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Ⅲ 戦場に咲く可憐な花たち~16歳~
第48話 保管庫
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「みんなに、話したいことがあるの」
その一言で、辺りが静まり返った。
重たい空気が流れる。
みな、語り出すルイを凝視する。ルイは静かにすぅ、と息を飲んでゆっくりと言ってみせた。
「邪鬼について……みんなが思っている通り確かに邪鬼はデイマアァイズ発動した生徒かもしれない。でも、確かな根拠はないんでしょ? だったら、みんなで証拠を見ていこう」
みんなで、という言葉に誰もがオウム返しに聞き返した。
ルイは顔をゆるゆるとあげ、大きく頷いた。その表情は、強風が襲っても倒れない大卜のように強く、凛々しかった。
美樹は、そんなルイの表情に何を考えたのか、確かめると選択した。
言ったら絶対に曲げない意思の強さと、凛と佇むこの気迫に、誰がどう言っても「ノー」とは言えない。
ルイの言うとおり。確かな証拠がなければ、邪鬼はデイマアァイズ発動した生徒だと断言できない。
俺も知りたい。本当に、邪鬼の正体が俺たちなのか、それとも――。
『保管庫1』
という教室に俺らは向かった。ルイが言うには、そこに、確かな証拠があると断言している。
食堂から離れ小等部、一階にある。保管庫1、2が立て続けに並んだ教室。どれも、生徒の名簿と呪怨に関するファイルが保管されている。
小等部の一階は、今でも覚えている。あの陽が差さぬ薄暗さは不気味で、絶対に近寄らない。
そこら辺にある教室は、どれも使わなくて、安心したが、よくジンとBクラスの連中で鬼ごっこした記憶がある。
そのとき、否が応でもここの道を通っていた。ゆっくり通りながら。だからその隙を狙われてよく掴まってたな。
今思うと、懐かしい記憶だ。
学園内は巨大で、迷うことはあっても必ず先生たちに発見されてたな。鬼ごっこしてたより、先生たちとかくれんぼしてたきがするな。
久しぶりだな、小等部の校舎。
「あ、あの本棚まだ置いてるんだ」
アカネが図書館を窓から見て、指差した。
茶色のプラスチック製の本棚が本来だが、一つ、白いプラスチック製の本棚がある。その本棚は、確か、俺たちがBクラスだったときに造ったやつだ。懐かしいな。
古びて黒くなっているけど、立派に立っている。
「そういや、生徒見かけないと思ったら授業中だな」
陽気にジンが喋った。しかも大声で。そばにいたアカネが、唇に人差し指をさし、シッと怒鳴る。
ジンは分かったと、口に手を当てる。
俺は、アカネの手を引いて小等部の懐かしい掲示板を指差した。
「あれも懐かしいな。あそこには、毎日違ったニュースが貼られてて楽しみだったけ」
「あぁ! 覚えてる! 毎日楽しみだったわ」
無邪気にふふっと笑った。
掲示板に貼られてある、最新のニュースをキラキラとした眼差しで見つめる。
まるで、あの頃に甦ったように無邪気な表情で。
すると引いていた腕と逆に、ジンがアカネの手を引いた。
「あれ、懐かしいな! アカネちゃんが間違えてぶっ壊した壁、まだ跡残ってる」
「あ、あれはジンが避けたからあぁなったんじゃない。そもそも足元に食べかけのお菓子捨てる!? しかもそれを拾うバカもバカだけど」
アカネは、頬を赤くさせジンを睨みつけた。文化祭での思い出だ。
ジンが女子とひっついてるのを見て、アカネが殴り飛ばしてやろうと必殺の拳をかわす前に、ジンが足元のお菓子拾ったせいでその拳は、行く宛もなく壁に激突。アカネは縫うほどの大怪我を負った。
まだ残る壁の痕跡に、ジンは指差してケラケラ笑う。アカネは怒って再び壁の周りで必殺の拳をあげようとしている。
それを傍から傍観していた美樹とルイは、呆けた様子でいた。
「何、あれ……」
「さぁ……」
アカネとジンの喧騒はとまらない。いつだってこの二人の喧嘩は、誰が止めに入っても中々折れないのだ。
しかし、堪忍袋の緒が切れたルイの一括に自然と消滅。
さっきまでアカネと自然といい雰囲気だったのに。アカネとジンがいい雰囲気になっている。前を歩く二人にトボトボ歩きで眺めていた。きっと、嫉妬に狂った表情していたかもしれない。
ふとジンがこちらに振り向いた。悪戯っ子の表情で、ベェと舌をだす。アカネにも聞こえぬ声量で。
「仕返し」
と、ジンはニッと勝ち誇った笑みをこぼした。仕返し、という単語の意味を真っ先に思い浮かんだ。
保健室での、ベットのとき。俺がひっそりアカネと素股していたときもしかして、ジンは起きていたのでは? 寝たように静かにし、事が終わるまで動かなかったあの状況に対し、ジンはここで、仕返し、の行動を起こした。
俺は、この真実に言葉を失い、同時にジンにはどういう顔を向けていいのかわからなかった。
だが、ジンは仕返しと言い放ったあとにニッと笑い、
「だから、これからは無しだ!」
誰かを歓迎する温かな笑み。美樹と一緒で、こころを浄化してくれる。
先頭だったルイがある教室の前で立ち止まった。札には『保管庫1』と掲げている。右隣りには、その保管庫のニがある。ルイはその一を選んだ。
保管庫の扉には、赤い文字で『関係者以外立ち入り禁止』と注意深く描かれていた。
しかし、注意文字があるだけで俺たちが止まるわけがない。
だって俺たちは、絶対に駄目だと言われてた脱走も、見てはいけない壁の壁画も見たのだから、この期に及んで、やめることは1%もありえない。
前に進む――それだけだ。
ルイがリゼ先生から借りた鍵で、難なくその教室は開いた。未知の領域が広がっている。
天井が高く、その分棚も高い。その棚に、ギッシリとファイルが詰まっていた。
「ここには、初期生から現在までのAAクラスからDクラスの名簿が保管されている。たぶん、隣の教室は現在の。この教室は過去のだと思う」
ルイが最初に入って、最後の俺が室内に入るとすぐに扉を閉じた。
広い。
図書館みたい。だが、図書館のほうが広さは勝っている。文学や絵本など幅広く本がある図書館は、入るたびワクワクとした高揚感があるのに、ここは、棚があるだけで高揚感は全く感じられない。
鼠色の床面。壁は白く、棚も白い。地味な感じだ。ファイルは全部青で統一している。
これじゃ、何処までが初期生で二期生が何処からがわからない。だが、ファイルに期生、クラス名の名札が貼ってあるだけで良かった。
俺たちは、息を潜めながら一番奥の棚へと侵入した。美樹は、扉のすぐ近くで見張り番。
俺は十期生辺り。ジンは初期生辺り。アカネとルイは二期生を調べた。
暫くして、ルイがポツリと何かを言った。その声は、弱々しく掠れている。アカネが様子をうかがうと、ルイは、氷漬けにされたように微動だにしない。血の気を引かれた青白い顔している。
「これ、見て」
ファイルを持つ彼女の手は震え、その一ページを胸の下に見せた。
ジンが記載されている単語を読み聞かせするように唱える。
「二期生Aクラス ヴィクトリア・ヒース」
その次に唱えたのはアカネ。
「自ら委員長に抜擢するほど自己主張が強く、また成績、呪怨テストでも優秀」
ルイは、その名前の隣に記載されている単語をうつらうつら唱えた。
「【破壊の呪怨】この世のものを何でも破壊することができる――」
ルイは、ファイルを胸に抱えガクンと膝をうった。上手く呼吸出来ないせいで、酷く呼吸が乱れている。肩で息をしていて、ほぼ過呼吸になっている。
「私、この人……殺したんだ」
わなわな震えた。口に手を持っていく。
プルプル震える体は、触れたら粉々に砕けるほど弱々しい。
アカネがすぐさま小さくなっていく背中に、手を添えた。
「でも、ここには高学年にあがる前に事故で死亡したって書いてある。ルイが殺したんじゃないわ」
ルイは激しく首をふる。
「でも、殺したことに間違いない」
「誰かがやらなきゃ倒せなかった。ルイが責任を感じることはないわ」
それでも激しく首をふる。
殺した、殺したとうわ言をつぶやく。
俺はルイの持っていたファイルを手にとった。その一ページギッシリと、プライベートなことや成績の順まで描かれていた。
黒いボールペンで。綺麗な字で、読みやすく。淡々と赤裸々に公開している。
俺も記載されている文字をうつらうつら唱えた。
「容姿、性格、成績、呪怨、全てにおいてそろっているが、五感が一部劣っているため、Aクラスと評価。だが、呪怨に関しては毎月のテストで時間内に規約を満たしている。中等部七年生の秋ごろ、女子生徒と揉め足を滑らせ階段から落ち、死亡した。揉めた原因は、好意を抱いた相手が女子生徒と一緒で喧嘩になったため――彼女はいい生徒だった。このまま終わらせたら、核が勿体無い。だがら、早々に核を移転しなければ。十期生なら、きっと彼女も輝けるだろう」
文面後半に綴られてるのは、書いた著者の気持ちだった。何より、十期生という単語に違和感を覚えた。
その一言で、辺りが静まり返った。
重たい空気が流れる。
みな、語り出すルイを凝視する。ルイは静かにすぅ、と息を飲んでゆっくりと言ってみせた。
「邪鬼について……みんなが思っている通り確かに邪鬼はデイマアァイズ発動した生徒かもしれない。でも、確かな根拠はないんでしょ? だったら、みんなで証拠を見ていこう」
みんなで、という言葉に誰もがオウム返しに聞き返した。
ルイは顔をゆるゆるとあげ、大きく頷いた。その表情は、強風が襲っても倒れない大卜のように強く、凛々しかった。
美樹は、そんなルイの表情に何を考えたのか、確かめると選択した。
言ったら絶対に曲げない意思の強さと、凛と佇むこの気迫に、誰がどう言っても「ノー」とは言えない。
ルイの言うとおり。確かな証拠がなければ、邪鬼はデイマアァイズ発動した生徒だと断言できない。
俺も知りたい。本当に、邪鬼の正体が俺たちなのか、それとも――。
『保管庫1』
という教室に俺らは向かった。ルイが言うには、そこに、確かな証拠があると断言している。
食堂から離れ小等部、一階にある。保管庫1、2が立て続けに並んだ教室。どれも、生徒の名簿と呪怨に関するファイルが保管されている。
小等部の一階は、今でも覚えている。あの陽が差さぬ薄暗さは不気味で、絶対に近寄らない。
そこら辺にある教室は、どれも使わなくて、安心したが、よくジンとBクラスの連中で鬼ごっこした記憶がある。
そのとき、否が応でもここの道を通っていた。ゆっくり通りながら。だからその隙を狙われてよく掴まってたな。
今思うと、懐かしい記憶だ。
学園内は巨大で、迷うことはあっても必ず先生たちに発見されてたな。鬼ごっこしてたより、先生たちとかくれんぼしてたきがするな。
久しぶりだな、小等部の校舎。
「あ、あの本棚まだ置いてるんだ」
アカネが図書館を窓から見て、指差した。
茶色のプラスチック製の本棚が本来だが、一つ、白いプラスチック製の本棚がある。その本棚は、確か、俺たちがBクラスだったときに造ったやつだ。懐かしいな。
古びて黒くなっているけど、立派に立っている。
「そういや、生徒見かけないと思ったら授業中だな」
陽気にジンが喋った。しかも大声で。そばにいたアカネが、唇に人差し指をさし、シッと怒鳴る。
ジンは分かったと、口に手を当てる。
俺は、アカネの手を引いて小等部の懐かしい掲示板を指差した。
「あれも懐かしいな。あそこには、毎日違ったニュースが貼られてて楽しみだったけ」
「あぁ! 覚えてる! 毎日楽しみだったわ」
無邪気にふふっと笑った。
掲示板に貼られてある、最新のニュースをキラキラとした眼差しで見つめる。
まるで、あの頃に甦ったように無邪気な表情で。
すると引いていた腕と逆に、ジンがアカネの手を引いた。
「あれ、懐かしいな! アカネちゃんが間違えてぶっ壊した壁、まだ跡残ってる」
「あ、あれはジンが避けたからあぁなったんじゃない。そもそも足元に食べかけのお菓子捨てる!? しかもそれを拾うバカもバカだけど」
アカネは、頬を赤くさせジンを睨みつけた。文化祭での思い出だ。
ジンが女子とひっついてるのを見て、アカネが殴り飛ばしてやろうと必殺の拳をかわす前に、ジンが足元のお菓子拾ったせいでその拳は、行く宛もなく壁に激突。アカネは縫うほどの大怪我を負った。
まだ残る壁の痕跡に、ジンは指差してケラケラ笑う。アカネは怒って再び壁の周りで必殺の拳をあげようとしている。
それを傍から傍観していた美樹とルイは、呆けた様子でいた。
「何、あれ……」
「さぁ……」
アカネとジンの喧騒はとまらない。いつだってこの二人の喧嘩は、誰が止めに入っても中々折れないのだ。
しかし、堪忍袋の緒が切れたルイの一括に自然と消滅。
さっきまでアカネと自然といい雰囲気だったのに。アカネとジンがいい雰囲気になっている。前を歩く二人にトボトボ歩きで眺めていた。きっと、嫉妬に狂った表情していたかもしれない。
ふとジンがこちらに振り向いた。悪戯っ子の表情で、ベェと舌をだす。アカネにも聞こえぬ声量で。
「仕返し」
と、ジンはニッと勝ち誇った笑みをこぼした。仕返し、という単語の意味を真っ先に思い浮かんだ。
保健室での、ベットのとき。俺がひっそりアカネと素股していたときもしかして、ジンは起きていたのでは? 寝たように静かにし、事が終わるまで動かなかったあの状況に対し、ジンはここで、仕返し、の行動を起こした。
俺は、この真実に言葉を失い、同時にジンにはどういう顔を向けていいのかわからなかった。
だが、ジンは仕返しと言い放ったあとにニッと笑い、
「だから、これからは無しだ!」
誰かを歓迎する温かな笑み。美樹と一緒で、こころを浄化してくれる。
先頭だったルイがある教室の前で立ち止まった。札には『保管庫1』と掲げている。右隣りには、その保管庫のニがある。ルイはその一を選んだ。
保管庫の扉には、赤い文字で『関係者以外立ち入り禁止』と注意深く描かれていた。
しかし、注意文字があるだけで俺たちが止まるわけがない。
だって俺たちは、絶対に駄目だと言われてた脱走も、見てはいけない壁の壁画も見たのだから、この期に及んで、やめることは1%もありえない。
前に進む――それだけだ。
ルイがリゼ先生から借りた鍵で、難なくその教室は開いた。未知の領域が広がっている。
天井が高く、その分棚も高い。その棚に、ギッシリとファイルが詰まっていた。
「ここには、初期生から現在までのAAクラスからDクラスの名簿が保管されている。たぶん、隣の教室は現在の。この教室は過去のだと思う」
ルイが最初に入って、最後の俺が室内に入るとすぐに扉を閉じた。
広い。
図書館みたい。だが、図書館のほうが広さは勝っている。文学や絵本など幅広く本がある図書館は、入るたびワクワクとした高揚感があるのに、ここは、棚があるだけで高揚感は全く感じられない。
鼠色の床面。壁は白く、棚も白い。地味な感じだ。ファイルは全部青で統一している。
これじゃ、何処までが初期生で二期生が何処からがわからない。だが、ファイルに期生、クラス名の名札が貼ってあるだけで良かった。
俺たちは、息を潜めながら一番奥の棚へと侵入した。美樹は、扉のすぐ近くで見張り番。
俺は十期生辺り。ジンは初期生辺り。アカネとルイは二期生を調べた。
暫くして、ルイがポツリと何かを言った。その声は、弱々しく掠れている。アカネが様子をうかがうと、ルイは、氷漬けにされたように微動だにしない。血の気を引かれた青白い顔している。
「これ、見て」
ファイルを持つ彼女の手は震え、その一ページを胸の下に見せた。
ジンが記載されている単語を読み聞かせするように唱える。
「二期生Aクラス ヴィクトリア・ヒース」
その次に唱えたのはアカネ。
「自ら委員長に抜擢するほど自己主張が強く、また成績、呪怨テストでも優秀」
ルイは、その名前の隣に記載されている単語をうつらうつら唱えた。
「【破壊の呪怨】この世のものを何でも破壊することができる――」
ルイは、ファイルを胸に抱えガクンと膝をうった。上手く呼吸出来ないせいで、酷く呼吸が乱れている。肩で息をしていて、ほぼ過呼吸になっている。
「私、この人……殺したんだ」
わなわな震えた。口に手を持っていく。
プルプル震える体は、触れたら粉々に砕けるほど弱々しい。
アカネがすぐさま小さくなっていく背中に、手を添えた。
「でも、ここには高学年にあがる前に事故で死亡したって書いてある。ルイが殺したんじゃないわ」
ルイは激しく首をふる。
「でも、殺したことに間違いない」
「誰かがやらなきゃ倒せなかった。ルイが責任を感じることはないわ」
それでも激しく首をふる。
殺した、殺したとうわ言をつぶやく。
俺はルイの持っていたファイルを手にとった。その一ページギッシリと、プライベートなことや成績の順まで描かれていた。
黒いボールペンで。綺麗な字で、読みやすく。淡々と赤裸々に公開している。
俺も記載されている文字をうつらうつら唱えた。
「容姿、性格、成績、呪怨、全てにおいてそろっているが、五感が一部劣っているため、Aクラスと評価。だが、呪怨に関しては毎月のテストで時間内に規約を満たしている。中等部七年生の秋ごろ、女子生徒と揉め足を滑らせ階段から落ち、死亡した。揉めた原因は、好意を抱いた相手が女子生徒と一緒で喧嘩になったため――彼女はいい生徒だった。このまま終わらせたら、核が勿体無い。だがら、早々に核を移転しなければ。十期生なら、きっと彼女も輝けるだろう」
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