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Ⅲ 戦場に咲く可憐な花たち~16歳~
第32話 班決め
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今日はなんて日だ。そう叫びたい。
やっと待ちに待ったこの日、新しい戦闘服に身を包み、新しい場所で、戦闘員として開会式に出向いたのに、あのシモンさんの話を聞いていなかったなんて。
一生、悔やむ。あの二人を恨むぞほんとに。
新入生の入学式が終わり、解散後、すぐに何処の班に所属するか、動きが大きくなっていた。当然だ。
この夜には、初の戦場に出向くのだから。
班は、自分の命を左右する。
何をしても、何処に行っても、班で行動する。それは邪鬼を倒すときも。いかに強い班に所属するか、今でも死闘の競争が始まっていた。
「それで? 美樹の班に所属するの?」
アカネがふぅん、と興ざめたように訊いてきた。ここは、人気がない暗い廊下。
競争が始まっているのに、アカネも俺も行く宛もないまま、廊下をフラフラしていたときだった。
「まぁ、何処もないからな」
時間が過ぎていくと、あの勧誘を、すっかりその気になっていた。
「……ジンは?」
アカネは暫く考え込むと、奴について真面目な表情で訊いてきた。
「さぁ? 美樹の話聞いてたけど、一緒に入る、て言わなかったな」
「そう」
気のせいか、落ち込み始めた。目の光が消え、肩がしゅんと落ちたのを見過ごさない。どうしてやつの話なのか、気になるが、目を伏せておこう。
「アカネは? 何処に所属するんだ?」
明るく話す。
「ウチは……まだ分からないわ」
そう言って、この場を去った。
暫く廊下をフラフラ歩いていく。昔から見慣れた廊下の景色、何度見ても飽きてしまう。
そんな景色に、ただよらぬ異様な影を発見。二人寄り添ってくっついている。そっ、と壁から顔だけを覗き込んだ。
見てはいけないと分かりつつも、どうしても好奇心が勝ってしまう。
そこから見えたのは、ルイとリゼ先生だった。二人して何コソコソと。完全にその姿は、かつての担任教師と教え子の姿ではなかった。海よりも深い雰囲気が漂ってくる。
二人は摂取相手だととうの昔に知っただけに、これを目の当たりにされると、ショックを超えて関心を覚える。
ここは、そっとしておこう。
そっと壁から離れ、踵を返すと、誰かにぶつかった。硬い筋肉ではない。ふかふかの柔らかいクッション。反動でポヨンと跳ね返された。
顔をあげると、怪訝の表情でこちらを見下ろす雨が。この展開は、なんだかデジャブだ。急いで離れた。
「わわ、悪い!! わざとじゃないんだ!」
まだ、怪訝の表情。
「ちょっと滑って」
「ん……」
え、許した? この弁明で?
雨は、少し赤面し、腕を体に回した。さっき顔を埋めたたわわな胸が、今度は回した腕を埋めている。
戦闘服でもわかるムチムチとした体型。本人のあどけない顔たちとは、不釣り合いな成熟した体つき。
こういうとき、大抵は殴りにかかるはずなのに、雨は違った。こういう子なのかもしれない、と納得したいが、いいや、違う。
根拠は、二年前の合宿のときだ。
合宿のとき、わざとじゃないけどあの一件、本気で殺しにかかってきたぞ、こいつ。
なのに、今は『触られて嬉しい』みたいな顔して。柄にも合わない反応して、逆に怖いな。
「雨がそう言うんなら……良かった」
素直な言葉が口から漏れた。
と、すると、いきなり雨は表情変えて、痴漢男を見るような眼差しでキッと睨んでくる。
「こんなところで貴様こそ何をしてる」
「え! あ、それは……」
そっと壁から顔だけを覗くと、二人はまだ廊下にいる。
どうやら、こちらには気づいていない。そうと顔を戻し、人差し指を唇の前に翳した。
「いいか? 音をたてるなよ。ここから離れるんだ」
「はぁ!?」
雨は、ひときわ大きな間抜けな声をあげた。慌てて両手で、その口を覆った。
「馬鹿! 二人に聞こえるだろ!」
「んー! んー!」
恐る恐る二人がいるかうかがった。
廊下には、熱く体を重ねていた二人が虚しく放れて、ルイだけが長い廊下の真ん中にいた。あぁ、邪魔しちゃったか。
「よくこんな公共の場でプレイができるな」
この棘のある口調、マカロンの香り、これは、もしや、と振り返る間際、一人の人物が脳裏によぎった。
その予感は振り返り、顔を見た瞬間、的中した。俺たちから少し離れて、蔑むような目でユリスが立っていた。
「プレイ……?」
オウム返しに唱える。
今まで聞こえなかったのか、それ以上に、頭になかったのか、雨のくぐもった声が耳に入った。
あれからずっと口を強く抑えつけていたらしい。酸欠状態みたいに顔が青白い。急いで放すと、雨は、よろりと尻をつき、抑えつけられていた時間を埋めるようにして、大きく息を吸う。
「大丈夫か? 全く困った変態気質だ」
「ご、ごめん」
「ごめんで済むなら軽いな」
雨ははぁはぁと息をつき、涙目でこちらを見つめる。
「胸だけじゃなく、口まで……はぁはぁ」
おいおい、なんだその『初めて接吻した乙女』の表情は。
ユリスは、腰まであるストレートの長い髪を後ろに払いのけるのがクセで、短髪にしても、そのクセが直らず、肩までもかからない髪の毛をサッと払いのけた。
「行こう。メンバーが待っている」
雨は、少し残念そうな顔するも、ユリスの言葉に頷き、ゆっくり立ち上がった。
「雨は、ユリスの班に入ったのか?」
そんな疑問を口にすると、ユリスはハン、と鼻で笑った。
「どうせ美樹とセットにいると思ってんだろ」
見抜かれた。しかも、雨と一緒にくるりと踵を返す前に、
「こっちはもう、定員割れしてな。早くしないと、落ちこぼれの班に強制的に入るぞ」
と、不吉な笑みで語り、別れた。ユリスの笑い声は、いつまでも耳に残る、湿った笑い声。それが、異様に俺を慌てさせた。
廊下で佇むルイに駆け寄り、話を聞くと、ルイはなんと、シモンさんの班に入るらしい。しかも、シモンさんからの直々の加入。
AAクラスが、落ちこぼれDクラスから人を引き抜くなんて、滅多にない。
これは、絶対に入らないとな。アカネは、まだ決まってない、て言ってたっけ。
「アカネちゃんは、カイくんと一緒だよ?」
ルイが当たり前に言ってきた。
「なんで」
「だって、今さら離れられないと思うよ? それに、ジンくんもついてくる!」
いいや、ジンは……。というか、二人してなんで奴の話なんか。気が滅入る想いで、話に耳を傾ける。半分聞いていなかった気もするが。
ルイは、暗い顔して急に俯きだした。
「私、迷ってんの。シモン先輩とこに行くか、カイくんとアカネちゃんたちの班に行くか」
「何処に迷う要素あるんだ。迷わずシモンさんのとこだろ」
余計な一言言ったのか、ルイは若干ムカッとした面持ちになった。
「だって、みんなと一緒が居たいよ。みんなと闘って、勝利を獲て楽しくご飯食べたい……ぐす」
ポロポロと涙を零し、グスグス泣きはじめた。
突然のことにびっくりして、おろおろする。その間、ルイは、止めるどころか、抑えていた感情を涙に代えて泣きはじめる。
こんなとこ、誰かに見られたら、最悪な展開に……。
「うわぁ。泣かした」
さっきリゼ先生とルイの姿を観察していた曲がり角のとこで、美樹が俺と同じように、顔だけを出してうかがっていた。
俺は慌てて、言葉にもなっていない必死の弁明をする。今日は一体何なんだ。必死になっている自分自身にも鳥肌がたった。
「泣かした挙句、必死の弁明。引くよ?」
そんな目で見ないでください。
「違うの……」
ルイがポツリと呟いた。
この最悪な展開に逆転する証言者登場。
「カイくんは、私の話聞いてただけ。私が勝手に泣いたの。だから、カイくんは悪くないの」
ありがとう、ルイ。俺の言葉は、もう聞いてくれないけど、ルイの言葉は真がつく真実。
さぁ、泣かした罪の容疑は晴れて、美樹の目も、なんやかんやで少し緩くなった。
ルイの話を聞いた美樹は、大袈裟なほど首を頷き、暫くしてニッと笑った。何かを企んでいる笑みだ。
「ルイたん、ボクの班に来なよ!」
「え……」
その言葉は、ずっと俯いていたルイに、希望の光を照らした。
やっと待ちに待ったこの日、新しい戦闘服に身を包み、新しい場所で、戦闘員として開会式に出向いたのに、あのシモンさんの話を聞いていなかったなんて。
一生、悔やむ。あの二人を恨むぞほんとに。
新入生の入学式が終わり、解散後、すぐに何処の班に所属するか、動きが大きくなっていた。当然だ。
この夜には、初の戦場に出向くのだから。
班は、自分の命を左右する。
何をしても、何処に行っても、班で行動する。それは邪鬼を倒すときも。いかに強い班に所属するか、今でも死闘の競争が始まっていた。
「それで? 美樹の班に所属するの?」
アカネがふぅん、と興ざめたように訊いてきた。ここは、人気がない暗い廊下。
競争が始まっているのに、アカネも俺も行く宛もないまま、廊下をフラフラしていたときだった。
「まぁ、何処もないからな」
時間が過ぎていくと、あの勧誘を、すっかりその気になっていた。
「……ジンは?」
アカネは暫く考え込むと、奴について真面目な表情で訊いてきた。
「さぁ? 美樹の話聞いてたけど、一緒に入る、て言わなかったな」
「そう」
気のせいか、落ち込み始めた。目の光が消え、肩がしゅんと落ちたのを見過ごさない。どうしてやつの話なのか、気になるが、目を伏せておこう。
「アカネは? 何処に所属するんだ?」
明るく話す。
「ウチは……まだ分からないわ」
そう言って、この場を去った。
暫く廊下をフラフラ歩いていく。昔から見慣れた廊下の景色、何度見ても飽きてしまう。
そんな景色に、ただよらぬ異様な影を発見。二人寄り添ってくっついている。そっ、と壁から顔だけを覗き込んだ。
見てはいけないと分かりつつも、どうしても好奇心が勝ってしまう。
そこから見えたのは、ルイとリゼ先生だった。二人して何コソコソと。完全にその姿は、かつての担任教師と教え子の姿ではなかった。海よりも深い雰囲気が漂ってくる。
二人は摂取相手だととうの昔に知っただけに、これを目の当たりにされると、ショックを超えて関心を覚える。
ここは、そっとしておこう。
そっと壁から離れ、踵を返すと、誰かにぶつかった。硬い筋肉ではない。ふかふかの柔らかいクッション。反動でポヨンと跳ね返された。
顔をあげると、怪訝の表情でこちらを見下ろす雨が。この展開は、なんだかデジャブだ。急いで離れた。
「わわ、悪い!! わざとじゃないんだ!」
まだ、怪訝の表情。
「ちょっと滑って」
「ん……」
え、許した? この弁明で?
雨は、少し赤面し、腕を体に回した。さっき顔を埋めたたわわな胸が、今度は回した腕を埋めている。
戦闘服でもわかるムチムチとした体型。本人のあどけない顔たちとは、不釣り合いな成熟した体つき。
こういうとき、大抵は殴りにかかるはずなのに、雨は違った。こういう子なのかもしれない、と納得したいが、いいや、違う。
根拠は、二年前の合宿のときだ。
合宿のとき、わざとじゃないけどあの一件、本気で殺しにかかってきたぞ、こいつ。
なのに、今は『触られて嬉しい』みたいな顔して。柄にも合わない反応して、逆に怖いな。
「雨がそう言うんなら……良かった」
素直な言葉が口から漏れた。
と、すると、いきなり雨は表情変えて、痴漢男を見るような眼差しでキッと睨んでくる。
「こんなところで貴様こそ何をしてる」
「え! あ、それは……」
そっと壁から顔だけを覗くと、二人はまだ廊下にいる。
どうやら、こちらには気づいていない。そうと顔を戻し、人差し指を唇の前に翳した。
「いいか? 音をたてるなよ。ここから離れるんだ」
「はぁ!?」
雨は、ひときわ大きな間抜けな声をあげた。慌てて両手で、その口を覆った。
「馬鹿! 二人に聞こえるだろ!」
「んー! んー!」
恐る恐る二人がいるかうかがった。
廊下には、熱く体を重ねていた二人が虚しく放れて、ルイだけが長い廊下の真ん中にいた。あぁ、邪魔しちゃったか。
「よくこんな公共の場でプレイができるな」
この棘のある口調、マカロンの香り、これは、もしや、と振り返る間際、一人の人物が脳裏によぎった。
その予感は振り返り、顔を見た瞬間、的中した。俺たちから少し離れて、蔑むような目でユリスが立っていた。
「プレイ……?」
オウム返しに唱える。
今まで聞こえなかったのか、それ以上に、頭になかったのか、雨のくぐもった声が耳に入った。
あれからずっと口を強く抑えつけていたらしい。酸欠状態みたいに顔が青白い。急いで放すと、雨は、よろりと尻をつき、抑えつけられていた時間を埋めるようにして、大きく息を吸う。
「大丈夫か? 全く困った変態気質だ」
「ご、ごめん」
「ごめんで済むなら軽いな」
雨ははぁはぁと息をつき、涙目でこちらを見つめる。
「胸だけじゃなく、口まで……はぁはぁ」
おいおい、なんだその『初めて接吻した乙女』の表情は。
ユリスは、腰まであるストレートの長い髪を後ろに払いのけるのがクセで、短髪にしても、そのクセが直らず、肩までもかからない髪の毛をサッと払いのけた。
「行こう。メンバーが待っている」
雨は、少し残念そうな顔するも、ユリスの言葉に頷き、ゆっくり立ち上がった。
「雨は、ユリスの班に入ったのか?」
そんな疑問を口にすると、ユリスはハン、と鼻で笑った。
「どうせ美樹とセットにいると思ってんだろ」
見抜かれた。しかも、雨と一緒にくるりと踵を返す前に、
「こっちはもう、定員割れしてな。早くしないと、落ちこぼれの班に強制的に入るぞ」
と、不吉な笑みで語り、別れた。ユリスの笑い声は、いつまでも耳に残る、湿った笑い声。それが、異様に俺を慌てさせた。
廊下で佇むルイに駆け寄り、話を聞くと、ルイはなんと、シモンさんの班に入るらしい。しかも、シモンさんからの直々の加入。
AAクラスが、落ちこぼれDクラスから人を引き抜くなんて、滅多にない。
これは、絶対に入らないとな。アカネは、まだ決まってない、て言ってたっけ。
「アカネちゃんは、カイくんと一緒だよ?」
ルイが当たり前に言ってきた。
「なんで」
「だって、今さら離れられないと思うよ? それに、ジンくんもついてくる!」
いいや、ジンは……。というか、二人してなんで奴の話なんか。気が滅入る想いで、話に耳を傾ける。半分聞いていなかった気もするが。
ルイは、暗い顔して急に俯きだした。
「私、迷ってんの。シモン先輩とこに行くか、カイくんとアカネちゃんたちの班に行くか」
「何処に迷う要素あるんだ。迷わずシモンさんのとこだろ」
余計な一言言ったのか、ルイは若干ムカッとした面持ちになった。
「だって、みんなと一緒が居たいよ。みんなと闘って、勝利を獲て楽しくご飯食べたい……ぐす」
ポロポロと涙を零し、グスグス泣きはじめた。
突然のことにびっくりして、おろおろする。その間、ルイは、止めるどころか、抑えていた感情を涙に代えて泣きはじめる。
こんなとこ、誰かに見られたら、最悪な展開に……。
「うわぁ。泣かした」
さっきリゼ先生とルイの姿を観察していた曲がり角のとこで、美樹が俺と同じように、顔だけを出してうかがっていた。
俺は慌てて、言葉にもなっていない必死の弁明をする。今日は一体何なんだ。必死になっている自分自身にも鳥肌がたった。
「泣かした挙句、必死の弁明。引くよ?」
そんな目で見ないでください。
「違うの……」
ルイがポツリと呟いた。
この最悪な展開に逆転する証言者登場。
「カイくんは、私の話聞いてただけ。私が勝手に泣いたの。だから、カイくんは悪くないの」
ありがとう、ルイ。俺の言葉は、もう聞いてくれないけど、ルイの言葉は真がつく真実。
さぁ、泣かした罪の容疑は晴れて、美樹の目も、なんやかんやで少し緩くなった。
ルイの話を聞いた美樹は、大袈裟なほど首を頷き、暫くしてニッと笑った。何かを企んでいる笑みだ。
「ルイたん、ボクの班に来なよ!」
「え……」
その言葉は、ずっと俯いていたルイに、希望の光を照らした。
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