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死の大陸編 青年期
第165話. ショーン
しおりを挟むそりゃ当の本人たちが此処にいたらビックリしますわな!
「うん、そうだね、ただお兄ちゃん達にもちょっと事情があったからね」
「そうなんだ、でもね今日の朝にまた昨日と同じ場所から煙が上がっていたから、すぐにまたお父さんがその場所に人を向かわせたけど部下の人達が見つけたのは、エルフ族とホビット族の冒険者の人達って言ってたけど、それがお兄ちゃん達の事だったんだ」
「・・・・・・ホビット族・・・かぁ」
「そう、なので部下の人達が見つけたのが私を襲った巨人族じゃなく関係のない人達だったのを聞いてすぐにお父さんが直接、巨人族の友達の所に会いに行ったの」
「やっぱりか」
「お父さんから絶対にお母さんの側を離れるなと言われていたので、それからずっとお母さんと一緒にいたら突然シモンの声が聴こえたので慌てて外に出てきたの」
「サキがシモンの呼びかけに応えて外に出て来てくれたのでお兄ちゃんも助かったよ!それともう1つだけ教えてくれるかい?」
「なぁに」
「サキとお母さん以外で、いつもお父さんの近くには何人位いるのかな?」
「2人だよ」
「2人かぁー!その2人は今はどこにいるかな?」
「1人はお兄ちゃんを探しに行ったよ」
「そのお兄ちゃんを探しに行ったのは、ダンベルじゃないかな?」
「えっ、お兄ちゃんダンベルのことを知ってるの?」
「此処に連れてこられたからね」
「そうだったの」
「もう1人は誰だい?」
「もう1人はお母さんと一緒に此処にいるよ」
「ちょっとその人と話しをしたいから呼んでくれるかなぁ」
「うん、分かった、ショーン!ちょっと来てくれる!!」
するとサキが出てきた建物の所でずっとこちらを伺っていたオーガが近寄って来た
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