117 / 126
Ⅶ 終末から明日~24歳~
第117話 最強の呪怨者
しおりを挟む
ユーコミスが俺たちの前に現れるとすぐに
「〝終末の書〟はどこだ?」
操られたように、それしか聞けないのかよ。お前の仲間のニアも目の前にいるのに。
「ここだぜ」
ジンがリュックの中に手を伸ばした。ジンが持っているのは、牡丹先生のと科学実験のセンセ、マモルの三冊だ。
ジンがリュックの中に手を突っ込み、探しているとき、ユーコミスはそれを食い入るように見ていた。
すぐ横のニアなんて、一度とりとも見ない。
ジンがリュックの中に手を入れて、三冊の〝終末の書〟を出した。ユーコミスの顔色が変わった。
切れ長の目を見開き、恍惚とした。「ャっト、てにイレた」ユーコミスではない化物のようなおぞましい声。でも、その声は強く吹き荒れる風のせいで、俺たちには聞こえなかった。
ジンは挑発するように、リュックの隙間から〝終末の書〟を見せつける。
「その前に聞きたいことがある」
なんだ? というように首をかしげる。
「アカネちゃんたちは無事だろうな!?」
「無事だとも。拘束してるがな」
「本当だろうな?」
「本当だ。一人、頭をぶつけて怪我してた女がいるが、今はもう落ち着いている。食事だって与えている」
ユーコミスは、やけに素直に教えてくれた。ジンの、ほっと胸をなでおろした息が聞こえた。刹那、また険しい表情に変わった。
「訊きたいことが山ほどある」
ユーコミスはまたか、という顔をした。怪訝に眉をあげ、怪しんでいる。ジンは話を続けた。
「どうしてこの〝終末の書〟を求めた? 空白で何も書いてないのに」
「その価値が分からんとは……」
げんなりと、息をこぼしたユーコミスは不機嫌な表情になった。
「その書を一つに集めたら、俺がこの世界を変えられる。始まりから今を。全てをな」
『破滅をもたらす』
このとき、タウラスさんの言葉が突然降ってきた。タウラスさんは、鋭い表情でこのことを言った。最後の最後の別れで。
「俺が世界を変えられる?」
ジンが怪訝な表情になり、ユーコミスが言った言葉をオウム返しに呟いた。
「世界なんて、そんなすぐに変わらない」
切なく、自分が体験してきたふうに呟いた。
ユーコミスの眉がぴくりとあがった。不機嫌な表情が、ますます血が昇りそうな表情だ。そろそろやばい。
「初期生は10人で10冊ある」
俺はバックからタウラスさんのと七冊の本を取り出した。ユーコミスの血が昇りそうな表情が一変して、穏やかになっていく。
「10冊もあったのか。ご苦労だった」
ゆるゆると近づいてくる。この本を取りにくるんだ。体が震えた。緊張で体が重くなってイる。すると、それまで様子見してたニアがわっと口を開いた。
「ユーちゃん、ニアだよ! ニアのこと、忘れたの!?」
「ニア」
止まった。三歩前のところで。
ニアはポロポロ泣き出し、ユーコミスにしがみついた。舟から上空にいる奴のほうに大ジャンプ。
「うわーん会いたかったよぉ! 会いたかったあ! どうして助けに来なかったの? ニアのこと、心配じゃなかったの!?」
大粒の涙を飛沫させるニア。ユーコミスは、ぽんとニアの肩に手を置いた。
「すまない。色々手いっぱいで、心配してなかったわけじゃない」
顔面の穴という穴から汚いお水をたばたば出すニア。刹那、首をかしげ、ユーコミスの顔をうかがう。
「ユーちゃんの瞳て、燃えるような赤で綺麗だったのに、その模様、五芒星、どうなってんの?」
ユーコミスの瞳が泳いだ。切れ長の目に、炎を連想させる朱い瞳。両目の瞳の中に刻んであるのは五芒星だった。
ばっと顔を隠し、肩に置いていた手を突き放した。ニアはこちらに真っ逆さまに落ちていく。
白いパンティが丸見えだ。
慌てて俺とジンがニアを救うも、ニアは、突き飛ばされたショックでユーコミスを凝視して、大粒の涙を静かに落とした。
「見られた『貴様のせいだ』バレた?『そうだ、書を手に入れないと』早く早く」
二重人格なのか、自分の言葉に次々と言葉を重ねてる。見たことない慌てぷりだ。それとも、こいつの普通なのか。でも、明らかに普通じゃない。
苦しめられてるように頭を振り、青白い顔。どうしたんだ。いきなり。
ユーコミスは、目をかっと見開かせ、俺たちの持っている本を鋭い眼光で睨みつけた。
ギラギラと刃のように光っており、この目だけで威圧感が、体が重くなる。体がピリピリしてる。威圧感で、鳥肌が立ってる。
「『よこせ、早く!』書を渡してくれ!」
ふっとこちらに飛んできたユーコミスに、俺はスパークを放った。
ほとばしる赤い火花と閃光。モクモクと白い湯気が天に昇る。
どうなったんだ。煙に巻かれて何も見えない。スパークは技の中で殺傷能力は低い。火花が散りばめる技で、熱量もそれほどないと思う。
「この書は渡さない!」
「『書を大人しく渡してくれればいいものを!』 頼む! 渡してくれ!」
さっきから善良ユーコミスと悪のユーコミスが入り混じった会話だ。そして、誰もが最悪の状況と予知した出来事が起きた。
ユーコミスと戦闘になることだ。
さきに手を出したのは、不本意ながらに俺で。戦闘開始のベルは、スパークを放ったときから鳴り響いていた。
ニアと〝終末の書〟が入っているバックを肩に背負うと、飛行呪怨でその場から去った。やつは煙に巻かれて、俺たちが何処にいるのか分かっていない。
「戦闘を避けろと言ったはずだ!」
ジンが小声で叫んだ。
いきなり攻撃し、いきなり上空を飛んだ俺のあとを追って。
「ごめん。でも、こうしないと、救えない気がした」
「はぁ!?」
口をあんぐりして、後ろを振り返る。後ろは煙が徐々に風で消え、ユーコミスがこちらに向かってきた。
突然、体が重くなった。鈍器か何かに殴られたような衝撃。体の重心が重くなり、骨がギシギシなる。
全く動けない。背中に重いものを持たされたように、体の負担が背中から来ている。
飛行呪怨して、下は海。このまま海面に顔をぶつけそうだ。ユーコミスの呪怨だ。やつの呪怨は押し潰したり、変形させたり、触れたもののを重力を操る【重力の呪怨】者。
俺たちの体は奴の呪怨にかかり、すでに逃げられない状態だ。動けないし、尚且つ、圧迫されてまともに呼吸ができない。喋らないし。
ユーコミスが近づいてきてる。眉間に血管を浮かせ、目が血走っている。完全に怒らせた。
「退いてっ!」
ニアが叫んだ。
同時に、俺たちの前に、壁のような大きな岩石が降ってきた。ユーコミスを遮断するように、俺たちを囲った。
すると、体がふっと軽くなった。呪怨が解けたのだ。でも手足がプルプル震えてまともに、立てない。
視界がクラクラする。陽炎のような周りの情景が揺れていた。激しい目眩だ。気分が悪くなる。吐き気がしそうだ。
空気と自分の体の重力を捻じ曲げられ、副作用がかかっている。とんでもない衝撃だ。
「ユーちゃん、超本気だったあぁ! 怖っ! 超っ怖いんですけどっ!! 何あれ、ニアごと殺しにきたよ!? 見た? ねぇ見た? ニアがいたのに、押し潰したよ! ありえない、肺が圧迫して死ぬところだったよぉお! 守って! ニアのこと守ってよ!」
全身をぶるぶる震え、ニアは叫び泣き出した。顔面の穴という穴から滝のようなお水を飛沫させ、俺にしがみつく。
俺の体は、まだ目眩がして吐き気がしそうなんだが。そんなにしがみつかれると、胃が、圧迫して嘔吐しそう。ジンも苦しそうに頭を抑え、辺りを見渡した。
「これは?」
訊くと、ニアは俺にしがみついたまま「岩だよぉ」と情けなく言った。
ニアの呪怨で島にあった大きな岩が、こちらまで飛ばされ、俺たちを囲んでいる。上も下も。まるで、岩で造られたお家みたいに。
ほんの隙間でしか光が射さないため、中は薄暗く、小さな囲いに三人もいるためムシムシする。サウナ状態だ。
そのせいでか、服がびしょびしょなのは汗かニアの汚いお水のせいか分からない。
数分後たつと、目眩が徐々に薄れていった。震えもない。とりあえずニアを払い除け、コンコン、と岩をノックした。
キーンと音が内部に響く。
岩に囲まれ、こうして数分が経つ。ユーコミスが襲ってきてもおかしくない。
「強度は?」
訊くと、ニアは首をかしげて曖昧に答えた。
「普通の岩だよ? 強度も何も、島にある普通の岩で、ユーちゃんならとっくに破壊――」
されてた! そんなの早く言え。岩のお家がガラガラ崩れ、崩壊していく。暗く湿って、光もほんの僅かしか届かなかった周りが、途端、景色が広がり、カッと眩しい日差しに苛まれた。
【重力の呪怨】は他にも触れたものを無重力にすることができる。たとえ、人よりも巨大な岩でも、軽々と、持てれる。大粒の海飛沫をあげ、崩れた岩が落ちていく。
晴れた景色に見えたのは、残酷にもユーコミスだった。
「〝終末の書〟はどこだ?」
操られたように、それしか聞けないのかよ。お前の仲間のニアも目の前にいるのに。
「ここだぜ」
ジンがリュックの中に手を伸ばした。ジンが持っているのは、牡丹先生のと科学実験のセンセ、マモルの三冊だ。
ジンがリュックの中に手を突っ込み、探しているとき、ユーコミスはそれを食い入るように見ていた。
すぐ横のニアなんて、一度とりとも見ない。
ジンがリュックの中に手を入れて、三冊の〝終末の書〟を出した。ユーコミスの顔色が変わった。
切れ長の目を見開き、恍惚とした。「ャっト、てにイレた」ユーコミスではない化物のようなおぞましい声。でも、その声は強く吹き荒れる風のせいで、俺たちには聞こえなかった。
ジンは挑発するように、リュックの隙間から〝終末の書〟を見せつける。
「その前に聞きたいことがある」
なんだ? というように首をかしげる。
「アカネちゃんたちは無事だろうな!?」
「無事だとも。拘束してるがな」
「本当だろうな?」
「本当だ。一人、頭をぶつけて怪我してた女がいるが、今はもう落ち着いている。食事だって与えている」
ユーコミスは、やけに素直に教えてくれた。ジンの、ほっと胸をなでおろした息が聞こえた。刹那、また険しい表情に変わった。
「訊きたいことが山ほどある」
ユーコミスはまたか、という顔をした。怪訝に眉をあげ、怪しんでいる。ジンは話を続けた。
「どうしてこの〝終末の書〟を求めた? 空白で何も書いてないのに」
「その価値が分からんとは……」
げんなりと、息をこぼしたユーコミスは不機嫌な表情になった。
「その書を一つに集めたら、俺がこの世界を変えられる。始まりから今を。全てをな」
『破滅をもたらす』
このとき、タウラスさんの言葉が突然降ってきた。タウラスさんは、鋭い表情でこのことを言った。最後の最後の別れで。
「俺が世界を変えられる?」
ジンが怪訝な表情になり、ユーコミスが言った言葉をオウム返しに呟いた。
「世界なんて、そんなすぐに変わらない」
切なく、自分が体験してきたふうに呟いた。
ユーコミスの眉がぴくりとあがった。不機嫌な表情が、ますます血が昇りそうな表情だ。そろそろやばい。
「初期生は10人で10冊ある」
俺はバックからタウラスさんのと七冊の本を取り出した。ユーコミスの血が昇りそうな表情が一変して、穏やかになっていく。
「10冊もあったのか。ご苦労だった」
ゆるゆると近づいてくる。この本を取りにくるんだ。体が震えた。緊張で体が重くなってイる。すると、それまで様子見してたニアがわっと口を開いた。
「ユーちゃん、ニアだよ! ニアのこと、忘れたの!?」
「ニア」
止まった。三歩前のところで。
ニアはポロポロ泣き出し、ユーコミスにしがみついた。舟から上空にいる奴のほうに大ジャンプ。
「うわーん会いたかったよぉ! 会いたかったあ! どうして助けに来なかったの? ニアのこと、心配じゃなかったの!?」
大粒の涙を飛沫させるニア。ユーコミスは、ぽんとニアの肩に手を置いた。
「すまない。色々手いっぱいで、心配してなかったわけじゃない」
顔面の穴という穴から汚いお水をたばたば出すニア。刹那、首をかしげ、ユーコミスの顔をうかがう。
「ユーちゃんの瞳て、燃えるような赤で綺麗だったのに、その模様、五芒星、どうなってんの?」
ユーコミスの瞳が泳いだ。切れ長の目に、炎を連想させる朱い瞳。両目の瞳の中に刻んであるのは五芒星だった。
ばっと顔を隠し、肩に置いていた手を突き放した。ニアはこちらに真っ逆さまに落ちていく。
白いパンティが丸見えだ。
慌てて俺とジンがニアを救うも、ニアは、突き飛ばされたショックでユーコミスを凝視して、大粒の涙を静かに落とした。
「見られた『貴様のせいだ』バレた?『そうだ、書を手に入れないと』早く早く」
二重人格なのか、自分の言葉に次々と言葉を重ねてる。見たことない慌てぷりだ。それとも、こいつの普通なのか。でも、明らかに普通じゃない。
苦しめられてるように頭を振り、青白い顔。どうしたんだ。いきなり。
ユーコミスは、目をかっと見開かせ、俺たちの持っている本を鋭い眼光で睨みつけた。
ギラギラと刃のように光っており、この目だけで威圧感が、体が重くなる。体がピリピリしてる。威圧感で、鳥肌が立ってる。
「『よこせ、早く!』書を渡してくれ!」
ふっとこちらに飛んできたユーコミスに、俺はスパークを放った。
ほとばしる赤い火花と閃光。モクモクと白い湯気が天に昇る。
どうなったんだ。煙に巻かれて何も見えない。スパークは技の中で殺傷能力は低い。火花が散りばめる技で、熱量もそれほどないと思う。
「この書は渡さない!」
「『書を大人しく渡してくれればいいものを!』 頼む! 渡してくれ!」
さっきから善良ユーコミスと悪のユーコミスが入り混じった会話だ。そして、誰もが最悪の状況と予知した出来事が起きた。
ユーコミスと戦闘になることだ。
さきに手を出したのは、不本意ながらに俺で。戦闘開始のベルは、スパークを放ったときから鳴り響いていた。
ニアと〝終末の書〟が入っているバックを肩に背負うと、飛行呪怨でその場から去った。やつは煙に巻かれて、俺たちが何処にいるのか分かっていない。
「戦闘を避けろと言ったはずだ!」
ジンが小声で叫んだ。
いきなり攻撃し、いきなり上空を飛んだ俺のあとを追って。
「ごめん。でも、こうしないと、救えない気がした」
「はぁ!?」
口をあんぐりして、後ろを振り返る。後ろは煙が徐々に風で消え、ユーコミスがこちらに向かってきた。
突然、体が重くなった。鈍器か何かに殴られたような衝撃。体の重心が重くなり、骨がギシギシなる。
全く動けない。背中に重いものを持たされたように、体の負担が背中から来ている。
飛行呪怨して、下は海。このまま海面に顔をぶつけそうだ。ユーコミスの呪怨だ。やつの呪怨は押し潰したり、変形させたり、触れたもののを重力を操る【重力の呪怨】者。
俺たちの体は奴の呪怨にかかり、すでに逃げられない状態だ。動けないし、尚且つ、圧迫されてまともに呼吸ができない。喋らないし。
ユーコミスが近づいてきてる。眉間に血管を浮かせ、目が血走っている。完全に怒らせた。
「退いてっ!」
ニアが叫んだ。
同時に、俺たちの前に、壁のような大きな岩石が降ってきた。ユーコミスを遮断するように、俺たちを囲った。
すると、体がふっと軽くなった。呪怨が解けたのだ。でも手足がプルプル震えてまともに、立てない。
視界がクラクラする。陽炎のような周りの情景が揺れていた。激しい目眩だ。気分が悪くなる。吐き気がしそうだ。
空気と自分の体の重力を捻じ曲げられ、副作用がかかっている。とんでもない衝撃だ。
「ユーちゃん、超本気だったあぁ! 怖っ! 超っ怖いんですけどっ!! 何あれ、ニアごと殺しにきたよ!? 見た? ねぇ見た? ニアがいたのに、押し潰したよ! ありえない、肺が圧迫して死ぬところだったよぉお! 守って! ニアのこと守ってよ!」
全身をぶるぶる震え、ニアは叫び泣き出した。顔面の穴という穴から滝のようなお水を飛沫させ、俺にしがみつく。
俺の体は、まだ目眩がして吐き気がしそうなんだが。そんなにしがみつかれると、胃が、圧迫して嘔吐しそう。ジンも苦しそうに頭を抑え、辺りを見渡した。
「これは?」
訊くと、ニアは俺にしがみついたまま「岩だよぉ」と情けなく言った。
ニアの呪怨で島にあった大きな岩が、こちらまで飛ばされ、俺たちを囲んでいる。上も下も。まるで、岩で造られたお家みたいに。
ほんの隙間でしか光が射さないため、中は薄暗く、小さな囲いに三人もいるためムシムシする。サウナ状態だ。
そのせいでか、服がびしょびしょなのは汗かニアの汚いお水のせいか分からない。
数分後たつと、目眩が徐々に薄れていった。震えもない。とりあえずニアを払い除け、コンコン、と岩をノックした。
キーンと音が内部に響く。
岩に囲まれ、こうして数分が経つ。ユーコミスが襲ってきてもおかしくない。
「強度は?」
訊くと、ニアは首をかしげて曖昧に答えた。
「普通の岩だよ? 強度も何も、島にある普通の岩で、ユーちゃんならとっくに破壊――」
されてた! そんなの早く言え。岩のお家がガラガラ崩れ、崩壊していく。暗く湿って、光もほんの僅かしか届かなかった周りが、途端、景色が広がり、カッと眩しい日差しに苛まれた。
【重力の呪怨】は他にも触れたものを無重力にすることができる。たとえ、人よりも巨大な岩でも、軽々と、持てれる。大粒の海飛沫をあげ、崩れた岩が落ちていく。
晴れた景色に見えたのは、残酷にもユーコミスだった。
0
お気に入りに追加
1
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/essay.png?id=5ada788558fa89228aea)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/youth.png?id=ad9871afe441980cc37c)
【フリー台本】朗読小説
桜来
現代文学
朗読台本としてご使用いただける短編小説等です
一話完結 詰め合わせ的な内容になってます。
動画投稿や配信などで使っていただけると嬉しく思います。
ご報告、リンクなどは任意ですが、作者名表記はお願いいたします。
無断転載 自作発言等は禁止とさせていただきます。
よろしくお願いいたします。
セーラー服美人女子高生 ライバル同士の一騎討ち
ヒロワークス
ライト文芸
女子高の2年生まで校内一の美女でスポーツも万能だった立花美帆。しかし、3年生になってすぐ、同じ学年に、美帆と並ぶほどの美女でスポーツも万能な逢沢真凛が転校してきた。
クラスは、隣りだったが、春のスポーツ大会と夏の水泳大会でライバル関係が芽生える。
それに加えて、美帆と真凛は、隣りの男子校の俊介に恋をし、どちらが俊介と付き合えるかを競う恋敵でもあった。
そして、秋の体育祭では、美帆と真凛が走り高跳びや100メートル走、騎馬戦で対決!
その結果、放課後の体育館で一騎討ちをすることに。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる