将来の義理の娘に夫を寝取られた

無味無臭(不定期更新)

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安心

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「手分けして探しましょう。
きっと私が昔読んだ本はここにあるはずよ。」


私はそう言って探し始める。











「リーラちょっといい?」


「見つかった?」


しばらく探すも目的の本が見つからない。

しかしそんな時エリックが声をかけてきた。

私は期待して振り返る。


「いや、見つかってないんだけど…話したいことがあって。」


エリックがそう言ったので私は一旦探す手を止める。


「ここで話すことじゃないとは思うけど…君に誤解されたままは嫌だから言うね。
僕アイと休憩所から出てきただろう?
だけど…」


「ヤっていないのでしょう?」


私がそう言うとエリックは驚いたように私を見る。


「アイから聞いたわ。
貴方が拒否したからできなかったって。」


「君以外とあそこに入るべきじゃなかった。
僕は君に悪いことをした。」


「私はそれをアイから聞いた時とても安心したの。
あぁ 良かったって。」


「本当…?」


「ええ、本当よ。
だから気にしないで。
私はもう何とも思ってないわ。」


私がそう言うとエリックが急に抱き締めてきた。

ちょっと…ここ図書館!


「エリック…ここではよくないわ。」


「ありがとう リーラ。」


エリックは安堵したように言った。

私も久しぶりの彼の温もりにホッと安心した。
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