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2.結末
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8.白桃
もはや互いを隔てるものは物理的にも精神的にも無くなった。
物理的には始めから無かったが、、。この狭い空間の中で幾度も幾度も唇を、舌を、唾液を、求め合い、与え合う。
自ずと身体も押し付け合い、余す事なく相手に自分を伝えるように、グネグネと全身をよじらせながら、本能のおもむくままにまさぐりあった。
そうなれば、自然とその目下にある巨大な2つの胸にも腕や手が当たる。
その度にレイは
「ンッ、、アッ、、ヤンッ、、」
と可愛らしい声を上げる。なんと過敏な身体なのだ。ゴクッ、、
その巨大な白桃に意識を集中している事を悟ったのか、おもむろにレイが
「先生、、見たい?、、」
もはや困っている時の表情ともとれる、マユを下げたその頼りない表情は、私への従順さを如実に物語っていた。
その表情のまま、一つ一つ自ら探検着の前ボタンを外していく。
一段ずつその真っ白でキメ細やかな胸元が露わになっていく。
薄ピンクのブラジャーも姿を現す。
まるで無理矢理その存在を封じ込められたかのように、息苦しそうにその2つの存在は締め付けられ、解放を心待ちにし、衣類に反抗的な圧力をかけていた。
そして最後のボタンが外され、ブラの前ホックが弾けたその瞬間、プルルンッ、と本当に音がしたかのような勢いでその2つの白桃はあらわになった。
すごい、、なんて大きく綺麗なんだ。重力に逆らうように美しい丸みを保ったまま、意志があるようにツンと上を向き、やや大きめで境目が分からない程の色素の薄い乳輪。
真っ白な山肌の途中にはうっすらと血管までが透けて見てとれる。
その頂きにある乳首は胸全体の印象とは真逆の控えめなサイズ。
尚且つ若干窪み、遠慮がちに少しだけこちらにその姿を覗かせている。
なんて官能的で愛くるしい胸なんだ。
目の当たりにしゴクリとまた唾を飲み込んで見入ってしまう。
「恥ずかしぃ、、、」
あまりの魅力に長時間見入ってしまい恥ずかしそうに目を背けるレイ。
私はまるで磁石にでも吸い寄せられるように、自然とその白桃の一つに顔を近づけ、気付くと先端を口に含んでいた。
「ンアァッ!」
瞬間ビクンと仰け反り声を上げるレイ。
狭い空間だ。反動で肩を壁にぶつけたようだが全く意に介さない様子。
なんと柔らかく滑らかな舌触りだ。
ゆっくりと、丹念にその味わいを確かめていく。
ちゅプッ、、チュパ、、
まるで赤ん坊がおしゃぶりで起てる音のように幼稚で卑猥な音が響き渡る。
その度にレイは身体は大きく跳ね上げ、悦びの声を上げる。
「アンンッ、ヤンッ!、、ンクゥッ、、」
しばらく続けていると、先程まで遠慮がちだったその先端が、ムクムクと口の中で主張を始めた。
最終的には、初見の印象より随分大きくそれは口の中で硬く直立していた。
余程普段は奥深く沈み込んでいたのだ。
予想を遥かに超え大きく隆起したそれは、大事に大事に舌先で扱おうとしても、どうしても時折歯に当たってしまう。しまった!と思うのだが、その瞬間レイの身体はそれまで以上に身体を跳ね上げ、声のボリュームも更に上がった。
「アアンッ!、、アァッ!、、」
どうやら痛くしていないかと危惧した歯の軽い接触が、これまで以上の快楽をレイに与えているようだ。
私自身もそんなレイの反応に胸を躍らせ、更なる追撃をする。
コリュッ!
カプセルの外側だけを凹ませる程度の絶妙な力加減でレイのはち切れるほど隆起した先端を上下の前歯で挟み込む。
「アアァッンッ!!」
ビクビクンッ!と、半ば痙攣に近い激しい反応をみせる。、、
その身体の過敏さは、本人も制御出来ないようだ。
レイの顔を覗くと、先ほどの下がったマユのまま、涙を浮かべ、そんな強烈な快楽を与え続ける私に、恨めしささえ感じるような眼差しを送っている。
なんとも愛おしい、、そう思った瞬間、、
ギュムッ!!
突如下半身から発信された強烈な快楽が脳髄を走り抜けた。
9.反撃
レイの豊満な胸に一点集中する余り、他の全ての感覚が完全に遮断、無防備になった所へ突如稲妻のように快楽が襲う。
「ンうッ!」
喉の奥から溢れ出てくる声を抑え切る事ができない。
レイはお返しとばかりに私の「それ」に手を伸ばしていたのだ。
再び目の前のレイの顔を伺う。
「先生、、スゴィ、、」
大きなブルーアイをうっとりと潤ませながら羨望の眼差しで私を見つめる。
自分でも気づかなかったが、私の「それ」は過去感じた事の無い程、熱く激しく怒張していたのだ。私のこの年齢にして、それ程の反応は我ながら少し誇らしく思えた。
レイはそのまま私の目を見つめながらズボンの上からゆっくりと私の反応を確認していく。
キュッ!、、ギュム、、
強弱をつけ、その大きさ、形、熱さ、を一つ一つ落とし込むように。
その都度、私は押し殺す声を我慢できずに情けない声が喉の奥から漏れてしまう。
「んっ、、ゥムッ、、、」
そんな私にレイは先程までの表情とはうって変わり、まるで飼っている子犬が芸をうまくこなし褒める時のような眼差しで、
「先生、、カワィ、、、」
私のこの反応が余程愛おしいのか、そのまま再び口づけをしなが私のイチモツを弄び続けた。
10.結合
この切迫した状況の中、上からも下からも休みなく甘美な快楽が押し寄せ、私は早くも何か下腹部から込み上げる予兆のようなものを感じ取る。
「レイ君、、すまない、、私はもう、、」
早くも力なく降参の白旗を上げる私に、レイも察したのか、優しく微笑みかけ、
「先生?、、私も同じ気持ちです、、」
そう言い終えると、狭いスペースの中、なんとか身体をくねらせ、自らの探検着のハーフパンツと下着をゆっくりと膝まで下ろした。
そして次にレイは私のイキリたったイチモツを、ズボンの開いたチャックとトランクスの隙間から、丁寧に引っ張り出した。
レイはこの身動きが取れない体制のまま、なんとか自らの熱く熟れた秘部へ、その私の解放され天をヒクヒクと仰ぎ待ちわびるイチモツを招きいれられるよう、その身をくねらせた。
「先生、、絶対、、生きて、、ここから出ようね?、、」
「うむ、、、そうだな、、」
何年も連れ添った夫婦のような、愛情を込めた瞳でお互い見つめあう。
そして、、
ギュチュゥッ!!、、、
淫らな音をたて、私のイチモツはレイの秘部に押し当たる。
体制を変えられない為、目視は出来ないが、レイのそこは、その容量をとっくの昔にオーバーし、無情なほど熱い愛液が零れ溢れかえっていたのだ。
入り口に当たるやいなや、躊躇なく私のイチモツを一口、また一口と一段一段深く飲み込んでいく。
そしてその最深部に到達し、先端が一番奥の壁まで届くと、そのせつな、レイも歓喜の声を上げる。
「ンアァァァッ!!」
私の胸の上で激しく身体を震わせている。
どうやら挿入で軽く達してしまったのかもしれない。
その滑らかで熱い感触は私の脳髄も激しく刺激している。
あれだけ濡れほそりながらも、レイのそこは、まるで侵入を拒絶するかのように狭くキュッキュと小刻みに私のイチモツをキツく連続で絞め上げるのだ。
あまりのキツさに私は思わず、
「すまない、、大丈夫かね?、、少々キツ過ぎるようなのだが、、」
するとレイは愛憎入り混じった複雑な表情を見せながら私に言った。
「イジワル、、、、私こんなに嬉しいの初めてなんですよ?、、」
今までも充分可愛いかったのだが、その瞬間のレイの表情は、まるで本当の天使のように愛苦しかった。
より一層の快楽と悦びを求め、互いにゆっくりと動き始める。
11.絶頂
ズチュッ!、、ブチュッ!、ニチュッ、、
淫らな音が三度この狭い空間を支配する。
その音は私ですらが軽く恥ずかしくなるほど、レイのそこは愛液で溢れていた。
次々と押し寄せる快楽の波。
上がる心拍数。互いの興奮と快楽が見て取れるように、私たちの意識は下半身を通し同調していた。
これがまさに身も心も一つになると言う事なのか、、
激しさのあまり防具ライトも左右に大きく揺れ、その光が縦横無尽に壁を走り照らす。
レイが歓喜の涙をその目に浮かべながら、
「先生ッ、、先生ッ、、私、、こんなの、、おかしくなるッ、、」
切迫詰まった表情で私を呼び掛け、その呼び掛けと腰の動きを同調させる。
愛液は溢れ続け、私のイチモツは怒張し続ける。
私は2人の絶頂が遠くない事を察知する。
「レイッ!、、レイッ!、、」
もはや興奮の高みで言葉にならず、レイの名前だけがやっと連呼出来る有り様だ。
レイの乱れようも、その快楽の頂点を予感させる。
互いに激しく身体をぶつけ合い、身も心も完全に一つになるように一心不乱に狭い空間の許される最大限を使い腰を振り続ける。
「ンアアッ!!アアッ!ダメッもうダメだよ先生ッ!
お願いっ欲しいっ!先生の欲しいっ!」
切迫した顔で私に懇願するレイ。
そのレイの乱らな懇願に、私も答える。
「私もだっ!、、レイッ、、
私もお前の一番奥深くで果てたいっ!
本当に、、本当に良いのか?、、」
その問いかけにレイは、
「お願いっ!私、、、私、、、」
既に悦びの涙で感極まり、言葉にならずむせび泣いているようだ。
もう絶頂の一歩手前なのだろう。
そしてそれは私も同じだった。
「レイッ!レイッ!出すぞ?出すぞ?
あああだめだ、っイクっ!」
「先生っ!お願いッ!中に、、、
中に出してぇッッ!!あああっイクゥッ!」
お互いの願いが叫びに変わり、そして、、
「アアアアアッッッ!!」
「あああああッッッ!!」
完璧ともいえる同じタイミングで2人は激しく絶頂を迎えた。
私の全てをレイの一番奥深くに解き放ち、一滴残らずレイに注ぎ込むように長い射精の間ずっと最深部を抑え押し当て続けた、、
それにしてもこんなに長い射精は過去経験がない。レイの内部もいつまでもそれを絞り取り続けるように痙攣とぜんどう運動を続けた、、
そしてその長い長い絶頂の一連の動作がようやく落ちつくと、レイは私の胸に力なく沈みこみ、もうろうとしたまま全てを受け入れた聖母のような瞳で、私を見つめながらその思いをつぶやいた。
「せん、、せ、、すき、、、です、、、」
最高だ、、身も心も完璧な、最高の女だ、、
これまでにない絶対的な幸福感と満足感の中、私もあまりの快楽と心地よい疲労に意識が次第に薄れゆくのを感じ始めた。
そしてその時、突然全てを思い出し、残酷な真実を理解した。
12.結末
レイ・アーモンド。その名は私が幼少時、その名前の可愛らしい響きに恋焦がれた、TVの戦隊ヒーローモノの、ピンクのヒロインの名前だ。
どうりで聞き覚えがあるはずだ。
そして、今目の前にいるレイ・アーモンドの、全てを兼ね備えたその悪魔的な容姿。
これも思えば私がまだ若い10代の頃、理想の女性像としてどハマりした、映画女優と顔も身体も瓜二つである。
時間軸と実際的な話をすれば、今、この目の前にいる二十歳のレイ・アーモンドはあまりにも私にとって都合が良すぎる存在である。
なるほどそういう事か、、やっと全てが分かった、、。
ここ、世界最大のボグスレー洞窟、巨大なアリの巣を思わせるその作りから、別名「ジャイアント・アンツハウス」と呼ばれ、一説によるとそこには本当に巨大な蟻が巣くっているという。
女王蟻にいたっては、ゆうに人のサイズを超えるらしい。
そして、そのなんとも慈悲深い絶対女王は、餌を補食する際、必ず生きたまま、特殊な体液と毒によって、餌に幻覚を見せながら、快楽のままに補食されるよう施すのだ。
ここの岩肌の妙な滑り気も、全てはその女王蟻の特殊体液だったのである。
この洞窟に入った瞬間、既に女王の罠と幻覚は始まっていたのだ。
おそらく年齢を20も若返らせる湧水の逸話も、その特殊体液の幻覚だったのであろう。
ああ、、何という事だ、、。
愛しい愛しい目の前にいる二十歳のレイ・アーモンド、、
君は、、、君は女王の体液と私の願望が作り出す幻影だったのか、、。
そして気づくには時が既に遅い、、、。
想像もしたくないが、現実の私は今まさに人間大サイズの女王蟻に全身をホールドされ、全身をくまなく補食されている真っ只中なのだ、、
私が行き着いたこの空洞は、あろう事か女王蟻のクイーンルームだったのである。
次第に消えゆく意識の中、それでも目の前でレイ・アーモンドは夢かうつつか幻か、優しく私に微笑みかける。
「先生?、、愛しています、、、」
なんとも残酷なまでの女王蟻の慈悲だ。そして私は最期のせつなを、レイ・アーモンドの深い愛と微笑みに包まれたまま、ゆっくりと迎え、深遠なる真の闇へ沈み込んでいった。
ーー 完 ーー
もはや互いを隔てるものは物理的にも精神的にも無くなった。
物理的には始めから無かったが、、。この狭い空間の中で幾度も幾度も唇を、舌を、唾液を、求め合い、与え合う。
自ずと身体も押し付け合い、余す事なく相手に自分を伝えるように、グネグネと全身をよじらせながら、本能のおもむくままにまさぐりあった。
そうなれば、自然とその目下にある巨大な2つの胸にも腕や手が当たる。
その度にレイは
「ンッ、、アッ、、ヤンッ、、」
と可愛らしい声を上げる。なんと過敏な身体なのだ。ゴクッ、、
その巨大な白桃に意識を集中している事を悟ったのか、おもむろにレイが
「先生、、見たい?、、」
もはや困っている時の表情ともとれる、マユを下げたその頼りない表情は、私への従順さを如実に物語っていた。
その表情のまま、一つ一つ自ら探検着の前ボタンを外していく。
一段ずつその真っ白でキメ細やかな胸元が露わになっていく。
薄ピンクのブラジャーも姿を現す。
まるで無理矢理その存在を封じ込められたかのように、息苦しそうにその2つの存在は締め付けられ、解放を心待ちにし、衣類に反抗的な圧力をかけていた。
そして最後のボタンが外され、ブラの前ホックが弾けたその瞬間、プルルンッ、と本当に音がしたかのような勢いでその2つの白桃はあらわになった。
すごい、、なんて大きく綺麗なんだ。重力に逆らうように美しい丸みを保ったまま、意志があるようにツンと上を向き、やや大きめで境目が分からない程の色素の薄い乳輪。
真っ白な山肌の途中にはうっすらと血管までが透けて見てとれる。
その頂きにある乳首は胸全体の印象とは真逆の控えめなサイズ。
尚且つ若干窪み、遠慮がちに少しだけこちらにその姿を覗かせている。
なんて官能的で愛くるしい胸なんだ。
目の当たりにしゴクリとまた唾を飲み込んで見入ってしまう。
「恥ずかしぃ、、、」
あまりの魅力に長時間見入ってしまい恥ずかしそうに目を背けるレイ。
私はまるで磁石にでも吸い寄せられるように、自然とその白桃の一つに顔を近づけ、気付くと先端を口に含んでいた。
「ンアァッ!」
瞬間ビクンと仰け反り声を上げるレイ。
狭い空間だ。反動で肩を壁にぶつけたようだが全く意に介さない様子。
なんと柔らかく滑らかな舌触りだ。
ゆっくりと、丹念にその味わいを確かめていく。
ちゅプッ、、チュパ、、
まるで赤ん坊がおしゃぶりで起てる音のように幼稚で卑猥な音が響き渡る。
その度にレイは身体は大きく跳ね上げ、悦びの声を上げる。
「アンンッ、ヤンッ!、、ンクゥッ、、」
しばらく続けていると、先程まで遠慮がちだったその先端が、ムクムクと口の中で主張を始めた。
最終的には、初見の印象より随分大きくそれは口の中で硬く直立していた。
余程普段は奥深く沈み込んでいたのだ。
予想を遥かに超え大きく隆起したそれは、大事に大事に舌先で扱おうとしても、どうしても時折歯に当たってしまう。しまった!と思うのだが、その瞬間レイの身体はそれまで以上に身体を跳ね上げ、声のボリュームも更に上がった。
「アアンッ!、、アァッ!、、」
どうやら痛くしていないかと危惧した歯の軽い接触が、これまで以上の快楽をレイに与えているようだ。
私自身もそんなレイの反応に胸を躍らせ、更なる追撃をする。
コリュッ!
カプセルの外側だけを凹ませる程度の絶妙な力加減でレイのはち切れるほど隆起した先端を上下の前歯で挟み込む。
「アアァッンッ!!」
ビクビクンッ!と、半ば痙攣に近い激しい反応をみせる。、、
その身体の過敏さは、本人も制御出来ないようだ。
レイの顔を覗くと、先ほどの下がったマユのまま、涙を浮かべ、そんな強烈な快楽を与え続ける私に、恨めしささえ感じるような眼差しを送っている。
なんとも愛おしい、、そう思った瞬間、、
ギュムッ!!
突如下半身から発信された強烈な快楽が脳髄を走り抜けた。
9.反撃
レイの豊満な胸に一点集中する余り、他の全ての感覚が完全に遮断、無防備になった所へ突如稲妻のように快楽が襲う。
「ンうッ!」
喉の奥から溢れ出てくる声を抑え切る事ができない。
レイはお返しとばかりに私の「それ」に手を伸ばしていたのだ。
再び目の前のレイの顔を伺う。
「先生、、スゴィ、、」
大きなブルーアイをうっとりと潤ませながら羨望の眼差しで私を見つめる。
自分でも気づかなかったが、私の「それ」は過去感じた事の無い程、熱く激しく怒張していたのだ。私のこの年齢にして、それ程の反応は我ながら少し誇らしく思えた。
レイはそのまま私の目を見つめながらズボンの上からゆっくりと私の反応を確認していく。
キュッ!、、ギュム、、
強弱をつけ、その大きさ、形、熱さ、を一つ一つ落とし込むように。
その都度、私は押し殺す声を我慢できずに情けない声が喉の奥から漏れてしまう。
「んっ、、ゥムッ、、、」
そんな私にレイは先程までの表情とはうって変わり、まるで飼っている子犬が芸をうまくこなし褒める時のような眼差しで、
「先生、、カワィ、、、」
私のこの反応が余程愛おしいのか、そのまま再び口づけをしなが私のイチモツを弄び続けた。
10.結合
この切迫した状況の中、上からも下からも休みなく甘美な快楽が押し寄せ、私は早くも何か下腹部から込み上げる予兆のようなものを感じ取る。
「レイ君、、すまない、、私はもう、、」
早くも力なく降参の白旗を上げる私に、レイも察したのか、優しく微笑みかけ、
「先生?、、私も同じ気持ちです、、」
そう言い終えると、狭いスペースの中、なんとか身体をくねらせ、自らの探検着のハーフパンツと下着をゆっくりと膝まで下ろした。
そして次にレイは私のイキリたったイチモツを、ズボンの開いたチャックとトランクスの隙間から、丁寧に引っ張り出した。
レイはこの身動きが取れない体制のまま、なんとか自らの熱く熟れた秘部へ、その私の解放され天をヒクヒクと仰ぎ待ちわびるイチモツを招きいれられるよう、その身をくねらせた。
「先生、、絶対、、生きて、、ここから出ようね?、、」
「うむ、、、そうだな、、」
何年も連れ添った夫婦のような、愛情を込めた瞳でお互い見つめあう。
そして、、
ギュチュゥッ!!、、、
淫らな音をたて、私のイチモツはレイの秘部に押し当たる。
体制を変えられない為、目視は出来ないが、レイのそこは、その容量をとっくの昔にオーバーし、無情なほど熱い愛液が零れ溢れかえっていたのだ。
入り口に当たるやいなや、躊躇なく私のイチモツを一口、また一口と一段一段深く飲み込んでいく。
そしてその最深部に到達し、先端が一番奥の壁まで届くと、そのせつな、レイも歓喜の声を上げる。
「ンアァァァッ!!」
私の胸の上で激しく身体を震わせている。
どうやら挿入で軽く達してしまったのかもしれない。
その滑らかで熱い感触は私の脳髄も激しく刺激している。
あれだけ濡れほそりながらも、レイのそこは、まるで侵入を拒絶するかのように狭くキュッキュと小刻みに私のイチモツをキツく連続で絞め上げるのだ。
あまりのキツさに私は思わず、
「すまない、、大丈夫かね?、、少々キツ過ぎるようなのだが、、」
するとレイは愛憎入り混じった複雑な表情を見せながら私に言った。
「イジワル、、、、私こんなに嬉しいの初めてなんですよ?、、」
今までも充分可愛いかったのだが、その瞬間のレイの表情は、まるで本当の天使のように愛苦しかった。
より一層の快楽と悦びを求め、互いにゆっくりと動き始める。
11.絶頂
ズチュッ!、、ブチュッ!、ニチュッ、、
淫らな音が三度この狭い空間を支配する。
その音は私ですらが軽く恥ずかしくなるほど、レイのそこは愛液で溢れていた。
次々と押し寄せる快楽の波。
上がる心拍数。互いの興奮と快楽が見て取れるように、私たちの意識は下半身を通し同調していた。
これがまさに身も心も一つになると言う事なのか、、
激しさのあまり防具ライトも左右に大きく揺れ、その光が縦横無尽に壁を走り照らす。
レイが歓喜の涙をその目に浮かべながら、
「先生ッ、、先生ッ、、私、、こんなの、、おかしくなるッ、、」
切迫詰まった表情で私を呼び掛け、その呼び掛けと腰の動きを同調させる。
愛液は溢れ続け、私のイチモツは怒張し続ける。
私は2人の絶頂が遠くない事を察知する。
「レイッ!、、レイッ!、、」
もはや興奮の高みで言葉にならず、レイの名前だけがやっと連呼出来る有り様だ。
レイの乱れようも、その快楽の頂点を予感させる。
互いに激しく身体をぶつけ合い、身も心も完全に一つになるように一心不乱に狭い空間の許される最大限を使い腰を振り続ける。
「ンアアッ!!アアッ!ダメッもうダメだよ先生ッ!
お願いっ欲しいっ!先生の欲しいっ!」
切迫した顔で私に懇願するレイ。
そのレイの乱らな懇願に、私も答える。
「私もだっ!、、レイッ、、
私もお前の一番奥深くで果てたいっ!
本当に、、本当に良いのか?、、」
その問いかけにレイは、
「お願いっ!私、、、私、、、」
既に悦びの涙で感極まり、言葉にならずむせび泣いているようだ。
もう絶頂の一歩手前なのだろう。
そしてそれは私も同じだった。
「レイッ!レイッ!出すぞ?出すぞ?
あああだめだ、っイクっ!」
「先生っ!お願いッ!中に、、、
中に出してぇッッ!!あああっイクゥッ!」
お互いの願いが叫びに変わり、そして、、
「アアアアアッッッ!!」
「あああああッッッ!!」
完璧ともいえる同じタイミングで2人は激しく絶頂を迎えた。
私の全てをレイの一番奥深くに解き放ち、一滴残らずレイに注ぎ込むように長い射精の間ずっと最深部を抑え押し当て続けた、、
それにしてもこんなに長い射精は過去経験がない。レイの内部もいつまでもそれを絞り取り続けるように痙攣とぜんどう運動を続けた、、
そしてその長い長い絶頂の一連の動作がようやく落ちつくと、レイは私の胸に力なく沈みこみ、もうろうとしたまま全てを受け入れた聖母のような瞳で、私を見つめながらその思いをつぶやいた。
「せん、、せ、、すき、、、です、、、」
最高だ、、身も心も完璧な、最高の女だ、、
これまでにない絶対的な幸福感と満足感の中、私もあまりの快楽と心地よい疲労に意識が次第に薄れゆくのを感じ始めた。
そしてその時、突然全てを思い出し、残酷な真実を理解した。
12.結末
レイ・アーモンド。その名は私が幼少時、その名前の可愛らしい響きに恋焦がれた、TVの戦隊ヒーローモノの、ピンクのヒロインの名前だ。
どうりで聞き覚えがあるはずだ。
そして、今目の前にいるレイ・アーモンドの、全てを兼ね備えたその悪魔的な容姿。
これも思えば私がまだ若い10代の頃、理想の女性像としてどハマりした、映画女優と顔も身体も瓜二つである。
時間軸と実際的な話をすれば、今、この目の前にいる二十歳のレイ・アーモンドはあまりにも私にとって都合が良すぎる存在である。
なるほどそういう事か、、やっと全てが分かった、、。
ここ、世界最大のボグスレー洞窟、巨大なアリの巣を思わせるその作りから、別名「ジャイアント・アンツハウス」と呼ばれ、一説によるとそこには本当に巨大な蟻が巣くっているという。
女王蟻にいたっては、ゆうに人のサイズを超えるらしい。
そして、そのなんとも慈悲深い絶対女王は、餌を補食する際、必ず生きたまま、特殊な体液と毒によって、餌に幻覚を見せながら、快楽のままに補食されるよう施すのだ。
ここの岩肌の妙な滑り気も、全てはその女王蟻の特殊体液だったのである。
この洞窟に入った瞬間、既に女王の罠と幻覚は始まっていたのだ。
おそらく年齢を20も若返らせる湧水の逸話も、その特殊体液の幻覚だったのであろう。
ああ、、何という事だ、、。
愛しい愛しい目の前にいる二十歳のレイ・アーモンド、、
君は、、、君は女王の体液と私の願望が作り出す幻影だったのか、、。
そして気づくには時が既に遅い、、、。
想像もしたくないが、現実の私は今まさに人間大サイズの女王蟻に全身をホールドされ、全身をくまなく補食されている真っ只中なのだ、、
私が行き着いたこの空洞は、あろう事か女王蟻のクイーンルームだったのである。
次第に消えゆく意識の中、それでも目の前でレイ・アーモンドは夢かうつつか幻か、優しく私に微笑みかける。
「先生?、、愛しています、、、」
なんとも残酷なまでの女王蟻の慈悲だ。そして私は最期のせつなを、レイ・アーモンドの深い愛と微笑みに包まれたまま、ゆっくりと迎え、深遠なる真の闇へ沈み込んでいった。
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