転移失敗!!此処は何処?僕は誰?

I&Rin

文字の大きさ
上 下
219 / 260
死の大陸編 青年期

第215話. 神⁉︎

しおりを挟む


 アース達はリューキとバルサが戦っていた闘技場の所にいて、そこには沢山の巨人族と到着したばかりの鬼人族もいて、すでにみんな飲んで食べて騒いでいる

 僕がやって来た事で、その場にいた巨人族と鬼人族が1段と盛り上がり、みんなが和気藹々わきあいあいと楽しんでいる

 案の定、アースの前には沢山のお肉と食事が出されており、脇目も振らず無我夢中で食べている

 「リン様、終わられたのですか⁉︎」

 「それがまだかかりそうなんだよね!」

 「アースが食べてるのはエミリーが作ったの⁉︎」

 「はい、そうです!アース様が1度狩りに行かれたので、それを私が準備致しました」

 「それ以外の食事は巨人族の方々がずっと置かれて行ってます」

 「そうなんだ。それとね、エミリーに明日の予定を先に教えておくね」

 「はい、分かりました」

 「明日、1度拠点に戻ってから、そのまま霊峰山に向かいたいので、そのつもりでいてくれるかい」

 「霊峰山と言われると、アース様のお父様、お母様の居られる場所ですね」

 「うん、そうだね。それと、アースの食事がひと段落したら、ついでに教えといてね」

 「分かりました、リン様」

 「僕はまだ用事があってバルサの所に行くから、それが終わったら、また戻って来るのでエミリーはゆっくりしていてね」

 「ありがとうございます、リン様!」

 
 そして再び僕は地下牢がある建物の場所に向かう

 
 建物が観えて来ると、入口付近で話し込んでる皆んなが僕に気付き、神妙な面持おももちでこちらに視線を向けている

 「リン!とりあえず、ありのままの出来事を伝えましたが、やはり私と全く同じ反応ですね」

 「リン!お前は本当にヒト族なのか⁉︎俺はお前が神に思えて仕方ない!」

 「リン様!私も主人と同じ思いですわ」

 「神⁉︎」

 なんでそんなに話しが飛躍してんだ

 「バルサ!ちゃんと伝えた⁉︎」

 「はい、ちゃんと伝えました!後は今から皆んなでジルクとジュールを拘束している所に向かい、直に観てもらいます」

 神って、どゆことよ?
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

7人のメイド物語

モモん
ファンタジー
理不尽な人生と不自由さ…… そんな物語を描いてみたいなと思います。 そこに、スーパーメイドが絡んで……ドタバタ喜劇になるかもしれません。

世界樹を巡る旅

ゴロヒロ
ファンタジー
偶然にも事故に巻き込まれたハルトはその事故で勇者として転生をする者たちと共に異世界に向かう事になった そこで会った女神から頼まれ世界樹の迷宮を攻略する事にするのだった カクヨムでも投稿してます

異世界でお取り寄せ生活

マーチ・メイ
ファンタジー
異世界の魔力不足を補うため、年に数人が魔法を貰い渡り人として渡っていく、そんな世界である日、日本で普通に働いていた橋沼桜が選ばれた。 突然のことに驚く桜だったが、魔法を貰えると知りすぐさま快諾。 貰った魔法は、昔食べて美味しかったチョコレートをまた食べたいがためのお取り寄せ魔法。 意気揚々と異世界へ旅立ち、そして桜の異世界生活が始まる。 貰った魔法を満喫しつつ、異世界で知り合った人達と緩く、のんびりと異世界生活を楽しんでいたら、取り寄せ魔法でとんでもないことが起こり……!? そんな感じの話です。  のんびり緩い話が好きな人向け、恋愛要素は皆無です。 ※小説家になろう、カクヨムでも同時掲載しております。

おっさんなのに異世界召喚されたらしいので適当に生きてみることにした

高鉢 健太
ファンタジー
 ふと気づけば見知らぬ石造りの建物の中に居た。どうやら召喚によって異世界転移させられたらしかった。  ラノベでよくある展開に、俺は呆れたね。  もし、あと20年早ければ喜んだかもしれん。だが、アラフォーだぞ?こんなおっさんを召喚させて何をやらせる気だ。  とは思ったが、召喚した連中は俺に生贄の美少女を差し出してくれるらしいじゃないか、その役得を存分に味わいながら異世界の冒険を楽しんでやろう!

スキルガチャで異世界を冒険しよう

つちねこ
ファンタジー
異世界に召喚されて手に入れたスキルは「ガチャ」だった。 それはガチャガチャを回すことで様々な魔道具やスキルが入手できる優れものスキル。 しかしながら、お城で披露した際にただのポーション精製スキルと勘違いされてしまう。 お偉いさん方による検討の結果、監視の目はつくもののあっさりと追放されてしまう事態に……。 そんな世知辛い異世界でのスタートからもめげることなく頑張る主人公ニール(銭形にぎる)。 少しずつ信頼できる仲間や知り合いが増え、何とか生活の基盤を作れるようになっていく。そんなニールにスキル「ガチャ」は少しづつ奇跡を起こしはじめる。

異世界転移しましたが、面倒事に巻き込まれそうな予感しかしないので早めに逃げ出す事にします。

sou
ファンタジー
蕪木高等学校3年1組の生徒40名は突如眩い光に包まれた。 目が覚めた彼らは異世界転移し見知らぬ国、リスランダ王国へと転移していたのだ。 「勇者たちよ…この国を救ってくれ…えっ!一人いなくなった?どこに?」 これは、面倒事を予感した主人公がいち早く逃げ出し、平穏な暮らしを目指す物語。 なろう、カクヨムにも同作を投稿しています。

平和国家異世界へ―日本の受難―

あずき
ファンタジー
平和国家、日本。 東アジアの島国であるこの国は、厳しさを増す安全保障環境に対応するため、 政府は戦闘機搭載型護衛艦、DDV-712「しなの」を開発した。 「しなの」は第八護衛隊群に配属され、領海の警備を行なうことに。 それから数年後の2035年、8月。 日本は異世界に転移した。 帝国主義のはびこるこの世界で、日本は生き残れるのか。 総勢1200億人を抱えた国家サバイバルが今、始まる―― 何番煎じ蚊もわからない日本転移小説です。 質問などは感想に書いていただけると、返信します。 毎日投稿します。

ペット(老猫)と異世界転生

童貞騎士
ファンタジー
老いた飼猫と暮らす独りの会社員が神の手違いで…なんて事はなく災害に巻き込まれてこの世を去る。そして天界で神様と会い、世知辛い神様事情を聞かされて、なんとなく飼猫と共に異世界転生。使命もなく、ノルマの無い異世界転生に平凡を望む彼はほのぼののんびりと異世界を飼猫と共に楽しんでいく。なお、ペットの猫が龍とタメ張れる程のバケモノになっていることは知らない模様。

処理中です...