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Ⅳ 哀悼に咲き誇る~17歳~
第72話 シモン
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遠距離から攻撃してくるリリスに、こちらも遠距離でしか攻撃できない。シモン先輩の槍矢で複数の槍や矢など降らしてみても、核には絶対に当たらない。
アダムと同様、絶壁のフィールドがあるから。
「どうやって近づけば……」
「考えがある」
シモン先輩が、強く主張してきた。
「考えって?」
訊くとシモン先輩は顔色を厳しくさせた。俺の目を真っ直ぐに見上げて。
「カイくんがリリスの視界を極力引き付けて、私が核を壊す。攻撃力の高いあなたが来てくれて良かった」
ニコと笑った。
そんなの、お安い御用だ。
小夏先輩も協力して、リリス打倒に挑む。複数で近づくと、過敏に遠距離攻撃してくる。なので、一人で近づいてみる。
複数だと即座に微粒子ビームが放ってくるのに、単体になると少し迷ったようにして、ビームを放ってきた。
迷った挙句にこの距離だ。もう狙いは外さない。フレイムインパクトを唱え、次にスパークを唱えた。
熱風と光、爆発音がするフレイムインパクトで視角と聴覚を奪い、スパークでさらに視角を奪う。
呪怨を使い切った体では、フレイムインパクトを唱えた直後、ギシと体が響いた。何かの神経がプツリと切れる嫌な音が響く。
スパークを唱えないと、でも、体が重い。痛みが全神経を麻痺している。
苦しい。
心臓が、脳が、血管が、全ての細胞がサイレンを鳴らしている。
「クイーンコントロール」
はっとその声で我に返った。
嫌な夢世界に入っていたような浮遊感がある。でも、ここは現実で、この空間はシモン先輩が創り出した世界。
夢から醒めたら、全ての空間に黄金の刃が浮いていた。鋭く尖ったどこまでも貫く刃。星の数ほどある。
シモン先輩が合図を送ったら、一斉にその刃たちはリリスのほうへ向かった。
ズタズタに引き裂き、皮が剥がれようが抉られようが、容赦なく留まることを知らずに刃は降ってくる。
そうして、一つの刃が核に亀裂を食い込ませた。
おぞましい悲鳴が響き渡る。リリスが召喚した悪魔たちは、リリスの悲鳴に震え上げ、同じところをぐるぐると浮遊している。
核には刃が突き刺さっている。奥まで。
「大丈夫」
優しい音色が背後からした。続いて、背中をぽん、と叩かれる。
限界に達した体を気づいてか、もしくは、シモン先輩は何か作戦があるのか、伝った手のひらは自信に満ち溢れ、温度は温かかった。
「ありがとう。ここまで手伝ってくれて。最後に――顔を見れてほんとに良かった」
優しい顔で穏やかな口調でそう言った。
背中にいたシモン先輩が前に出た。アクアマリンの瞳がこちらを覗いている。
背中に回していた手のひらを肩に置き、とん、と押された。
小さく押されたはずが、吸い込まれていくようにして後ろにのけ反っていく。
「シモン先輩!?」
手を伸ばした。
腕を伸ばしても届かない。その伸ばした腕の先には、漆黒の闇を背に、温かな笑みで見下ろしていた。
禍々しいほど黒い霧がシモン先輩を包み込んでいる。リリスの呪怨の悪魔みたい。でも、霧はリリスから発していない。シモン先輩の体から発してある。
俺は知っている。
あの黒い霧を。
ディマアァイズだ。呪怨を極限まで出し、自らの呪怨に飲み込まれることをディマアァイズと呼ぶ。
俺は以前ディマアァイズを発動した。美樹とジンの活躍によって邪鬼になることを阻止できたけど、シモン先輩の場合は、なんか、違う。
俺のときは、壊したい感情でディマアァイズ発動した。でもシモン先輩は自らディマアァイズを発動している。
「シモン先輩っ!!」
「約束、破ってごめんなさい――小夏!」
小夏先輩の名前を呼ぶと、背後から小夏先輩が俺の腕を掴んだ。グイグイ引っ張る。
「待って! 小夏先輩、そっちに行ったら……」
「黙ってついてきて」
そっちに向かったら、空間から抜け出せる。けど、シモン先輩を置いていけない。小夏先輩は、それでも分かって俺を引っ張っていた。
「これは、もう決まったことなの。リリスを100%倒せるには、この未来しか視えなかった」
震えていた。声も腕も。
ピシャと頬に冷たい雫が当たった。雨でも降っていないのに、雫が顔に当たった。舐めてみたら、しょっぱくて、塩の味がした。見上げれば、小夏先輩の頬から大粒の雫が滴り落ち、俺の頬まで伝い濡らしていた。
小夏先輩に引かれ、空間の外に出た。すると、図ったようにして空間内が真っ暗闇に。大きな空間がだんだん小さくなっていき、キューブのようになっていく。
「シモン先輩!」
「だめ!」
腕を伸ばした矢先、小夏先輩がぐいと腕を掴んで引き戻す。人が入れないほど小さくなったキューブ。手のひらにコロンと転がすほどのサイズになった。
声が出なかった。
シモン先輩は、自らディマアァイズ発動し自らの呪怨の中に閉じこもった。リリスを封じるには、自分を犠牲にしてまで。
最終的にキューブは、手のひらサイズになると、パチンと弾けた。
視界が真っ暗闇になった。
「なんで」
広大な海で一人置いてけぼりにされた寂しさ、虚しさ、それと同時に怒りが芽生えた。その矛先は小夏先輩に当たった。
「なんで、どうしてシモン先輩がディマアァイズ発動しなきゃならないんだ! 未来なら変えられる。100%そうであっても、絶対違う未来を考える! 小夏先輩! そうでしょ?」
振り向いたら、小夏先輩はうるうるとした瞳で俺を見上げていた。
「なかった」
ポツリと呟いた。
目線をそらし、くぐもった声で。
「いくつも選択肢を視てきた。なかったのよ。シモン様がああなる未来は、因果で、絶対で、運命なの。だから、責めないで」
小夏先輩は、首をうなだれ、それから口を閉じた。
俺も言い過ぎたと口を閉じたが、心中にある怒りはおさまらなかった。
違う。
どうしてこの怒りは小夏先輩に当てたんだ。怒りの矛先は自分自身たろ。心配でここまで駆け寄ってきて、何もできなくて、結局は守れなかった。
また、守れなかった。大事な人を。
もういないことに、涙が出た。大声で。怒りも悲しみも全ての感情を露にして。ピンと貼っていた糸がプツリと切れたように目からポタポタと涙が出た。
その味は、ひどく塩辛かった。
もう全ての水分を目から流すと、気分は少し晴れていた。頭の上に手をおき、落ち着いた? と首をかしげる小夏先輩。
「だい、じょうぶ、です。ありがとごさいます。それと、ごめんなさい」
「別に。気にしてない」
あっけらかんとしている性格に、初めてほっとした。
「さてと」
俺の頭においた手を戻し、小夏先輩はキョロキョロと辺りを警戒した。
「リリスを倒したのに、まだいるわね」
少数、五~六匹は上空に飛んでいる。女王蜂を失った蜂のように、おぼつかない様子で飛んでいた。
リリスは倒した。シモン先輩と一緒にこの世の空間と違う空間世界に閉じ込められ、そして消えた。シモン先輩が犠牲になったんだ、リリスが生きてたらと思うとゾッとした。
向こうから、ジンとルイとユリスが手を振っていた。三人とも無事だった。
「随分減ったわね」
小夏先輩がつぶやいた。
軍隊のようにいた戦闘員が今や、指で数えられる程度の人数に減った。雨、ミラノ、美樹、シモン先輩、昨日まで生きてて普通に話してたのに今、この世にいない。帰ってくることもない。
胸の奥がじんとなった。また涙が出そうだ。
ぐっと噛み締め、目から溢れ出そうなものを一旦止めた。
「リリスを倒したよね?」
ルイがオロオロ訊いてきた。
みんなには、シモン先輩のこと、リリスを倒したことを打ち明けた。みんな、寂しげな表情になった。
「シモン先輩が……そんな」
「悲しんでる暇はないわ。この影みたいなのをなんとかしましょう」
小夏先輩が先陣をきった。
でも、不可解だ。それはみんなも分かっているようで、誰もが口をつぐんでいた。俺がさきに口を開いた。
「リリスを倒したのに、どうしてこの悪魔は消滅しない。術者を倒したのに」
小夏先輩が考えたくない、とつぶやいた。悲しんでる暇はないと後輩に言っておきながら、泣きそうな表情。
「これでほんとに終わりなのかな?」
ルイが真剣な表情で言った。
この状況で一番聞きたくない言葉がでた。ルイの口から。思ったより早くにその言葉がかけられた。
「シモン先輩がリリスを倒してくれた。でも、倒したというより気配を消したに近いよね。ここと違う空間に必ずいる。リリスは死んでない。だから悪魔がいる」
己を犠牲にしたシモン先輩の行動が、否定したようないい草だった。
アダムと同様、絶壁のフィールドがあるから。
「どうやって近づけば……」
「考えがある」
シモン先輩が、強く主張してきた。
「考えって?」
訊くとシモン先輩は顔色を厳しくさせた。俺の目を真っ直ぐに見上げて。
「カイくんがリリスの視界を極力引き付けて、私が核を壊す。攻撃力の高いあなたが来てくれて良かった」
ニコと笑った。
そんなの、お安い御用だ。
小夏先輩も協力して、リリス打倒に挑む。複数で近づくと、過敏に遠距離攻撃してくる。なので、一人で近づいてみる。
複数だと即座に微粒子ビームが放ってくるのに、単体になると少し迷ったようにして、ビームを放ってきた。
迷った挙句にこの距離だ。もう狙いは外さない。フレイムインパクトを唱え、次にスパークを唱えた。
熱風と光、爆発音がするフレイムインパクトで視角と聴覚を奪い、スパークでさらに視角を奪う。
呪怨を使い切った体では、フレイムインパクトを唱えた直後、ギシと体が響いた。何かの神経がプツリと切れる嫌な音が響く。
スパークを唱えないと、でも、体が重い。痛みが全神経を麻痺している。
苦しい。
心臓が、脳が、血管が、全ての細胞がサイレンを鳴らしている。
「クイーンコントロール」
はっとその声で我に返った。
嫌な夢世界に入っていたような浮遊感がある。でも、ここは現実で、この空間はシモン先輩が創り出した世界。
夢から醒めたら、全ての空間に黄金の刃が浮いていた。鋭く尖ったどこまでも貫く刃。星の数ほどある。
シモン先輩が合図を送ったら、一斉にその刃たちはリリスのほうへ向かった。
ズタズタに引き裂き、皮が剥がれようが抉られようが、容赦なく留まることを知らずに刃は降ってくる。
そうして、一つの刃が核に亀裂を食い込ませた。
おぞましい悲鳴が響き渡る。リリスが召喚した悪魔たちは、リリスの悲鳴に震え上げ、同じところをぐるぐると浮遊している。
核には刃が突き刺さっている。奥まで。
「大丈夫」
優しい音色が背後からした。続いて、背中をぽん、と叩かれる。
限界に達した体を気づいてか、もしくは、シモン先輩は何か作戦があるのか、伝った手のひらは自信に満ち溢れ、温度は温かかった。
「ありがとう。ここまで手伝ってくれて。最後に――顔を見れてほんとに良かった」
優しい顔で穏やかな口調でそう言った。
背中にいたシモン先輩が前に出た。アクアマリンの瞳がこちらを覗いている。
背中に回していた手のひらを肩に置き、とん、と押された。
小さく押されたはずが、吸い込まれていくようにして後ろにのけ反っていく。
「シモン先輩!?」
手を伸ばした。
腕を伸ばしても届かない。その伸ばした腕の先には、漆黒の闇を背に、温かな笑みで見下ろしていた。
禍々しいほど黒い霧がシモン先輩を包み込んでいる。リリスの呪怨の悪魔みたい。でも、霧はリリスから発していない。シモン先輩の体から発してある。
俺は知っている。
あの黒い霧を。
ディマアァイズだ。呪怨を極限まで出し、自らの呪怨に飲み込まれることをディマアァイズと呼ぶ。
俺は以前ディマアァイズを発動した。美樹とジンの活躍によって邪鬼になることを阻止できたけど、シモン先輩の場合は、なんか、違う。
俺のときは、壊したい感情でディマアァイズ発動した。でもシモン先輩は自らディマアァイズを発動している。
「シモン先輩っ!!」
「約束、破ってごめんなさい――小夏!」
小夏先輩の名前を呼ぶと、背後から小夏先輩が俺の腕を掴んだ。グイグイ引っ張る。
「待って! 小夏先輩、そっちに行ったら……」
「黙ってついてきて」
そっちに向かったら、空間から抜け出せる。けど、シモン先輩を置いていけない。小夏先輩は、それでも分かって俺を引っ張っていた。
「これは、もう決まったことなの。リリスを100%倒せるには、この未来しか視えなかった」
震えていた。声も腕も。
ピシャと頬に冷たい雫が当たった。雨でも降っていないのに、雫が顔に当たった。舐めてみたら、しょっぱくて、塩の味がした。見上げれば、小夏先輩の頬から大粒の雫が滴り落ち、俺の頬まで伝い濡らしていた。
小夏先輩に引かれ、空間の外に出た。すると、図ったようにして空間内が真っ暗闇に。大きな空間がだんだん小さくなっていき、キューブのようになっていく。
「シモン先輩!」
「だめ!」
腕を伸ばした矢先、小夏先輩がぐいと腕を掴んで引き戻す。人が入れないほど小さくなったキューブ。手のひらにコロンと転がすほどのサイズになった。
声が出なかった。
シモン先輩は、自らディマアァイズ発動し自らの呪怨の中に閉じこもった。リリスを封じるには、自分を犠牲にしてまで。
最終的にキューブは、手のひらサイズになると、パチンと弾けた。
視界が真っ暗闇になった。
「なんで」
広大な海で一人置いてけぼりにされた寂しさ、虚しさ、それと同時に怒りが芽生えた。その矛先は小夏先輩に当たった。
「なんで、どうしてシモン先輩がディマアァイズ発動しなきゃならないんだ! 未来なら変えられる。100%そうであっても、絶対違う未来を考える! 小夏先輩! そうでしょ?」
振り向いたら、小夏先輩はうるうるとした瞳で俺を見上げていた。
「なかった」
ポツリと呟いた。
目線をそらし、くぐもった声で。
「いくつも選択肢を視てきた。なかったのよ。シモン様がああなる未来は、因果で、絶対で、運命なの。だから、責めないで」
小夏先輩は、首をうなだれ、それから口を閉じた。
俺も言い過ぎたと口を閉じたが、心中にある怒りはおさまらなかった。
違う。
どうしてこの怒りは小夏先輩に当てたんだ。怒りの矛先は自分自身たろ。心配でここまで駆け寄ってきて、何もできなくて、結局は守れなかった。
また、守れなかった。大事な人を。
もういないことに、涙が出た。大声で。怒りも悲しみも全ての感情を露にして。ピンと貼っていた糸がプツリと切れたように目からポタポタと涙が出た。
その味は、ひどく塩辛かった。
もう全ての水分を目から流すと、気分は少し晴れていた。頭の上に手をおき、落ち着いた? と首をかしげる小夏先輩。
「だい、じょうぶ、です。ありがとごさいます。それと、ごめんなさい」
「別に。気にしてない」
あっけらかんとしている性格に、初めてほっとした。
「さてと」
俺の頭においた手を戻し、小夏先輩はキョロキョロと辺りを警戒した。
「リリスを倒したのに、まだいるわね」
少数、五~六匹は上空に飛んでいる。女王蜂を失った蜂のように、おぼつかない様子で飛んでいた。
リリスは倒した。シモン先輩と一緒にこの世の空間と違う空間世界に閉じ込められ、そして消えた。シモン先輩が犠牲になったんだ、リリスが生きてたらと思うとゾッとした。
向こうから、ジンとルイとユリスが手を振っていた。三人とも無事だった。
「随分減ったわね」
小夏先輩がつぶやいた。
軍隊のようにいた戦闘員が今や、指で数えられる程度の人数に減った。雨、ミラノ、美樹、シモン先輩、昨日まで生きてて普通に話してたのに今、この世にいない。帰ってくることもない。
胸の奥がじんとなった。また涙が出そうだ。
ぐっと噛み締め、目から溢れ出そうなものを一旦止めた。
「リリスを倒したよね?」
ルイがオロオロ訊いてきた。
みんなには、シモン先輩のこと、リリスを倒したことを打ち明けた。みんな、寂しげな表情になった。
「シモン先輩が……そんな」
「悲しんでる暇はないわ。この影みたいなのをなんとかしましょう」
小夏先輩が先陣をきった。
でも、不可解だ。それはみんなも分かっているようで、誰もが口をつぐんでいた。俺がさきに口を開いた。
「リリスを倒したのに、どうしてこの悪魔は消滅しない。術者を倒したのに」
小夏先輩が考えたくない、とつぶやいた。悲しんでる暇はないと後輩に言っておきながら、泣きそうな表情。
「これでほんとに終わりなのかな?」
ルイが真剣な表情で言った。
この状況で一番聞きたくない言葉がでた。ルイの口から。思ったより早くにその言葉がかけられた。
「シモン先輩がリリスを倒してくれた。でも、倒したというより気配を消したに近いよね。ここと違う空間に必ずいる。リリスは死んでない。だから悪魔がいる」
己を犠牲にしたシモン先輩の行動が、否定したようないい草だった。
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