68 / 260
死の大陸編 青年期
第65話. シェフ
しおりを挟むアース君が狩ってきた魔物の中にえらく凶暴そうな猿が混じっていて、牙剥き出しのえらく厳つい顔をしているが、身体の線は細いのだが、めちゃくちゃ右腕だけが太い
そして左手は不自然なほど、異常に大きな鋭い爪をしている
なんかやたらと爪が発達してしてるんですけど。
ひょっとしてこの壁面を荒らしたのは君なんですかぁ⁉︎
1人ブツブツ言いながら、今もアースは狩りまくった魔物を繰り返し置いて行くので、その魔物を最速で下処理している
それでも、アースにとってちょっとした運動にはなるだろうし、このまま気の済むまで狩りを堪能してもらえれば、僕はそれでいいと思っている
なんだかんだアースが朝起きてから活動している時間は、狩りの時間と食べてる時だけじゃないだろうか
それ以外は刻印の中に入り、寝ているだけの生活リズムを繰り返しているような気がする
アースにとって刻印の中がとても居心地の良い環境なんだろう
それでも、アースが運動不足になっているだろうと思い、それを解消してあげる為にも半ば強制的に狩りに行ってもらっている
自給自足という名のもとに!
アース君が次から次へと運んでくる魔物の数もどんどん焼き上がり、いつでも食べれるようにスタンバイして置いてあげ、更にこれでもかというくらいの量を準備するが、いつも綺麗にたいらげてしまうので、どこかでやめないと終わりが見えない
いつしか僕はアースのお抱えシェフとなっている
しばらくしてアースが戻って来たので、まだまだ狩りを続けてくるか尋ねると、もういい加減食べたいからと用意していた肉に真っ先にかぶりついていた
最後に持ち帰ってきたのは、またもや猿だった。
食べるとなると、じゃんじゃん食べて食べて食べまくる!
アースが持ち帰った魔物は凄い勢いで減っていき、やがて全てを食べ終えてしまう
どうやらアース君、まだ満足できてないようだ
それでもまだ食べ足りないのならストックしている分の蛇を追加して食べるか聞くと・・・・まだ食べたいと言うではないか
呆れて何も言えない
何故にこんなにもよく食べれる
ほんとにコイツの胃袋は異次元につながってるんじゃないかと思ってしまう
その後、ストックしてある蛇を・・・・今日はここまでという量だけを取り出して焼いてあげると
最後は満足気な表情を浮かべ瞼も閉じかかっていたので、今日はもう休む準備を始める
防護壁を張り、この空間内に誰も入って来れないように入口を塞ぐ
流石に今日は、僕も魔法と肉体強化の訓練で1日中ずっと走ってたので疲れましたよ!
気持ち的にね
明日は、走らないで時間短縮して飛んで行こうと思い………アースと一緒に眠りに就いた
0
お気に入りに追加
96
あなたにおすすめの小説

凡人がおまけ召喚されてしまった件
根鳥 泰造
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。
仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。
それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。
異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。
最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。
だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。
祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。

冤罪だと誰も信じてくれず追い詰められた僕、濡れ衣が明るみになったけど今更仲直りなんてできない
一本橋
恋愛
女子の体操着を盗んだという身に覚えのない罪を着せられ、僕は皆の信頼を失った。
クラスメイトからは日常的に罵倒を浴びせられ、向けられるのは蔑みの目。
さらに、信じていた初恋だった女友達でさえ僕を見限った。
両親からは拒絶され、姉からもいないものと扱われる日々。
……だが、転機は訪れる。冤罪だった事が明かになったのだ。
それを機に、今まで僕を蔑ろに扱った人達から次々と謝罪の声が。
皆は僕と関係を戻したいみたいだけど、今更仲直りなんてできない。
※小説家になろう、カクヨムと同時に投稿しています。

お願いだから俺に構わないで下さい
大味貞世氏
ファンタジー
高校2年の9月。
17歳の誕生日に甲殻類アレルギーショックで死去してしまった燻木智哉。
高校1年から始まったハブりイジメが原因で自室に引き籠もるようになっていた彼は。
本来の明るい楽観的な性格を失い、自棄から自滅願望が芽生え。
折角貰った転生のチャンスを不意に捨て去り、転生ではなく自滅を望んだ。
それは出来ないと天使は言い、人間以外の道を示した。
これは転生後の彼の魂が辿る再生の物語。
有り触れた異世界で迎えた新たな第一歩。その姿は一匹の…

ユーヤのお気楽異世界転移
暇野無学
ファンタジー
死因は神様の当て逃げです! 地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。



神によって転移すると思ったら異世界人に召喚されたので好きに生きます。
SaToo
ファンタジー
仕事帰りの満員電車に揺られていたサト。気がつくと一面が真っ白な空間に。そこで神に異世界に行く話を聞く。異世界に行く準備をしている最中突然体が光だした。そしてサトは異世界へと召喚された。神ではなく、異世界人によって。しかも召喚されたのは2人。面食いの国王はとっととサトを城から追い出した。いや、自ら望んで出て行った。そうして神から授かったチート能力を存分に発揮し、異世界では自分の好きなように暮らしていく。
サトの一言「異世界のイケメン比率高っ。」

巻き込まれて気づけば異世界 ~その配達員器用貧乏にて~
細波
ファンタジー
(3月27日変更)
仕事中に異世界転移へ巻き込まれたオッサン。神様からチートもらってやりたいように生きる…
と思ってたけど、人から頼まれる。神から頼まれる。自分から首をつっこむ!
「前の世界より黒くないし、社畜感無いから余裕っすね」
周りの人も神も黒い!
「人なんてそんなもんでしょ? 俺だって黒い方だと思うし」
そんな元オッサンは今日も行く!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる