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林檎
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予測していたとおり
ほおり投げた林檎は確かな放物線を描いて
川の向こうに消えていった
林檎って重いのね
そう言葉を放った君は
驚くくらい透明だった
まるで僕が見ている事なんて知らないように
残された僕は
前にも後ろにも行けないまま
陽が暮れるまでそこにいた
もう分かっていた事なのに
ほおり投げた林檎は確かな放物線を描いて
川の向こうに消えていった
林檎って重いのね
そう言葉を放った君は
驚くくらい透明だった
まるで僕が見ている事なんて知らないように
残された僕は
前にも後ろにも行けないまま
陽が暮れるまでそこにいた
もう分かっていた事なのに
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