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Ⅲ 戦場に咲く可憐な花たち~16歳~
第43話 破壊の邪鬼―集合―
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外に出て、その有り様に息をのんだ。
広場や廊下には、肉の塊がゴロゴロと転がっていた。地面に夥しく足の隙間もないほど、転がっている。
体が真っ二つに別れていたり、臓器が外にはみ出ていたり。
臓器が傷つけられた腐敗臭がとんでもなく広まっている。ガンガンと頭が痛い。
食べたものが出てきそうだ。胃液がブクブクと沸騰し、器官を上流し吐きそうだ。思わず口鼻を手のひらで抑えた。
その横で、美樹は上を見上げていた。
地面の遺体よりも、視線を空に。食い入るように凝視していた。
「みて、あれ」
静かに空に腕を伸ばした。
美樹が指さしていたのは、学園を守る結界に黒い亀裂が混じっていた。
空も海をも見透かす透明な結界。
さっきの絶叫で、周りのものも破壊したのだろう。
その亀裂は、小さくてまだ完全にまじわっていない。突然、それまで風が舞った。隣にいた美樹が鬼化したからだ。
「カイくん、ボクらも行くよ!」
ヒュン、とあっという間にジャンプしたと思えば、空に高く飛んだ。俺もその後追った。
空中を飛行し、やがて、ルイとジン二人と合流した。
二人ともボロボロで、満身創痍。シモン先輩と小夏先輩たちが助かったあと、運が悪いことに、邪鬼が目覚め、他の生徒は踏みつぶされてしまった。
学園最強クラスのAAクラスはこの場にいない。誰が指揮をとるか、誰がリーダーか、分からない状況だ。
「邪鬼は……?」
訊くと、二人は真面目な顔でこう応えた。
「派手に動いて止まって、また動く感じ」
今は動いていない。また結界の前で四つん這いになり、微動だにしない。このまま、動かなければいいのだが。
ルイがこちらに体を寄せた。
「二人とも、よく聞いて」
真剣な表情。こちらの反応を伺うように上目遣い。
「さっき、司令がきて班と合併して、邪鬼を必ず倒せって」
美樹が一人でに感心した面持ちで、うんうんと頷く。胸の下に腕を回して。
「必ずね……先生たちも相当焦ってんね」
「必ずって言われると、プレシャーだ」
俺たちを結界で包囲しながら、ジンが言った。
提出期限ギリギリで、毎度遅れるジンにとって、必ずというキーワードは頭が痛い。ジンだけじゃない。俺もだ。
合併という話しはあくまでこの日だけ。破壊の邪鬼を倒すためだけに。
暫くだんまりし、考えこんでいた美樹がポン、と手のひらを叩いた。何かを閃いた明るい表情で。
「ここは、合宿以来の合同! 早速、ユリス班と合併だぁ!」
美樹はこう決めたら絶対曲げない性格だ。
賛否両論もおろか、俺たちの意見など聞かないだろう。
やむなく、俺たちはユリス班と合併した。ユリス班は、雨、スタンリー、ミラノ率いる四名だ。
問題児のスタンリーとミラノと、毒舌でメリットばかりを考えるユリスなど、些か一つの班に纏めたのは驚いた班だ。
リーダーはユリス。
雨とミラノはすぐに承諾してくれた。しかし、問題はユリスとスタンリー。班のリーダーユリスが承諾してくれないと、行動できない。
美樹は、必死に説得する。次第にそれは、おもちゃをねだる子どものようにごねてきた。
「ユリスたん、お願いだよぉ」
「こ・と・わ・る」
こんな状況で、合併話しに数分もかかる班がどこにいる。
メリットを考慮するユリスが、この状況で合併しないのも何かが引っかかる。ユリスにしては、デメリットではないか。
「合併したいが、この班が嫌なだけだ。特に、廊下で怪しげなプレイする奴とはな」
ユリスが小馬鹿にした表情で、俺に視線を向けた。
まさかユリスのやつ、あの廊下での出来事をこの状況で言いふらすのか。
「キィー! カイくんに何言ってんの!」
何も知らない美樹が歯をだして、当然無実であると信じて疑わない無垢な眼差しを俺に向けた。
その眼差しは、疑うことを知らない少女純真な無垢だった。
そうだ。俺は無実だ。雨の口を少しばかり封じただけ。それなのに、ユリスに言いふらされそうでダラダラ汗をかいているのは、少しの罪悪感があるからだろうか。
それとも、純真無垢な眼差しを向けられたからだろうか。
「怪しげなプレイって……?」
ルイがジト目で俺をまじまじ見つめる。同じくジンも。スタンリーとミラノも。この状況で俺が何を言っても言い訳になりそうだ。
すると、希望の光が差し込んだ。
「あれは誤解だ。ユリス、貴様は何をみてそう思ったのか分からないが、当事者である私が誤解だと言う」
「雨……」
雨の一言は、この状況を打破し俺を救ってくれた。ユリスは、心底悔しい表情でチっと舌打ち。
雨と目が合うと、顔をほんのり赤くさせた。視線を外し、ゴニョゴニョと口の中で何かが詰まった口調で喋る。
「これは……その、少しばかりのお礼だ! く、唇なんぞこ、こここここれからも好きに使っていい」
おい、その語尾力あらぬ誤解を招いているぞ。希望の光というか、空からますます暗い谷底に落とされた気分だ。
みんなの視線が痛い。アカネがこの場にいたら、ますます痛かったな。というか、刺されてた。
そんなこんなで、ユリス班と合併。
他の班は、星の数ほどいる子分の邪鬼を次々倒していってる。破壊の邪鬼は、俺たちがなんやかんやで喋っていた最中、微動だにしていない。
ずっと、家畜のようなポーズで四つん這いになり、結界の中の学園を眺めている。
作戦会議。
まずは、スタンリーの能力、風で結界から遠ざける。焼いても凍らしても千切っても倒せない奴でも、腐敗には敵わないだろう。
風に押されてきた奴に、雨が触り腐敗させる。
美樹のウインクで作戦開始だ。
邪鬼は、死人のように動かない。それを見過ごして、美樹は俺たちに合図を送った。
作戦開始だ。
スタンリーが早速、風力で周りのものを吹き飛ばした。静かだった海に荒波が、水しぶきが空にいる俺たちにも届いた。
各地で竜巻が産まれ、子分の邪鬼がそれに飲み込まれていく。
だが、肝心の親分は微動だにしていない。
「もっと風力を!」
横から美樹が怒鳴る。
「うるせぇ! これが全開だっ!」
目の中に血を溜め、怒鳴り返すスタンリー。膨大な力を使う行為に、それ程慣れてない様子だ。
学生時代、呆れるほど自慢していた奴なのに。それまで、自然の風だと思っていた邪鬼がようやく呪怨者の風力だと気づいた。スタンリーにおもむろに顔を向けたのだ。
のっぺらぼうで黒い顔を近づける。
「そんな余裕あんのかよ」
と、風力が弱くなった。限界がきたのだ。およそ、二分で作戦失敗。スタンリーが弱いからじゃない。邪鬼が強すぎるんだ。
美樹は、プラン𝓑を決行する合図をたてた。
「ル・タン・アレテ!」
ルイが一分時間を止めさせ、その静止した世界で雨が邪鬼に触れ、腐敗させる。無効の邪鬼と違い、時間が静止した世界は、いくらなんでも壊せられないようだ。
微動だにしない。
それは、元々動いていないせいでもあるが、風によって荒れていた海が、止まっている。小さな水しぶきが空中で珠をかいて止まっている。
それを証拠に、ここは、ほんとに時間が止まった世界だと確信する。邪鬼は動こない。ホッとした。
さて、ここからが雨の活躍だ。
邪鬼に触れ、深く息を吸う音が聞こえた。邪鬼に触れる雨の背中は、なんとも、逞しく自信に満ち溢れていた。
「カアロォジャン」
黒い体に、別の黒色が染まっていく。
触れたところから徐々に進行し、遂には体の半分ほどに。
巨大な図体をものの三十秒で腕の高さほど腐敗させる。雨の呪怨は、見ない間に随分と進化したようだ。
そして、顎付近になるや時間がもう一度動き出した。
止まっていた時間を埋めるようにして、海が激しく荒れ水しぶきが舞う。竜巻がゴォゴォと低い唸り声を上げ、雷がその中できらめいた。
この作戦は、成功した――誰もがおもった。だが、失敗に終わった。
なんと、体が腐敗しても尚、顔がある限り活動をはじめた。のっぺらぼうの顔から炎の球体が浮かびあがる。それは、息を吐くようにして大きくなる。それを一気に放射した。
細長い放射線ビーム。
縦横にそれは放射された。
分厚い雲で造られた竜巻がブワッと霧のように消えていく。それは一瞬で。
空気中に消えていき、跡形もなくなった。俺たちは、呆然とした。まさか、この邪鬼にこれ程の力があることなど知る由もなかったからだ。
それと同様に、ビームが放たれたとき、ある出来事が起きた。
――パキッ
何かが割れる音がした。
その音は、はっきりと聞こえ、数秒後音の正体がトントン拍子にわかってきた。
嫌な予感がし振り向くと、結界の亀裂が重なりあっていた。
「嘘だろ」
その光景は、あまりに現実味が感じられなく、目で見ている光景が信じられなかった。
広場や廊下には、肉の塊がゴロゴロと転がっていた。地面に夥しく足の隙間もないほど、転がっている。
体が真っ二つに別れていたり、臓器が外にはみ出ていたり。
臓器が傷つけられた腐敗臭がとんでもなく広まっている。ガンガンと頭が痛い。
食べたものが出てきそうだ。胃液がブクブクと沸騰し、器官を上流し吐きそうだ。思わず口鼻を手のひらで抑えた。
その横で、美樹は上を見上げていた。
地面の遺体よりも、視線を空に。食い入るように凝視していた。
「みて、あれ」
静かに空に腕を伸ばした。
美樹が指さしていたのは、学園を守る結界に黒い亀裂が混じっていた。
空も海をも見透かす透明な結界。
さっきの絶叫で、周りのものも破壊したのだろう。
その亀裂は、小さくてまだ完全にまじわっていない。突然、それまで風が舞った。隣にいた美樹が鬼化したからだ。
「カイくん、ボクらも行くよ!」
ヒュン、とあっという間にジャンプしたと思えば、空に高く飛んだ。俺もその後追った。
空中を飛行し、やがて、ルイとジン二人と合流した。
二人ともボロボロで、満身創痍。シモン先輩と小夏先輩たちが助かったあと、運が悪いことに、邪鬼が目覚め、他の生徒は踏みつぶされてしまった。
学園最強クラスのAAクラスはこの場にいない。誰が指揮をとるか、誰がリーダーか、分からない状況だ。
「邪鬼は……?」
訊くと、二人は真面目な顔でこう応えた。
「派手に動いて止まって、また動く感じ」
今は動いていない。また結界の前で四つん這いになり、微動だにしない。このまま、動かなければいいのだが。
ルイがこちらに体を寄せた。
「二人とも、よく聞いて」
真剣な表情。こちらの反応を伺うように上目遣い。
「さっき、司令がきて班と合併して、邪鬼を必ず倒せって」
美樹が一人でに感心した面持ちで、うんうんと頷く。胸の下に腕を回して。
「必ずね……先生たちも相当焦ってんね」
「必ずって言われると、プレシャーだ」
俺たちを結界で包囲しながら、ジンが言った。
提出期限ギリギリで、毎度遅れるジンにとって、必ずというキーワードは頭が痛い。ジンだけじゃない。俺もだ。
合併という話しはあくまでこの日だけ。破壊の邪鬼を倒すためだけに。
暫くだんまりし、考えこんでいた美樹がポン、と手のひらを叩いた。何かを閃いた明るい表情で。
「ここは、合宿以来の合同! 早速、ユリス班と合併だぁ!」
美樹はこう決めたら絶対曲げない性格だ。
賛否両論もおろか、俺たちの意見など聞かないだろう。
やむなく、俺たちはユリス班と合併した。ユリス班は、雨、スタンリー、ミラノ率いる四名だ。
問題児のスタンリーとミラノと、毒舌でメリットばかりを考えるユリスなど、些か一つの班に纏めたのは驚いた班だ。
リーダーはユリス。
雨とミラノはすぐに承諾してくれた。しかし、問題はユリスとスタンリー。班のリーダーユリスが承諾してくれないと、行動できない。
美樹は、必死に説得する。次第にそれは、おもちゃをねだる子どものようにごねてきた。
「ユリスたん、お願いだよぉ」
「こ・と・わ・る」
こんな状況で、合併話しに数分もかかる班がどこにいる。
メリットを考慮するユリスが、この状況で合併しないのも何かが引っかかる。ユリスにしては、デメリットではないか。
「合併したいが、この班が嫌なだけだ。特に、廊下で怪しげなプレイする奴とはな」
ユリスが小馬鹿にした表情で、俺に視線を向けた。
まさかユリスのやつ、あの廊下での出来事をこの状況で言いふらすのか。
「キィー! カイくんに何言ってんの!」
何も知らない美樹が歯をだして、当然無実であると信じて疑わない無垢な眼差しを俺に向けた。
その眼差しは、疑うことを知らない少女純真な無垢だった。
そうだ。俺は無実だ。雨の口を少しばかり封じただけ。それなのに、ユリスに言いふらされそうでダラダラ汗をかいているのは、少しの罪悪感があるからだろうか。
それとも、純真無垢な眼差しを向けられたからだろうか。
「怪しげなプレイって……?」
ルイがジト目で俺をまじまじ見つめる。同じくジンも。スタンリーとミラノも。この状況で俺が何を言っても言い訳になりそうだ。
すると、希望の光が差し込んだ。
「あれは誤解だ。ユリス、貴様は何をみてそう思ったのか分からないが、当事者である私が誤解だと言う」
「雨……」
雨の一言は、この状況を打破し俺を救ってくれた。ユリスは、心底悔しい表情でチっと舌打ち。
雨と目が合うと、顔をほんのり赤くさせた。視線を外し、ゴニョゴニョと口の中で何かが詰まった口調で喋る。
「これは……その、少しばかりのお礼だ! く、唇なんぞこ、こここここれからも好きに使っていい」
おい、その語尾力あらぬ誤解を招いているぞ。希望の光というか、空からますます暗い谷底に落とされた気分だ。
みんなの視線が痛い。アカネがこの場にいたら、ますます痛かったな。というか、刺されてた。
そんなこんなで、ユリス班と合併。
他の班は、星の数ほどいる子分の邪鬼を次々倒していってる。破壊の邪鬼は、俺たちがなんやかんやで喋っていた最中、微動だにしていない。
ずっと、家畜のようなポーズで四つん這いになり、結界の中の学園を眺めている。
作戦会議。
まずは、スタンリーの能力、風で結界から遠ざける。焼いても凍らしても千切っても倒せない奴でも、腐敗には敵わないだろう。
風に押されてきた奴に、雨が触り腐敗させる。
美樹のウインクで作戦開始だ。
邪鬼は、死人のように動かない。それを見過ごして、美樹は俺たちに合図を送った。
作戦開始だ。
スタンリーが早速、風力で周りのものを吹き飛ばした。静かだった海に荒波が、水しぶきが空にいる俺たちにも届いた。
各地で竜巻が産まれ、子分の邪鬼がそれに飲み込まれていく。
だが、肝心の親分は微動だにしていない。
「もっと風力を!」
横から美樹が怒鳴る。
「うるせぇ! これが全開だっ!」
目の中に血を溜め、怒鳴り返すスタンリー。膨大な力を使う行為に、それ程慣れてない様子だ。
学生時代、呆れるほど自慢していた奴なのに。それまで、自然の風だと思っていた邪鬼がようやく呪怨者の風力だと気づいた。スタンリーにおもむろに顔を向けたのだ。
のっぺらぼうで黒い顔を近づける。
「そんな余裕あんのかよ」
と、風力が弱くなった。限界がきたのだ。およそ、二分で作戦失敗。スタンリーが弱いからじゃない。邪鬼が強すぎるんだ。
美樹は、プラン𝓑を決行する合図をたてた。
「ル・タン・アレテ!」
ルイが一分時間を止めさせ、その静止した世界で雨が邪鬼に触れ、腐敗させる。無効の邪鬼と違い、時間が静止した世界は、いくらなんでも壊せられないようだ。
微動だにしない。
それは、元々動いていないせいでもあるが、風によって荒れていた海が、止まっている。小さな水しぶきが空中で珠をかいて止まっている。
それを証拠に、ここは、ほんとに時間が止まった世界だと確信する。邪鬼は動こない。ホッとした。
さて、ここからが雨の活躍だ。
邪鬼に触れ、深く息を吸う音が聞こえた。邪鬼に触れる雨の背中は、なんとも、逞しく自信に満ち溢れていた。
「カアロォジャン」
黒い体に、別の黒色が染まっていく。
触れたところから徐々に進行し、遂には体の半分ほどに。
巨大な図体をものの三十秒で腕の高さほど腐敗させる。雨の呪怨は、見ない間に随分と進化したようだ。
そして、顎付近になるや時間がもう一度動き出した。
止まっていた時間を埋めるようにして、海が激しく荒れ水しぶきが舞う。竜巻がゴォゴォと低い唸り声を上げ、雷がその中できらめいた。
この作戦は、成功した――誰もがおもった。だが、失敗に終わった。
なんと、体が腐敗しても尚、顔がある限り活動をはじめた。のっぺらぼうの顔から炎の球体が浮かびあがる。それは、息を吐くようにして大きくなる。それを一気に放射した。
細長い放射線ビーム。
縦横にそれは放射された。
分厚い雲で造られた竜巻がブワッと霧のように消えていく。それは一瞬で。
空気中に消えていき、跡形もなくなった。俺たちは、呆然とした。まさか、この邪鬼にこれ程の力があることなど知る由もなかったからだ。
それと同様に、ビームが放たれたとき、ある出来事が起きた。
――パキッ
何かが割れる音がした。
その音は、はっきりと聞こえ、数秒後音の正体がトントン拍子にわかってきた。
嫌な予感がし振り向くと、結界の亀裂が重なりあっていた。
「嘘だろ」
その光景は、あまりに現実味が感じられなく、目で見ている光景が信じられなかった。
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