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死の大陸編 青年期
第220話. 知恵
しおりを挟む僕がエミリー達と食事をしていると、突然、ラキが肉を手に持ち僕の隣ににやってくる
「ラキ達はちゃんと食べてるかい⁉︎」
「はい、先程からずっとシモン達と一緒に食べてました。今も食べていますけどね!」
「そっか!それにしても、さっきのラキの発言はとても良い決断だったよ!」
「そうですか、ありがとうございます。リン様!」
「それとリン様に相談があるんですが、ちょっといいでしょうか⁉︎」
「いいけど、内容次第だね」
「リン様に良い知恵を授けてもらいたいんだ」
「知恵?何の⁉︎」
「魔族に関してかな」
「何故ラキが魔族の事に関わろうとすんの⁉︎」
「さっき向こうで皆んなと食事してる時に、ギガースのおっちゃん達が、魔族にコテンパンに倒されてるので、今後、魔族が此処に現れないとも言えないから、その時、魔族に対してどう対抗したらいいのか分からなかったので、それならまずリン様に相談して見るのがいいんじゃないかと言ってしまったんだ!!」
「だからと言って何故、魔族の事でラキが聴く必要があるんだい」
「俺、あの時、洞窟で倒れてる時に観たんだ。リン様が周りにいた大勢の巨人族をあっという間に倒したのを!!しかも、圧倒的な強さで倒した光景が今でも眼に焼き付き、ずっと忘れられないんだ!!そして、武力だけでなく、知力も兼ね備えたリン様だったら、何か良い対策を教えて頂けないかと思ったんだ」
「ラキ!!気持ちは十分に分かるが君が魔族なんかに関わっちゃいかんよ!」
「じゃあ、魔族が来たらどうするんだよ⁉︎」
ラキは自分がもどかしいのか、どうしたらいいのか分からず、声を荒げてしまう
シュレンが近くにいるリューキ達を呼び寄せると、すぐにリューキ、バルサ、ギガースも察したのか慌てて僕の近くにやってくる
それを観ていた僕は誰が頭領なのかと思ってしまう
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