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おばあさんが現れる
しおりを挟む「やっほ~」
突然そんな声に後ろを振り向く。
「貴女は…!!」
そこには私に魔法をかけたおばあさんが立っていた。
「どう?
楽しめてる?」
そんなの…
「楽しめてません!!」
「あら、そうなの?」
「魔法を解いてくれませんか?!
もう嫌です!」
私はそう言っておばあさんに懇願した。
するとおばあさんは困ったような表情をしてこう言った。
「あれ、嘘よ。」
は…?
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