2 / 2
1.グリーンの森
しおりを挟む
「ここ、どこだよ……」
見渡す限りの木!、木!!、木!!!
森じゃねぇかよ!!!!
え?俺、自分の家の自分の部屋にいたよな?
あ~、なるほど。疲れがたまっちゃって寝落ちちゃったんだよな。じゃあ、頬っぺたつねったら痛くないってやつ初体験できる~!
ってふつーに痛ぇわ!!!
やばいやばい、混乱してきた、なんだよこの森!
よし、こんな時こそ深呼吸。吸って~、吐いて~、
うん、ちょっとは落ちついたかな。にしても、なんで俺こんなとこいるんだ?たしか、家帰って文化祭にwktkしてて、脚本のアレンジ考えるぞーって台本開こうとしてたはずなのに。
意味わからん。瞬きしたら瞬間移動!みたいなことでもないとおかしいだろ。
とりあえずこの森、獣とかでそうだし、歩いた方がいいかな?うん、人に会えるかもだし、森も出た方が良さそうだし、移動すっかぁ。
ぜんっぜん人居ないんだけどぉ!!
あー、やばい。おんなじとこグルグルしてる気がする。しかもめっちゃ腹減った~!!そこらへんにある木の実とかって食べられるんかなぁ。絶対食ったら腹痛めるって分かってんのに今見ると全部美味しそうに見える。
「こんなところでどうしたんだい?坊や。」
「うわぁ!!!ビックリした!」
気配もなく近づかれたらびびるってぇ。でも、話しかけてきたのは優しそうな農家のおばちゃんって感じの人だから、悪い人ではなさそう。良かった。
「あぁ、驚かせてごめんね。もしかして迷子になってるのかい?」
「迷子…まぁそんな感じですかね。」
「大変だったねぇ。私が通りかかって良かったよ。近くの町まで連れていってあげるね。」
グゥゥゥー
あ、お腹が……
「お腹も空いてるんだね。私が作った林檎しかないけど、食べていいよ。」
「ありがとうございます!!お腹空きすぎて困ってたんですよ。すっごい美味しそう!!いただきます!」
え、なにこの林檎!ちょーうまいんだけど!!
「美味しいい!!!」
「それは良かった。まだあるから食べたかったら言ってね。」
「ありがとうございます!!」
「さぁ、日が暮れる前に森から出ようか。」
林檎もくれたし、道案内もしてくれるし、このおばちゃんめっちゃ優しい!!いい人に会えて良かった!
いや、町遠すぎじゃね?もう一時間くらい歩いてんのに全然着く気配ないんだけど。
「そういえば、珍しい格好をしてるけどいったいどこから来たんだい?」
こっちが知りたいよね。なんで俺、ここにいるんだろう。
「ま、世界は広いもんねぇ。」
「あ、はは」
あー、早く家帰りてぇ。飯食って風呂入ってふかふかの布団で寝たい。
ってか、めっちゃ歩いて疲れた……。
なんか、頭がグルグルするし…。
「大丈夫かい?休憩しようか?」
まって急に止まらないで。
なんか、めまい、が…する………
やば、い……倒れ…そ……
見渡す限りの木!、木!!、木!!!
森じゃねぇかよ!!!!
え?俺、自分の家の自分の部屋にいたよな?
あ~、なるほど。疲れがたまっちゃって寝落ちちゃったんだよな。じゃあ、頬っぺたつねったら痛くないってやつ初体験できる~!
ってふつーに痛ぇわ!!!
やばいやばい、混乱してきた、なんだよこの森!
よし、こんな時こそ深呼吸。吸って~、吐いて~、
うん、ちょっとは落ちついたかな。にしても、なんで俺こんなとこいるんだ?たしか、家帰って文化祭にwktkしてて、脚本のアレンジ考えるぞーって台本開こうとしてたはずなのに。
意味わからん。瞬きしたら瞬間移動!みたいなことでもないとおかしいだろ。
とりあえずこの森、獣とかでそうだし、歩いた方がいいかな?うん、人に会えるかもだし、森も出た方が良さそうだし、移動すっかぁ。
ぜんっぜん人居ないんだけどぉ!!
あー、やばい。おんなじとこグルグルしてる気がする。しかもめっちゃ腹減った~!!そこらへんにある木の実とかって食べられるんかなぁ。絶対食ったら腹痛めるって分かってんのに今見ると全部美味しそうに見える。
「こんなところでどうしたんだい?坊や。」
「うわぁ!!!ビックリした!」
気配もなく近づかれたらびびるってぇ。でも、話しかけてきたのは優しそうな農家のおばちゃんって感じの人だから、悪い人ではなさそう。良かった。
「あぁ、驚かせてごめんね。もしかして迷子になってるのかい?」
「迷子…まぁそんな感じですかね。」
「大変だったねぇ。私が通りかかって良かったよ。近くの町まで連れていってあげるね。」
グゥゥゥー
あ、お腹が……
「お腹も空いてるんだね。私が作った林檎しかないけど、食べていいよ。」
「ありがとうございます!!お腹空きすぎて困ってたんですよ。すっごい美味しそう!!いただきます!」
え、なにこの林檎!ちょーうまいんだけど!!
「美味しいい!!!」
「それは良かった。まだあるから食べたかったら言ってね。」
「ありがとうございます!!」
「さぁ、日が暮れる前に森から出ようか。」
林檎もくれたし、道案内もしてくれるし、このおばちゃんめっちゃ優しい!!いい人に会えて良かった!
いや、町遠すぎじゃね?もう一時間くらい歩いてんのに全然着く気配ないんだけど。
「そういえば、珍しい格好をしてるけどいったいどこから来たんだい?」
こっちが知りたいよね。なんで俺、ここにいるんだろう。
「ま、世界は広いもんねぇ。」
「あ、はは」
あー、早く家帰りてぇ。飯食って風呂入ってふかふかの布団で寝たい。
ってか、めっちゃ歩いて疲れた……。
なんか、頭がグルグルするし…。
「大丈夫かい?休憩しようか?」
まって急に止まらないで。
なんか、めまい、が…する………
やば、い……倒れ…そ……
0
お気に入りに追加
1
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
黄色い水仙を君に贈る
えんがわ
BL
──────────
「ねぇ、別れよっか……俺たち……。」
「ああ、そうだな」
「っ……ばいばい……」
俺は……ただっ……
「うわああああああああ!」
君に愛して欲しかっただけなのに……
赤ずきんくんと白雪くん。
空々ロク。
BL
BL要素含む異世界ファンタジー小説。
グイグイ系赤ずきんくんとおっとり系白雪くんを中心にチェシャ猫や帽子屋、アリスくん等童話モチーフキャラが多数登場します。魔法世界の日常話を楽しんで頂けましたら幸いです。
囚われた元王は逃げ出せない
スノウ
BL
異世界からひょっこり召喚されてまさか国王!?でも人柄が良く周りに助けられながら10年もの間、国王に準じていた
そうあの日までは
忠誠を誓ったはずの仲間に王位を剥奪され次々と手篭めに
なんで俺にこんな事を
「国王でないならもう俺のものだ」
「僕をあなたの側にずっといさせて」
「私の国の王妃にならないか」
いやいや、みんな何いってんの?
王道にはしたくないので
八瑠璃
BL
国中殆どの金持ちの子息のみが通う、小中高一貫の超名門マンモス校〈朱鷺学園〉
幼少の頃からそこに通い、能力を高め他を率いてきた生徒会長こと鷹官 仁。前世知識から得た何れ来るとも知れぬ転校生に、平穏な日々と将来を潰されない為に日々努力を怠らず理想の会長となるべく努めてきた仁だったが、少々やり過ぎなせいでいつの間にか大変なことになっていた_____。
これは、やりすぎちまった超絶カリスマ生徒会長とそんな彼の周囲のお話である。
鏡の国のアシル
水笛流羽(みずぶえ・るう)
BL
ルイス・キャロル『鏡の国のアリス』を下敷きにしてフランス民話アレンジを加えたBLです。『不思議の国のアリス』の小ネタも少しあります。
恋人のクレマンになかなか素直な態度を取れないことに悩んでいたアシルは、鏡を通り抜けて不思議な世界へ迷い込む。恋人に瓜二つの男カルマンに案内され、彼は奇妙な「視察」の旅に出た。
五話完結です。
美人に告白されたがまたいつもの嫌がらせかと思ったので適当にOKした
亜桜黄身
BL
俺の学校では俺に付き合ってほしいと言う罰ゲームが流行ってる。
カースト底辺の卑屈くんがカースト頂点の強気ド美人敬語攻めと付き合う話。
(悪役モブ♀が出てきます)
(他サイトに2021年〜掲載済)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる