445 / 740
4:龍撃の学院
445:コントゥル家家宝(ジンライ)、VS完全フル装備リカルルその2
しおりを挟む
「横取りするみたいでぇ、オルコトリアにわるいかしらねぇぇぇ――最愛の宿敵に膝をつかせてしまうな・ん・てぇー、くーすくすくす♪」
そういや化け兎退治のとき、姫さんとも一悶着あったっけな。
すっげぇー……楽しそうだぜ。
おれはニゲル青年を、心の底から尊敬する。
「カカカカッ――――ガムラン最凶と謳われた、その絶技見せてみよっ!」
手甲の先の機械腕(大)で、落ちてきた〝蹄のロッド〟をつかむ天狗・細身の大鎧【片喰】。
ぽこん♪
『亥の目シリーズ一式【片喰・蹄】
伝説級の魔物を象った武器防具一式。
攻撃力320。
防御力3280。
条件効果/【片喰】この鎧を攻撃した対象に、状態異常〝♡〟を付与。
♡状態となった対象への魔法攻撃は、一切通らなくなる。
追加攻撃/戦闘状態が解除されるまでに、文様を完成させることで、
対象の残存HPに応じた一撃を、放てるようになる』
天狗が〝蹄のロッド〟をつかんだら、上級鑑定《じょうきゅうかんてい》結果が更新されたが――
敵を魔法攻撃に対して無敵にする、状態異常〝♡〟ってのがさっぱり意味がわからん。
敵を強くして、どーするつもりだ?
さすがは、ミノタウ装備としか言いようがねぇ。
「コンコォン――♪」
「クカカカッ――!」
対峙する狐娘と、テーティファクト天狗。
迅雷が折られることはねぇから、心配はいらねぇが――
まずは姫さんの剣を、鑑定しとく。
ふぉふぉん♪
『まがい物の聖剣【匠スペシャル】
攻撃力287。聖剣の柄を再利用した業物。
剣速に補正が付くが、攻撃力は高級品並み。
度重なる修復により、強度UP。
追加効果/AGI+78』
まえにおれが収納魔法具で、自動的に直したときのままだ。
ひたすらに速ぇ剣で、あの切っ先はスキル無しでも一瞬で飛んでくる。
「――ココォォン」
ぼっごぉぉぉぅわぁぁぁぁぁぁぁっ――――――――!!
んなっ、機械の尾から吹き出す――狐火!
あの甲冑なぁ。なんでかうまく鑑定できねぇんだよなぁ。
出来ねぇというか、気が逸れるというか。
ふぉふぉふぉん♪
『朱狐シリーズ【多目的機動戦闘四足歩行車両】
古より伝わる最古のアーティファクト。
攻撃力{…算出中}。防御力{…算出中}。
条件効果/搭乗者の総合評価により変化。
追加攻撃/搭乗者の{■■■■}に応じ算出。』
お? 初めてまともに見れたが――どういうわけだこいつぁ?
数字が読めんし、読めねぇ文字もありやがる。
それと字面が、『極所作業用汎用強化服』に似てね?
ふぉふぉん♪
『>リオレイニアの仮面が追加されたことでAOSが、
システムの再構築を行っているようです。
それと類推になりますが、最古のアーティファクトと言うことは、
イオノファラーの兄、オノハラレン謹製の疑いがあります。」
兄神さまかっ!
たしかルリーロの装備を、作ったとか言ってたな。
じゃぁ派手な甲冑も、そうだってことか。
なら、そうとう凝った作りのはず。
しかも妖狐のための、装備だったってこったろぉ?
なら、おれと戦ったときの、四つ足と尻尾の動きを参考にしろ!
ふぉん♪
『>了解です』
ガリガリガリリッ――――突きたてられた爪が、石床を削る。
ぼっごぉぉぉぅわぁぁぁぁぁぁぁっ――――――――!!
機械の尾から吹き出す――狐火の勢いは止まらねぇ!
対魔王結界の端まで届く、青白い尾。
「いきますわよ、テェーング・さ・まっ――――!」
石床を割るほど踏みしめていた、靴と手甲の鉤爪。
ソレがガッガンッと、抜きとられた。
その場に止まったのは、一瞬。
ギャギャガギャギィィッィンッ――――――――――――――――!!!!
散る火花。
上下を入れ替える――七天抜刀根術・六の型。
ドッゴゴゴゴォォォォォォォンッ!
狐火の勢いで体を飛ばしてきた、妖狐の娘。
それを、おれが前世で培った僧兵としての集大成。
根を使った飛翔技で、華麗に避ける天狗役。
蹄のロッドを弾かれながらも、天井をガガンッと高下駄……じゃねぇや、大鎧の靴で踏みつけた。
天井に張りついてる所を見ると、栴檀草の形状を靴裏に塗ったようだ。
やろうと思えば、ずっと蝙蝠みてぇにぶら下がっていられる。
ふぉん♪
『>量子記述的に再配置された、表面構造を塗布してありますが、
演算単位の使用もなしに、生身の体で同様に張りつくことは、
本来、不可能です。』
不可能だぁ? おれぁ天井に張りついて、すべることも出来るぞ?
たしかにコツは、要るが――
ドゴガガガァン――――!
まるで大筒を撃たれたような、騒音。
爆発する壁。突き刺さる、赤い狐。
ふぉん♪
『>壁に張りつくなら、あのように爪を突きたてる必要があります』
じゃぁやっぱり、このシガミーの体が異様なまでに、研ぎ澄まされてるんだな。
グリン、グリン?
壁に張りついた赤い狐耳が、天狗を探して首を回している。
「あら? どこォ――ON!」
「どこ行った」の口ぶりで、真言を唱えやがった。
まだ血の使い方を習ったばかりだろぉっ!
ぎちり――――――――シュッボゥ!
ドーム状の中央を分断していた、リカルルが残した狐火。
ごぉぉぉぉぉぉぉっぉぉわわわわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ――――――――――――!!!
その熱のない炎が風に煽られたように、広がっていく。
「(ちっ、燃えやしねぇが、おれぁ逃げるぞ!)」
ヴッ――――くるくる、じゃりぃぃんっ♪
迫り来る仄暗い炎を、高下駄で跳び越え――
錫杖を、力一杯――ガカンッ!
師に習って六の型。を使って、階段まで跳んだ。
「ココォォォォン――――!!!」
カシャカシャカシャカシャ、カシャカシャカシャカシャ!
左右に振られる一対の、機械の尾。
ぼっごぉぉぉぉぉぉわぁぁぁぁぁぁぁあぁっ――――!
すべての石床を青く染めた命の灯火が――――ギュルルルウルルルッ!
渦を描いた!
ギラァァン――――!
階段の足下が光った。
おれを狙ったのかと思ったが、違う――
「〝狐火・仙花〟――じゃねぇ!?」
標的をめがけ直進、もしくは曲進するはずの――
超高温の熱を帯びた、鬼火怪光線。
それがドームの周囲を巡るように、弧を描いている。
その端はなく、輪になって繋がっていた。
まるでおれが真言を使うときに描く――
真円のように。
そういや化け兎退治のとき、姫さんとも一悶着あったっけな。
すっげぇー……楽しそうだぜ。
おれはニゲル青年を、心の底から尊敬する。
「カカカカッ――――ガムラン最凶と謳われた、その絶技見せてみよっ!」
手甲の先の機械腕(大)で、落ちてきた〝蹄のロッド〟をつかむ天狗・細身の大鎧【片喰】。
ぽこん♪
『亥の目シリーズ一式【片喰・蹄】
伝説級の魔物を象った武器防具一式。
攻撃力320。
防御力3280。
条件効果/【片喰】この鎧を攻撃した対象に、状態異常〝♡〟を付与。
♡状態となった対象への魔法攻撃は、一切通らなくなる。
追加攻撃/戦闘状態が解除されるまでに、文様を完成させることで、
対象の残存HPに応じた一撃を、放てるようになる』
天狗が〝蹄のロッド〟をつかんだら、上級鑑定《じょうきゅうかんてい》結果が更新されたが――
敵を魔法攻撃に対して無敵にする、状態異常〝♡〟ってのがさっぱり意味がわからん。
敵を強くして、どーするつもりだ?
さすがは、ミノタウ装備としか言いようがねぇ。
「コンコォン――♪」
「クカカカッ――!」
対峙する狐娘と、テーティファクト天狗。
迅雷が折られることはねぇから、心配はいらねぇが――
まずは姫さんの剣を、鑑定しとく。
ふぉふぉん♪
『まがい物の聖剣【匠スペシャル】
攻撃力287。聖剣の柄を再利用した業物。
剣速に補正が付くが、攻撃力は高級品並み。
度重なる修復により、強度UP。
追加効果/AGI+78』
まえにおれが収納魔法具で、自動的に直したときのままだ。
ひたすらに速ぇ剣で、あの切っ先はスキル無しでも一瞬で飛んでくる。
「――ココォォン」
ぼっごぉぉぉぅわぁぁぁぁぁぁぁっ――――――――!!
んなっ、機械の尾から吹き出す――狐火!
あの甲冑なぁ。なんでかうまく鑑定できねぇんだよなぁ。
出来ねぇというか、気が逸れるというか。
ふぉふぉふぉん♪
『朱狐シリーズ【多目的機動戦闘四足歩行車両】
古より伝わる最古のアーティファクト。
攻撃力{…算出中}。防御力{…算出中}。
条件効果/搭乗者の総合評価により変化。
追加攻撃/搭乗者の{■■■■}に応じ算出。』
お? 初めてまともに見れたが――どういうわけだこいつぁ?
数字が読めんし、読めねぇ文字もありやがる。
それと字面が、『極所作業用汎用強化服』に似てね?
ふぉふぉん♪
『>リオレイニアの仮面が追加されたことでAOSが、
システムの再構築を行っているようです。
それと類推になりますが、最古のアーティファクトと言うことは、
イオノファラーの兄、オノハラレン謹製の疑いがあります。」
兄神さまかっ!
たしかルリーロの装備を、作ったとか言ってたな。
じゃぁ派手な甲冑も、そうだってことか。
なら、そうとう凝った作りのはず。
しかも妖狐のための、装備だったってこったろぉ?
なら、おれと戦ったときの、四つ足と尻尾の動きを参考にしろ!
ふぉん♪
『>了解です』
ガリガリガリリッ――――突きたてられた爪が、石床を削る。
ぼっごぉぉぉぅわぁぁぁぁぁぁぁっ――――――――!!
機械の尾から吹き出す――狐火の勢いは止まらねぇ!
対魔王結界の端まで届く、青白い尾。
「いきますわよ、テェーング・さ・まっ――――!」
石床を割るほど踏みしめていた、靴と手甲の鉤爪。
ソレがガッガンッと、抜きとられた。
その場に止まったのは、一瞬。
ギャギャガギャギィィッィンッ――――――――――――――――!!!!
散る火花。
上下を入れ替える――七天抜刀根術・六の型。
ドッゴゴゴゴォォォォォォォンッ!
狐火の勢いで体を飛ばしてきた、妖狐の娘。
それを、おれが前世で培った僧兵としての集大成。
根を使った飛翔技で、華麗に避ける天狗役。
蹄のロッドを弾かれながらも、天井をガガンッと高下駄……じゃねぇや、大鎧の靴で踏みつけた。
天井に張りついてる所を見ると、栴檀草の形状を靴裏に塗ったようだ。
やろうと思えば、ずっと蝙蝠みてぇにぶら下がっていられる。
ふぉん♪
『>量子記述的に再配置された、表面構造を塗布してありますが、
演算単位の使用もなしに、生身の体で同様に張りつくことは、
本来、不可能です。』
不可能だぁ? おれぁ天井に張りついて、すべることも出来るぞ?
たしかにコツは、要るが――
ドゴガガガァン――――!
まるで大筒を撃たれたような、騒音。
爆発する壁。突き刺さる、赤い狐。
ふぉん♪
『>壁に張りつくなら、あのように爪を突きたてる必要があります』
じゃぁやっぱり、このシガミーの体が異様なまでに、研ぎ澄まされてるんだな。
グリン、グリン?
壁に張りついた赤い狐耳が、天狗を探して首を回している。
「あら? どこォ――ON!」
「どこ行った」の口ぶりで、真言を唱えやがった。
まだ血の使い方を習ったばかりだろぉっ!
ぎちり――――――――シュッボゥ!
ドーム状の中央を分断していた、リカルルが残した狐火。
ごぉぉぉぉぉぉぉっぉぉわわわわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ――――――――――――!!!
その熱のない炎が風に煽られたように、広がっていく。
「(ちっ、燃えやしねぇが、おれぁ逃げるぞ!)」
ヴッ――――くるくる、じゃりぃぃんっ♪
迫り来る仄暗い炎を、高下駄で跳び越え――
錫杖を、力一杯――ガカンッ!
師に習って六の型。を使って、階段まで跳んだ。
「ココォォォォン――――!!!」
カシャカシャカシャカシャ、カシャカシャカシャカシャ!
左右に振られる一対の、機械の尾。
ぼっごぉぉぉぉぉぉわぁぁぁぁぁぁぁあぁっ――――!
すべての石床を青く染めた命の灯火が――――ギュルルルウルルルッ!
渦を描いた!
ギラァァン――――!
階段の足下が光った。
おれを狙ったのかと思ったが、違う――
「〝狐火・仙花〟――じゃねぇ!?」
標的をめがけ直進、もしくは曲進するはずの――
超高温の熱を帯びた、鬼火怪光線。
それがドームの周囲を巡るように、弧を描いている。
その端はなく、輪になって繋がっていた。
まるでおれが真言を使うときに描く――
真円のように。
0
お気に入りに追加
54
あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス
R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。
そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。
最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。
そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。
※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※

元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します
ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!!
カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。

クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~
いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。
他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。
「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。
しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。
1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化!
自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働!
「転移者が世界を良くする?」
「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」
追放された少年の第2の人生が、始まる――!
※本作品は他サイト様でも掲載中です。

貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる