら俺は詰む。何とかこの状況から逃げ出したい。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
王宮で汚職を告発したら逆に指名手配されて殺されかけたけど、たまたま出会ったメイドロボに転生者の技術力を借りて反撃します
有賀冬馬
ファンタジー
王国貴族ヘンリー・レンは大臣と宰相の汚職を告発したが、逆に濡れ衣を着せられてしまい、追われる身になってしまう。
妻は宰相側に寝返り、ヘンリーは女性不信になってしまう。
さらに差し向けられた追手によって左腕切断、毒、呪い状態という満身創痍で、命からがら雪山に逃げ込む。
そこで力尽き、倒れたヘンリーを助けたのは、奇妙なメイド型アンドロイドだった。
そのアンドロイドは、かつて大賢者と呼ばれた転生者の技術で作られたメイドロボだったのだ。
現代知識チートと魔法の融合技術で作られた義手を与えられたヘンリーが、独立勢力となって王国の悪を蹴散らしていく!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる