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第14話 コンサート
しおりを挟む今日は1日中、ずっとひろちゃんと一緒に居れるので、嬉しくて朝からはりきってお出かけの準備をしていた
なんと言っても今日は夕方からBダッシュのコンサートを観にドームに行くのだ!
Bダッシュは私がめちゃくちゃ好きなミュージシャンで、前々からのファンであり以前からずっとファンクラブにも入っていたのだ!
その甲斐あって今日のシートはかなりいい場所であり、しかもステージにかなり近い所なのだ
ひろちゃんはこういったコンサートには行ったことがないと言ってたので、一緒に楽しんで貰えたらと思い今回、私がチケットを押さえた
ひろちゃんが私を昼前に迎えに来て、それから一緒に車でドームの近くまで行く様にしていた
メールが入り、下の駐車場に着いたそうだ
私の準備は出来ていたので、すぐにひろちゃんが待つ駐車場へ向かい車に乗り込んでキスをする
『おはよぉ、ひろちゃん!』
「おはよう、美里!」
それからドーム近くの商業施設に移動して車を駐車場に止める
映画館やいろんなテナントがたくさん入っているので、そこで開場する時間になるまでいろいろ観て遊んで食事して時間を潰す
開場の時間になったので、飲み物だけ買ってドームに入り持ち物検査が終わり私達の座席に行くと、ステージからめちゃくちゃ近い所だった
いわゆる目と鼻の先にある位置だ!
時間となり開演すると周りの雰囲気もあって、座席なんて関係なくなり、周りのみんなもずっと立ちっぱなしの状態で声を上げている
みんながみんなペンライトを掲げて口ずさみ、Bダッシュと開場内にいるみんなが一体感となりボルテージは最高潮で飛び跳ねる
あっという間の3時間が過ぎドームを後にする
それから私とひろちゃんは車で私の家に向かうが、家に着くまで2人ともずっとハイテンションで今日の歌を口ずさみコンサートの事で盛り上がっていた
そして、ひろちゃんがBダッシュのファンになったのはこの日からだった
明日はまったりとひろちゃん家で過ごす為、今日はそのまま私の家に送ってもらうが、そのまま家に向かわず進路を変更して、近くのちょっとした夜景が観えるあまり人気がない場所に行き、人気がない所に車を止める
それから暫く2人で夜景を眺めながら、ひろちゃんがフロントガラスの所に日除けのサンシェードをしてからそっとキスをしてくる
そしてそのまま座席のシートを倒され合体行為に及ぶ
大好きだよ、ひろちゃん!
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