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ハデス
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研究所の外、焼け焦げた建物の数々が火災の凄さを物語る。
アイリスはすぐさま研究所の検問所の前に立つ。
「恐らくやつらはバイクで襲撃するはずだ。その数、八十台以上か」
予測できる。
脳内にイメージできた。
これも『黒魔術』の力なのか。
その予想は的中し、橋の向こうからは、八十台ものバイクに乗るテロリストたちの姿が見えてくる。
彼らから殺意を感じる。
バイクのエンジン音が近づいてくる。
テロリストたちは大型のビームバズーカらしき武器も装備している。
この研究所を完全に焼き払うつもりでいるのだろうか。
あの時に使えた魔法、使えるだろうか。
アイリスは彼らの前に立ち、あの時のように右手を差し出す。
迸れ、黒い稲妻よ。
脳内でイメージするとあの時のように黒い稲妻が全身に走る。
さっきとは違い、稲妻に力強さを感じ、右手には強力な磁場が発生しはじめ、花の絵画を焼いた時と全然違う感覚がある。
強力な稲妻が右手に集中する。
アイリスはイメージしていた。
あの時の閃光、そこから放たれた光線がテロリストを焼き払う光景を。
そう、この技の名前も決めている。
「その五体、無へと消え去れ!『エターナル・ファントム』!」
あの時のようにアイリスの右手が赤い閃光に包まれ、閃光からは光線が拡散し、テロリストたちへと向かう。
複数の血塗られた赤色の光線がテロリストたちのバイクに突き刺さり、車両と人の形を一瞬で焼き払う。
バイク八十台と八十人のテロリストが一瞬で蒸発し、火柱の中へと消えていった。
数秒だった。
たった数秒で生成された必殺攻撃で八十人ものテロリストが一瞬で断末魔もなく、焼き払われたのであった。
イメージ通りの技を繰り出すことができる『黒魔術』の脅威、アイリスは破格の力を使えることに驚愕していた。
この技を使えばあいつらを撃退できる。
何も恐れることはない。
と思いたいが、この力を間違って使えば、恐ろしいことになるかもしれない。
頭の中で多くの疑念が過りながらも、アイリスはバイクの音に近づく。
複座型バイクに乗っているのは、巨漢の黒人男性とあの時に出会った少年であった。
テロリストたちが所有しているビームバズーカを装備している。
テロリストの親玉か?
アイリスはスーツの左袖に隠していたビームトーチの柄を取り出す。
「お前か、『マーヴェリックストライカー』は?」
巨漢の黒人が問う。
「そうだ」
「俺はハデス、『ヴァイル』のリーダーだ。こいつはアルバート、よくぞここまでメンバーを壊滅させてくれたな」
アイリスはハデスを知っていた。
いつだろうか。
反『トランスロイド』主義者の代表格とも言えるハデスがイギリス全土でテロを首謀したことを。
隣の少年はアルバートという名前だった。
自分と同じ未成年であったのか。
アルバートはどこかうれしそうであった。
まるで自分を珍しい記念物のように見ているキラキラしている眼差しであった。
「アルバート、ここから先は俺がやる。お前は見ていろ」
「ハデス、彼女は僕の獲物だ。その前に君が死ぬかもしれない」
「冗談はよせ。俺がやつを殺すのだ」
アイリスはビームトーチの電源を入れる。
赤いビームの刃が形成されていく。
「そんな粗末な武器でやるとはな」
ハデスから殺意を感じる。
『黒魔術』が相手の殺意も感じ取ってくれるだろう。
アイリスがビームトーチを構える時、ロンドンの街並みが脳裏に浮かんだ。
そうだ。
私はロンドンにいた。
脳裏のロンドンでは、ビックベン、曇天の空、そして見覚えがあるかもしれない中年の男女、この二人を知っている。
父と母だ。
どうして今、この記憶が蘇るのか。
道路が蒸発した。
火柱の中で父と母が飲まれた。
死んだのか。
アイリスは、ロンドンに住んでいた。
ロンドンに住んでいた頃、父と母と散歩をしていた時、自爆テロに巻き込まれ、父と母が死に、惨劇の季節を目の当たりにしたのだ。
そしてすべてを察した。
これはこのテロリストたちの仕業であると。
そう、私の過去をズタズタに引き裂いたのは・・・・・・。
アイリスは怒りに震えていた。
この上なくハデスを恨んでいる。
「さあ終わりだ」
ハデスはビームバズーカを抱え、トリガーを引く。
バズーカから放たれた緑の光線、その一閃はかなりの威力を有していた。
アイリスはすぐさま回避する。
しかし背後の研究棟は凄まじい勢いで蒸発する。
「くっ!」
このビームバズーカの威力はいくら『トランスロイド』でも命中すれば黒こげになってしまう。
「ふん、『マーヴェリックストライカー』など大したものではないな」
アイリスの血管は切れそうであった。
必ず引き裂いてやる。
「終わりだ!」
第二射が放たれる。
「バリアーでも展開できれば!」
衝動的に思いついた一言で、アイリスははっと思い浮かぶ。
「これで終わりだ!」
間に合うか。
「間に合え!『スピリットフィールド』!」
アイリスは静かに技を唱えると、紫色の透明なバリアがアイリスを囲い、信じられないことにビームの一撃を跳ね返す。
『黒魔術』をバリアに変換し、バリアを生成する『スピリットフィールド』。
アイリスのイメージ通りになった。
「なんだと!」
ハデスとアルバートは驚愕した。
しかしアイリスはバリアを解除した後にビームトーチの刃をもって、ハデスの右腕を切断しようと切りかかる。
ハデスはビームバズーカを捨て、ナイフを取り出そうとした瞬間、ビームトーチの刃がハデスの右腕に打ち込まれ、焼き裂いた。
「うわああああああああ!」
怒りに燃えたアイリスは、容赦をしないつもりでいた。
その首を切断してやる。
アイリスはビームトーチでハデスに襲い掛かる瞬間、右腕から火花が出ていたことに気づいた。
彼女はうずくまったハデスに一撃を食らわせることを止めた。
この火花は、マイクロマシンの破損によるものだった。
「まさか、『トランスロイド』だったのか?」
アイリスが気づかぬうちにハデスは日本刀で心臓を貫かれてしまう。
「馬鹿な!」
ハデスを殺害したのは、あの少年、アルバートだった。
「味方を殺したのか!」
アルバートは不気味な笑みを浮かべていた。
「その通りだよ、僕とハデスは『トランスロイド』だったのさ」
こいつ、味方を裏切るつもりか。
刀を抜かれたハデスは崩れるように倒れた。
「僕はこの研究所出身の『トランスロイド』だよ。政府は君と僕を極秘に兵器として改造していたのさ」
アルバートの発言が理解できなかった。
「そう、僕らはイギリス政府の『黒魔術』の軍事転用計画『プロジェクトセイルーン』の被験者なんだよ。僕と君、『マーヴェリックストライカー』はデザインベビーだったのさ。アイリス・ワトソン」
アイリスは声を失った。
自分が兵器?
『黒魔術』の軍事転用計画?
『プロジェクトセイルーン』とは?
この少年はどうしてそれだけのことを知っているのか。
「イギリス政府は軍備増強が遅れていた。そこで『トランスロイド』を戦場に投入する計画を画策していたのさ。ある日、異世界の技術『黒魔術』を小型増幅装置で制御できるようになってから、次世代の『トランスロイド』に採用しようと、『トランスロイド』に『黒魔術』を人工的に使えるようにしたのさ。僕と君はそのテストベッターなのさ」
アイリスは信じられなかった。
空白の幼少期、ロンドンからこの研究所に来て数年、これがおとぎ話であると信じたい。
いや、今までここまでテロリストを一人で殺してきたのも、『黒魔術』が使えるのも、アルバートの言っていることと整合性が取れる。
自分は生きた兵器なのだ。
自分は生きた魔術師なのだ。
「どうしてテロなどに?!」
「僕は恨んでいるんだ。この国を、『プロジェクトセイルーン』を、そして君『マーヴェリックストライカー』を!だが、僕は同時に君のことが好きになったのさ、そして君を打ち取ることが僕の生きがいだ!」
異常さを感じる興奮具合だった。
自分と同じ戦闘用『トランスロイド』、同胞と武器を交えた先に何がある。
アイリスはビームトーチを構える。
ハデスの死、『プロジェクトセイルーン』、アルバートなど、アイリスはまだたくさんの疑問を持っている。
しかし今はっきり分かることがある。
アルバートが敵であるという事実だけで十分であった。
にらみ合う二人、時間は流れていく。
アイリスはすぐさま研究所の検問所の前に立つ。
「恐らくやつらはバイクで襲撃するはずだ。その数、八十台以上か」
予測できる。
脳内にイメージできた。
これも『黒魔術』の力なのか。
その予想は的中し、橋の向こうからは、八十台ものバイクに乗るテロリストたちの姿が見えてくる。
彼らから殺意を感じる。
バイクのエンジン音が近づいてくる。
テロリストたちは大型のビームバズーカらしき武器も装備している。
この研究所を完全に焼き払うつもりでいるのだろうか。
あの時に使えた魔法、使えるだろうか。
アイリスは彼らの前に立ち、あの時のように右手を差し出す。
迸れ、黒い稲妻よ。
脳内でイメージするとあの時のように黒い稲妻が全身に走る。
さっきとは違い、稲妻に力強さを感じ、右手には強力な磁場が発生しはじめ、花の絵画を焼いた時と全然違う感覚がある。
強力な稲妻が右手に集中する。
アイリスはイメージしていた。
あの時の閃光、そこから放たれた光線がテロリストを焼き払う光景を。
そう、この技の名前も決めている。
「その五体、無へと消え去れ!『エターナル・ファントム』!」
あの時のようにアイリスの右手が赤い閃光に包まれ、閃光からは光線が拡散し、テロリストたちへと向かう。
複数の血塗られた赤色の光線がテロリストたちのバイクに突き刺さり、車両と人の形を一瞬で焼き払う。
バイク八十台と八十人のテロリストが一瞬で蒸発し、火柱の中へと消えていった。
数秒だった。
たった数秒で生成された必殺攻撃で八十人ものテロリストが一瞬で断末魔もなく、焼き払われたのであった。
イメージ通りの技を繰り出すことができる『黒魔術』の脅威、アイリスは破格の力を使えることに驚愕していた。
この技を使えばあいつらを撃退できる。
何も恐れることはない。
と思いたいが、この力を間違って使えば、恐ろしいことになるかもしれない。
頭の中で多くの疑念が過りながらも、アイリスはバイクの音に近づく。
複座型バイクに乗っているのは、巨漢の黒人男性とあの時に出会った少年であった。
テロリストたちが所有しているビームバズーカを装備している。
テロリストの親玉か?
アイリスはスーツの左袖に隠していたビームトーチの柄を取り出す。
「お前か、『マーヴェリックストライカー』は?」
巨漢の黒人が問う。
「そうだ」
「俺はハデス、『ヴァイル』のリーダーだ。こいつはアルバート、よくぞここまでメンバーを壊滅させてくれたな」
アイリスはハデスを知っていた。
いつだろうか。
反『トランスロイド』主義者の代表格とも言えるハデスがイギリス全土でテロを首謀したことを。
隣の少年はアルバートという名前だった。
自分と同じ未成年であったのか。
アルバートはどこかうれしそうであった。
まるで自分を珍しい記念物のように見ているキラキラしている眼差しであった。
「アルバート、ここから先は俺がやる。お前は見ていろ」
「ハデス、彼女は僕の獲物だ。その前に君が死ぬかもしれない」
「冗談はよせ。俺がやつを殺すのだ」
アイリスはビームトーチの電源を入れる。
赤いビームの刃が形成されていく。
「そんな粗末な武器でやるとはな」
ハデスから殺意を感じる。
『黒魔術』が相手の殺意も感じ取ってくれるだろう。
アイリスがビームトーチを構える時、ロンドンの街並みが脳裏に浮かんだ。
そうだ。
私はロンドンにいた。
脳裏のロンドンでは、ビックベン、曇天の空、そして見覚えがあるかもしれない中年の男女、この二人を知っている。
父と母だ。
どうして今、この記憶が蘇るのか。
道路が蒸発した。
火柱の中で父と母が飲まれた。
死んだのか。
アイリスは、ロンドンに住んでいた。
ロンドンに住んでいた頃、父と母と散歩をしていた時、自爆テロに巻き込まれ、父と母が死に、惨劇の季節を目の当たりにしたのだ。
そしてすべてを察した。
これはこのテロリストたちの仕業であると。
そう、私の過去をズタズタに引き裂いたのは・・・・・・。
アイリスは怒りに震えていた。
この上なくハデスを恨んでいる。
「さあ終わりだ」
ハデスはビームバズーカを抱え、トリガーを引く。
バズーカから放たれた緑の光線、その一閃はかなりの威力を有していた。
アイリスはすぐさま回避する。
しかし背後の研究棟は凄まじい勢いで蒸発する。
「くっ!」
このビームバズーカの威力はいくら『トランスロイド』でも命中すれば黒こげになってしまう。
「ふん、『マーヴェリックストライカー』など大したものではないな」
アイリスの血管は切れそうであった。
必ず引き裂いてやる。
「終わりだ!」
第二射が放たれる。
「バリアーでも展開できれば!」
衝動的に思いついた一言で、アイリスははっと思い浮かぶ。
「これで終わりだ!」
間に合うか。
「間に合え!『スピリットフィールド』!」
アイリスは静かに技を唱えると、紫色の透明なバリアがアイリスを囲い、信じられないことにビームの一撃を跳ね返す。
『黒魔術』をバリアに変換し、バリアを生成する『スピリットフィールド』。
アイリスのイメージ通りになった。
「なんだと!」
ハデスとアルバートは驚愕した。
しかしアイリスはバリアを解除した後にビームトーチの刃をもって、ハデスの右腕を切断しようと切りかかる。
ハデスはビームバズーカを捨て、ナイフを取り出そうとした瞬間、ビームトーチの刃がハデスの右腕に打ち込まれ、焼き裂いた。
「うわああああああああ!」
怒りに燃えたアイリスは、容赦をしないつもりでいた。
その首を切断してやる。
アイリスはビームトーチでハデスに襲い掛かる瞬間、右腕から火花が出ていたことに気づいた。
彼女はうずくまったハデスに一撃を食らわせることを止めた。
この火花は、マイクロマシンの破損によるものだった。
「まさか、『トランスロイド』だったのか?」
アイリスが気づかぬうちにハデスは日本刀で心臓を貫かれてしまう。
「馬鹿な!」
ハデスを殺害したのは、あの少年、アルバートだった。
「味方を殺したのか!」
アルバートは不気味な笑みを浮かべていた。
「その通りだよ、僕とハデスは『トランスロイド』だったのさ」
こいつ、味方を裏切るつもりか。
刀を抜かれたハデスは崩れるように倒れた。
「僕はこの研究所出身の『トランスロイド』だよ。政府は君と僕を極秘に兵器として改造していたのさ」
アルバートの発言が理解できなかった。
「そう、僕らはイギリス政府の『黒魔術』の軍事転用計画『プロジェクトセイルーン』の被験者なんだよ。僕と君、『マーヴェリックストライカー』はデザインベビーだったのさ。アイリス・ワトソン」
アイリスは声を失った。
自分が兵器?
『黒魔術』の軍事転用計画?
『プロジェクトセイルーン』とは?
この少年はどうしてそれだけのことを知っているのか。
「イギリス政府は軍備増強が遅れていた。そこで『トランスロイド』を戦場に投入する計画を画策していたのさ。ある日、異世界の技術『黒魔術』を小型増幅装置で制御できるようになってから、次世代の『トランスロイド』に採用しようと、『トランスロイド』に『黒魔術』を人工的に使えるようにしたのさ。僕と君はそのテストベッターなのさ」
アイリスは信じられなかった。
空白の幼少期、ロンドンからこの研究所に来て数年、これがおとぎ話であると信じたい。
いや、今までここまでテロリストを一人で殺してきたのも、『黒魔術』が使えるのも、アルバートの言っていることと整合性が取れる。
自分は生きた兵器なのだ。
自分は生きた魔術師なのだ。
「どうしてテロなどに?!」
「僕は恨んでいるんだ。この国を、『プロジェクトセイルーン』を、そして君『マーヴェリックストライカー』を!だが、僕は同時に君のことが好きになったのさ、そして君を打ち取ることが僕の生きがいだ!」
異常さを感じる興奮具合だった。
自分と同じ戦闘用『トランスロイド』、同胞と武器を交えた先に何がある。
アイリスはビームトーチを構える。
ハデスの死、『プロジェクトセイルーン』、アルバートなど、アイリスはまだたくさんの疑問を持っている。
しかし今はっきり分かることがある。
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