137 / 260
死の大陸編 青年期
第134話. ブラックアウト
しおりを挟む2体が仲良く綺麗に並んでいるが、この状況下でちゃんとした会話が出来るだろうか⁉︎
ダメならダメで、その時は一方的に実験をやるだけだ
「どお、降参する?」
「誰がヒト族なんぞに負けを認めるかぁ!!」
「凄いね、こんな状況下でまだそんな事が言えるんだ!」
「うるさい、早く解け!」
「じゃあ、金さんも認めないのぉ?」
「・・・・・・・・・・・・」
口が悪く、諦めも悪かったり、かたやこっちの方はだんまりとか、どゆこと
「あっ!それはそうと金さんの傷口が大変な事になってるから、魔法を解除しておくね!」
金さんに施していた闇魔法を解除してあげると、貫通してあった穴が塞がり始める
「とりあえず、そこでしばらく大人しくしていてくれる?」
「・・・・・・・」
「と言う事でここから銀さんには、あまりにも負けん気が強いので、僕の次なる実験に協力してもらいまーす」
「リーン、何するの?」
「んっ?それは見てからのお楽しみだよ!本来ならアースかガイルで試そうとしたんだけどね」
「えっ!あの時の?」
「そう、あの時のだよ!金さんは、そのままそこで大人しく見ていてね。ってか、どうせ動けないけどね」
ただ、ブレスを吐かれてしまい手元が狂ってしまうのはいささか問題だ
アースが興味を示し、すぐ僕の近くに寄って来た
「ねぇねぇどんなの?はやく、はやく」
「うん、では始めよう!」
生物でチャレンジするのは初めてだから、調整がいまいち分からないんだよね
「一応念の為、銀さんにもう1度だけ聴くけど、今更、降参しないよね?別にもうしなくてもいいけどね」
「誰がヒト族なんぞに!!それなら死んだ方がまだマシだ」
「ハイハイ分かりました」
とりあえず超重力輪を1つ銀さんの尻尾に放ちセットして固定する
それから僕はトランス状態に入り、ブツブツと呟き始め、今からの魔法をイメージする
両手を前に出し、手のひらに黒い円盤型が左右1枚ずつ現れる
黒い円盤は銀さんの固定された尻尾を挟むように両側にセットされる
うぅーん、いまいち調整が分からないなぁ
イメージは軽ぅーく、軽ぅーく
よしっ、行くよ!
激震!!
ゴゴゴゴゴゴーーボンっ!!
あれっ!!
ウソ!やっちゃった!
マジで!
たったこんなんで!!
「ウオオオォォォーーーーー!!!!」
「ねぇ金さん!ドラゴンの尻尾って失った箇所は回復で生えてくる⁉︎」
「・・・・・・・・・・」
なんか口を開けたままポカンとしている
「ねぇ聴いてる?」
アース君もずっと銀さんの尻尾を凝視しているし、みんな無口だ
「ガ、ガルファン、大丈夫ですかぁ⁉︎」
血は止まっているので、僕が銀さんに施す回復は機能している
が、痛みは相当あるだろうけどね
と言う事で今の失敗を次に生かす為、もう1度
超重力輪!!
先程と同じように短くなった尻尾にセットして固定する
「や、やめろぉー!!」
激震!!
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴーボンっ!!
「ウオオオォォォーーーーー!!」
今の感覚は結構良かったぞ!
よし、もうちょい!!
それでは、もう1回行ってみよう
「や、やめろぉー!!」
激震!!
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴーボンっ!!
「ウオオオォォォーーーーー!!」
なるほど!
今の感覚だね!
よし、大丈夫だろう!
それでは、もう1回行ってみよう
「や、やめろぉー!!」
激震!!
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴーボンっ!!
「ウオオオォォォーーーーー!!」
破裂する一歩手前で止めてしまえばいいので、 大丈夫、大丈夫、次は本番行ってみよう
次は銀さんの頭部に円盤型をセットする
「や、やめろぉー!」
「今更やめないよ!君には何度もチャンスをあげたでしょお」
では!!
激震!
ゴゴゴゴゴゴ
「お、お願いだ、やめてくれ!!」
ゴゴゴゴゴゴゴーーー
「この位かな、あっ、やべ・ぇ・・・・・ブシュー・・・・」
銀さんの眼が白眼を向き、眼、鼻、口、耳から血が吹き出し意識が途絶えてしまった
0
あなたにおすすめの小説
異世界に召喚されて2日目です。クズは要らないと追放され、激レアユニークスキルで危機回避したはずが、トラブル続きで泣きそうです。
もにゃむ
ファンタジー
父親に教師になる人生を強要され、父親が死ぬまで自分の望む人生を歩むことはできないと、人生を諦め淡々とした日々を送る清泉だったが、夏休みの補習中、突然4人の生徒と共に光に包まれ異世界に召喚されてしまう。
異世界召喚という非現実的な状況に、教師1年目の清泉が状況把握に努めていると、ステータスを確認したい召喚者と1人の生徒の間にトラブル発生。
ステータスではなく職業だけを鑑定することで落ち着くも、清泉と女子生徒の1人は職業がクズだから要らないと、王都追放を言い渡されてしまう。
残留組の2人の生徒にはクズな職業だと蔑みの目を向けられ、
同時に追放を言い渡された女子生徒は問題行動が多すぎて退学させるための監視対象で、
追加で追放を言い渡された男子生徒は言動に違和感ありまくりで、
清泉は1人で自由に生きるために、問題児たちからさっさと離れたいと思うのだが……
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
猫好きのぼっちおじさん、招かれた異世界で気ままに【亜空間倉庫】で移動販売を始める
遥風 かずら
ファンタジー
【HOTランキング1位作品(9月2週目)】
猫好きを公言する独身おじさん麦山湯治(49)は商売で使っているキッチンカーを車検に出し、常連カードの更新も兼ねていつもの猫カフェに来ていた。猫カフェの一番人気かつ美人トラ猫のコムギに特に好かれており、湯治が声をかけなくても、自発的に膝に乗ってきては抱っこを要求されるほどの猫好き上級者でもあった。
そんないつものもふもふタイム中、スタッフに信頼されている湯治は他の客がいないこともあって、数分ほど猫たちの見守りを頼まれる。二つ返事で猫たちに温かい眼差しを向ける湯治。そんな時、コムギに手招きをされた湯治は細長い廊下をついて歩く。おかしいと感じながら延々と続く長い廊下を進んだ湯治だったが、コムギが突然湯治の顔をめがけて引き返してくる。怒ることのない湯治がコムギを顔から離して目を開けると、そこは猫カフェではなくのどかな厩舎の中。
まるで招かれるように異世界に降り立った湯治は、好きな猫と一緒に生きることを目指して外に向かうのだった。
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
美人同僚のおまけとして異世界召喚された私、無能扱いされ王城から追い出される。私の才能を見出してくれた辺境伯様と一緒に田舎でのんびりスローライ
さら
恋愛
美人な同僚の“おまけ”として異世界に召喚された私。けれど、無能だと笑われ王城から追い出されてしまう――。
絶望していた私を拾ってくれたのは、冷徹と噂される辺境伯様でした。
荒れ果てた村で彼の隣に立ちながら、料理を作り、子供たちに針仕事を教え、少しずつ居場所を見つけていく私。
優しい言葉をかけてくれる領民たち、そして、時折見せる辺境伯様の微笑みに、胸がときめいていく……。
華やかな王都で「無能」と追放された女が、辺境で自分の価値を見つけ、誰よりも大切に愛される――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる