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死の大陸編 青年期
第211話. 巨人族vs魔族
しおりを挟むアヴァロン山脈に着いくと魔物の悲鳴が聴こえて来たので、俺達は急いでその方向に向かうと、そこには巨大魔獣ガラボスが戦闘中で、何か様子がおかしいと思い相手を見ると、戦ってた相手は魔族だった!
しかも、巨大魔獣ガラボスが魔族の一方的な魔法の餌食になっていた所に出くわしてしまい、そこで魔族に気付かれてしまったんだ
その瞬間、俺達3人は全身に寒気が走るのを感じとり体が硬直して動かなくなってしまった
しかし、なんとか必死にその場から離れようとした時、魔族がガラボスに大きな槍ののような武器でとどめを刺した状態で、こちらを観て話しかけてきたんだ
「ほお、これは珍しい!巨人族がまだいたとは丁度いい、俺が完全に回復するまでコイツらを使って遊ぶか!」
「何故、こんな所に魔族がいるんだ?たしか、魔族は滅んだはずではないのか⁉︎」
「お前達をここで殺しておこうか⁉︎それともお前達の里や家族を皆殺しにしてやろうか⁉︎」
「何だと!そんな事させるか!」
そこで戦わなければ、魔族が俺たちの里に手を出すと思い、俺とジルク、ジュールの3人で魔族を仕留めるための戦闘になったんだが、俺達では全く歯が立たなかった
それどころか、逆にもて遊ばれ、奴は俺達が苦しむ姿を観て喜んでいやがったんだ
やがて、俺達は立ち上がる事も出来ずその場に倒れると、魔族がジルクとジュールの所に行き、何かをした後、今度は俺の所にやって来た
すると、魔族に無理矢理に起こされ、ぼんやりと映る俺の視界に映ったのは魔族だけでなく、そこにはジルクとジュールの姿もあった
俺と同じ様に痛めつけられていた2人が魔族と一緒に歩いて来て、2人が俺に話しだす
「おい、ギガース!里に帰るぞ!」
「な、何を言ってるんだ、ジルク!」
「ギガース、早く戻るぞ、皆んなが待っているぞ!」
「ジュール!お前までどうした!ま、まさか貴様が何かしたのかあーーーー」
俺はありったけの力を振り絞って立ち上がると、今度は魔族が攻撃してこない代わりにジルクとジュールが俺に向かって攻撃をしかけて来た
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