50 / 51
Ⅶ 自由
第49話 不穏
しおりを挟む
凍える冬の夜の水の中は冷たい。全身から悲鳴があがった。僕がやれないことに二人は激昂し、池の中に突き落とした。割と深い。顔を上げるたびに足で顔面を蹴られ、もう一度水面に潜る。その際に鼻に水が入ってしかも、冷水のように冷たく、パニック状態。
「どうして! 助けるって言ったくせに! この大嘘つき‼」
「うぉ、うぇっ!」
顔面を蹴られても寒さと冷水のせいでその痛苦が感じられない。鳳華姐さんの罵倒は時折潜っているせいで聞こえないが、その声が聞いたことない悪魔のような唸り声。
「自由にさせてよ! 好きに生きたいのに! 生まれた場所が悪かった、その最初で運命が決まるなんてあんまりじゃない!」
鳳華姐さんは拳銃を取り出してバンバン撃ってきた。肩に貫通。ぶわりと血が池の中に広がった。撃たれた。痛い。その前に寒さのほうが倍増してて痛覚は最初だけで、あとは体が意思と反対に沈んでいく。
「お姉ちゃん!」
苗化ちゃんが顔を青くさせて銃を持つ腕にしがみついた。池の水が真っ赤に染まったのを見てその時ようやく、〝やってしまった事〟を自覚した。銃をぽろりと落とし、その場から立ち去る。僕は冷たい水の中。
もう自力で這い上がることできない。意識と体がだんだん、沈んでいく。そのまま、暗く冷たい場所に突き通された――。
§
ふっと目が覚めると真っ白い天井に真っ白いカーテンが目に入り、意識が曖昧でふわふわしている。ここは、何処だ。体を起こそうと力を入れるも下半身が動かない。どうして……。トントンと記憶が蘇ってきた。まさか、撃たれて死んだのか。
濡れていないし、肩は何もない。僕は慌ててようやく戻ってきた本来の力を行使し、上体を起き上がる。すると、僕の足元に太陽とせいらが眠っていたため起き上がれなかったのだ。
「何だ良かった……」
ほっと胸を撫で下ろした瞬間、ガシャンと床に叩きつける音が。驚いて振り向くと扉付近に嵐が立っていた。その床面はお盆と水がひっくり返って水溜りになって、硝子などが散らばっていた。
「おま、お前……」
嵐は愕然とし立ち尽くしていた。
「あ、おはよう?」
「おはようじゃねぇよぉぉぉ‼」
嵐は目をうるうるさせながらガシと抱きついた。良かった、良かったと大声で。その声に足元で寝ていた二人が目を覚めた。二人とも同じように抱きついてきた。
僕は千年後から帰ってきたとき意識昏倒だった。過去の世界で傷ついた箇所は帰ってきたとき反動する。それ故後遺症などない。けど二日間眠っていた。そりゃ死んだように。
「迷惑かけてごめん」
「なんで謝るんだよぉぉぉぉ‼」
嵐は僕の骨をキシキシいわせるほど抱きついた。痛い。
「良かった。あのまま目が覚めないのかと……ねぇ、今まで私たちに黙ってタイムマシンに乗ってたの?」
せいらは険しい顔をさせた。全て太陽に聞かされた上で僕にまた聞く。すぐに否定しなかったのでせいらと嵐は、大きくため息ついた。
「二人とも、黙ってたのは悪かった。その、二人にも打ち明けようとしたんだ。でも時間がなくて」
「黙ってたこととか、それで怒ってんじゃねぇよ。オレたちはな、お前自身の力になれなかったことに怒ってんだよ」
嵐は目元を荒々しく袖で拭った。
その続きをせいらが言った。
「みんな、頼りにしてほしいの。力不足ならそう言ってほしい。でも裏でコソコソされて力にもなれないなんて、悲しいよ」
せいらは目をうるうるさせてまた泣き出した。太陽がその背をポンポンと優しくなでた。僕は再びごめん、と呟く。今度からみんなに頼るよ。これは約束だ。
そうして、タイムマシンに乗るのは三回目がきた。今回はせいらと嵐がいる。二回目の時のような死に方はごめんだ。今回は装備を持っていくことにしよう。みんなも協力していざ、千年後へ――。
何度死んでも自分たちの前に現れる僕を彼女たちは怯み、この世の化物でも見る眼差しを向けられた。そりゃそうだろうな。
「あのとき、遺体だって回収したのに! どうして⁉」
鳳華姐さんは顔を青ざめた。
「それは、その……僕は、死なない正義のヒーロー! 不死鳥なんだ!」
言ったあとの祭り。周りはポカンとし、四人の二つの目が点になっている。しまった。盛大に恥ずかしい。かぁと火の手があがった。きっと顔中真っ赤だ。沈黙が流れた。冷たい空気だ。
「ぷぷ」
沈黙を破ったのは苗化ちゃんだ。腹を抑えて笑っている。苗化ちゃんが笑うとこの場は少しずつ変化していく。鳳華姐さんは苗化ちゃんの手を取ってこの場から離れた。そして、明保野さんは携帯の着信が入ってそれを受け取ると慌てて去った。いつもはその背をついていくはずの久乃さんが僕と残ることに。
「えと、久乃さんにとって自由て何かな?」
そう聞くと久乃さんは暗い顔をさらに暗くさせた。
「分からない。ただ、ぼのちゃんだけがいればいい」
「だったらさ……幸せになろう」
「は?」
まずひとりひとりの心を変えないといけない。絶望から希望へ。この一手を一人ずつ。久乃さんは顔を上げて眉間にシワを寄せた。
「あいつが詐欺で捕まった。ただ義父なだけで世間からバッシング、親戚も頼るところもないのにどうやって幸せになれんの⁉ ほんとに、何も知らないくせに!」
久乃さんは立ち去っていった。
また余計な1言言ったのだろうか。いいや、ここで一人変えないと。タイムスリップするのはあと一回なのだから。
§
歌舞伎町という大都市で明保野さんの姿を見つけた。これからバイトらしい。胸元を広く開け赤いドレスを身に纏ってまさか、そのかっこうで客の前に見せれるか。服を引き裂いてやりたい。
明保野さんはこれからバイトだっていうのに、人気のない路地裏に連れ込まれて心底迷惑な顔している。
「何? これから忙しいんだけど」
「だめだ。そんな破廉恥なかっこう、もしみんなが見たらみんな、明保野さんに目が釘付けだ」
「童貞かよ。こんなの、全然破廉恥じゃない。ママはもっと、露出してんだから。それより、何? そんな顔して話があるからこんな場所に連れ出したんでしょ?」
明保野さんはする、と僕の首に手を回してきた。あ、いい匂い。するりと足の間に足が入ってグリ、と股間を刺激する。あぐ、と情けない声が出そうになった。こんな技、一体どこで、いや落ち着け僕、落ち着くんだ息子よ。僕は明保野さんから離れて早速本題に入った。
「明保野さんにとって、自由て何?」
これを聞くのはドキドキした。
〝自由〟という言葉は彼女から始まった。いわば今聞けば〝自由〟と返答が返ってくる。終着点が見つかる。彼女はキョトンとした感じで僕の顔をまじまじ見た。
「自由かぁ。わたしがわたしらしく? 金もあって家もあって、友達もいて着る服や欲しいものも買えてー、終われ身じゃない。わたしが選びたいものを選択できる。それが自由じゃないかな?」
明保野さんは首を傾げながら悩ましげに答えた。それすなわち僕が追い求めた答えだ。
「明保野さん、自由になろう」
僕は肩に手を置いた。
「はぁ?」
明保野さんは怪訝な表情。僕はそんな彼女を無視して手を取り路地裏をあとにした。彼女は驚いて手を振りほどこうとするもそんなことさせない。
答えが見つかった。
なら、四人の自由がこれなんだ。明保野さんの携帯を借りて四人を集結。時刻は深夜。蜜鞘家は難しいかもしれないが、脱出するためなら僕が協力する。
亡霊が呼び出したなら、蜜鞘姉妹は来ないかもしれない。ならば、近づくまでよ。
「あんたの行動、時々怖すぎる」
久乃さんが慄いた。
「でもそんな行動、鳥籠から連れ出してくれる王子様みたいで好きだよ」
明保野さんはクスクス笑った。王子様と言われるとなんだか照れるな。顔を赤らめると久乃さんに睨まれた。私のぼのちゃん取らないでと。
「やっぱりだめだ。既読無視してる。家にいっても警備が手薄とは思えない。脱出経路があったとしてもあの子たち、自分たちから来ようとしない」
明保野さんは携帯を眺め、重たいため息ついた。白い息が煙のように出た。
「あの2人はおいて行こう」
「だめ」
「だめだ」
久乃さんが明保野さんの手を取るなり、僕がもう片方の腕を取る。明保野さんにも拒否られて久乃さんは肩をすくめる。と同時に何触ってんだよとも睨まれる。
「久乃さんも考えてほしいんだ。自分にとって自由とは」
「哲学でも始めたの? そんなの、ぼのちゃんが隣にいてくれるだけで他の束縛なんて軽いもの。私からぼのちゃんを奪われたら、それこそ滅亡だわ」
「わたしもクノちゃんいなくなったら寂しいな」
明保野さんは久乃さんの手を取り、久乃さんはその手の指を絡める。2人は本当に強い何かで結ばれている。
「だったら、もう答えなんてわかってるはずだ。義父を殺してしまったら、一生明保野さんには会えないかもしれない。そんな願いより、君は君自身の幸せのために身を置くべきだ」
久乃さんの瞳は初めてうるうるさせて、何かを確固した強い表情になった。
「どうして! 助けるって言ったくせに! この大嘘つき‼」
「うぉ、うぇっ!」
顔面を蹴られても寒さと冷水のせいでその痛苦が感じられない。鳳華姐さんの罵倒は時折潜っているせいで聞こえないが、その声が聞いたことない悪魔のような唸り声。
「自由にさせてよ! 好きに生きたいのに! 生まれた場所が悪かった、その最初で運命が決まるなんてあんまりじゃない!」
鳳華姐さんは拳銃を取り出してバンバン撃ってきた。肩に貫通。ぶわりと血が池の中に広がった。撃たれた。痛い。その前に寒さのほうが倍増してて痛覚は最初だけで、あとは体が意思と反対に沈んでいく。
「お姉ちゃん!」
苗化ちゃんが顔を青くさせて銃を持つ腕にしがみついた。池の水が真っ赤に染まったのを見てその時ようやく、〝やってしまった事〟を自覚した。銃をぽろりと落とし、その場から立ち去る。僕は冷たい水の中。
もう自力で這い上がることできない。意識と体がだんだん、沈んでいく。そのまま、暗く冷たい場所に突き通された――。
§
ふっと目が覚めると真っ白い天井に真っ白いカーテンが目に入り、意識が曖昧でふわふわしている。ここは、何処だ。体を起こそうと力を入れるも下半身が動かない。どうして……。トントンと記憶が蘇ってきた。まさか、撃たれて死んだのか。
濡れていないし、肩は何もない。僕は慌ててようやく戻ってきた本来の力を行使し、上体を起き上がる。すると、僕の足元に太陽とせいらが眠っていたため起き上がれなかったのだ。
「何だ良かった……」
ほっと胸を撫で下ろした瞬間、ガシャンと床に叩きつける音が。驚いて振り向くと扉付近に嵐が立っていた。その床面はお盆と水がひっくり返って水溜りになって、硝子などが散らばっていた。
「おま、お前……」
嵐は愕然とし立ち尽くしていた。
「あ、おはよう?」
「おはようじゃねぇよぉぉぉ‼」
嵐は目をうるうるさせながらガシと抱きついた。良かった、良かったと大声で。その声に足元で寝ていた二人が目を覚めた。二人とも同じように抱きついてきた。
僕は千年後から帰ってきたとき意識昏倒だった。過去の世界で傷ついた箇所は帰ってきたとき反動する。それ故後遺症などない。けど二日間眠っていた。そりゃ死んだように。
「迷惑かけてごめん」
「なんで謝るんだよぉぉぉぉ‼」
嵐は僕の骨をキシキシいわせるほど抱きついた。痛い。
「良かった。あのまま目が覚めないのかと……ねぇ、今まで私たちに黙ってタイムマシンに乗ってたの?」
せいらは険しい顔をさせた。全て太陽に聞かされた上で僕にまた聞く。すぐに否定しなかったのでせいらと嵐は、大きくため息ついた。
「二人とも、黙ってたのは悪かった。その、二人にも打ち明けようとしたんだ。でも時間がなくて」
「黙ってたこととか、それで怒ってんじゃねぇよ。オレたちはな、お前自身の力になれなかったことに怒ってんだよ」
嵐は目元を荒々しく袖で拭った。
その続きをせいらが言った。
「みんな、頼りにしてほしいの。力不足ならそう言ってほしい。でも裏でコソコソされて力にもなれないなんて、悲しいよ」
せいらは目をうるうるさせてまた泣き出した。太陽がその背をポンポンと優しくなでた。僕は再びごめん、と呟く。今度からみんなに頼るよ。これは約束だ。
そうして、タイムマシンに乗るのは三回目がきた。今回はせいらと嵐がいる。二回目の時のような死に方はごめんだ。今回は装備を持っていくことにしよう。みんなも協力していざ、千年後へ――。
何度死んでも自分たちの前に現れる僕を彼女たちは怯み、この世の化物でも見る眼差しを向けられた。そりゃそうだろうな。
「あのとき、遺体だって回収したのに! どうして⁉」
鳳華姐さんは顔を青ざめた。
「それは、その……僕は、死なない正義のヒーロー! 不死鳥なんだ!」
言ったあとの祭り。周りはポカンとし、四人の二つの目が点になっている。しまった。盛大に恥ずかしい。かぁと火の手があがった。きっと顔中真っ赤だ。沈黙が流れた。冷たい空気だ。
「ぷぷ」
沈黙を破ったのは苗化ちゃんだ。腹を抑えて笑っている。苗化ちゃんが笑うとこの場は少しずつ変化していく。鳳華姐さんは苗化ちゃんの手を取ってこの場から離れた。そして、明保野さんは携帯の着信が入ってそれを受け取ると慌てて去った。いつもはその背をついていくはずの久乃さんが僕と残ることに。
「えと、久乃さんにとって自由て何かな?」
そう聞くと久乃さんは暗い顔をさらに暗くさせた。
「分からない。ただ、ぼのちゃんだけがいればいい」
「だったらさ……幸せになろう」
「は?」
まずひとりひとりの心を変えないといけない。絶望から希望へ。この一手を一人ずつ。久乃さんは顔を上げて眉間にシワを寄せた。
「あいつが詐欺で捕まった。ただ義父なだけで世間からバッシング、親戚も頼るところもないのにどうやって幸せになれんの⁉ ほんとに、何も知らないくせに!」
久乃さんは立ち去っていった。
また余計な1言言ったのだろうか。いいや、ここで一人変えないと。タイムスリップするのはあと一回なのだから。
§
歌舞伎町という大都市で明保野さんの姿を見つけた。これからバイトらしい。胸元を広く開け赤いドレスを身に纏ってまさか、そのかっこうで客の前に見せれるか。服を引き裂いてやりたい。
明保野さんはこれからバイトだっていうのに、人気のない路地裏に連れ込まれて心底迷惑な顔している。
「何? これから忙しいんだけど」
「だめだ。そんな破廉恥なかっこう、もしみんなが見たらみんな、明保野さんに目が釘付けだ」
「童貞かよ。こんなの、全然破廉恥じゃない。ママはもっと、露出してんだから。それより、何? そんな顔して話があるからこんな場所に連れ出したんでしょ?」
明保野さんはする、と僕の首に手を回してきた。あ、いい匂い。するりと足の間に足が入ってグリ、と股間を刺激する。あぐ、と情けない声が出そうになった。こんな技、一体どこで、いや落ち着け僕、落ち着くんだ息子よ。僕は明保野さんから離れて早速本題に入った。
「明保野さんにとって、自由て何?」
これを聞くのはドキドキした。
〝自由〟という言葉は彼女から始まった。いわば今聞けば〝自由〟と返答が返ってくる。終着点が見つかる。彼女はキョトンとした感じで僕の顔をまじまじ見た。
「自由かぁ。わたしがわたしらしく? 金もあって家もあって、友達もいて着る服や欲しいものも買えてー、終われ身じゃない。わたしが選びたいものを選択できる。それが自由じゃないかな?」
明保野さんは首を傾げながら悩ましげに答えた。それすなわち僕が追い求めた答えだ。
「明保野さん、自由になろう」
僕は肩に手を置いた。
「はぁ?」
明保野さんは怪訝な表情。僕はそんな彼女を無視して手を取り路地裏をあとにした。彼女は驚いて手を振りほどこうとするもそんなことさせない。
答えが見つかった。
なら、四人の自由がこれなんだ。明保野さんの携帯を借りて四人を集結。時刻は深夜。蜜鞘家は難しいかもしれないが、脱出するためなら僕が協力する。
亡霊が呼び出したなら、蜜鞘姉妹は来ないかもしれない。ならば、近づくまでよ。
「あんたの行動、時々怖すぎる」
久乃さんが慄いた。
「でもそんな行動、鳥籠から連れ出してくれる王子様みたいで好きだよ」
明保野さんはクスクス笑った。王子様と言われるとなんだか照れるな。顔を赤らめると久乃さんに睨まれた。私のぼのちゃん取らないでと。
「やっぱりだめだ。既読無視してる。家にいっても警備が手薄とは思えない。脱出経路があったとしてもあの子たち、自分たちから来ようとしない」
明保野さんは携帯を眺め、重たいため息ついた。白い息が煙のように出た。
「あの2人はおいて行こう」
「だめ」
「だめだ」
久乃さんが明保野さんの手を取るなり、僕がもう片方の腕を取る。明保野さんにも拒否られて久乃さんは肩をすくめる。と同時に何触ってんだよとも睨まれる。
「久乃さんも考えてほしいんだ。自分にとって自由とは」
「哲学でも始めたの? そんなの、ぼのちゃんが隣にいてくれるだけで他の束縛なんて軽いもの。私からぼのちゃんを奪われたら、それこそ滅亡だわ」
「わたしもクノちゃんいなくなったら寂しいな」
明保野さんは久乃さんの手を取り、久乃さんはその手の指を絡める。2人は本当に強い何かで結ばれている。
「だったら、もう答えなんてわかってるはずだ。義父を殺してしまったら、一生明保野さんには会えないかもしれない。そんな願いより、君は君自身の幸せのために身を置くべきだ」
久乃さんの瞳は初めてうるうるさせて、何かを確固した強い表情になった。
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ブルースカイ
ハコニワ
SF
※この作品はフィクションです。
「ねぇ、もし、この瞬間わたしが消えたら、どうする?」
全ては、この言葉から始まった――。
言葉通り消えた幼馴染、現れた謎の生命体。生命体を躊躇なく刺す未来人。
事の発端はどこへやら。未来人に勧誘され、地球を救うために秘密結社に入った僕。
次第に、事態は宇宙戦争へと発展したのだ。
全てが一つになったとき、種族を超えた絆が生まれる。
❤️レムールアーナ人の遺産❤️
apusuking
SF
アランは、神代記の伝説〈宇宙が誕生してから40億年後に始めての知性体が誕生し、更に20億年の時を経てから知性体は宇宙に進出を始める。
神々の申し子で有るレムルアーナ人は、数億年を掛けて宇宙の至る所にレムルアーナ人の文明を築き上げて宇宙は人々で溢れ平和で共存共栄で発展を続ける。
時を経てレムルアーナ文明は予知せぬ謎の種族の襲来を受け、宇宙を二分する戦いとなる。戦争終焉頃にはレムルアーナ人は誕生星系を除いて衰退し滅亡するが、レムルアーナ人は後世の為に科学的資産と数々の奇跡的な遺産を残した。
レムールアーナ人に代わり3大種族が台頭して、やがてレムルアーナ人は伝説となり宇宙に蔓延する。
宇宙の彼方の隠蔽された星系に、レムルアーナ文明の輝かしい遺産が眠る。其の遺産を手にした者は宇宙を征するで有ろ。但し、辿り付くには3つの鍵と7つの試練を乗り越えねばならない。
3つの鍵は心の中に眠り、開けるには心の目を開いて真実を見よ。心の鍵は3つ有り、3つの鍵を開けて真実の鍵が開く〉を知り、其の神代記時代のレムールアーナ人が残した遺産を残した場所が暗示されていると悟るが、闇の勢力の陰謀に巻き込まれゴーストリアンが破壊さ
天使が恋を知ったとき
ハコニワ
SF
※この作品はフィクションです。
白崎聖人(しらさきまさと)はごく普通の男子高校生。しかし、ある日目覚めると同じ時間を何度も繰り返していることに気がつく。気づいているのは自分だけ。
同じクラスメイト羽衣天音(はごろもあまね)は才色兼備な美人だが、無口でまったく笑わないミステリアスな女子生徒。
タイムリープする世界を抜け出せるのはこの女子生徒を攻略しないといけない。聖人は無事この世界を抜け出せるか。
タイムリープする世界の謎と犯人を知ったとき、大切な存在に気づく。
魔術師のロボット~最凶と呼ばれたパイロットによる世界変革記~
MS
SF
これは戦争に巻き込まれた少年が世界を変えるために戦う物語。
戦歴2234年、人型ロボット兵器キャスター、それは魔術師と呼ばれる一部の人しか扱えない兵器であった。
そのパイロットになるためアルバート・デグレアは軍の幼年学校に通っていて卒業まであと少しの時だった。
親友が起こしたキャスター強奪事件。
そして大きく変化する時代に巻き込まれていく。
それぞれの正義がぶつかり合うなかで徐々にその才能を開花させていき次々と大きな戦果を挙げていくが……。
新たな歴史が始まる。
************************************************
小説家になろう様、カクヨム様でも連載しております。
投降は当分の間毎日22時ごろを予定しています。
魔女は世界を救えますか?
ハコニワ
SF
※この作品はフィクションです。一部残酷な描写が含まれております。登場人物が死にます。苦手なかたはご遠慮を……。
地球温暖化が進みオゾン層は破壊され、地球の半分以上が海の面積となった世界。人々は巨大ドーム都市をつくり、生活していた。
しかし突如、宇宙から謎の生命体ノルンが地球を襲う。それに対抗できるのはまだ幼い少女(魔女)たちだった。
親の保護がまだ必要な少女たちは平凡の暮らしを与えられず、ノルンと闘うはめになる。幼いころから親の顔を知らないユナもそうだった。魔女と言われ、闘い、この世界に本当の〝希望〟をもたらしたユナの半生を描いた物語。
キャッチコピー『これが神と人の新しい共存だ』
美少女アンドロイドが空から落ちてきたので家族になりました。
きのせ
SF
通学の途中で、空から落ちて来た美少女。彼女は、宇宙人に作られたアンドロイドだった。そんな彼女と一つ屋根の下で暮らすことになったから、さあ大変。様々な事件に巻き込まれていく事に。最悪のアンドロイド・バトルが開幕する
SteamMakina 最強兵器とメンヘラ令嬢の蒸気飛行船紀行
理想論者
SF
大地は枯れ、海は黒く。灰が降る、この世界。匂いは血と鉄の無慈悲な匂いだけ。
13号は目覚める。ある女性の記憶だけを持ち合わせて。曇り空か灰の雨雲しかないこの世界には、希望があるのか。彼がなぜこの時代に目覚めたのか。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる