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Ⅰ 刺青の魔女
第9話 薬
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あれから三日が経ちました。
マリア先生の新薬のおかげで、それなりに重いトラウマになることもなかったし、良かった良かった。
でも、あれから三日。何故かココアが、日に日におかしくなっていく。
一昨日は普通に一緒にお風呂に入ってたし夏服だった。でも、昨日は急にお風呂は別別になったり、冬服になったりで、そして、三日目の今日はさらにおかしい。
布団にくるまってずっと顔を出さない。流石に心配になった。今日は学校お休みだし、いつもはココアと遊んでいるからすっごい寂しいよ。
「ねぇ、ココア、どうしたの?」
布団に駆け寄ると、足音で察したのか、雪だるまみたいにくるまった。
「来ないで!」
断末魔を切ったように叫びだした。わたしはびっくりして足を止めた。布団にくるまっている状態でもココアの荒い息遣いが聞こえた。寒いわけでもないのに、ブルブルと震えていた。
こんなココア見たことない。
びっくりしたわたしは、暫く様子をみて、ココアの荒い息遣いが止むのを待った。
「どしたの?」
と優しく尋ねる。
ココアは、ブルブルと震え黙っている。
「心配だよ。顔見せて?」
布団にくるまって、まだ震えている。わたしは続けた。
「大丈夫だよ」
まだ震えている。こういうとき、わたしにはひたすら声をかけることしかできなかった。どうしてココアが、布団にこもっているのか理由は分からないけど、力になりたい。
だからココア、一度でいいから顔を見せて。
ココアは、ブルブルと震えゆっくり毛布から顔を出した。
わたしはびっくりした。びっくりして腰が抜けて、地面に尻をついている。目の前にいる、ココアの姿に信じられなかった。
雪のように白い肌だったのが、黒い刺青で覆われ、茨のよう。大きな瞳の中は白い部分がなく、宇宙人みたいに真っ黒。その姿はまるで、かつて助けられなかったあの魔女たちと似ている。
「こ、ココア……!? な、にその……」
「やっぱり、驚くよね」
ココアは肩を落とし、静かに毛布の中にくるまった。わたしは慌てて顔まで覆った布をガバと引き裂いた。
「待って大丈夫だよっ! 確かにびっくりしたけど、ココアなのは間違いないし……」
ココアの黒目から異質なほど透明な雫が流れた。安堵したのか、ポロポロと雫が頬を伝う。声を低くして泣いた。
わたしは背中を優しくさする。それまで近づくなと言われた距離を縮めて。それまで感情を抑えていたのを一気に爆発したように泣いた。
落ち着いたココアは「ありがとう」と言ってわたしが淹れたホットミルクを飲んだ。わたしは隣に座って恐る恐る訊いてみた。
「とりあえず、いつから? 何それ?」
「ノルンと闘った日から……」
指先にココアの手が当たった。スルリと蛇のよう指先を交えていく。ココアはしわくちゃの顔をあげた。
「私、怖くて、こんな姿晒すのが、何より、どんどんこの黒いの進行してて……体が、思うように動かないの、怖くて怖くて……」
また泣き出しそうな顔。わたしはひたすら大丈夫と呪文のように唱えた。
わたしは考えた。
刺青が体に浮かぶ病気はない。
「マリア先生に診てもらったほうがいいかも」
「この姿、見られたくない」
マリア先生ならすぐに分かるかもしれない。マリア先生は薬物に精通している人。もしかしたら、治せるかもしれない。
知性型ノルンと闘ってその後、わたしとココアは食べたご飯も同じだし、お風呂に浸かるのも一緒だし、同じ空気を吸っている。なのに、ココアだけが刺青が浮かぶ病気になっている。
ココアがしてわたしがしなかった事、逆にわたしがやってココアがやらなかった事、それは何か。考えても考えても分からない。
このことを相談できるなら、あの日一緒にいた二人も知るべきだ。まずはシノ。
まずはシノ。聡明なシノならここで良いアイディアを言ってくれるのでは、と期待して行ってみることに。
シノの部屋は、わたしの部屋からみて左隣。シノの部屋には、隣人がいない。隣人は昨夜の任務で命を落とした。ドアをノックすると、すぐにシノが顔を出した。
隙間から見えた室内では、朝早い時間帯だというのに、シノは分厚い本をいくらか読み込んでいた。机に図書館から借りた数冊の本が積んである。
「あ、おはようシノ。えっと、話があるの。時間ある?」
シノは即答でOKを出してくれた。わたしたちの部屋に招き入れ、ココアの姿をみてもらう。シノは暫く絶句していた。顔に出さない分、シノも驚いていることが分かる。
聡明なシノでさえ、病名は分からなかった。
刺青が体に浮かぶ現象は初めてと呟く。ココアは、また泣き出した。「このまま死ぬんだ」とわんわん声を上げて。
ふと、シノが気づいた点を呟いた。
「傷口から広がってる?」
「傷口って、かすり傷だったよ?」
ノルンの爪で右腕の肘を負傷した。でもそれは、ちょっと引っ掻いた傷で、そんな大した怪我じゃなかった。
「小さな怪我でも、そこからばい菌とかウイルスとか入るのよ。もしかして、新種のウイルスかもしれない」
シノが険しい表情で言った。新種のウイルスでは、薬物に精通してるマリア先生でも治せない。どうしたら。
シノは、これはマリア先生にもナノカにも見せないほうがいいと、忠告した。このことは、私たち三人の秘密。誰にも言ってはいけない。言ったら、ココアが一生隔離されて会えなくなる。
次にシノが提案したのは、ココアをわたしたちだけで助ける方法だった。わたしの心には、不安がよぎった。
「わたしたちだけで? どうやって」
「薬物倉庫に侵入するの」
シノは強く言った。
わたしもココアもギョ、となった。シノの言葉に耳を疑う。不安が的中し、禍々しい黒い渦が渦巻いた。
「そんなのだめだよ! 怒られるよ!」
わたしは叫んだ。
シノは、わたしをじろりと睨みつけ、早口で言う。
「それじゃあ、ココアがこのままでいいの? 何の覚悟も犠牲もなしに〝助ける〟ことは出来ない」
シノの言葉は、重く心に突き刺さった。
その言葉は、三日前の魔女を助けられなかったわたしには、鋭利な刃物だった。
みんなが寝静まった深夜に、薬物倉庫に侵入した。曇天の空で、星も月明かりもない。照明がポツンポツンと蛍のように浮いている。
普段ざわざわ騒がしい学校全体が、気味が悪いほど静かで、鳥肌がたつ。
そんな中でシノだけは、軽快に歩いていた。何事も動じない人だと思っていたけど、ここまでくるともう天晴だわ。
薬物倉庫は、校舎と寮から離れた場所にある。生徒たちも近寄らない暗くジメジメした場所。
わたしもあそこには行かない。時たまに変な臭いが廊下にまで漂ってきて、嫌だから。
昼間は、人口照明が天を明るく照らしてあるから、問題ないと思っていた。けど、今はその照明が切れて深い闇に染まっている。足を一歩踏み入れると、冷気が肌を触り、ゾッと背筋が走った。
「し、シノ……」
自分でも情けない声だった。
隣にいる、今一番信頼しているシノに身を寄せる。シノは、平然とした態度。いつもと変わらない冷めた表情で立っていた。
「薬、あるの? ほんとに?」
ココアがおどろおどろに言った。
暗闇なせいなのか、昼間見たときより刺青が濃くなって進行している。わたしたちが扉の前で立ち竦んでいると、シノだけはスタスタと中に入っていく。
いつまでも立ち竦むわたしたちに、くるりと振り返り、冷めた表情でこう言った。
「何してるの? そんなところで突っ立ってても、何も起こらないわよ。さっさと中に入って。誰かに見つかる」
わたしちは、中に入った。電気のスイッチを探そうと、壁を手当たりしだいに当てたが、見当たらない。シノは、「電気をつけたらすぐに人がくる」と言われ、室内は真っ暗闇のなか薬を探した。
ただ一つの小さな蝋燭だけ。
真っ赤な炎だけが頼りだ。
薬物倉庫は、体育館のような広さで、棚から奥の壁まで薬の瓶がズラリと並べてある。聞いたことのない名前の薬がいっぱい。この世の中に、こんなに薬があったなんて目から鱗だよ。
「こ、これ、腐ってんじゃないの?」
変な色した薬を顔の前で掲げた。
「腐ってない。それはそういうものなの」
シノが呆れたように言った。
「こんなにお薬て、あるんだ。これ、まさか全部マリア先生が保管しているのかな?」
ココアが目を見開かせて、わっと訊いた。シノは、しばらく考えてから「そのようね」と呟いた。
棚の上や床は、埃塵一つない。滅多に人が来ない部屋なのに、ちゃんと掃除している。しかも念入りに。
マリア先生は、A型の綺麗好きだ。それは、わたしたちが一番に知っている。枕のシーツの皺はなし。綺麗に色ごと別けられたタオル。保健室をいつ見ても、マリア先生の綺麗好きを見てきた。
そして、ここの念入りに掃除されたあとは完全に、保健室に入ったときと似ている。
やっぱり、マリア先生は薬物に精通している。こんなにたくさんの薬物を一から知ってるマリア先生が、この場にいないことに悲しい。
わたしとココアは、薬物に精通していない。だから、ここにきても何をすればいいのか。シノだけはテキパキ探していた。こんなにたくさんの薬物の効果、適切を理解している。同い年とは思えない頭脳だ。
マリア先生の新薬のおかげで、それなりに重いトラウマになることもなかったし、良かった良かった。
でも、あれから三日。何故かココアが、日に日におかしくなっていく。
一昨日は普通に一緒にお風呂に入ってたし夏服だった。でも、昨日は急にお風呂は別別になったり、冬服になったりで、そして、三日目の今日はさらにおかしい。
布団にくるまってずっと顔を出さない。流石に心配になった。今日は学校お休みだし、いつもはココアと遊んでいるからすっごい寂しいよ。
「ねぇ、ココア、どうしたの?」
布団に駆け寄ると、足音で察したのか、雪だるまみたいにくるまった。
「来ないで!」
断末魔を切ったように叫びだした。わたしはびっくりして足を止めた。布団にくるまっている状態でもココアの荒い息遣いが聞こえた。寒いわけでもないのに、ブルブルと震えていた。
こんなココア見たことない。
びっくりしたわたしは、暫く様子をみて、ココアの荒い息遣いが止むのを待った。
「どしたの?」
と優しく尋ねる。
ココアは、ブルブルと震え黙っている。
「心配だよ。顔見せて?」
布団にくるまって、まだ震えている。わたしは続けた。
「大丈夫だよ」
まだ震えている。こういうとき、わたしにはひたすら声をかけることしかできなかった。どうしてココアが、布団にこもっているのか理由は分からないけど、力になりたい。
だからココア、一度でいいから顔を見せて。
ココアは、ブルブルと震えゆっくり毛布から顔を出した。
わたしはびっくりした。びっくりして腰が抜けて、地面に尻をついている。目の前にいる、ココアの姿に信じられなかった。
雪のように白い肌だったのが、黒い刺青で覆われ、茨のよう。大きな瞳の中は白い部分がなく、宇宙人みたいに真っ黒。その姿はまるで、かつて助けられなかったあの魔女たちと似ている。
「こ、ココア……!? な、にその……」
「やっぱり、驚くよね」
ココアは肩を落とし、静かに毛布の中にくるまった。わたしは慌てて顔まで覆った布をガバと引き裂いた。
「待って大丈夫だよっ! 確かにびっくりしたけど、ココアなのは間違いないし……」
ココアの黒目から異質なほど透明な雫が流れた。安堵したのか、ポロポロと雫が頬を伝う。声を低くして泣いた。
わたしは背中を優しくさする。それまで近づくなと言われた距離を縮めて。それまで感情を抑えていたのを一気に爆発したように泣いた。
落ち着いたココアは「ありがとう」と言ってわたしが淹れたホットミルクを飲んだ。わたしは隣に座って恐る恐る訊いてみた。
「とりあえず、いつから? 何それ?」
「ノルンと闘った日から……」
指先にココアの手が当たった。スルリと蛇のよう指先を交えていく。ココアはしわくちゃの顔をあげた。
「私、怖くて、こんな姿晒すのが、何より、どんどんこの黒いの進行してて……体が、思うように動かないの、怖くて怖くて……」
また泣き出しそうな顔。わたしはひたすら大丈夫と呪文のように唱えた。
わたしは考えた。
刺青が体に浮かぶ病気はない。
「マリア先生に診てもらったほうがいいかも」
「この姿、見られたくない」
マリア先生ならすぐに分かるかもしれない。マリア先生は薬物に精通している人。もしかしたら、治せるかもしれない。
知性型ノルンと闘ってその後、わたしとココアは食べたご飯も同じだし、お風呂に浸かるのも一緒だし、同じ空気を吸っている。なのに、ココアだけが刺青が浮かぶ病気になっている。
ココアがしてわたしがしなかった事、逆にわたしがやってココアがやらなかった事、それは何か。考えても考えても分からない。
このことを相談できるなら、あの日一緒にいた二人も知るべきだ。まずはシノ。
まずはシノ。聡明なシノならここで良いアイディアを言ってくれるのでは、と期待して行ってみることに。
シノの部屋は、わたしの部屋からみて左隣。シノの部屋には、隣人がいない。隣人は昨夜の任務で命を落とした。ドアをノックすると、すぐにシノが顔を出した。
隙間から見えた室内では、朝早い時間帯だというのに、シノは分厚い本をいくらか読み込んでいた。机に図書館から借りた数冊の本が積んである。
「あ、おはようシノ。えっと、話があるの。時間ある?」
シノは即答でOKを出してくれた。わたしたちの部屋に招き入れ、ココアの姿をみてもらう。シノは暫く絶句していた。顔に出さない分、シノも驚いていることが分かる。
聡明なシノでさえ、病名は分からなかった。
刺青が体に浮かぶ現象は初めてと呟く。ココアは、また泣き出した。「このまま死ぬんだ」とわんわん声を上げて。
ふと、シノが気づいた点を呟いた。
「傷口から広がってる?」
「傷口って、かすり傷だったよ?」
ノルンの爪で右腕の肘を負傷した。でもそれは、ちょっと引っ掻いた傷で、そんな大した怪我じゃなかった。
「小さな怪我でも、そこからばい菌とかウイルスとか入るのよ。もしかして、新種のウイルスかもしれない」
シノが険しい表情で言った。新種のウイルスでは、薬物に精通してるマリア先生でも治せない。どうしたら。
シノは、これはマリア先生にもナノカにも見せないほうがいいと、忠告した。このことは、私たち三人の秘密。誰にも言ってはいけない。言ったら、ココアが一生隔離されて会えなくなる。
次にシノが提案したのは、ココアをわたしたちだけで助ける方法だった。わたしの心には、不安がよぎった。
「わたしたちだけで? どうやって」
「薬物倉庫に侵入するの」
シノは強く言った。
わたしもココアもギョ、となった。シノの言葉に耳を疑う。不安が的中し、禍々しい黒い渦が渦巻いた。
「そんなのだめだよ! 怒られるよ!」
わたしは叫んだ。
シノは、わたしをじろりと睨みつけ、早口で言う。
「それじゃあ、ココアがこのままでいいの? 何の覚悟も犠牲もなしに〝助ける〟ことは出来ない」
シノの言葉は、重く心に突き刺さった。
その言葉は、三日前の魔女を助けられなかったわたしには、鋭利な刃物だった。
みんなが寝静まった深夜に、薬物倉庫に侵入した。曇天の空で、星も月明かりもない。照明がポツンポツンと蛍のように浮いている。
普段ざわざわ騒がしい学校全体が、気味が悪いほど静かで、鳥肌がたつ。
そんな中でシノだけは、軽快に歩いていた。何事も動じない人だと思っていたけど、ここまでくるともう天晴だわ。
薬物倉庫は、校舎と寮から離れた場所にある。生徒たちも近寄らない暗くジメジメした場所。
わたしもあそこには行かない。時たまに変な臭いが廊下にまで漂ってきて、嫌だから。
昼間は、人口照明が天を明るく照らしてあるから、問題ないと思っていた。けど、今はその照明が切れて深い闇に染まっている。足を一歩踏み入れると、冷気が肌を触り、ゾッと背筋が走った。
「し、シノ……」
自分でも情けない声だった。
隣にいる、今一番信頼しているシノに身を寄せる。シノは、平然とした態度。いつもと変わらない冷めた表情で立っていた。
「薬、あるの? ほんとに?」
ココアがおどろおどろに言った。
暗闇なせいなのか、昼間見たときより刺青が濃くなって進行している。わたしたちが扉の前で立ち竦んでいると、シノだけはスタスタと中に入っていく。
いつまでも立ち竦むわたしたちに、くるりと振り返り、冷めた表情でこう言った。
「何してるの? そんなところで突っ立ってても、何も起こらないわよ。さっさと中に入って。誰かに見つかる」
わたしちは、中に入った。電気のスイッチを探そうと、壁を手当たりしだいに当てたが、見当たらない。シノは、「電気をつけたらすぐに人がくる」と言われ、室内は真っ暗闇のなか薬を探した。
ただ一つの小さな蝋燭だけ。
真っ赤な炎だけが頼りだ。
薬物倉庫は、体育館のような広さで、棚から奥の壁まで薬の瓶がズラリと並べてある。聞いたことのない名前の薬がいっぱい。この世の中に、こんなに薬があったなんて目から鱗だよ。
「こ、これ、腐ってんじゃないの?」
変な色した薬を顔の前で掲げた。
「腐ってない。それはそういうものなの」
シノが呆れたように言った。
「こんなにお薬て、あるんだ。これ、まさか全部マリア先生が保管しているのかな?」
ココアが目を見開かせて、わっと訊いた。シノは、しばらく考えてから「そのようね」と呟いた。
棚の上や床は、埃塵一つない。滅多に人が来ない部屋なのに、ちゃんと掃除している。しかも念入りに。
マリア先生は、A型の綺麗好きだ。それは、わたしたちが一番に知っている。枕のシーツの皺はなし。綺麗に色ごと別けられたタオル。保健室をいつ見ても、マリア先生の綺麗好きを見てきた。
そして、ここの念入りに掃除されたあとは完全に、保健室に入ったときと似ている。
やっぱり、マリア先生は薬物に精通している。こんなにたくさんの薬物を一から知ってるマリア先生が、この場にいないことに悲しい。
わたしとココアは、薬物に精通していない。だから、ここにきても何をすればいいのか。シノだけはテキパキ探していた。こんなにたくさんの薬物の効果、適切を理解している。同い年とは思えない頭脳だ。
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