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Ⅱ 地球とエデンの革命
第8話 病
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明保野さんの記憶が蘇ったその日から、明保野さんは学校に通わなくなった。日中は外をぶらぶら歩いて、汚染物質が蔓延している危険地区でも足を運んでいるみたい。
まるで、何かを探しているような。でも、危険地区に入るのは体に害を成すし、監視ロボットに捕まり挙げ句の果て殺されるかもしれない。
案の定、明保野さんは前者のほうにかかった。学校から帰宅し、せいらの病院に向かうと危険地区から帰ってきた明保野さんがぐったりしていた。
額に大粒の汗をかき、苦しそうに顔を歪ませてる。爪先は黒く変色し、指先は黒の斑点模様が浮かんでいた。
「疫病……」
せいらが呟いた。
厚めのマスクを手渡され、受け取る。病院に来たのは僕だけで良かった。嵐が来たら大事だ。ついでにいうと、病院内は、誰もいない。疫病にかかった患者がいれば、隔離、差別される。
「危険区域に入った罰よ」
せいらは尖った口調で言った。明保野さんは目を薄っすら開けて「ごめん」と苦笑する。弱りきった精のない笑顔を見て、せいらはむっとする。
「ちゃんと反省してる?」
「……してます」
カラカラに乾いた声で絞り出した声。
「なんであんな所に?」
僕はマスクをして訊いた。彼女は天井を見つめた。遠い記憶を思い出すかのように目を細める。
「もっと、多くの景色を、見たかった、の」
途切れ途切れに言った。その目はうるうるしていて、零れ落ちそう。額から浮いている大粒の汗はシーツに何度も滴り落ちている。
僕らにとって、黄色でガスまみれの空気が当たり前で、それが何ら変わらない。この景色は、ずっと続いている。どこも何も変わらない。危険区域はもっとガスが充満してて、ここよりももっと荒れ果てた場所だ。美しいなんて、お世辞にも言えない。
僕らは一旦病室を出た。疫病になると感染する恐れがあるから。せいらのおじさんだけ知っている。疫病について治療薬がないか、倉庫で探している。せいらも探しにいくみたい。病人に何かあったらすぐに来いと。
病室には入れないからこの扉の前で、彼女を見張っている。苦しそうに悶ている。疫病は年に何回も繁栄する。ここの空気も淀んでいるが、危険区域と比べるとまだ大丈夫な空気だ。
エデン育ちの明保野さんにとって、ここの空気は汚いと思う。実際地球育ちの僕らでさえ思っているんだから間違いない。
「……さま」
「明保野さん?」
ベットに横たえる彼女は、うわ言のような何かを言っている。
「神、様」
神様といえば、白い像を思い出した。
彼女があんなにはっきりとアレを「神様」と公言した。おばあちゃんも敬っている。一か八か賭けてみた。アレに。
せいらに「白い像に行ってくる!」と告げ、怒声を張り上げるせいらの声を無視して僕は、白い像のところに向かった。
アレは飾り物だと思っている。でも、明保野さんの苦しんだ姿を見て飾り物でも、縋りたくなった。彼女と交した約束。それを全うするまで死なせない。こんな形で自由にさせない。生きて自由にさせる。
白い像のところに向かっている最中、良太に呼び止められた。割とチンピラみたいな呼び止めかたで。
「そこの兄ちゃん、金くれや」
図太い声でなんとなく分かった。
振り返ると案の定良太であり、大量の空き缶を腰にぶら下げていた。
「良太、今度は空き缶収集?」
「五キロ五百円なんだぜ。こんな簡単なものが五百円となりゃあ、一日中やってられる」
良太はご機嫌に笑った。
顔や服には黒いススがついて、全身汗だく。ロッカーの中にずっとしまっていた汗だくのシャツの臭いだ。良太は二日前から学校に来ていない。
「まさかずっと?」
「そうだ。おかげでガッポガッポよ」
良太はニッと笑った。
良太は病に伏せている弟のためにお金が必要で、昼夜問わずずっと働いている。学生半分以上働きものだ。そういえば、弟さんも確か……昔危険区域に入って疫病に感染した。薬によって抑えてるけど代償に自分一人で生きていけない体になっている。
そう。何年も。
「ごめん。僕急いでるんだ」
「そうか。そういえばさ」
良太は頭をポリポリかいた。その目は少し光っていた。
「あの女、昨日危険区域で見かけたんだ。今、どうしてる?」
ギクリとした。その目はギラリと光っていて何かを探るような眼差し。陽光も差さない分厚い雲に覆われた場所。物色するような眼差しを向けられ、嫌悪感がました。
良太が聞きたいのは、明保野さんが疫病になったかなってないか、疫病になったことを知ると街中に知らせてパニックだ。何より、明保野さんが被害にあう。
「なにも。せいらと遊んでるよ」
咄嗟に嘘をついた。
「……そうか。引き止めて悪かったな」
ニカッと笑った。ガスまみれの空気に一日中、あるいはずっと外に居続けると、白い歯も黒く変色し、喫煙者の歯みたいに黒い。
上手く良太をかわして、僕は白い像のところへ。白い像がもしも、神様ならば願いが叶う。明保野さんを治してほしい。
すると、ロボットに囲まられた。いつも見るロボットじゃない。ドローンが二体。僕の頭上をくるくる回っていた。
機械式の音がやけにするなと思ったら、まさか自分の上にいるとは思わなかった。よく見る監視ロボットじゃない。空を飛ぶドローンは、一年に一回にしか飛ばさない極秘ロボット。それが頭上に飛んでいるとなると、さぁと顔が青くなった。
あたりを見渡すとひと人っ子いない。まだ真っ昼間で、割と喧騒した街が夜のような静けさ。外を歩いていた人たちは家の中に入り、窓を閉め、働いている人たちも屋外に逃げ込み、街にポツンと僕だけが立っている。
ドローンは相変わらず僕の頭上を飛んでいる。こんなの一目瞭然。ドローンは僕を狙っている。僕は飛び跳ねて踵を返して逃げた。ドローンは追ってくる。僕は無我夢中で走った。店は何処もシャッターがおりてて、屋内に入れない。くそぅ。僕が入れないようにしている。
どうしてドローンなんかが追いかけてくんだ。何もしてないぞ。監視ロボットの目から見ても、普段通り過ごしていた。
昨日外に出ていたところ、見つかったのか。
どうしよう。ドローンなんかに勝てるわけない。時速八十くらいだして追ってくる。もう息が絶え絶えだ。せめて、隠れる場所があれば。こんなところ、建物は一切ない。
建物は民家くらい。
ドローンから逃げていると監視ロボットにも見つかる。特に何もしていないのに、監視ロボットの目が殺意の赤色に。
何なんだ。何が起こっているんだ。状況の整理ができないまま、ちょうどマンホールを発見し、重たい蓋を開けてマンホールの下に隠れた。機械の音が遠ざかっていく。しばらくここに隠れよう。
でもマンホールの下はススと瓦礫まみれでホコリ臭いし、何より真っ暗でこんなところ長時間いたら耐えられない。
マンホールの隙間から顔を覗かせて、ロボットがいないかを確認。
「何してんだお前」
いきなり声をかけられてびっくり。危うく蓋をしめるところだった。
見上げると、怪訝な表情で見下ろしてくる嵐がすぐそこに立っていた。休みの日というのに制服姿。
「実は……」
僕は手招きして嵐を誘い込んだ。嵐は体を傾けて耳を向ける。ここに隠れた理由を話すと嵐はキョロキョロ周囲を見渡してこちらに手を伸ばした。
「いねぇぞ」
「良かった」
僕は嵐の手を取って上に上がる。
ロボットの気配がない。あんな執拗に追いかけた理由が未だに分からない。なんで僕だけ追いかけられたのか。
「エデンから新たな刺客か」
嵐はちっと舌打ち。
刺客といえば確かにそうだ。誰かがさらにルールや規則を破るとそれが、エデンに歯向かう反逆者とみなされる。それでエデンから無駄な圧政がかけられる。
十年前は酒屋も普通にあったのに、飲酒のせいでエデンが飲酒禁止令を出した。破ったら即死刑。こんなエデンからの圧政により、僕たちは夢見ることもできない。
誰かが規則を破ってまた新たな刺客が現れたのか。エデンからの圧政がまた。ドローンの音がした。近づいてくる。
「隠れっぞ」
「うん」
僕らは再びマンホールの中に入った。ドローンとロボットが動いている。何かを探しているように脇道やら、家の中を覗こうとしている。
「誰を探しているんだ?」
「そういえば、明保野さん、エデン出身だったな……」
僕はふとあることに気がついた。
彼女はエデン出身であり、エデンの守人と呼ばれる使命を持っている。その人が今、行方不明となり今、地球にいる。僕らの知っている近所にいる。
僕と嵐は同じことを考えたみたい。みるみるうちに顔がさぁと青くなる。
僕らの答えが正解だとすれば、あのドローンたちは明保野さんを探している。彼女は疫病にかかってせいらのいる病院で寝ている。
でもどうしてドローンは僕のこと追いかけたんだ。明保野さんと親しくしてること、ドローンは知らないのに。たまたま追ってきただけだろうか。
まるで、何かを探しているような。でも、危険地区に入るのは体に害を成すし、監視ロボットに捕まり挙げ句の果て殺されるかもしれない。
案の定、明保野さんは前者のほうにかかった。学校から帰宅し、せいらの病院に向かうと危険地区から帰ってきた明保野さんがぐったりしていた。
額に大粒の汗をかき、苦しそうに顔を歪ませてる。爪先は黒く変色し、指先は黒の斑点模様が浮かんでいた。
「疫病……」
せいらが呟いた。
厚めのマスクを手渡され、受け取る。病院に来たのは僕だけで良かった。嵐が来たら大事だ。ついでにいうと、病院内は、誰もいない。疫病にかかった患者がいれば、隔離、差別される。
「危険区域に入った罰よ」
せいらは尖った口調で言った。明保野さんは目を薄っすら開けて「ごめん」と苦笑する。弱りきった精のない笑顔を見て、せいらはむっとする。
「ちゃんと反省してる?」
「……してます」
カラカラに乾いた声で絞り出した声。
「なんであんな所に?」
僕はマスクをして訊いた。彼女は天井を見つめた。遠い記憶を思い出すかのように目を細める。
「もっと、多くの景色を、見たかった、の」
途切れ途切れに言った。その目はうるうるしていて、零れ落ちそう。額から浮いている大粒の汗はシーツに何度も滴り落ちている。
僕らにとって、黄色でガスまみれの空気が当たり前で、それが何ら変わらない。この景色は、ずっと続いている。どこも何も変わらない。危険区域はもっとガスが充満してて、ここよりももっと荒れ果てた場所だ。美しいなんて、お世辞にも言えない。
僕らは一旦病室を出た。疫病になると感染する恐れがあるから。せいらのおじさんだけ知っている。疫病について治療薬がないか、倉庫で探している。せいらも探しにいくみたい。病人に何かあったらすぐに来いと。
病室には入れないからこの扉の前で、彼女を見張っている。苦しそうに悶ている。疫病は年に何回も繁栄する。ここの空気も淀んでいるが、危険区域と比べるとまだ大丈夫な空気だ。
エデン育ちの明保野さんにとって、ここの空気は汚いと思う。実際地球育ちの僕らでさえ思っているんだから間違いない。
「……さま」
「明保野さん?」
ベットに横たえる彼女は、うわ言のような何かを言っている。
「神、様」
神様といえば、白い像を思い出した。
彼女があんなにはっきりとアレを「神様」と公言した。おばあちゃんも敬っている。一か八か賭けてみた。アレに。
せいらに「白い像に行ってくる!」と告げ、怒声を張り上げるせいらの声を無視して僕は、白い像のところに向かった。
アレは飾り物だと思っている。でも、明保野さんの苦しんだ姿を見て飾り物でも、縋りたくなった。彼女と交した約束。それを全うするまで死なせない。こんな形で自由にさせない。生きて自由にさせる。
白い像のところに向かっている最中、良太に呼び止められた。割とチンピラみたいな呼び止めかたで。
「そこの兄ちゃん、金くれや」
図太い声でなんとなく分かった。
振り返ると案の定良太であり、大量の空き缶を腰にぶら下げていた。
「良太、今度は空き缶収集?」
「五キロ五百円なんだぜ。こんな簡単なものが五百円となりゃあ、一日中やってられる」
良太はご機嫌に笑った。
顔や服には黒いススがついて、全身汗だく。ロッカーの中にずっとしまっていた汗だくのシャツの臭いだ。良太は二日前から学校に来ていない。
「まさかずっと?」
「そうだ。おかげでガッポガッポよ」
良太はニッと笑った。
良太は病に伏せている弟のためにお金が必要で、昼夜問わずずっと働いている。学生半分以上働きものだ。そういえば、弟さんも確か……昔危険区域に入って疫病に感染した。薬によって抑えてるけど代償に自分一人で生きていけない体になっている。
そう。何年も。
「ごめん。僕急いでるんだ」
「そうか。そういえばさ」
良太は頭をポリポリかいた。その目は少し光っていた。
「あの女、昨日危険区域で見かけたんだ。今、どうしてる?」
ギクリとした。その目はギラリと光っていて何かを探るような眼差し。陽光も差さない分厚い雲に覆われた場所。物色するような眼差しを向けられ、嫌悪感がました。
良太が聞きたいのは、明保野さんが疫病になったかなってないか、疫病になったことを知ると街中に知らせてパニックだ。何より、明保野さんが被害にあう。
「なにも。せいらと遊んでるよ」
咄嗟に嘘をついた。
「……そうか。引き止めて悪かったな」
ニカッと笑った。ガスまみれの空気に一日中、あるいはずっと外に居続けると、白い歯も黒く変色し、喫煙者の歯みたいに黒い。
上手く良太をかわして、僕は白い像のところへ。白い像がもしも、神様ならば願いが叶う。明保野さんを治してほしい。
すると、ロボットに囲まられた。いつも見るロボットじゃない。ドローンが二体。僕の頭上をくるくる回っていた。
機械式の音がやけにするなと思ったら、まさか自分の上にいるとは思わなかった。よく見る監視ロボットじゃない。空を飛ぶドローンは、一年に一回にしか飛ばさない極秘ロボット。それが頭上に飛んでいるとなると、さぁと顔が青くなった。
あたりを見渡すとひと人っ子いない。まだ真っ昼間で、割と喧騒した街が夜のような静けさ。外を歩いていた人たちは家の中に入り、窓を閉め、働いている人たちも屋外に逃げ込み、街にポツンと僕だけが立っている。
ドローンは相変わらず僕の頭上を飛んでいる。こんなの一目瞭然。ドローンは僕を狙っている。僕は飛び跳ねて踵を返して逃げた。ドローンは追ってくる。僕は無我夢中で走った。店は何処もシャッターがおりてて、屋内に入れない。くそぅ。僕が入れないようにしている。
どうしてドローンなんかが追いかけてくんだ。何もしてないぞ。監視ロボットの目から見ても、普段通り過ごしていた。
昨日外に出ていたところ、見つかったのか。
どうしよう。ドローンなんかに勝てるわけない。時速八十くらいだして追ってくる。もう息が絶え絶えだ。せめて、隠れる場所があれば。こんなところ、建物は一切ない。
建物は民家くらい。
ドローンから逃げていると監視ロボットにも見つかる。特に何もしていないのに、監視ロボットの目が殺意の赤色に。
何なんだ。何が起こっているんだ。状況の整理ができないまま、ちょうどマンホールを発見し、重たい蓋を開けてマンホールの下に隠れた。機械の音が遠ざかっていく。しばらくここに隠れよう。
でもマンホールの下はススと瓦礫まみれでホコリ臭いし、何より真っ暗でこんなところ長時間いたら耐えられない。
マンホールの隙間から顔を覗かせて、ロボットがいないかを確認。
「何してんだお前」
いきなり声をかけられてびっくり。危うく蓋をしめるところだった。
見上げると、怪訝な表情で見下ろしてくる嵐がすぐそこに立っていた。休みの日というのに制服姿。
「実は……」
僕は手招きして嵐を誘い込んだ。嵐は体を傾けて耳を向ける。ここに隠れた理由を話すと嵐はキョロキョロ周囲を見渡してこちらに手を伸ばした。
「いねぇぞ」
「良かった」
僕は嵐の手を取って上に上がる。
ロボットの気配がない。あんな執拗に追いかけた理由が未だに分からない。なんで僕だけ追いかけられたのか。
「エデンから新たな刺客か」
嵐はちっと舌打ち。
刺客といえば確かにそうだ。誰かがさらにルールや規則を破るとそれが、エデンに歯向かう反逆者とみなされる。それでエデンから無駄な圧政がかけられる。
十年前は酒屋も普通にあったのに、飲酒のせいでエデンが飲酒禁止令を出した。破ったら即死刑。こんなエデンからの圧政により、僕たちは夢見ることもできない。
誰かが規則を破ってまた新たな刺客が現れたのか。エデンからの圧政がまた。ドローンの音がした。近づいてくる。
「隠れっぞ」
「うん」
僕らは再びマンホールの中に入った。ドローンとロボットが動いている。何かを探しているように脇道やら、家の中を覗こうとしている。
「誰を探しているんだ?」
「そういえば、明保野さん、エデン出身だったな……」
僕はふとあることに気がついた。
彼女はエデン出身であり、エデンの守人と呼ばれる使命を持っている。その人が今、行方不明となり今、地球にいる。僕らの知っている近所にいる。
僕と嵐は同じことを考えたみたい。みるみるうちに顔がさぁと青くなる。
僕らの答えが正解だとすれば、あのドローンたちは明保野さんを探している。彼女は疫病にかかってせいらのいる病院で寝ている。
でもどうしてドローンは僕のこと追いかけたんだ。明保野さんと親しくしてること、ドローンは知らないのに。たまたま追ってきただけだろうか。
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