転移失敗!!此処は何処?僕は誰?

I&Rin

文字の大きさ
160 / 260
死の大陸編 青年期

第157話 ホビット族扱い

しおりを挟む


 やはり、川の上流の方にもいましたか!

 昨日、巨人族と鬼人族が戦っていたので、何かあるんだろう


 僕とエミリーも魚を食べながら会話していると、昨日の再現で下流の方向から何やら近づいて来る集団の反応がある

 今回、その正体を確かめる事を事前にエミリーには伝えていたが、やはりソワソワしている

 先程まで食べていた勢いがなくなり、急に食べるペースが遅くなったが、アース君の勢いは尚も止まらない

 そろそろ目視で確認出来る位の距離になってきたので、アース君には刻印に入ったもらい相手の出方を伺う


 んっ⁉︎

 何かにまたがっているよね

 馬みたいなのに乗ってるのはオーガだな10体はいるかな

 馬みたいなのはブルホースと言って主に移動用として、昔からヒト族が乗っていたそうだ

 それに何故なぜオーガが乗っているんだ

 回りにいる大型犬みたいなのは狩猟目的で放たれるビルダーで、今にも僕達に襲いかかりそうな勢いで牙を剥き出しにして睨んでくる

 と言う事は統率が取れている事になる

 ならばむやみやたらに攻撃をして来る事はないだろうと思い、このまま様子見を継続する

 この後、どんな展開になるのか面白くなってきたので、アースにはそのまま刻印の中で大人しく待機していてもらう

 まだ朝ごはんを食べていた途中なので、ブーブー文句を言いながらふて寝に入る

 オーガ達が近くまでやって来た

 「おい、お前達!!ここで何をしている⁉︎」

 おぉー、会話して来ましたね!

 と言う事はやはりある程度、話しが通じるのかも知れないのできちんと受け答えをする

 「朝ごはんを食べていましたぁ!」

 「それは見れば分かる!」

 「はあ、そうですか」

 じゃあ、見て分かる事を聴くなっちゅう事ですよ


 「何故なぜ、エルフとホビット族が一緒にいるんだ⁉︎」

 ほ、ほ、ホビット族だとぉー

 前にもホビット族と言われ、今回もまたホビット族だと言われてしまった

 いくらヒト族を見かけないからと言ってもホビット族は酷くないですかぁー

 僕はそんなに小さくありませんからぁー

 いや、オーガと比べると小さく見えるか

 ただ、ホビット族はまだまだ小さいぞ

 「実は私達は旅をしておりまして、アヴァロン山脈に向かう途中です」

 「アヴァロン山脈だと!で、エルフのお前が何故、ホビット族と一緒に行動している?」

 「はい、私はこのお方の臣下の者です」

 「はぁ?エルフがホビット族の臣下だと⁉︎笑わせるな!」

 「いえ、本当です」

 「お前達、昨夜も此処ここにいただろう!!」

 「はい、食事していましたが、何か?」

 「俺達が来た時には既にいなかったが、逃げたのか⁉︎」

 「はい、逃げました」

 「ワーハッハッハッ!聴いたか!やはり昨夜この場所に居たのはコイツらだったか」

 「それで、僕達に何か用ですか?」

 「お前達は巨人族の手の者か⁉︎」

 「巨人族⁉︎いえ、違いますが」

 「どちらにしろ、お前達は怪しいので連れて行く」

 「連れて行く?何処どこにですか?」

 「お前達は知らなくていい!それともこの場で死にたいか?」

 「分かりました!大人しく付いて行きますが、決して僕達に危害を加えないで下さい!!」

 「ワーハッハッハッ!この腰抜けホビット族が!」
 
 僕はエミリーの耳元でとりあえず大人しく従って付いて行くが、もしエミリーに少しでも危害を加えた時点で、交渉決裂とみなしてすぐに全滅させるからと伝え、エミリーは了解して頷いていたが、なぜか頬を赤らめ下を向いていた!!

 

 
 

 
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

断罪後のモブ令息、誰にも気づかれずに出奔する

まる
ファンタジー
断罪後のモブ令息が誰にも気づかれないよう出奔して幸せを探す話

異世界に召喚されて2日目です。クズは要らないと追放され、激レアユニークスキルで危機回避したはずが、トラブル続きで泣きそうです。

もにゃむ
ファンタジー
父親に教師になる人生を強要され、父親が死ぬまで自分の望む人生を歩むことはできないと、人生を諦め淡々とした日々を送る清泉だったが、夏休みの補習中、突然4人の生徒と共に光に包まれ異世界に召喚されてしまう。 異世界召喚という非現実的な状況に、教師1年目の清泉が状況把握に努めていると、ステータスを確認したい召喚者と1人の生徒の間にトラブル発生。 ステータスではなく職業だけを鑑定することで落ち着くも、清泉と女子生徒の1人は職業がクズだから要らないと、王都追放を言い渡されてしまう。 残留組の2人の生徒にはクズな職業だと蔑みの目を向けられ、 同時に追放を言い渡された女子生徒は問題行動が多すぎて退学させるための監視対象で、 追加で追放を言い渡された男子生徒は言動に違和感ありまくりで、 清泉は1人で自由に生きるために、問題児たちからさっさと離れたいと思うのだが……

45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました! 【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】 皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました! 本当に、本当にありがとうございます! 皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。 市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です! 【作品紹介】 欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。 だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。 彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。 【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc. その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。 欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。 気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる! 【書誌情報】 タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』 著者: よっしぃ イラスト: 市丸きすけ 先生 出版社: アルファポリス ご購入はこちらから: Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/ 楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/ 【作者より、感謝を込めて】 この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。 そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。 本当に、ありがとうございます。 【これまでの主な実績】 アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得 小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得 アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞 第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過 復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞 ファミ通文庫大賞 一次選考通過

異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた

りゅう
ファンタジー
 異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。  いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。  その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。

猫好きのぼっちおじさん、招かれた異世界で気ままに【亜空間倉庫】で移動販売を始める

遥風 かずら
ファンタジー
【HOTランキング1位作品(9月2週目)】 猫好きを公言する独身おじさん麦山湯治(49)は商売で使っているキッチンカーを車検に出し、常連カードの更新も兼ねていつもの猫カフェに来ていた。猫カフェの一番人気かつ美人トラ猫のコムギに特に好かれており、湯治が声をかけなくても、自発的に膝に乗ってきては抱っこを要求されるほどの猫好き上級者でもあった。 そんないつものもふもふタイム中、スタッフに信頼されている湯治は他の客がいないこともあって、数分ほど猫たちの見守りを頼まれる。二つ返事で猫たちに温かい眼差しを向ける湯治。そんな時、コムギに手招きをされた湯治は細長い廊下をついて歩く。おかしいと感じながら延々と続く長い廊下を進んだ湯治だったが、コムギが突然湯治の顔をめがけて引き返してくる。怒ることのない湯治がコムギを顔から離して目を開けると、そこは猫カフェではなくのどかな厩舎の中。 まるで招かれるように異世界に降り立った湯治は、好きな猫と一緒に生きることを目指して外に向かうのだった。

スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜

かの
ファンタジー
 世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。  スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。  偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。  スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!  冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!

悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる

竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。 評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。 身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。

美人同僚のおまけとして異世界召喚された私、無能扱いされ王城から追い出される。私の才能を見出してくれた辺境伯様と一緒に田舎でのんびりスローライ

さら
恋愛
美人な同僚の“おまけ”として異世界に召喚された私。けれど、無能だと笑われ王城から追い出されてしまう――。 絶望していた私を拾ってくれたのは、冷徹と噂される辺境伯様でした。 荒れ果てた村で彼の隣に立ちながら、料理を作り、子供たちに針仕事を教え、少しずつ居場所を見つけていく私。 優しい言葉をかけてくれる領民たち、そして、時折見せる辺境伯様の微笑みに、胸がときめいていく……。 華やかな王都で「無能」と追放された女が、辺境で自分の価値を見つけ、誰よりも大切に愛される――。

処理中です...