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Ⅲ 戦場に咲く可憐な花たち~16歳~
第49話 ファイル
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ルイはしくしく泣き出し、調べどころじゃない。扉前にいる美樹に顔を向けて「先生たちは?」と訊くと、美樹は首を横にふる。
授業真っ最中。この時間帯でほんとに良かった。廊下は夜のように静まり返り、教室内では黙々と生徒が授業に専念していた。
誰も気づいていない。
この文面、この教室にある全てのファイルを見れば、邪鬼の正体が確実に俺たちだと証明された。
しかし、引っかかることがある。
それは、デイマアァイズ発動した生徒が邪鬼だという証拠がない。そして、ここに記載されている女子生徒は、そのあとどうなったのか。
ファイルに記載された文章を見て、探偵のように顎に手を当てるジン。
「もしかして、転生とか?」
「転生?」
オウム返しに訊ねたら、ジンは開きなおった表情で、
「だっておかしいだろ? 二期生の人がいきなり十期生に留年するか? しかも、死んでるだろ?」
確かにおかしい。でもジンの言ってる通り〝転生〟を繰り返しているのなら、死んでいてもおかしくない。だが、俺たちのクラスにそんな女子生徒はいたか? 覚えがない。合同合宿でAクラスの人たちと触れ合って、やっと人物像を覚えたのだから、接点のない、Cクラスにいたかもしれない。
けれど、二期生でAクラスだった人が転生し、ランクの下から二番目のCクラスに転入するのか?
もし、容姿や成績、呪怨までもが転生しても尚、そのまま生き写していたなら、Cクラスはありえない。
この学校は、容姿、成績、五感、体力、呪怨などを判定し順位づけしている。Cクラスは、その基準の二つが優れていなかった場合入るシステムだ。Aクラスはどれも優れており、満場一致で入るクラス。
Cクラスだと考えにくい。だとしたら、AAクラス……も考えにくい。でも、Dクラスでもない。一つに絞られたのは、Bクラス。
十期生のBクラスファイルを調べた。
懐かしいクラスメイトの名簿。
昔の余韻に浸ってパラパラめくっていたときである――その女子生徒の名簿を発見した。
二期生のときと同じ名前、呪怨、成績。どれも、生き写しのようにぴったり同じ。
口の中がカラカラ乾いてしょうがない。度重なる真実に、目前が暗くなった。広大な海に置き去りにされた虚しさ。
ジンが近くに寄り、ファイルを見下ろした。
「ふむ。何何……ヴィクトリア・ヒース【破壊の呪怨】この世のものを何でも破壊できる。容姿、成績、呪怨において、Bクラス一飛び抜けている」
音読するように記載されと文字を読み解く。そして、次に綴られている文章を、眉をひそめて読む。
「小等部六年生のとき、ある種をきっかけに、生前の記憶を思い出し自ら暴走。優秀な生徒だったが、もう彼女の【クローン】はつくれない。残念だが、絶海の海に、捨てた……」
室内が静まり返った。
アカネがすぐに口を開いた。
「クローン? それって、もし死んでも代わりがいるってことよね? それに……覚えてないわ。クラスにそんな女いたかしら」
首をひねり、真剣な面持ちになる。
俺も覚えていない。クラス一優秀だった生徒を覚えていないはずがない。なのに、体の一部を抜き取られたように、記憶がない。
しくしく泣いていたルイも、俺たちも少し落ち着いたころ、話をまとめてみた。
一つ、邪鬼は確かに俺たちだった。
しかし、邪鬼になるまでの過程が想像できない。合宿のときに戦った【無効の邪鬼】はその絶海の海に捨てたという噂がある。根もはもない噂だ。
それに、俺たちは夜、結界を超えて地平線の彼方の海をも一望できる海を見渡している。
そんな大きな海一度たりとも見たことないぞ。だが文面に嘘は感じられない。
絶海の海がある、としたらその海の下に一体何があるのだろうか。
二つ、俺たちにはクローンが存在していた。戦闘で不条理に死んでも、事故で死んでも、この体はいくら死んでも代わりがいる。
それじゃあ、俺たちは一体何なんだ? 闘うために生まれた捨て駒じゃないか。
三つ、俺たちいいや、学園の生徒全員は何者かの強力な【記憶操作】をかけられている。
ここにいる五人全員が全く同じ人間を忘れているなんて、偶然じゃない。しかも、死んだクラスメイトの名前も顔も、声も覚えていない。
生き残っているクラスメイトの顔や名前はいくら何でもそこまでボケていない。だが、昨日、一昨日で現れた邪鬼に、命を落としたクラスメイトの顔が覚えていない。
そういえば、前もこんなことあったな。
合宿が終わったあと、事情聴取のときだっけ。五人だと思っていた班が四人だったり、その時心には、かけがえのない誰かを忘れたような、言葉には言い表わせない寂しさがあった。
学園で死んだ人たち、二度と思い出さぬよう、強力な呪怨で記憶を封鎖し、蓋をしている。
必死に思い出そうとしても、記憶の蓋はこじ開けれない。術をかけた呪怨者しか解けない力だ。
記憶を抹消できる呪怨者を探るには手がかりが全くない。全てのファイルに目を通したら、何日かかるだろう。その前に見つかってしまう。
ファイルを元の棚に戻し、廊下を覗くと授業が終えたチャイムがちょうど鳴った。久しぶりに聞く甲高い音。
チャイムと同寺に、先生たちが教室から廊下に出てきた。そういえば、ヨモツ先生もリゼ先生も授業終えたら真っ先に出て行ったよな。
あっという間に廊下には、先生たちが。下級生も疎らにうろついている。
「どうする?」
ジンが訊くと、美樹はこの状況を予測していたのか全く焦った様子もなく飄々としていた。
「立ち去るのを待つしかないね。それまで、ここで隠れてる」
美樹の言う通り、再びチャイムが鳴るのを待った。その間、ここに潜んでいることが先生たちにバレないかヒヤヒヤした。
休憩はおよそ十分間。
時計の針に目を移した。まだ休憩して二~三分しか経っていない。
気が遠くなる。
扉を少し開けて、廊下を覗いてたジンが行き交う先生たちを見て、懐かしむような口調で喋った。
「あの先生まだいるんだ、あ、あの可愛い先生昔から全然変わってないな」
どれどれ、と興味津々に美樹がジンと同じように廊下を覗いた。
「あのBクラスの副担任でしょ? 人気あったよね。全然変わってない……というか、変わってなさすぎ!」
つられて俺も廊下を覗いた。ちょっとした興味本位。可愛いと支持された副担任の顔を拝みたいとか、そんなこと思ってないぞ。
Bクラスの副担任は、学園一可愛いとチヤホヤされてた先生だ。
小動物みたいに小柄で、普段からミニスカートを履いており、控えめで大人しい顔つきなのに、ミニスカートから覗く生足を見せて小中学生の男児をメロメロに刺激させた教師だ。
覗くと、また艷やかな生足をみせながら尻をプリプリしている。
その隣に、学園一イケメンだとチヤホヤされてたリゼ先生が。お互い、教科書を持って一緒に歩いている。
笑いながら。
すると、背後から地獄の釜が開く重低い音が。大地がゴゴゴと唸っている。
背筋に戦慄が走った。
だってこれほどの殺意を感知した経験は初めてだし、それに、その殺意を持って抱いているのは驚くことにルイだった。
「ル、ルイ?」
「その女……誰?」
ルイの表情は鬼のように、恐ろしく、黒い髪の毛は生きているかのように逆立ちし、目は赤く光っていた。さながら、目で人を殺せる勢いだ。
リゼ先生の隣にいる女に、殺意を抱いているらしい。
「ルイ、落ち着いて」
宥めるも、ルイの体から夥しい殺意のオーラが。耳に聞こえていない様子だ。鬼化した美樹より怖い。
鬼の呪怨の美樹でさえもルイの凄まじい気迫に圧倒され後退している。
この先後退すれば、少しの隙間から見えてしまう。
鬼化した美樹がいつも所持している槍が、ルイの手中に。気迫に圧倒され、ついに幻覚が。
先端が尖っており、キラっと光っている。ひし形の刃に、顔を青白くさせ、身を寄せあっている俺たちが映っていた。その槍を頭上に高く掲げる。
思わず目をつぶった。
刹那、鈍い音がこの場で反響した。もしや、ルイのやつ本当に殺したのか。隣にはジンや美樹がいた。
恐る恐る目を開いてみる。
そこに広がっていたのは、二人どちらかの死体じゃありませんように、と願って。しかし、想像していたものとは別の情景だった。
アカネが倒れていたのだ。うつ伏せで。
鼠色の床面に、彼女の綺麗な髪の毛が広がっている。
すぐさま駆け寄った。体を起こし抱きかかえる。安眠しているかのような安らかな表情。
次第に、苦痛じみた微かな声が。ひたすらアカネの名前を連呼した。悪夢の中彷徨う彼女に、希望の光を捧げるように。
そうして暫くしてから、重たい瞼が開いた。虚ろな視線。目だけで辺りをキョロキョロさせながら、次に俺たちに向けた。
キョトンとした表情。一体何が起きたんだという不思議な表情だ。
「何? 二人して見下ろして。重いんだけど」
すぐさま駆け寄ったのは、俺だけじゃない。一緒のスピードで、いいや、もしかしたらそれより速い反射神経で駆け寄ったのはジン。
アカネを板挟みにして見下ろす形で両サイドにいる。
授業真っ最中。この時間帯でほんとに良かった。廊下は夜のように静まり返り、教室内では黙々と生徒が授業に専念していた。
誰も気づいていない。
この文面、この教室にある全てのファイルを見れば、邪鬼の正体が確実に俺たちだと証明された。
しかし、引っかかることがある。
それは、デイマアァイズ発動した生徒が邪鬼だという証拠がない。そして、ここに記載されている女子生徒は、そのあとどうなったのか。
ファイルに記載された文章を見て、探偵のように顎に手を当てるジン。
「もしかして、転生とか?」
「転生?」
オウム返しに訊ねたら、ジンは開きなおった表情で、
「だっておかしいだろ? 二期生の人がいきなり十期生に留年するか? しかも、死んでるだろ?」
確かにおかしい。でもジンの言ってる通り〝転生〟を繰り返しているのなら、死んでいてもおかしくない。だが、俺たちのクラスにそんな女子生徒はいたか? 覚えがない。合同合宿でAクラスの人たちと触れ合って、やっと人物像を覚えたのだから、接点のない、Cクラスにいたかもしれない。
けれど、二期生でAクラスだった人が転生し、ランクの下から二番目のCクラスに転入するのか?
もし、容姿や成績、呪怨までもが転生しても尚、そのまま生き写していたなら、Cクラスはありえない。
この学校は、容姿、成績、五感、体力、呪怨などを判定し順位づけしている。Cクラスは、その基準の二つが優れていなかった場合入るシステムだ。Aクラスはどれも優れており、満場一致で入るクラス。
Cクラスだと考えにくい。だとしたら、AAクラス……も考えにくい。でも、Dクラスでもない。一つに絞られたのは、Bクラス。
十期生のBクラスファイルを調べた。
懐かしいクラスメイトの名簿。
昔の余韻に浸ってパラパラめくっていたときである――その女子生徒の名簿を発見した。
二期生のときと同じ名前、呪怨、成績。どれも、生き写しのようにぴったり同じ。
口の中がカラカラ乾いてしょうがない。度重なる真実に、目前が暗くなった。広大な海に置き去りにされた虚しさ。
ジンが近くに寄り、ファイルを見下ろした。
「ふむ。何何……ヴィクトリア・ヒース【破壊の呪怨】この世のものを何でも破壊できる。容姿、成績、呪怨において、Bクラス一飛び抜けている」
音読するように記載されと文字を読み解く。そして、次に綴られている文章を、眉をひそめて読む。
「小等部六年生のとき、ある種をきっかけに、生前の記憶を思い出し自ら暴走。優秀な生徒だったが、もう彼女の【クローン】はつくれない。残念だが、絶海の海に、捨てた……」
室内が静まり返った。
アカネがすぐに口を開いた。
「クローン? それって、もし死んでも代わりがいるってことよね? それに……覚えてないわ。クラスにそんな女いたかしら」
首をひねり、真剣な面持ちになる。
俺も覚えていない。クラス一優秀だった生徒を覚えていないはずがない。なのに、体の一部を抜き取られたように、記憶がない。
しくしく泣いていたルイも、俺たちも少し落ち着いたころ、話をまとめてみた。
一つ、邪鬼は確かに俺たちだった。
しかし、邪鬼になるまでの過程が想像できない。合宿のときに戦った【無効の邪鬼】はその絶海の海に捨てたという噂がある。根もはもない噂だ。
それに、俺たちは夜、結界を超えて地平線の彼方の海をも一望できる海を見渡している。
そんな大きな海一度たりとも見たことないぞ。だが文面に嘘は感じられない。
絶海の海がある、としたらその海の下に一体何があるのだろうか。
二つ、俺たちにはクローンが存在していた。戦闘で不条理に死んでも、事故で死んでも、この体はいくら死んでも代わりがいる。
それじゃあ、俺たちは一体何なんだ? 闘うために生まれた捨て駒じゃないか。
三つ、俺たちいいや、学園の生徒全員は何者かの強力な【記憶操作】をかけられている。
ここにいる五人全員が全く同じ人間を忘れているなんて、偶然じゃない。しかも、死んだクラスメイトの名前も顔も、声も覚えていない。
生き残っているクラスメイトの顔や名前はいくら何でもそこまでボケていない。だが、昨日、一昨日で現れた邪鬼に、命を落としたクラスメイトの顔が覚えていない。
そういえば、前もこんなことあったな。
合宿が終わったあと、事情聴取のときだっけ。五人だと思っていた班が四人だったり、その時心には、かけがえのない誰かを忘れたような、言葉には言い表わせない寂しさがあった。
学園で死んだ人たち、二度と思い出さぬよう、強力な呪怨で記憶を封鎖し、蓋をしている。
必死に思い出そうとしても、記憶の蓋はこじ開けれない。術をかけた呪怨者しか解けない力だ。
記憶を抹消できる呪怨者を探るには手がかりが全くない。全てのファイルに目を通したら、何日かかるだろう。その前に見つかってしまう。
ファイルを元の棚に戻し、廊下を覗くと授業が終えたチャイムがちょうど鳴った。久しぶりに聞く甲高い音。
チャイムと同寺に、先生たちが教室から廊下に出てきた。そういえば、ヨモツ先生もリゼ先生も授業終えたら真っ先に出て行ったよな。
あっという間に廊下には、先生たちが。下級生も疎らにうろついている。
「どうする?」
ジンが訊くと、美樹はこの状況を予測していたのか全く焦った様子もなく飄々としていた。
「立ち去るのを待つしかないね。それまで、ここで隠れてる」
美樹の言う通り、再びチャイムが鳴るのを待った。その間、ここに潜んでいることが先生たちにバレないかヒヤヒヤした。
休憩はおよそ十分間。
時計の針に目を移した。まだ休憩して二~三分しか経っていない。
気が遠くなる。
扉を少し開けて、廊下を覗いてたジンが行き交う先生たちを見て、懐かしむような口調で喋った。
「あの先生まだいるんだ、あ、あの可愛い先生昔から全然変わってないな」
どれどれ、と興味津々に美樹がジンと同じように廊下を覗いた。
「あのBクラスの副担任でしょ? 人気あったよね。全然変わってない……というか、変わってなさすぎ!」
つられて俺も廊下を覗いた。ちょっとした興味本位。可愛いと支持された副担任の顔を拝みたいとか、そんなこと思ってないぞ。
Bクラスの副担任は、学園一可愛いとチヤホヤされてた先生だ。
小動物みたいに小柄で、普段からミニスカートを履いており、控えめで大人しい顔つきなのに、ミニスカートから覗く生足を見せて小中学生の男児をメロメロに刺激させた教師だ。
覗くと、また艷やかな生足をみせながら尻をプリプリしている。
その隣に、学園一イケメンだとチヤホヤされてたリゼ先生が。お互い、教科書を持って一緒に歩いている。
笑いながら。
すると、背後から地獄の釜が開く重低い音が。大地がゴゴゴと唸っている。
背筋に戦慄が走った。
だってこれほどの殺意を感知した経験は初めてだし、それに、その殺意を持って抱いているのは驚くことにルイだった。
「ル、ルイ?」
「その女……誰?」
ルイの表情は鬼のように、恐ろしく、黒い髪の毛は生きているかのように逆立ちし、目は赤く光っていた。さながら、目で人を殺せる勢いだ。
リゼ先生の隣にいる女に、殺意を抱いているらしい。
「ルイ、落ち着いて」
宥めるも、ルイの体から夥しい殺意のオーラが。耳に聞こえていない様子だ。鬼化した美樹より怖い。
鬼の呪怨の美樹でさえもルイの凄まじい気迫に圧倒され後退している。
この先後退すれば、少しの隙間から見えてしまう。
鬼化した美樹がいつも所持している槍が、ルイの手中に。気迫に圧倒され、ついに幻覚が。
先端が尖っており、キラっと光っている。ひし形の刃に、顔を青白くさせ、身を寄せあっている俺たちが映っていた。その槍を頭上に高く掲げる。
思わず目をつぶった。
刹那、鈍い音がこの場で反響した。もしや、ルイのやつ本当に殺したのか。隣にはジンや美樹がいた。
恐る恐る目を開いてみる。
そこに広がっていたのは、二人どちらかの死体じゃありませんように、と願って。しかし、想像していたものとは別の情景だった。
アカネが倒れていたのだ。うつ伏せで。
鼠色の床面に、彼女の綺麗な髪の毛が広がっている。
すぐさま駆け寄った。体を起こし抱きかかえる。安眠しているかのような安らかな表情。
次第に、苦痛じみた微かな声が。ひたすらアカネの名前を連呼した。悪夢の中彷徨う彼女に、希望の光を捧げるように。
そうして暫くしてから、重たい瞼が開いた。虚ろな視線。目だけで辺りをキョロキョロさせながら、次に俺たちに向けた。
キョトンとした表情。一体何が起きたんだという不思議な表情だ。
「何? 二人して見下ろして。重いんだけど」
すぐさま駆け寄ったのは、俺だけじゃない。一緒のスピードで、いいや、もしかしたらそれより速い反射神経で駆け寄ったのはジン。
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