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Ⅲ 戦場に咲く可憐な花たち~16歳~
第46話 追求
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あの言葉が頭から離れられない。
どうしてあの邪鬼は、消える間際私にあの言葉を遺したのだろう。
この世の全てを破壊尽くすことができる邪鬼。今でも頭の中で、あの邪鬼が威圧を放ち学園の結界を破壊している情景が頭に浮かぶ。
「あ、ルイちゃんいたいた!」
悶々と考え込んでると、明るい声が差し掛かった。振り返ると、美樹が小走りで駆け寄ってくる。
ここは広場。広場の硬いベンチで座っている。戦闘員たちが集合したり、落ち合ったりする場所。昼間は、学生たちが毎回のようにボール遊びする場所だ。
この場所は、夜になると足の踏み場もないほど死体で埋め尽くされている。
けど今はない。複数の先生たちに運ばれていったから。
美樹は、安堵した表情で駆け寄りプクと頬を膨らませた。
「捜したんだよー全くぅ」
「私を?」
首を傾げるや、美樹はドカっと隣に座ってきた。だいぶ捜しまわったのか、暑い暑いと言って手を顔の前でパタパタさせている。
「私に何か用?」
訊ねてみた。美樹は、私のほうをチラと見て腕を組んだ。
「今までの反省会だよ。遅刻してきたし、勝手な行動取るし、カイくんが雨に何したのか気になるし、とにかく、今後一切こんな行動取らないように反省会するんだ!」
私はほほう、と感心した。
「美樹ちゃんって、意外とリーダーやってるね」
「なっ……!」
美樹は目を見開いて、暫く体が石みたいに硬直した。それから、石の呪い解けようやく体を動かした。
プクと頬をリスのように膨らませ、ふてくされた顔をした。私からプィと顔をそらす。
「悪い!? ボクだって必死なんだ。みんな小さい頃からお互い分かってるようだけど、ボクはまだ、キミらのこと、半分くらいしか分かっていない。だからこうやって接点うってるんだ」
美樹は、やたらショボンと肩を落とし切ない表情で言った。その姿は、押したら骨が簡単にポキって折れそうなほど丸くなっていた。
励まそうと口を開けた途端、項垂れていた顔をあげ、ぱぁと笑った。曇天から見える微かな光のよう。
太腿に肘を置き、私の顔をじっくりと観察するように見上げた。
「さて、ここからが本題だ」
空気がひんやりした。一つの班をまとめるリーダーの表情。
「本題……?」
オウム返しに訊ねると、美樹は真っ直ぐに目を見てきて、こう言った。
「さっきの戦闘からルイたんおかしいよね? 言ったでしょ。ボクはまだ半分くらいしか分からないけど、小さなことは見過ごさないよ。ね、言って」
海のように深い底まで見透かす目で見つめられた。その眼差しに負け、ポツリポツリと戦闘での出来事を美樹に言ってみせた。
「邪鬼にトドメを刺したとき、聞こえたの。はっきりと『ありがとう。リゼのことお願いね――』て、邪鬼がそんなこと普通言う? だって邪鬼は敵で、『ありがとう』なんて、倒した相手に言わないよ。それに……」
ルイは真面目な表情になり、一点を凝視した。そこは、街頭すら立っていない暗い廊下。何かあるわけでもないのに、ぼーっと眺めていた。
「あのとき、結界の前で放射線をくらって、大怪我を負うのは、カイ君じゃない。本当は、私なの。時間を止めてみんなの立ち位置を変えていたら、間に合わなくて……カイ君には謝っても謝れきれない。あのとき、私無意識にリゼ先生の名前を言ってたでしょ? あの放射線は私を狙ってた。確実に。リゼ先生絡みなら、私がトドメを刺さなきゃいけない、そう思っていざ、倒してみたら」
言葉が詰まった。
ここまで話すと、美樹は不安にさいなまれているルイのことを理解した。
つまり、破壊の邪鬼はリゼ先生を知っている。リゼ先生を知っているということは、本当に邪鬼の正体は自分たち。
邪鬼の正体は何なのか、食堂で語った六人しか知らないことなのに、それさえも、美樹はすんなり理解した。
美樹によると、昔、誰かが邪鬼の正体を密かに教えてくれた。それは本当なのか知ったときは半信半疑で、しかも、その教えてくれた『誰か』をどうしても思い出せない。
きっと、夢だったんだ。雨も同時に同じ夢を見て、これは合宿のときのストレスかもしれないと、結論つけた。
でも、ルイの話を聞いて再びこの話が浮かんできた。
「ねぇルイちゃん、ボクら大切な誰かを、忘れてるきがする。ボクの気のせいかな?」
「え? 私もあるけど、気のせいだと思うよ?」
すると、おもむろに立ち上がった。くるりと振り返る。
「美樹ちゃんと話してて、勇気がでたよ。ほんとはね、このことリゼ先生に伝えるべきなのか怖くて……でも、話したら少しスッキリした。やっぱり話してくる。じゃあね!」
と風のように走っていった。
ポツンと一人残った美樹は、走り去ったルイの背中を見て、はぁとため息ついた。反省会は今度か、と切なく空を見上げた。
§
生徒名簿保管庫に一人の教師が探しものをしていた。天井にまで高くそびえ立つ棚。ギッシリと分厚いファイルが詰まっていた。初期生のAAクラスから現在までの名簿が保管してある。
彼は、一番奥の棚にいた。高い棚があるせいで、長身の体型をもつ彼でさえも小さい。
ガララと扉が開いた音がした。誰もいないこの部屋に誰かが侵入してきた。ファイルを閉じ、振り返ると、肩で息をした女子生徒が扉の前で立っていた。
「ルイちゃん、こんな時間まで夜更し?」
「リ、リゼ先生こそ……」
やっとのことで息を整えると、室内の中に入ってきた。
「さっき、何見てたんですか?」
その問に、リゼ先生は一瞬困った表情見せるもすぐに飄々とした態度に変わった。
「それよりルイちゃん、ここは関係者以外立ち入り禁止だ。お仕置きされたいのかな?」
コツコツと、靴音を立てて近づいてくる。ルイは、怯むことなく美樹のように真っ直ぐ見つめた。
「破壊の邪鬼って知ってますか!? 正確には、破壊の呪怨者」
すると、リゼ先生の眉がぴくりと上がった。手に持っているファイルを強く握る。この反応に、ルイは『知っている』と憶測ついた。
冷たくゴミのような眼差しを向けるリゼ先生に、話を続けた。
「わ、私知りたいんです。その呪怨者はリゼ先生のなんなのか、もしかして、私の前の付き合っていた女……だったら知りたいんです! 私の前でリゼ先生とは、どれほど愛してたのか、尽してたのか、だって、私リゼ先生のこと愛――」
そこまで、言う前に手で口を封じられた。
これ以上喋るな、という目で睨まれる。力強く圧迫され、呼吸もできない。ジタバタと藻掻いても、手を放してくれない。
「ここは、個室じゃない。生徒と教師をわきまえて。それと、さっきから俺のこと、先生呼ばわりしてるけど、二人きりのときはどう呼ぶんだっけ」
やっと解放された。息が苦しい。胸が激しく脈打つ。はぁはぁと息してると、しゃがんでいる私と同じようにリゼ先生もしゃがんできた。
苦しんでいる私を見て、楽しんでいる表情。破壊の邪鬼のことを考え過ぎて、今二人っきりのことを忘れてた。
「リ、リゼ」
「はい。よくできました」
犬猫を褒めるようにポンと、手を置き撫でた。冷たかった眼差しが、優しい眼差しへと変貌。極悪人から善人変貌の成し遂げだ。
束の間の安堵感を抱いたとき、リゼが目を細め、楽しんだ表情で「お仕置きしないとなぁ」と口にした。
あ、と思った瞬間、手が伸びてきた。ゴツゴツした太い指先が唇の前で寸止め状態。どうしたい? と悪戯に訊いてきた。
私は辱め、その指先をペロペロ舐めた。まるで、男性器をしゃぶっているように。
人差し指を奥までしゃぶり、顎を動かす。
口内で舌も使って、ゴツゴツした指先の感触を舐める。
すると、指先が自分の力ではない何かに放れた。リゼが、もう出来上がっている私を見て悪戯に放したのだ。
もう、体はピクピクと麻痺してて今にでもアレを欲している。体が疼いてお腹がジンジンする。なのに、リゼはそれを理解した上で焦らしてきた。
また訊いてきた。どうしたい? と。私は喉から欲しているアレを求めた。
「リゼのおチンチンを私の、淫らなおマンコに挿れて下さい」
そう言うと、よくできましたとクスクス笑う。
私をくるりと反転させ、お尻をリゼのほうに向けさせた。そこは、パンティがぐしょぐしょでトロリと精液が太腿まで伝っていた。
パンティを脱がされ、もう既にぐっしょりと濡れた秘部に、ズブリと容赦なく男性器が侵入してきた。
声にならない声が響く。
この瞬間が幸せだ。愛しい人と繋がっている。
リゼのモノが体の中に入っている。彼のモノが永遠に感じられる。これほどまでに幸せな瞬間はない。
呪怨者のことなんて、過去の人。今は私で満たされている。
ふと、リゼの持っていたファイルが床下に無造作に捨てられてた。
『二期生Aクラス』
確か、この前教えてくれた。リゼは二期生のAクラス出身だと。自分の同級生を見ていたの? それとも、そのファイルにその女がいるの?
このとき、聞けなかった自分が死ぬほど後悔した。
どうしてあの邪鬼は、消える間際私にあの言葉を遺したのだろう。
この世の全てを破壊尽くすことができる邪鬼。今でも頭の中で、あの邪鬼が威圧を放ち学園の結界を破壊している情景が頭に浮かぶ。
「あ、ルイちゃんいたいた!」
悶々と考え込んでると、明るい声が差し掛かった。振り返ると、美樹が小走りで駆け寄ってくる。
ここは広場。広場の硬いベンチで座っている。戦闘員たちが集合したり、落ち合ったりする場所。昼間は、学生たちが毎回のようにボール遊びする場所だ。
この場所は、夜になると足の踏み場もないほど死体で埋め尽くされている。
けど今はない。複数の先生たちに運ばれていったから。
美樹は、安堵した表情で駆け寄りプクと頬を膨らませた。
「捜したんだよー全くぅ」
「私を?」
首を傾げるや、美樹はドカっと隣に座ってきた。だいぶ捜しまわったのか、暑い暑いと言って手を顔の前でパタパタさせている。
「私に何か用?」
訊ねてみた。美樹は、私のほうをチラと見て腕を組んだ。
「今までの反省会だよ。遅刻してきたし、勝手な行動取るし、カイくんが雨に何したのか気になるし、とにかく、今後一切こんな行動取らないように反省会するんだ!」
私はほほう、と感心した。
「美樹ちゃんって、意外とリーダーやってるね」
「なっ……!」
美樹は目を見開いて、暫く体が石みたいに硬直した。それから、石の呪い解けようやく体を動かした。
プクと頬をリスのように膨らませ、ふてくされた顔をした。私からプィと顔をそらす。
「悪い!? ボクだって必死なんだ。みんな小さい頃からお互い分かってるようだけど、ボクはまだ、キミらのこと、半分くらいしか分かっていない。だからこうやって接点うってるんだ」
美樹は、やたらショボンと肩を落とし切ない表情で言った。その姿は、押したら骨が簡単にポキって折れそうなほど丸くなっていた。
励まそうと口を開けた途端、項垂れていた顔をあげ、ぱぁと笑った。曇天から見える微かな光のよう。
太腿に肘を置き、私の顔をじっくりと観察するように見上げた。
「さて、ここからが本題だ」
空気がひんやりした。一つの班をまとめるリーダーの表情。
「本題……?」
オウム返しに訊ねると、美樹は真っ直ぐに目を見てきて、こう言った。
「さっきの戦闘からルイたんおかしいよね? 言ったでしょ。ボクはまだ半分くらいしか分からないけど、小さなことは見過ごさないよ。ね、言って」
海のように深い底まで見透かす目で見つめられた。その眼差しに負け、ポツリポツリと戦闘での出来事を美樹に言ってみせた。
「邪鬼にトドメを刺したとき、聞こえたの。はっきりと『ありがとう。リゼのことお願いね――』て、邪鬼がそんなこと普通言う? だって邪鬼は敵で、『ありがとう』なんて、倒した相手に言わないよ。それに……」
ルイは真面目な表情になり、一点を凝視した。そこは、街頭すら立っていない暗い廊下。何かあるわけでもないのに、ぼーっと眺めていた。
「あのとき、結界の前で放射線をくらって、大怪我を負うのは、カイ君じゃない。本当は、私なの。時間を止めてみんなの立ち位置を変えていたら、間に合わなくて……カイ君には謝っても謝れきれない。あのとき、私無意識にリゼ先生の名前を言ってたでしょ? あの放射線は私を狙ってた。確実に。リゼ先生絡みなら、私がトドメを刺さなきゃいけない、そう思っていざ、倒してみたら」
言葉が詰まった。
ここまで話すと、美樹は不安にさいなまれているルイのことを理解した。
つまり、破壊の邪鬼はリゼ先生を知っている。リゼ先生を知っているということは、本当に邪鬼の正体は自分たち。
邪鬼の正体は何なのか、食堂で語った六人しか知らないことなのに、それさえも、美樹はすんなり理解した。
美樹によると、昔、誰かが邪鬼の正体を密かに教えてくれた。それは本当なのか知ったときは半信半疑で、しかも、その教えてくれた『誰か』をどうしても思い出せない。
きっと、夢だったんだ。雨も同時に同じ夢を見て、これは合宿のときのストレスかもしれないと、結論つけた。
でも、ルイの話を聞いて再びこの話が浮かんできた。
「ねぇルイちゃん、ボクら大切な誰かを、忘れてるきがする。ボクの気のせいかな?」
「え? 私もあるけど、気のせいだと思うよ?」
すると、おもむろに立ち上がった。くるりと振り返る。
「美樹ちゃんと話してて、勇気がでたよ。ほんとはね、このことリゼ先生に伝えるべきなのか怖くて……でも、話したら少しスッキリした。やっぱり話してくる。じゃあね!」
と風のように走っていった。
ポツンと一人残った美樹は、走り去ったルイの背中を見て、はぁとため息ついた。反省会は今度か、と切なく空を見上げた。
§
生徒名簿保管庫に一人の教師が探しものをしていた。天井にまで高くそびえ立つ棚。ギッシリと分厚いファイルが詰まっていた。初期生のAAクラスから現在までの名簿が保管してある。
彼は、一番奥の棚にいた。高い棚があるせいで、長身の体型をもつ彼でさえも小さい。
ガララと扉が開いた音がした。誰もいないこの部屋に誰かが侵入してきた。ファイルを閉じ、振り返ると、肩で息をした女子生徒が扉の前で立っていた。
「ルイちゃん、こんな時間まで夜更し?」
「リ、リゼ先生こそ……」
やっとのことで息を整えると、室内の中に入ってきた。
「さっき、何見てたんですか?」
その問に、リゼ先生は一瞬困った表情見せるもすぐに飄々とした態度に変わった。
「それよりルイちゃん、ここは関係者以外立ち入り禁止だ。お仕置きされたいのかな?」
コツコツと、靴音を立てて近づいてくる。ルイは、怯むことなく美樹のように真っ直ぐ見つめた。
「破壊の邪鬼って知ってますか!? 正確には、破壊の呪怨者」
すると、リゼ先生の眉がぴくりと上がった。手に持っているファイルを強く握る。この反応に、ルイは『知っている』と憶測ついた。
冷たくゴミのような眼差しを向けるリゼ先生に、話を続けた。
「わ、私知りたいんです。その呪怨者はリゼ先生のなんなのか、もしかして、私の前の付き合っていた女……だったら知りたいんです! 私の前でリゼ先生とは、どれほど愛してたのか、尽してたのか、だって、私リゼ先生のこと愛――」
そこまで、言う前に手で口を封じられた。
これ以上喋るな、という目で睨まれる。力強く圧迫され、呼吸もできない。ジタバタと藻掻いても、手を放してくれない。
「ここは、個室じゃない。生徒と教師をわきまえて。それと、さっきから俺のこと、先生呼ばわりしてるけど、二人きりのときはどう呼ぶんだっけ」
やっと解放された。息が苦しい。胸が激しく脈打つ。はぁはぁと息してると、しゃがんでいる私と同じようにリゼ先生もしゃがんできた。
苦しんでいる私を見て、楽しんでいる表情。破壊の邪鬼のことを考え過ぎて、今二人っきりのことを忘れてた。
「リ、リゼ」
「はい。よくできました」
犬猫を褒めるようにポンと、手を置き撫でた。冷たかった眼差しが、優しい眼差しへと変貌。極悪人から善人変貌の成し遂げだ。
束の間の安堵感を抱いたとき、リゼが目を細め、楽しんだ表情で「お仕置きしないとなぁ」と口にした。
あ、と思った瞬間、手が伸びてきた。ゴツゴツした太い指先が唇の前で寸止め状態。どうしたい? と悪戯に訊いてきた。
私は辱め、その指先をペロペロ舐めた。まるで、男性器をしゃぶっているように。
人差し指を奥までしゃぶり、顎を動かす。
口内で舌も使って、ゴツゴツした指先の感触を舐める。
すると、指先が自分の力ではない何かに放れた。リゼが、もう出来上がっている私を見て悪戯に放したのだ。
もう、体はピクピクと麻痺してて今にでもアレを欲している。体が疼いてお腹がジンジンする。なのに、リゼはそれを理解した上で焦らしてきた。
また訊いてきた。どうしたい? と。私は喉から欲しているアレを求めた。
「リゼのおチンチンを私の、淫らなおマンコに挿れて下さい」
そう言うと、よくできましたとクスクス笑う。
私をくるりと反転させ、お尻をリゼのほうに向けさせた。そこは、パンティがぐしょぐしょでトロリと精液が太腿まで伝っていた。
パンティを脱がされ、もう既にぐっしょりと濡れた秘部に、ズブリと容赦なく男性器が侵入してきた。
声にならない声が響く。
この瞬間が幸せだ。愛しい人と繋がっている。
リゼのモノが体の中に入っている。彼のモノが永遠に感じられる。これほどまでに幸せな瞬間はない。
呪怨者のことなんて、過去の人。今は私で満たされている。
ふと、リゼの持っていたファイルが床下に無造作に捨てられてた。
『二期生Aクラス』
確か、この前教えてくれた。リゼは二期生のAクラス出身だと。自分の同級生を見ていたの? それとも、そのファイルにその女がいるの?
このとき、聞けなかった自分が死ぬほど後悔した。
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