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死の大陸編 青年期
第227話. ポッチャリ
しおりを挟む「リン様、どうかされましたか⁉︎」
「いや、ローズヴィックには是非とも寄らせてもらうよ」
「はい!いつでもお気軽に寄られて下さい」
「リン様!その時は私達も伺いますので、絶対に来て下さい!!」
「リン!本当にありがとう!リンには何から何まで助けてもらって感謝してもしてもしきれない位だ!!」
次なる目的地が決まったので、その前に拠点に戻ってから霊峰山向かう為、何かと忙しいのでミレンに最後の挨拶をしてから部屋を出て、待ちくたびれてるだろうアースとエミリーの所に戻る
この馬鹿犬・・・・まだ食べている
心なしか見た目がポッチャリになってきてないかい
「リン様、もう大丈夫ですか⁉︎」
「うん、挨拶も終わったから行こうか!」
「はい、分かりました」
「アース行くよ!」
「うん、分かったぁ!」
アースも食後の運動をしなくちゃね!
「えぇー!!」
「アース様、一緒に行きましょうか」
「うん、エミリー!」
おいおいおいおい、何か対応に差が出てきてないかい
準備が整い建物を出ると周りには鬼人族と巨人族が片膝をついた姿勢で待っていた
そんな、見送りはいいのに
「じゃあ、リューキ、バルサ、シュレン、ラキ、サキ、シモン……またね!!」
「リン様が今度、訪れる日を心待ちにしております」
「じゃっ!!」
エミリーもアースも一緒に右手を上げて
「じゃっ!!」
そして僕達は巨人族の地を飛び立った
次に向かうは拠点
1度拠点に戻って放置飼育の状況を確認してから霊峰山に行く事にしている
今日はエミリーを鍛えながら、最速飛行で移動してもらっている
巨人族の里をお昼前には出たので、今の速度で行けばあと2時間位で着くだろう
行きからしたら、1時間位は早めに着きそうだったので、流石エルフといった所か!
いや、違うな!エミリーが優秀なんだろう
僕が言った事を素直に受け入れ、すぐに順応出来る所は本当に素晴らしい
飛行中であっても、ただ飛んでいるだけでなく、いろいろとエミリーに課題を出しながら効率よく鍛える
エミリーからして見れば高速飛行しなければいけないので、飛行に集中しながらも他の事をさせられ、ちょいちょい集中が途切れては落下する事もあった
そうこうしてると拠点が観えてくる
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