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Ⅲ 戦場に咲く可憐な花たち~16歳~
第40話 真の実
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四人でこうして、食堂でぎゃあぎゃあ騒ぐのは、いつぶりだろう。中学時代は、訓練とかでお互い時間が作れず、いつしか、バラバラで行動するようになった。
思い返せば、七年生の上半期まで一緒で、それからバラバラだ。お互い、あのころは頑張ってたんだな。
軽く時間が流れていく。一日の長さがあっという間で短い。このあと邪鬼との戦闘が待っている。そう思えば、緩んだ心がキュ、と引き締まった。
そういえば、と俺は疑問視していたものを語り出した。
「今でも合宿のあの壁画が何だったのか謎だ」
「あれ、ただの落書きじゃない?」
アカネが素っ気なく言った。
手元に置いてあるオレンジジュースを口に運ぶ。
その横にいたルイが怪訝な表情で、まるで、犯人を突き止める探偵のように淡々と喋る。
「学校の地下に落書きなんてないよ。きっとあれは、虚空島の歴史だよ」
両腕を組み、首をひねるジン。暫く考え込み、静かに語り出した。
「歴史、ねぇ……俺、あれから考えていたんだけど、邪鬼って、赤い核あるじゃん?」
何をいまさら、と俺たちは顔をそろって見合わせる。ジンは話を続ける。
「あの落書き……じゃなかった、壁画の絵にもあったじゃん? 人型の中に赤いのが」
そう言われてみれば、たしかに、描かれていた。まるで、地獄の底から書き上げたような、恐れ慄く絵。
二年前だが、今でも鮮明に思い出す。そして、思い出した矢先、必ず『思い出しすんじゃなかった』と後悔してしまう。
人型は、昔、ルイが『これは私たち』と断定してきたせいで今定着しており、人型は俺たちと考えている。
それからジンはゆっくり、だが力強くこう言った。
「あの壁画の絵と、邪鬼の核、似てないか?」
瞬間、ルイの顔が青ざめた。
「まさか」
何を分かったのか、ジンはルイと顔を見合わせると、コクリと頷いた。二人とも、青白い顔して。
一方で話のついていけない俺とアカネは、眉をひそめる。教えてと懇願するが、二人はもったいぶって教えてくれない。
ルイは、わなわな震えて「まさか、いや、そんな」とお経のように唱えて教えてくれないし、ジンはこんなの分かるだろ、と言う顔で見下ろしてくる。
もういいから、教えてくれよ。
静かに解説してくれたのはジン。チラチラと、この場のみんなの顔を窺いながら。
「あのヒト型の体に、赤い、心臓みたいなのが描かれていただろ? 邪鬼も同様。赤い心臓がある。つまり、邪鬼も元はヒトだった、ってこと」
血の気がさぁ、と引いていくのが分かった。冷たい海面を頭から浴びたわけでもないのに、頭から急激に体温が冷えていく。
目の前がグラグラする。体が麻痺したかのように動けない。
俺はゆっくりと、まだ二人が言っていない答えを言った。
「まさか俺たちも邪鬼?」
アカネが机をバン、と叩いた。
「ありえないわ! あんな醜悪がウチらの成れの果てっていうの!?」
アカネが力強く叩いたせいで、四人分の、まだある飲み物がグラスから溢れた。四人分の飲み物が津波のように机を侵食し、混ざり合っていく。
炭酸の泡とオレンジジュースの液体が混ざり合い、変な色に変色。
布巾が近くにあった俺は、慌ててその水溜りを拭いた。拭き終えると、布巾はびしょびしょで机のほうは、掃除したようにキラキラと輝いている。
ルイは、探偵のように顎に手を置き静かに喋った。
「力を極限まで出し、己の力に支配され飲み込まれることを……デイマアァイズ。飲み込まれていった生徒は何人かいるって、リゼ先生が言ってた」
デイマアァイズ。授業真面目に聞いていない俺でも単語の意味が分かった。毎年テストに出る単語だし、他の先生の授業にもやたらと、口に出た単語だ。
「邪鬼は、デイマアァイズを発動した生徒ってことか?」
確かめるようにして問い出す。
ルイは、大きくコクリと頷く。
あぁ、まだ頭が痛い。何かがこすれあって、ガンガンいわせる。夜の海に一人、置いてけぼりにされた気分だ。一生這い上がれない谷底に落とされた気分。
四人の表情は、心と同様に沈んでいた。
空気も重く、ひんやりとしている。
四年前、寮から脱走して夜な夜な生徒たちが学園を守って闘っていた真実を得たときと同じだ。だが、今回の件はレベルが違う。
知り得ない、知ってはいけない真理を知ってしまった。
暫く、見えない現実の壁にただ黙って伏せていると、どこからか、声がした。
「興味深い話しだ」
俺たちは息を飲み、声のした方向を振り返った。
誰もいないと思ったときに、不意を突かれ、心臓が一瞬止まった。思わず「うわっ」と叫びそうになった。
俺たちの席の隣。隣と隣の境には、木製の仕切りが引いてあり、ちょうどその人物の頭まで隠れていた。身を乗り出し、覗きこむと、なんとシモン先輩と小夏先輩が座っていた。
俺たちと同じ造りの机、ふかふかのソファー。向かい合わせにして、二人は座っていた。
だが、同じ造りなのに二人が座っている席だけはお洒落で、キラキラと光がまとって見えるのは気のせいか。
「シ、シシシシモン先輩っ!?」
ジンがたじろいた。
席から立ち上がり、シモン先輩の顔を見るや顔を赤らめさせた。
その反応は、ルイもアカネも同じ。いつになくわなわなとし、挙動不審並みに体がギクシャクしている。そりゃそうだ。隣に憧れのシモン先輩がいるなんて、誰も想像しない。
「シモン先輩……いつから」
詰まらせる喉を抑え訊くと、シモン先輩はふっと笑った。目を細め楽しそうに。その表情は、まだあどけなさが残っており、心の奥をきゅん、と鷲掴みされた。
「最初から」
そう応えると、向かいにいた小夏先輩が口を挟んできた。
「正確には、あなたたちのくだらない学生時代の話しからです」
おいおい先輩に向かって初めて「くだらなくねぇよ」とツッコミしたくなったぞ。抑えたけど。あんなに盛り上がっていた話しをこの人は『くだらない』て、辛辣すぎる。
でも、その言葉に何故か興奮しているやつもいるし。
「目の前に小夏先輩だぁ。肌白いなぁ」
ジンがまじまじと、小夏先輩の頭の毛からつま先をガン見。
確かに、足はカモシカのように細いし、キュと引き締まった腰のライン、真っ白な肌を覆う漆黒の髪の毛は、とても魅力的。目が釘付けになる。
だが、こうして話してみると辛辣の言葉を放つことに、天と地がひっくり返るほどの衝撃を受ける。
呆けた面で小夏先輩を見下ろすジンに、アカネはチっと舌打ち。机の下に伸びた足が、机を揺らすほど貧乏揺すりしている。ルイはやれやれと小声を呟き、ジンにめっ! と叱る。
金箔の線が横に施された器に、紅茶が注いであった。水面には、切った檸檬がぷかぷか浮いている。心が和む良い香りだ。その器を持って、シモン先輩は静かに口に運んだ。
そして、薄い唇から離すと、こちらに視線を向けた。
「さっき話してた、地下にある壁画ってどういうこと? 詳しく教えて」
俺たちは口を閉じた。
お互い、困惑の表情で顔を見合わせる。
シモン先輩の目は、鋭い眼光により光っており上手く言い逃れはできそうにない。小夏先輩のほうも、ジロリと睨まれ上手く話さないと解放されない。
ここは仕方なく、全てを言った。そう、全てだ。
邪鬼が暴走したことも。そして、地下に潜ったことも。その地下で見た壁画のことも。
全ての経緯を言い終えると、暫くは沈黙が流れた。とても、重い。シモン先輩と小夏先輩も沈んだ顔している。あぁ、こうなるんなら言わなきゃよかった、と心底後悔する。
その沈黙はやたらと長かった。シモン先輩は、何か考えて足元を見張っている。小夏先輩のほうは、冷静に物事を整えシャキ、としている。
注いでいたとき、モワモワとした湯気が伸びていた紅茶は、現在冷え切っており、檸檬が萎びている。そんな紅茶を口に運び、最後まで飲み干した小夏先輩。
ふぅ、と息をついて口から離した。静かにカップを置くと、俺たちに顔を向けた。その顔は、冷静であり、何事も動じない無表情に近かった。
「薄々気づいていたわ。あたしたちが〝人間〟じゃないって。でもまさか、邪鬼なんてね……」
すると、シモン先輩がゆっくり口を開いた。ゆっくりだが、力強く語り出す。
「その壁画は、何を表している? ただの少女の成長、ではないだろう。悪魔が現れるんだ。よほど呪怨が強い少女だろう。最後に虚空島が描かれていたとしたら……その少女は虚空島をつくった祖先、か」
シモン先輩の論に、真っ先に反応したのは、小夏先輩。身を乗り出しパチパチと拍手を送った。
思い返せば、七年生の上半期まで一緒で、それからバラバラだ。お互い、あのころは頑張ってたんだな。
軽く時間が流れていく。一日の長さがあっという間で短い。このあと邪鬼との戦闘が待っている。そう思えば、緩んだ心がキュ、と引き締まった。
そういえば、と俺は疑問視していたものを語り出した。
「今でも合宿のあの壁画が何だったのか謎だ」
「あれ、ただの落書きじゃない?」
アカネが素っ気なく言った。
手元に置いてあるオレンジジュースを口に運ぶ。
その横にいたルイが怪訝な表情で、まるで、犯人を突き止める探偵のように淡々と喋る。
「学校の地下に落書きなんてないよ。きっとあれは、虚空島の歴史だよ」
両腕を組み、首をひねるジン。暫く考え込み、静かに語り出した。
「歴史、ねぇ……俺、あれから考えていたんだけど、邪鬼って、赤い核あるじゃん?」
何をいまさら、と俺たちは顔をそろって見合わせる。ジンは話を続ける。
「あの落書き……じゃなかった、壁画の絵にもあったじゃん? 人型の中に赤いのが」
そう言われてみれば、たしかに、描かれていた。まるで、地獄の底から書き上げたような、恐れ慄く絵。
二年前だが、今でも鮮明に思い出す。そして、思い出した矢先、必ず『思い出しすんじゃなかった』と後悔してしまう。
人型は、昔、ルイが『これは私たち』と断定してきたせいで今定着しており、人型は俺たちと考えている。
それからジンはゆっくり、だが力強くこう言った。
「あの壁画の絵と、邪鬼の核、似てないか?」
瞬間、ルイの顔が青ざめた。
「まさか」
何を分かったのか、ジンはルイと顔を見合わせると、コクリと頷いた。二人とも、青白い顔して。
一方で話のついていけない俺とアカネは、眉をひそめる。教えてと懇願するが、二人はもったいぶって教えてくれない。
ルイは、わなわな震えて「まさか、いや、そんな」とお経のように唱えて教えてくれないし、ジンはこんなの分かるだろ、と言う顔で見下ろしてくる。
もういいから、教えてくれよ。
静かに解説してくれたのはジン。チラチラと、この場のみんなの顔を窺いながら。
「あのヒト型の体に、赤い、心臓みたいなのが描かれていただろ? 邪鬼も同様。赤い心臓がある。つまり、邪鬼も元はヒトだった、ってこと」
血の気がさぁ、と引いていくのが分かった。冷たい海面を頭から浴びたわけでもないのに、頭から急激に体温が冷えていく。
目の前がグラグラする。体が麻痺したかのように動けない。
俺はゆっくりと、まだ二人が言っていない答えを言った。
「まさか俺たちも邪鬼?」
アカネが机をバン、と叩いた。
「ありえないわ! あんな醜悪がウチらの成れの果てっていうの!?」
アカネが力強く叩いたせいで、四人分の、まだある飲み物がグラスから溢れた。四人分の飲み物が津波のように机を侵食し、混ざり合っていく。
炭酸の泡とオレンジジュースの液体が混ざり合い、変な色に変色。
布巾が近くにあった俺は、慌ててその水溜りを拭いた。拭き終えると、布巾はびしょびしょで机のほうは、掃除したようにキラキラと輝いている。
ルイは、探偵のように顎に手を置き静かに喋った。
「力を極限まで出し、己の力に支配され飲み込まれることを……デイマアァイズ。飲み込まれていった生徒は何人かいるって、リゼ先生が言ってた」
デイマアァイズ。授業真面目に聞いていない俺でも単語の意味が分かった。毎年テストに出る単語だし、他の先生の授業にもやたらと、口に出た単語だ。
「邪鬼は、デイマアァイズを発動した生徒ってことか?」
確かめるようにして問い出す。
ルイは、大きくコクリと頷く。
あぁ、まだ頭が痛い。何かがこすれあって、ガンガンいわせる。夜の海に一人、置いてけぼりにされた気分だ。一生這い上がれない谷底に落とされた気分。
四人の表情は、心と同様に沈んでいた。
空気も重く、ひんやりとしている。
四年前、寮から脱走して夜な夜な生徒たちが学園を守って闘っていた真実を得たときと同じだ。だが、今回の件はレベルが違う。
知り得ない、知ってはいけない真理を知ってしまった。
暫く、見えない現実の壁にただ黙って伏せていると、どこからか、声がした。
「興味深い話しだ」
俺たちは息を飲み、声のした方向を振り返った。
誰もいないと思ったときに、不意を突かれ、心臓が一瞬止まった。思わず「うわっ」と叫びそうになった。
俺たちの席の隣。隣と隣の境には、木製の仕切りが引いてあり、ちょうどその人物の頭まで隠れていた。身を乗り出し、覗きこむと、なんとシモン先輩と小夏先輩が座っていた。
俺たちと同じ造りの机、ふかふかのソファー。向かい合わせにして、二人は座っていた。
だが、同じ造りなのに二人が座っている席だけはお洒落で、キラキラと光がまとって見えるのは気のせいか。
「シ、シシシシモン先輩っ!?」
ジンがたじろいた。
席から立ち上がり、シモン先輩の顔を見るや顔を赤らめさせた。
その反応は、ルイもアカネも同じ。いつになくわなわなとし、挙動不審並みに体がギクシャクしている。そりゃそうだ。隣に憧れのシモン先輩がいるなんて、誰も想像しない。
「シモン先輩……いつから」
詰まらせる喉を抑え訊くと、シモン先輩はふっと笑った。目を細め楽しそうに。その表情は、まだあどけなさが残っており、心の奥をきゅん、と鷲掴みされた。
「最初から」
そう応えると、向かいにいた小夏先輩が口を挟んできた。
「正確には、あなたたちのくだらない学生時代の話しからです」
おいおい先輩に向かって初めて「くだらなくねぇよ」とツッコミしたくなったぞ。抑えたけど。あんなに盛り上がっていた話しをこの人は『くだらない』て、辛辣すぎる。
でも、その言葉に何故か興奮しているやつもいるし。
「目の前に小夏先輩だぁ。肌白いなぁ」
ジンがまじまじと、小夏先輩の頭の毛からつま先をガン見。
確かに、足はカモシカのように細いし、キュと引き締まった腰のライン、真っ白な肌を覆う漆黒の髪の毛は、とても魅力的。目が釘付けになる。
だが、こうして話してみると辛辣の言葉を放つことに、天と地がひっくり返るほどの衝撃を受ける。
呆けた面で小夏先輩を見下ろすジンに、アカネはチっと舌打ち。机の下に伸びた足が、机を揺らすほど貧乏揺すりしている。ルイはやれやれと小声を呟き、ジンにめっ! と叱る。
金箔の線が横に施された器に、紅茶が注いであった。水面には、切った檸檬がぷかぷか浮いている。心が和む良い香りだ。その器を持って、シモン先輩は静かに口に運んだ。
そして、薄い唇から離すと、こちらに視線を向けた。
「さっき話してた、地下にある壁画ってどういうこと? 詳しく教えて」
俺たちは口を閉じた。
お互い、困惑の表情で顔を見合わせる。
シモン先輩の目は、鋭い眼光により光っており上手く言い逃れはできそうにない。小夏先輩のほうも、ジロリと睨まれ上手く話さないと解放されない。
ここは仕方なく、全てを言った。そう、全てだ。
邪鬼が暴走したことも。そして、地下に潜ったことも。その地下で見た壁画のことも。
全ての経緯を言い終えると、暫くは沈黙が流れた。とても、重い。シモン先輩と小夏先輩も沈んだ顔している。あぁ、こうなるんなら言わなきゃよかった、と心底後悔する。
その沈黙はやたらと長かった。シモン先輩は、何か考えて足元を見張っている。小夏先輩のほうは、冷静に物事を整えシャキ、としている。
注いでいたとき、モワモワとした湯気が伸びていた紅茶は、現在冷え切っており、檸檬が萎びている。そんな紅茶を口に運び、最後まで飲み干した小夏先輩。
ふぅ、と息をついて口から離した。静かにカップを置くと、俺たちに顔を向けた。その顔は、冷静であり、何事も動じない無表情に近かった。
「薄々気づいていたわ。あたしたちが〝人間〟じゃないって。でもまさか、邪鬼なんてね……」
すると、シモン先輩がゆっくり口を開いた。ゆっくりだが、力強く語り出す。
「その壁画は、何を表している? ただの少女の成長、ではないだろう。悪魔が現れるんだ。よほど呪怨が強い少女だろう。最後に虚空島が描かれていたとしたら……その少女は虚空島をつくった祖先、か」
シモン先輩の論に、真っ先に反応したのは、小夏先輩。身を乗り出しパチパチと拍手を送った。
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