17 / 43
十七話 理解した因縁
しおりを挟む
しかし私が、忍の過去を第三者として見ることで思うところがあった。
白峰が言った『奴』とは恐らくは鞍馬のことを指している。『お前も』と口にしたことから、白峰もまた鞍馬のお気に入りである。
この二点の仮説は天狗の関係性を考察する上で大きな手がかりになりそうな糸口になる手応えがあった。
しかし、まだ忍は大太刀を手にしていない。その場面を確認するまでは記憶の探索は終えられない。私は時間を進めた。
忍はぼろ雑巾のようなみすぼらしい格好で放浪しており、頬がこけるほど痩せ細っていた。手には脇差が握られている。
そこへ忍の背丈と変わらないくらいの大きさをした猪の妖怪と遭遇してしまったのだ。十五歳の忍が万全な状態でも倒すことが難しそうな妖怪である。それなのに今の忍は戦う力すら持ち合わせてすらいなかった。
だが、忍と猪の間に突如として大太刀が天から地面に突き刺さったのだ。
忍の身の丈と同じくらいのある刃渡りを持つ大太刀は、武器として使おうという発想を持つことすら困難に思えた。それでも、吸い寄せられるように忍は大太刀の柄を握ると、途端に精気溢れる顔つきに変貌して大太刀を抜刀した。同時に突進してきた猪の妖怪に向かって唐竹に振るうと猪は左右に分かたれた。
(大太刀を手にしたのは両親を失ってからだったのね……でも、このあとは……また、忍が苦しむことになる……)
退治屋という道を選び仲間を失うという、さらなる悲劇が待ち構えているのだ。
こんな人生を送る人物がお気に入りだという鞍馬とか言う天狗も、すでに私は嫌いになり始めていた。
だが……ふと私は白峰のことも、鞍馬のお気に入りである可能性を思い出した。
(白峰も悲劇に満ちた人生を送ってきているのか?)
私は一瞬、同情しかけたが改めて考えなおすと鼻で笑ってしまった。むしろ逆ではないかと思ってしまったのだ。
(奴は悲劇を振り撒く存在だ。同情などする価値など断じてない)
もう十分だと感じ、私は記憶の探索を切上げた。
「ふぅ……見てきました」
「すごいな、一瞬だったが必要な情報は得られたか?」
よくはわからないが、記憶を見ている間は現在の時間は進まない。何度か試したが共通していたことから、そういうものなのだろう。生きていれば母に聞いてみたいものだ。
「私の父と忍さんの父は交友関係にあったようです。でも……それが原因で忍さんの両親は白峰に目をつけられたとも言えます。何と言ったらいいか……」
「そうか。無条件に受け入れられる話では……ない、な」
流石の忍も俯いて悔しさを滲ませている。
「一応、仮説ですが伝えておきます。忍さんが白峰に殺されそうになった時、制止したのは恐らく鞍馬です」
「そうだった……あの時も俺は、お気に入りと間接的に言われていたんだったな。そう言われてみれば、白峰も自分が鞍馬に気に入られていることを匂わせる言い方をしていた気がする。お前も……なんとかと言っていたしな」
「そうです。そして白峰は鞍馬のことを悪趣味な奴と評しました。それでも忍さんを見逃せという、天狗の意向にも反することに同意した……。やはり、鞍馬は独断で動いていることを補強する判断材料が多いです」
鞍馬の時間に干渉する能力は、妖狐の憑依など霞んでしまうほど驚異的な能力である。それを隠し通すことで八大天狗の地位にいるのだろう。
「私たち妖狐も鞍馬のように能力を隠し通したら他の妖怪に迫害されなかったのですかね……?」
「隠している間は迫害されなかったんだろうな。でも、どこかで自衛の限界が来て、使うしかない状況になってしまったんじゃないか?」
そんなことだろうとは思いつつも私は聞くしかなかった。むしろ、他の妖怪を敵にしながら、よく千年生きたものだと両親を認めなくてはいけないのだろう。
「鞍馬のことは正直、手に負えないと俺は思う。あの白峰の方がまだ勝ち筋があると思ってしまうほど、時間への干渉は絶対的な力だった」
忍は肩を落としため息交じりに呟いた。私も「そうですね」と同意するしかなかった。
「……鞍馬の力は絶対的かもしれないけど、運命までは絶対ではないと俺は信じたい」
「いくら弱小三尾妖狐の私でも簡単に死ぬつもりはありません。全力で抗ってみせます」
私の前向きなのか、後ろ向きなのかわからない言葉に忍は苦笑いを浮かべたが、何かに気付いたように目を丸くした。
「白峰も俺と同じなんだろうか……例えば親しい誰かの死を鞍馬から予言されているとか……」
「それはありえるかもしれません。白峰は何かと『安定』という言葉を使っていました。安定した状況を目指すことで誰かの死の運命を回避しようとしているのでしょうか?」
「だとしたら、白峰は強敵だ。守るものがある奴は必死になれる」
白峰の必死さと言ったら、私の両親を殺しに来た時に感じたではないか。徹底的に妖狐を研究して対策を講じてきていた。強さもさることながら、勤勉さも恐ろしい。
私を十日後に殺す者が本当にいるとしたら間違いなく、それは白峰だ。数多の血をすすった岩塊のような特大剣が私の首を落とすのか、はたまた袈裟切りにされるのか。
急に怖くなってきた。
(覚悟していたはずなのに、想像していたはずなのに)
白峰が言った『奴』とは恐らくは鞍馬のことを指している。『お前も』と口にしたことから、白峰もまた鞍馬のお気に入りである。
この二点の仮説は天狗の関係性を考察する上で大きな手がかりになりそうな糸口になる手応えがあった。
しかし、まだ忍は大太刀を手にしていない。その場面を確認するまでは記憶の探索は終えられない。私は時間を進めた。
忍はぼろ雑巾のようなみすぼらしい格好で放浪しており、頬がこけるほど痩せ細っていた。手には脇差が握られている。
そこへ忍の背丈と変わらないくらいの大きさをした猪の妖怪と遭遇してしまったのだ。十五歳の忍が万全な状態でも倒すことが難しそうな妖怪である。それなのに今の忍は戦う力すら持ち合わせてすらいなかった。
だが、忍と猪の間に突如として大太刀が天から地面に突き刺さったのだ。
忍の身の丈と同じくらいのある刃渡りを持つ大太刀は、武器として使おうという発想を持つことすら困難に思えた。それでも、吸い寄せられるように忍は大太刀の柄を握ると、途端に精気溢れる顔つきに変貌して大太刀を抜刀した。同時に突進してきた猪の妖怪に向かって唐竹に振るうと猪は左右に分かたれた。
(大太刀を手にしたのは両親を失ってからだったのね……でも、このあとは……また、忍が苦しむことになる……)
退治屋という道を選び仲間を失うという、さらなる悲劇が待ち構えているのだ。
こんな人生を送る人物がお気に入りだという鞍馬とか言う天狗も、すでに私は嫌いになり始めていた。
だが……ふと私は白峰のことも、鞍馬のお気に入りである可能性を思い出した。
(白峰も悲劇に満ちた人生を送ってきているのか?)
私は一瞬、同情しかけたが改めて考えなおすと鼻で笑ってしまった。むしろ逆ではないかと思ってしまったのだ。
(奴は悲劇を振り撒く存在だ。同情などする価値など断じてない)
もう十分だと感じ、私は記憶の探索を切上げた。
「ふぅ……見てきました」
「すごいな、一瞬だったが必要な情報は得られたか?」
よくはわからないが、記憶を見ている間は現在の時間は進まない。何度か試したが共通していたことから、そういうものなのだろう。生きていれば母に聞いてみたいものだ。
「私の父と忍さんの父は交友関係にあったようです。でも……それが原因で忍さんの両親は白峰に目をつけられたとも言えます。何と言ったらいいか……」
「そうか。無条件に受け入れられる話では……ない、な」
流石の忍も俯いて悔しさを滲ませている。
「一応、仮説ですが伝えておきます。忍さんが白峰に殺されそうになった時、制止したのは恐らく鞍馬です」
「そうだった……あの時も俺は、お気に入りと間接的に言われていたんだったな。そう言われてみれば、白峰も自分が鞍馬に気に入られていることを匂わせる言い方をしていた気がする。お前も……なんとかと言っていたしな」
「そうです。そして白峰は鞍馬のことを悪趣味な奴と評しました。それでも忍さんを見逃せという、天狗の意向にも反することに同意した……。やはり、鞍馬は独断で動いていることを補強する判断材料が多いです」
鞍馬の時間に干渉する能力は、妖狐の憑依など霞んでしまうほど驚異的な能力である。それを隠し通すことで八大天狗の地位にいるのだろう。
「私たち妖狐も鞍馬のように能力を隠し通したら他の妖怪に迫害されなかったのですかね……?」
「隠している間は迫害されなかったんだろうな。でも、どこかで自衛の限界が来て、使うしかない状況になってしまったんじゃないか?」
そんなことだろうとは思いつつも私は聞くしかなかった。むしろ、他の妖怪を敵にしながら、よく千年生きたものだと両親を認めなくてはいけないのだろう。
「鞍馬のことは正直、手に負えないと俺は思う。あの白峰の方がまだ勝ち筋があると思ってしまうほど、時間への干渉は絶対的な力だった」
忍は肩を落としため息交じりに呟いた。私も「そうですね」と同意するしかなかった。
「……鞍馬の力は絶対的かもしれないけど、運命までは絶対ではないと俺は信じたい」
「いくら弱小三尾妖狐の私でも簡単に死ぬつもりはありません。全力で抗ってみせます」
私の前向きなのか、後ろ向きなのかわからない言葉に忍は苦笑いを浮かべたが、何かに気付いたように目を丸くした。
「白峰も俺と同じなんだろうか……例えば親しい誰かの死を鞍馬から予言されているとか……」
「それはありえるかもしれません。白峰は何かと『安定』という言葉を使っていました。安定した状況を目指すことで誰かの死の運命を回避しようとしているのでしょうか?」
「だとしたら、白峰は強敵だ。守るものがある奴は必死になれる」
白峰の必死さと言ったら、私の両親を殺しに来た時に感じたではないか。徹底的に妖狐を研究して対策を講じてきていた。強さもさることながら、勤勉さも恐ろしい。
私を十日後に殺す者が本当にいるとしたら間違いなく、それは白峰だ。数多の血をすすった岩塊のような特大剣が私の首を落とすのか、はたまた袈裟切りにされるのか。
急に怖くなってきた。
(覚悟していたはずなのに、想像していたはずなのに)
0
お気に入りに追加
2
あなたにおすすめの小説
転生して異世界の第7王子に生まれ変わったが、魔力が0で無能者と言われ、僻地に追放されたので自由に生きる。
黒ハット
ファンタジー
ヤクザだった大宅宗一35歳は死んで記憶を持ったまま異世界の第7王子に転生する。魔力が0で魔法を使えないので、無能者と言われて王族の籍を抜かれ僻地の領主に追放される。魔法を使える事が分かって2回目の人生は前世の知識と魔法を使って領地を発展させながら自由に生きるつもりだったが、波乱万丈の人生を送る事になる
旧陸軍の天才?に転生したので大東亜戦争に勝ちます
竹本田重朗
ファンタジー
転生石原閣下による大東亜戦争必勝論
東亜連邦を志した同志達よ、ごきげんようである。どうやら、私は旧陸軍の石原莞爾に転生してしまったらしい。これは神の思し召しなのかもしれない。どうであれ、現代日本のような没落を回避するために粉骨砕身で働こうじゃないか。東亜の同志と手を取り合って真なる独立を掴み取るまで…
※超注意書き※
1.政治的な主張をする目的は一切ありません
2.そのため政治的な要素は「濁す」又は「省略」することがあります
3.あくまでもフィクションのファンタジーの非現実です
4.そこら中に無茶苦茶が含まれています
5.現実的に存在する如何なる国家や地域、団体、人物と関係ありません
6.カクヨムとマルチ投稿
以上をご理解の上でお読みください
剣豪エルフは弟子がほしい!
水母すい
ファンタジー
──拝啓、追放されました。
「剣士は二人もいらない」と、理不尽すぎる理由で冒険者パーティを追放された三流剣士の俺。受け入れてくれるパーティも働き口もなく果てにはギャンブルに手を染めていた俺だったが、あるときエルフの少女(?)に窮地を救われる。
そして、俺を助けた見返りとして彼女はこう言った。
「君、私の弟子になってくれない?」
行く宛てがない元剣士の俺と、ハイスペックで自由人すぎるエルフの彼女。そんな俺たちの奇妙すぎる二人旅は、彼女の暇つぶしから始まった⋯⋯。
*予告無しのタイトル変更あり
*毎日更新がんばります
転移先は薬師が少ない世界でした
饕餮
ファンタジー
★この作品は書籍化及びコミカライズしています。
神様のせいでこの世界に落ちてきてしまった私は、いろいろと話し合ったりしてこの世界に馴染むような格好と知識を授かり、危ないからと神様が目的地の手前まで送ってくれた。
職業は【薬師】。私がハーブなどの知識が多少あったことと、その世界と地球の名前が一緒だったこと、もともと数が少ないことから、職業は【薬師】にしてくれたらしい。
神様にもらったものを握り締め、ドキドキしながらも国境を無事に越え、街でひと悶着あったから買い物だけしてその街を出た。
街道を歩いている途中で、魔神族が治める国の王都に帰るという魔神族の騎士と出会い、それが縁で、王都に住むようになる。
薬を作ったり、ダンジョンに潜ったり、トラブルに巻き込まれたり、冒険者と仲良くなったりしながら、秘密があってそれを話せないヒロインと、ヒロインに一目惚れした騎士の恋愛話がたまーに入る、転移(転生)したヒロインのお話。
勘違いから始まる吸血姫と聖騎士の珍道中
一色孝太郎
ファンタジー
VRMMOでネカマをするのが趣味の大学生が新作をプレイしようとしていたが気付けば見知らぬ場所に。それを新作のキャラメイクと勘違いした彼は目の前のハゲたおっさんから転生設定のタブレットを強奪して好き勝手に設定してしまう。「ぼくのかんがえたさいきょうのきゅうけつき」を作成した彼は、詳しい説明も聞かず勝手に転生をしてしまう。こうして勘違いしたまま女吸血鬼フィーネ・アルジェンタータとして転生を果たし、無双するべく活動を開始するが、あまりに滅茶苦茶な設定をしたせいで誰からも吸血鬼だと信じてもらえない。こうして予定調和の失われた世界は否応なしに彼女を数奇な運命へと導いていく。
No とは言えない日本人気質、それなりに善良、そしてゲームの世界と侮って安易な選択を取った彼女(?)が流れ着いた先に見るものとは……?
※小説家になろう様、カクヨム様にも同時投稿しております
※2021/05/09 タイトルを修正しました
あやかし酒場と七人の王子たち ~珠子とあやかしグルメ百物語~
相田 彩太
キャラ文芸
東京の中心より西に外れた八王子、さらにその片隅に一軒のひなびた酒場がある。
「酒処 七王子」
そこは一見、普通の酒場であるが、霊感の鋭い人は気づくであろう。
そこが人ならざるモノがあつまる怪異酒場である事を。
これは酒場を切り盛りする7人の兄弟王子と、そこを訪れる奇怪なあやかしたち、そしてそこの料理人である人間の女の子の物語。
◇◇◇◇
オムニバス形式で送る、”あやかし”とのトラブルを料理で解決する快刀乱麻で七転八倒の物語です。
基本的にコメディ路線、たまにシリアス。
小説家になろうでも掲載しています。
乙女ゲーのラスボスに転生して早々、敵が可愛すぎて死にそうです
楢山幕府
ファンタジー
――困った。「僕は、死ななければならない」
前世の記憶を理解したルーファスは、自分がかつてプレイした乙女ゲームのラスボスだと気付く。
世界を救うには、死ぬしかない運命だと。
しかし闇の化身として倒されるつもりが、事態は予期せぬ方向へと向かって……?
「オレだけだぞ。他の奴には、こういうことするなよ!」
無表情で無自覚な主人公は、今日も妹と攻略対象を溺愛する。
――待っていろ。
今にわたしが、真の恐怖というものを教え込んでやるからな。
けれど不穏な影があった。人の心に、ルーファスは翻弄されていく。
萌え死と戦いながら、ルーファスは闇を乗り越えられるのか!?
ヒロインは登場しません。
自宅アパート一棟と共に異世界へ 蔑まれていた令嬢に転生(?)しましたが、自由に生きることにしました
如月 雪名
ファンタジー
★2024年9月19日に2巻発売&コミカライズ化決定!(web版とは設定が異なる部分があります)
🔷第16回ファンタジー小説大賞。5/3207位で『特別賞』を受賞しました!!応援ありがとうございます(*^_^*)
💛小説家になろう累計PV1,830万以上達成!!
※感想欄を読まれる方は、申し訳ありませんがネタバレが多いのでご注意下さい<m(__)m>
スーパーの帰り道、突然異世界へ転移させられた、椎名 沙良(しいな さら)48歳。
残された封筒には【詫び状】と書かれており、自分がカルドサリ王国のハンフリー公爵家、リーシャ・ハンフリー、第一令嬢12歳となっているのを知る。
いきなり異世界で他人とし生きる事になったが、現状が非常によろしくない。
リーシャの母親は既に亡くなっており、後妻に虐待され納屋で監禁生活を送っていたからだ。
どうにか家庭環境を改善しようと、与えられた4つの能力(ホーム・アイテムBOX・マッピング・召喚)を使用し、早々に公爵家を出て冒険者となる。
虐待されていたため貧弱な体と体力しかないが、冒険者となり自由を手にし頑張っていく。
F級冒険者となった初日の稼ぎは、肉(角ウサギ)の配達料・鉄貨2枚(200円)。
それでもE級に上がるため200回頑張る。
同じ年頃の子供達に、からかわれたりしながらも着実に依頼をこなす日々。
チートな能力(ホームで自宅に帰れる)を隠しながら、町で路上生活をしている子供達を助けていく事に。
冒険者で稼いだお金で家を購入し、住む所を与え子供達を笑顔にする。
そんな彼女の行いを見守っていた冒険者や町人達は……。
やがて支援は町中から届くようになった。
F級冒険者からC級冒険者へと、地球から勝手に召喚した兄の椎名 賢也(しいな けんや)50歳と共に頑張り続け、4年半後ダンジョンへと進む。
ダンジョンの最終深部。
ダンジョンマスターとして再会した兄の親友(享年45)旭 尚人(あさひ なおと)も加わり、ついに3人で迷宮都市へ。
テイムした仲間のシルバー(シルバーウルフ)・ハニー(ハニービー)・フォレスト(迷宮タイガー)と一緒に楽しくダンジョン攻略中。
どこか気が抜けて心温まる? そんな冒険です。
残念ながら恋愛要素は皆無です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる