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弐 探偵事務所の仕事
第11話 雪香の恋②
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額に手を置き何かの呪文を唱える。すると同じ姿形の探偵が影が生まれた。
「えっ! 何ですかこれ」
わたしはその影と本人を交互に見た。
「我の最高傑作の影だ。昔アイツから教わってな。姿形は同じだがハイ、イイエしか言えない」
「はぁ……」
わたしはその影をじっと見た。サラサラなストレートの白髪に整った鼻筋。煙管を持つ爪の形だって本物そっくりだ。探偵が二人いるとやはり……「気持ち悪いですね」とわたしは口を覆った。厨二病の人が二人も増えたとなると頭が痛い。
「さっさと行くぞ」
探偵はわたしを置いてスタスタ行った。
影分身の探偵が無感情でベンチに座って煙管を吸った。あ、影が残って本物が一緒に行くのか。「分かりました」とわたしたちはその場をあとに。探偵と一緒に人混みの中で雪香さんを探す。
「今も昔も変わらんな。群れを作って種であることに誇りを持っている」
呆れた様子で煙管を口に。
「危ないですよ」
と言っても聞く耳無いだろうけど。
「雪香くんの行くところはもうわかっている。才次を連れ回さなくても高貴で偉大なるこの神に聞けばわかるだろうに」
「ではその神様、雪香さんの居場所を教えてください」
すると探偵の足が止まった。探偵はぷるぷる震えて顔を片手で隠していた。
「え、どうしたんですか」
「いや、神だって言われるのは久々で……そうか。神だったな」
震えているのは神と呼ばれて嬉しさのあまり打ち震えているのだと解釈した。日頃から厨二病患者のせいで神なんて呼ばないだろうし、この人のペースに乗るのも癪だしな。「早く行きますよ」と今度はわたしが前に進む。そのあとに探偵がついて歩いた。
探偵が言うにはここから約2キロ先にいるある店で雪香さんは男性と食事中らしい。探偵が言うには「この邪眼で視えないものは何もないらしい」わたしたちは店を目指した。
「いました!」
イタリアン店に雪香さんが男性と楽しそうに料理を食べていた。
「ふむ。やはりな」
雪香さんは事務所を出たときと違う格好をしている。ピンクの花柄ワンピースに春物のコート。お洒落だなぁ。大人の女性みたい。実際大人の女性ですけど。
「誰といるんだろ」
「あまり目立っては目につく」
探偵が冷静に言ってたのを無視してわたしは身を前に乗り出した。店の外の建物の柱に隠れて、そこから身を乗り出した。人目に憚らずそんなことをしていると、足がピキッとつった。そのまま倒れそうなところを探偵が腕で支えてくれた。
「大丈夫か。言わんこっちゃない」
「ご、ごめんなさい~」
足がズキズキ痛む。何故こんなときに足がつるむんだ。声が出なくてよかった。それより、足がつった状態でこのままなのも我慢できそうにない。
それを察してか探偵はわたしの肩を抱いて起こした。
「取り敢えず店に入るか」
「そうしましょう」
わたしは探偵の肩をかりて足を引き摺りながら店内へ。雪香さんが気づかない奥の席へ。
「気づいてないですよね?」
「自分の心配をしたほうがいいのでは?」
椅子と椅子をくっつけ、足をぺらーんと乗せる。うゔ、痛い。足をさすりながら雪香さんの状態を見守る。何言ってるか分からないけどまず楽しそう。相手の人はスーツを着ていて真面目な堅物そうな男性だ。この光景からヤクのつく人でもないし、わたしたちが懸念するほどの相手でもない。それに、こうして尾行して観察しているとまるで、雪香さんを疑っているようではないか(ほぼ事実だ)
雪香さんのためにもうここは退散したほうがいい。探偵に「もう帰りましょう」と言った途端探偵がフッとなぜか気取った笑みを翳した。
「よし、ここは心が読み取れる我の出番だろう」
「お呼びじゃないです。もう帰りましょう」
「足はもうういのか」
「足は……」
まだ痛い。
まだ痛いけど、ここにいて気づかれたときの胸のほうが痛いだろうな。早く退散したい。でも尾行をしてまで深入りしたのはわたし自身であって、なんとも言いづらい。
「ふむふむ。『ユウトさんはいつもここに来ているんですか?』と」
「勝手にアフレコしないでください。それを言うなら『ユウトさんあたしここの料理好き』じゃないですか?」
「乙子くんこそ大概だが」
そんな根も葉もない見た目ばっかの妄想をお互い吐いていると、鈴のついた扉が大きな音と共に開いた。甲高い鈴の音と怒声が和気あいあいと楽観していた店内を沈めた。
「静かにしろぉぉ‼」
「金目のものを出せ!」
「警察に通報したらこの中にいる誰かを殺す!」
強盗だ。
まさか真昼のこんな盛んな場所でこんな目に合うとは思いもしなかった。探偵がわたしの前に出た。まるでわたしを隠すかのように。肩を貸してくれたときも思ったけど、この人、背中大きいんだな。ヒョロとして細身だから気づかなかったけど、大人の男性だ。
「乙子くん」
「は、はい!」
いきなり話しかけられてびっくりした。何びっくりしてるんだわたし。探偵は気にせずスルーしてくれた。
「我に全体重を預けろ。窓や椅子にそこの小物に身を預けるな」
「は?」
わたしは顔を上げると真面目な顔した探偵と目があった。切れ長で細められた瞳に見惚れる。わたしは買おを下にしてやむなく「ワカリマシタ」とカタコト言う。
強盗犯は3人。覆面を被ってて男か女かわからないが、声、体格からして男。1人は拳銃を持っていた。甲高い悲鳴が店内に轟き客全員机の下か隅っこに。レジにいた店員があたふたしながら強盗犯が用意していたリュックサックに金目のものを積む。
部屋が冷たい。さっき扉を壊したからだ。春でもやっぱり冬の名残が残っている。寒い。息が白く椅子や机がパキパキに凍っていた。
その異常にようやく強盗犯も気づいたようだ。
「あんたら、せっかくのデートを邪魔すんじゃないわよ!」
雪香さんがゆらりと立ち上がり、床も氷で凍っている中、まともに歩いていく。強盗犯3人の足を凍らせた。
パキパキと周りのものが氷に包まれていく。よく見たら周りは白い景色。この店だけが時間が止まったまま季節は春である。雪香さんの活躍により強盗犯は何も盗むこともなく、またわたしたちも怪我はなかった。本人は周りから賞賛されたが振られた。
雪女の状態は目が合っただけで凍らせる凍てついた目をしていたのである。
振られたことでまるで、振り出しコマのように事務所内に雪香さんの泣き声が響いた。
わたしたちが尾行していたことに気づいてなくてよかった。
「えっ! 何ですかこれ」
わたしはその影と本人を交互に見た。
「我の最高傑作の影だ。昔アイツから教わってな。姿形は同じだがハイ、イイエしか言えない」
「はぁ……」
わたしはその影をじっと見た。サラサラなストレートの白髪に整った鼻筋。煙管を持つ爪の形だって本物そっくりだ。探偵が二人いるとやはり……「気持ち悪いですね」とわたしは口を覆った。厨二病の人が二人も増えたとなると頭が痛い。
「さっさと行くぞ」
探偵はわたしを置いてスタスタ行った。
影分身の探偵が無感情でベンチに座って煙管を吸った。あ、影が残って本物が一緒に行くのか。「分かりました」とわたしたちはその場をあとに。探偵と一緒に人混みの中で雪香さんを探す。
「今も昔も変わらんな。群れを作って種であることに誇りを持っている」
呆れた様子で煙管を口に。
「危ないですよ」
と言っても聞く耳無いだろうけど。
「雪香くんの行くところはもうわかっている。才次を連れ回さなくても高貴で偉大なるこの神に聞けばわかるだろうに」
「ではその神様、雪香さんの居場所を教えてください」
すると探偵の足が止まった。探偵はぷるぷる震えて顔を片手で隠していた。
「え、どうしたんですか」
「いや、神だって言われるのは久々で……そうか。神だったな」
震えているのは神と呼ばれて嬉しさのあまり打ち震えているのだと解釈した。日頃から厨二病患者のせいで神なんて呼ばないだろうし、この人のペースに乗るのも癪だしな。「早く行きますよ」と今度はわたしが前に進む。そのあとに探偵がついて歩いた。
探偵が言うにはここから約2キロ先にいるある店で雪香さんは男性と食事中らしい。探偵が言うには「この邪眼で視えないものは何もないらしい」わたしたちは店を目指した。
「いました!」
イタリアン店に雪香さんが男性と楽しそうに料理を食べていた。
「ふむ。やはりな」
雪香さんは事務所を出たときと違う格好をしている。ピンクの花柄ワンピースに春物のコート。お洒落だなぁ。大人の女性みたい。実際大人の女性ですけど。
「誰といるんだろ」
「あまり目立っては目につく」
探偵が冷静に言ってたのを無視してわたしは身を前に乗り出した。店の外の建物の柱に隠れて、そこから身を乗り出した。人目に憚らずそんなことをしていると、足がピキッとつった。そのまま倒れそうなところを探偵が腕で支えてくれた。
「大丈夫か。言わんこっちゃない」
「ご、ごめんなさい~」
足がズキズキ痛む。何故こんなときに足がつるむんだ。声が出なくてよかった。それより、足がつった状態でこのままなのも我慢できそうにない。
それを察してか探偵はわたしの肩を抱いて起こした。
「取り敢えず店に入るか」
「そうしましょう」
わたしは探偵の肩をかりて足を引き摺りながら店内へ。雪香さんが気づかない奥の席へ。
「気づいてないですよね?」
「自分の心配をしたほうがいいのでは?」
椅子と椅子をくっつけ、足をぺらーんと乗せる。うゔ、痛い。足をさすりながら雪香さんの状態を見守る。何言ってるか分からないけどまず楽しそう。相手の人はスーツを着ていて真面目な堅物そうな男性だ。この光景からヤクのつく人でもないし、わたしたちが懸念するほどの相手でもない。それに、こうして尾行して観察しているとまるで、雪香さんを疑っているようではないか(ほぼ事実だ)
雪香さんのためにもうここは退散したほうがいい。探偵に「もう帰りましょう」と言った途端探偵がフッとなぜか気取った笑みを翳した。
「よし、ここは心が読み取れる我の出番だろう」
「お呼びじゃないです。もう帰りましょう」
「足はもうういのか」
「足は……」
まだ痛い。
まだ痛いけど、ここにいて気づかれたときの胸のほうが痛いだろうな。早く退散したい。でも尾行をしてまで深入りしたのはわたし自身であって、なんとも言いづらい。
「ふむふむ。『ユウトさんはいつもここに来ているんですか?』と」
「勝手にアフレコしないでください。それを言うなら『ユウトさんあたしここの料理好き』じゃないですか?」
「乙子くんこそ大概だが」
そんな根も葉もない見た目ばっかの妄想をお互い吐いていると、鈴のついた扉が大きな音と共に開いた。甲高い鈴の音と怒声が和気あいあいと楽観していた店内を沈めた。
「静かにしろぉぉ‼」
「金目のものを出せ!」
「警察に通報したらこの中にいる誰かを殺す!」
強盗だ。
まさか真昼のこんな盛んな場所でこんな目に合うとは思いもしなかった。探偵がわたしの前に出た。まるでわたしを隠すかのように。肩を貸してくれたときも思ったけど、この人、背中大きいんだな。ヒョロとして細身だから気づかなかったけど、大人の男性だ。
「乙子くん」
「は、はい!」
いきなり話しかけられてびっくりした。何びっくりしてるんだわたし。探偵は気にせずスルーしてくれた。
「我に全体重を預けろ。窓や椅子にそこの小物に身を預けるな」
「は?」
わたしは顔を上げると真面目な顔した探偵と目があった。切れ長で細められた瞳に見惚れる。わたしは買おを下にしてやむなく「ワカリマシタ」とカタコト言う。
強盗犯は3人。覆面を被ってて男か女かわからないが、声、体格からして男。1人は拳銃を持っていた。甲高い悲鳴が店内に轟き客全員机の下か隅っこに。レジにいた店員があたふたしながら強盗犯が用意していたリュックサックに金目のものを積む。
部屋が冷たい。さっき扉を壊したからだ。春でもやっぱり冬の名残が残っている。寒い。息が白く椅子や机がパキパキに凍っていた。
その異常にようやく強盗犯も気づいたようだ。
「あんたら、せっかくのデートを邪魔すんじゃないわよ!」
雪香さんがゆらりと立ち上がり、床も氷で凍っている中、まともに歩いていく。強盗犯3人の足を凍らせた。
パキパキと周りのものが氷に包まれていく。よく見たら周りは白い景色。この店だけが時間が止まったまま季節は春である。雪香さんの活躍により強盗犯は何も盗むこともなく、またわたしたちも怪我はなかった。本人は周りから賞賛されたが振られた。
雪女の状態は目が合っただけで凍らせる凍てついた目をしていたのである。
振られたことでまるで、振り出しコマのように事務所内に雪香さんの泣き声が響いた。
わたしたちが尾行していたことに気づいてなくてよかった。
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