28 / 126
Ⅱ 勇気と偽愛情~14歳~
第28話 無効の邪鬼―帰還―
しおりを挟む
「お前なら出来る! だって、あのときの凄かったし、油断してたし、今その力が必要なんだ。今使わないでどうする!」
雨の表情が途端に、晴れたきがした。
細い目を大きく見開いて、こちらに白黒目を送っている。
「本当か?」
みんなが首を頷く。
雨は、ほんの僅かな怯みを見せるも、すぐに手袋を脱いだ。手袋を脱いだ手は、今まで日焼けしたことがない真っ白な肌。
赤黒い核に、その真っ白な手を翳す。息を吸い込んだ呼吸音が聞こえた。
それは、非常に重く、何処までも響いた。
「カアロォウジャン」
その瞬間、赤黒い核が全て黒に塗り換わった。海からざあざあと街を埋めていくように、核の全域を津波のように黒いモノが塗っていく。
§
透明な壁、フィールドがパリン、と割れた。鏡のように脆く、チリチリに破片が飛び散る。
「よしっ!!」
硬くなだったフィールドを破壊し、美樹の心は高く高揚し、槍を持つ手に力を込めた。
目指す場所は、うなじにある核。獣の牙よりも鋭い刃が、そのポイントに向けて着地を狙った。
ひし形の鮮明な赤。その赤に、キラリと光るものが映し出された。
刃が核に接触。凍った水面に、シャベルで叩いているものと同じだ。びくともしないし、槍を通して腕が凄く重い。
「ゔっ! くっ……!」
やっとフィールドを突破し、破壊すべき本命が目の前なのに、跳ね返される。
鬼の力を持ってしても、跳ね返されるこの威力。今まで対戦してきた、他の誰でもない、得体の知れない生物に初めて絶望の味がした。
苦い、胸が苦しくなる味だ。
ここまできて、後戻りなんて。
ずっしりと体が重い。絶望が、心中を巡って全身を重くさせる。
そんなとき、不意に、脳裏に過ぎったのは、雨やカイなどの顔が。
「……ボクの辞書に〝後退〟などない!」
腕に力を込めた。
全身を鈍る重みは嘘みたいにどこにもない。寧ろ、スキップできるほど軽い。
核にピギッ、とヒビが入った。そのヒビは時間も経たずに、全身に巡り血管のように這う。
「はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
渾身の力が、核を破壊した。
跡形もなく、チリチリに。
チリチリになった核の破片は、サラサラと灰になって空気にきえていく。
邪鬼が雄叫びをあげた。大地を震わす怒りと、哀しみとそれらの感情を混ぜあわさったモノ。
耳がキンキンして、頭が痛い叫び声に、美樹はすぐにこの場から離れた。
「や、やった……! 破壊しんだボク」
「美樹ちゃんっ!!」
喜びに浸るや、それを裂いたのはミラノ。何処かを指差して、血相かえている。
「何? こっちはもうヘトヘト」
「あれ! あれ見て!」
女子のように甲高い声で、指差している方向をひたすら腕を突き刺す。あまりにもその表情が必死で、仕方なく、指差している方向に顔を向けた。
「え……あれ」
それは間違いなく、腐敗した色だった。
ヘソ辺りの下部から、その色はじわと浮かんでいる。
「間違いなく、あそこにいる、スタンリー様が!」
「雨がっ!」
二人は顔を見合わせ、希望という目を輝かせた。しかし、美樹の所持していた槍の刃は先程のせいでボロボロになって、所々削れている。これでは、破壊できないと悟った。
その不詳時を感じ取ったミラノは、チッチと挑発的な舌打ちするや、美樹の前に鉄パイプを見せた。
「これがあるじゃあないっすか、これが」
鉄パイプを受け取った。
もうこの際、迷っている場合じゃない。武器があるならば、それを取り、戦うべきだ。
「よし……」
軽く握った鉄パイプを、両手に抱え、強く握りしめた。邪鬼は今、痛苦の悲鳴をあげ悶苦しんでいる。
あの長い手足をバタつかせ、顔を歪ませ、今は美樹たちが近くにいても攻撃すらもしない。
「やれる、今なら!」
ひとっ飛びでお腹の下部まで行き、手にした武器を振り下ろした。
途端、水酸化ナトリウムをぶっかけられたようにドロドロに溶け、黒い血や皮膚がしぶきをあげた。
「みんなあぁ!!」
ドロドロに溶けた皮膚と肉の隙間から、一筋の光が見えた。その光は、今まで見たことない希望の光だった。
「美樹っ!」
外から伸ばす希望の手を取ったのは、雨だった。美樹は順々に、俺たちを引っ張りあげていく。
全員を外に引っ張ったあと、邪鬼がまた暴走した。嗚咽に混じった声。耳まで裂かれた大口に、炎の球体が現れた。
最後の最後に悪あがきの魂胆か。今度は〝肝心なときに使えない野郎〟だなんて言わせない。
「スパーク!!」
炎の球体が口内で爆発し、邪鬼が後ろに後退し、大きな体が地面に仰向けに転がった。
水しぶきが天井にまで飛び、大きな津波が押し寄せてきた。流石に炎は水に勝てない。迫り来る波に、みな、圧倒され身動きが取れない。
そのとき、彼の声がした。少年のように活気に満ちた声、それと、キーを少し落とした低い声が特徴的。
その声が聞こえると、目の前にまた、透明な結界が。振り向くと、ユリスに抱えられたジンが。
地上に足を置くと、真っ先に俺たちに駆け寄った。そして、無言で俺に拳を突き出す。決まってそうだ。何か成功した瞬間、こいつとは無言でやること。
それは、何も言わないで分かること。
俺は腕をあげ、突き出した拳に、トンと軽く突いた。それは、勝利の音だった。
「倒したな」
「あぁ!!」
邪鬼が暴走し、合宿は中止になった。結局、暴走してから約一時間後、先生たちが援軍へと駆けつけてくれた。
監督責任だったスノー先生とリゼ先生は、減給処分。リゼ先生だけは助けに来てくれたことに、俺たちは、必死に抗議した。しかし、他の教師たちはそんな言葉に耳を傾けずに、二人を処分した。
二つも核を破壊された邪鬼は、噂によると、絶海の大きな穴に捨てられたらしい。学園の外は、海に囲まられている。地平線の彼方まで続く海。その海に、大きな穴がある。
俺らは学園から出たことがないので見たことない。
しかし、噂の種が風にのり、だんだん大きくなってこの噂はもはや、当たり前と化している。
結局、邪鬼が暴走した理由は不明。また噂によると、邪鬼が何らかの衝動にかられ、攻撃手段をとったと。その話は、また噂なので信じて否か。
その衝動とは、何なのか、合宿あとはその話でもちきりだった。
邪鬼の暴走で約四名が死亡。Aクラス二人、Dクラス二人。遺体はどれも、醜く、原型が留めていなかった。
合宿が終わると、必ずやる行事がある。それは、舞踏会。五クラス全員で華やかな広場で踊り、親しくなる。こんな形でもきちっと行うのは恐らく、生徒に気遣ったのだろう。
「うわ、これ恥ずかしいな」
立て鏡にたって、タキシード姿の自分に、耳が赤くなるのを感じた。
「あははは! アカネちゃんのドレスヨレヨレ!」
ジンがお腹を抑えて高らかに笑った。矛先にいるのは、お姫様のようなピンクのドレスを着てたアカネだった。
「しょうがないでしょ!! だって、だって……ムゥ」
顔を真っ赤にさせ、慌てふためく。
綺麗で、照明に当たるとキラキラと輝く淡いドレス。気の強いアカネには似合わないピンク色だが、何故だか似合っている。
背丈に合わず足元についている所も、いつもはポニーテールにしてる髪型を、お団子で一つにしている所も、いつも俺にしか見せない小さな胸の肌を出している所も、全部好きだ。
「はぁ、笑った笑った」
ジンがひぃひぃ息ついて、息を整えようとしている。
「最っ低!! これでも、何時間も迷って選んだのよ! 笑うな!」
アカネはまだ顔を真っ赤にさせ、ジンに飛び掛ろうと、丈を持ち、その一歩を踏み出す。慌てて塞いだのは、ルイ。
「アカネちゃんせっかくのドレスがぁぁ」
「止めたって無駄よ。こいつの来ているヘンテコなタキシードを、ボロボロに引き裂くの! おほほほほほほほっ!!」
どこぞの悪役なんかが笑うような感じだ。
やはり、女子てドレスと化粧でもするとお化けみたいに別人になるな。澄み切った青空のドレス。丈が短くて、片方半分の脚が露出している。真っ白な肌が、この際目をいく。
「ム、今ルイの脚見た」
「えぇ!?」
「見てない見てない!!」
俺は、慌てて目を反らすも、瞬時にその方向にアカネが先回り。ジッ、と屈んで表情や目の色を鋭い目つきで睨む。ぐるぐると頭を回転しても、どの方向にもついて来る。
「見てたわ。その邪な目、その邪な顔!」
「どういう顔だよっ!」
雨の表情が途端に、晴れたきがした。
細い目を大きく見開いて、こちらに白黒目を送っている。
「本当か?」
みんなが首を頷く。
雨は、ほんの僅かな怯みを見せるも、すぐに手袋を脱いだ。手袋を脱いだ手は、今まで日焼けしたことがない真っ白な肌。
赤黒い核に、その真っ白な手を翳す。息を吸い込んだ呼吸音が聞こえた。
それは、非常に重く、何処までも響いた。
「カアロォウジャン」
その瞬間、赤黒い核が全て黒に塗り換わった。海からざあざあと街を埋めていくように、核の全域を津波のように黒いモノが塗っていく。
§
透明な壁、フィールドがパリン、と割れた。鏡のように脆く、チリチリに破片が飛び散る。
「よしっ!!」
硬くなだったフィールドを破壊し、美樹の心は高く高揚し、槍を持つ手に力を込めた。
目指す場所は、うなじにある核。獣の牙よりも鋭い刃が、そのポイントに向けて着地を狙った。
ひし形の鮮明な赤。その赤に、キラリと光るものが映し出された。
刃が核に接触。凍った水面に、シャベルで叩いているものと同じだ。びくともしないし、槍を通して腕が凄く重い。
「ゔっ! くっ……!」
やっとフィールドを突破し、破壊すべき本命が目の前なのに、跳ね返される。
鬼の力を持ってしても、跳ね返されるこの威力。今まで対戦してきた、他の誰でもない、得体の知れない生物に初めて絶望の味がした。
苦い、胸が苦しくなる味だ。
ここまできて、後戻りなんて。
ずっしりと体が重い。絶望が、心中を巡って全身を重くさせる。
そんなとき、不意に、脳裏に過ぎったのは、雨やカイなどの顔が。
「……ボクの辞書に〝後退〟などない!」
腕に力を込めた。
全身を鈍る重みは嘘みたいにどこにもない。寧ろ、スキップできるほど軽い。
核にピギッ、とヒビが入った。そのヒビは時間も経たずに、全身に巡り血管のように這う。
「はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
渾身の力が、核を破壊した。
跡形もなく、チリチリに。
チリチリになった核の破片は、サラサラと灰になって空気にきえていく。
邪鬼が雄叫びをあげた。大地を震わす怒りと、哀しみとそれらの感情を混ぜあわさったモノ。
耳がキンキンして、頭が痛い叫び声に、美樹はすぐにこの場から離れた。
「や、やった……! 破壊しんだボク」
「美樹ちゃんっ!!」
喜びに浸るや、それを裂いたのはミラノ。何処かを指差して、血相かえている。
「何? こっちはもうヘトヘト」
「あれ! あれ見て!」
女子のように甲高い声で、指差している方向をひたすら腕を突き刺す。あまりにもその表情が必死で、仕方なく、指差している方向に顔を向けた。
「え……あれ」
それは間違いなく、腐敗した色だった。
ヘソ辺りの下部から、その色はじわと浮かんでいる。
「間違いなく、あそこにいる、スタンリー様が!」
「雨がっ!」
二人は顔を見合わせ、希望という目を輝かせた。しかし、美樹の所持していた槍の刃は先程のせいでボロボロになって、所々削れている。これでは、破壊できないと悟った。
その不詳時を感じ取ったミラノは、チッチと挑発的な舌打ちするや、美樹の前に鉄パイプを見せた。
「これがあるじゃあないっすか、これが」
鉄パイプを受け取った。
もうこの際、迷っている場合じゃない。武器があるならば、それを取り、戦うべきだ。
「よし……」
軽く握った鉄パイプを、両手に抱え、強く握りしめた。邪鬼は今、痛苦の悲鳴をあげ悶苦しんでいる。
あの長い手足をバタつかせ、顔を歪ませ、今は美樹たちが近くにいても攻撃すらもしない。
「やれる、今なら!」
ひとっ飛びでお腹の下部まで行き、手にした武器を振り下ろした。
途端、水酸化ナトリウムをぶっかけられたようにドロドロに溶け、黒い血や皮膚がしぶきをあげた。
「みんなあぁ!!」
ドロドロに溶けた皮膚と肉の隙間から、一筋の光が見えた。その光は、今まで見たことない希望の光だった。
「美樹っ!」
外から伸ばす希望の手を取ったのは、雨だった。美樹は順々に、俺たちを引っ張りあげていく。
全員を外に引っ張ったあと、邪鬼がまた暴走した。嗚咽に混じった声。耳まで裂かれた大口に、炎の球体が現れた。
最後の最後に悪あがきの魂胆か。今度は〝肝心なときに使えない野郎〟だなんて言わせない。
「スパーク!!」
炎の球体が口内で爆発し、邪鬼が後ろに後退し、大きな体が地面に仰向けに転がった。
水しぶきが天井にまで飛び、大きな津波が押し寄せてきた。流石に炎は水に勝てない。迫り来る波に、みな、圧倒され身動きが取れない。
そのとき、彼の声がした。少年のように活気に満ちた声、それと、キーを少し落とした低い声が特徴的。
その声が聞こえると、目の前にまた、透明な結界が。振り向くと、ユリスに抱えられたジンが。
地上に足を置くと、真っ先に俺たちに駆け寄った。そして、無言で俺に拳を突き出す。決まってそうだ。何か成功した瞬間、こいつとは無言でやること。
それは、何も言わないで分かること。
俺は腕をあげ、突き出した拳に、トンと軽く突いた。それは、勝利の音だった。
「倒したな」
「あぁ!!」
邪鬼が暴走し、合宿は中止になった。結局、暴走してから約一時間後、先生たちが援軍へと駆けつけてくれた。
監督責任だったスノー先生とリゼ先生は、減給処分。リゼ先生だけは助けに来てくれたことに、俺たちは、必死に抗議した。しかし、他の教師たちはそんな言葉に耳を傾けずに、二人を処分した。
二つも核を破壊された邪鬼は、噂によると、絶海の大きな穴に捨てられたらしい。学園の外は、海に囲まられている。地平線の彼方まで続く海。その海に、大きな穴がある。
俺らは学園から出たことがないので見たことない。
しかし、噂の種が風にのり、だんだん大きくなってこの噂はもはや、当たり前と化している。
結局、邪鬼が暴走した理由は不明。また噂によると、邪鬼が何らかの衝動にかられ、攻撃手段をとったと。その話は、また噂なので信じて否か。
その衝動とは、何なのか、合宿あとはその話でもちきりだった。
邪鬼の暴走で約四名が死亡。Aクラス二人、Dクラス二人。遺体はどれも、醜く、原型が留めていなかった。
合宿が終わると、必ずやる行事がある。それは、舞踏会。五クラス全員で華やかな広場で踊り、親しくなる。こんな形でもきちっと行うのは恐らく、生徒に気遣ったのだろう。
「うわ、これ恥ずかしいな」
立て鏡にたって、タキシード姿の自分に、耳が赤くなるのを感じた。
「あははは! アカネちゃんのドレスヨレヨレ!」
ジンがお腹を抑えて高らかに笑った。矛先にいるのは、お姫様のようなピンクのドレスを着てたアカネだった。
「しょうがないでしょ!! だって、だって……ムゥ」
顔を真っ赤にさせ、慌てふためく。
綺麗で、照明に当たるとキラキラと輝く淡いドレス。気の強いアカネには似合わないピンク色だが、何故だか似合っている。
背丈に合わず足元についている所も、いつもはポニーテールにしてる髪型を、お団子で一つにしている所も、いつも俺にしか見せない小さな胸の肌を出している所も、全部好きだ。
「はぁ、笑った笑った」
ジンがひぃひぃ息ついて、息を整えようとしている。
「最っ低!! これでも、何時間も迷って選んだのよ! 笑うな!」
アカネはまだ顔を真っ赤にさせ、ジンに飛び掛ろうと、丈を持ち、その一歩を踏み出す。慌てて塞いだのは、ルイ。
「アカネちゃんせっかくのドレスがぁぁ」
「止めたって無駄よ。こいつの来ているヘンテコなタキシードを、ボロボロに引き裂くの! おほほほほほほほっ!!」
どこぞの悪役なんかが笑うような感じだ。
やはり、女子てドレスと化粧でもするとお化けみたいに別人になるな。澄み切った青空のドレス。丈が短くて、片方半分の脚が露出している。真っ白な肌が、この際目をいく。
「ム、今ルイの脚見た」
「えぇ!?」
「見てない見てない!!」
俺は、慌てて目を反らすも、瞬時にその方向にアカネが先回り。ジッ、と屈んで表情や目の色を鋭い目つきで睨む。ぐるぐると頭を回転しても、どの方向にもついて来る。
「見てたわ。その邪な目、その邪な顔!」
「どういう顔だよっ!」
0
お気に入りに追加
1
あなたにおすすめの小説
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子
ちひろ
恋愛
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子の話。
Fantiaでは他にもえっちなお話を書いてます。よかったら遊びに来てね。
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
ねえ、私の本性を暴いてよ♡ オナニークラブで働く女子大生
花野りら
恋愛
オナニークラブとは、個室で男性客のオナニーを見てあげたり手コキする風俗店のひとつ。
女子大生がエッチなアルバイトをしているという背徳感!
イケナイことをしている羞恥プレイからの過激なセックスシーンは必読♡
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる