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復讐計画
4復讐計画
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ゆっくり歯列を割って入ってきた舌が、私の舌をそっと絡めとる。適度に入れてくれるブレス。
彼のくりんとした瞳とほんの一瞬目が合うだけで、頬が熱くなった。
やばい気持ちいい……。
そのままソファに押し倒されて、ルームウェアをめくり上げられる。
永井くんは紅く、硬くなった胸の頂をそっと口に含んで、丁寧に舌で転がす。
じゅるっという蜜音が、脳内を痺れさせる。もう片方はくいっとつままれて、快感に身をよじった。
「ああっ!! んんっ」
「声、かわいい」
「やだっ、……あっ」
いくらなんでもこんなに明るい中じゃ恥ずかしすぎる。私は彼の胸に手を置いてほんの少しだけ押し返した。彼がパッと顔を上げて、覗き込んでくる。
「いやでした?」
「あの、えっと、そうじゃなくて……」
「?」
「は、恥ずかしいの。こんなに明るい中でしたことないから……」
ふーん、といいながら彼は少しだけ口角をあげた。すごく意地悪そうな顔にぞくっとする。「恥ずかしいこと、いっぱいしよ?」
そう言って彼は、ショーツの上からすーっと気持ちのいいところをなぞる。
もうとっくにとろとろになっていたそこは、ショーツの上からでも潤いを感じるほどだろう。
「で、でもっ……あんっ」
ショーツのクロッチを退けて、彼の指が小さな蕾を刺激する。くちっと水音がして余計に恥ずかしさが募る。
「電気つけてしたことないってことでしょ?」
「ないっ、よ!! っんんっ」
イヤイヤと首を振り、それでもやめてくれない。とめどない刺激に身体がビクッと震えた。
「ここでしたい」
「んんっ……だめっ……あああんっ」
ぐっと蜜壺を彼の指が進んでくる。的確に私の感じるところをとらえてぐいっと押されると、腰が浮いた。
「ソファ……よごれ、ちゃうからぁっ」
「いいよ、汚しても」
「らめらって、そんな、のぉ……」
「無自覚」
そう言われて、また唇を塞がれる。さっきよりも激しく舌を絡めてきて、思考が止まる。
いつのまにか着ているものをすべて脱がされて、煌々とした明かりの下で、彼にじっと見つめられていた。
「み、見ないで……」
「花音……」
夜のサブスク契約なんて、一方的に抱かれるだけ。感じる間もないまま、性欲のはけ口になるのだと思っていた。
でも思っていたのと全然ちがう。こんなに甘い時間になるなんて、想像してなかった。「お願い、せめてベッドで……」
「だめ」
彼が避妊具をつけているのも丸見え。それはものすごくセクシーだ。
そそり立った彼自身が、もうすぐ私の中に挿入る。そう思うだけで期待が身体中に駆けめぐる。
「脚、開いて?」
「ううっ……」
顔を背けながらも、そっと脚を開くと、その間に彼が身体を入れてくる。
硬い彼自身が私の脚の間をぬるぬると擦る。小さな蕾にそれが引っかかって気持ちよくて、私は彼の腕をぐっと掴んだ。
「気持ちいい?」
「……んんっ」
コクンと頷くと、硬くなった彼の先端が少しだけ蜜壺を進んでくる。ゆっくり、じっくりと彼との距離が短くなっていく。
「花音の中、あっつ……」
全部入って、ピタッと身体がくっつく。つながっているところはもちろん丸見えだし、水音までいつもよりよく聞こえるような気がする。
「あっあっ……いやっ」
「いやがる割には、気持ち良さそうだよね」
「だって、こんなにされ、たらっ!!」
ぐしゃっ、ぴしゃっという水音。身体のぶつかる音。耳からおかされているようで、身体がどんどん熱くなる。
身体をぐっと起こされたと思うと、彼の上に座るような格好になる。彼がソファの背にもたれると、抱っこされているよう。
なにこれ恥ずかしすぎるよ!! あまりの羞恥に身体を見られないようぎゅっと彼に抱きついた。「これ、やだぁ……」
「いいじゃん、ほら好きなように動いて?」
腰をずんっと持ち上げられてさっきよりも深く奥まで彼が突きささる。
奥の入り口に彼の先端が当たると、目の前がチカチカっとした。
「あああっ、だめぇっ……もうっ」
「いいよ、イく顔見ててあげる」
彼の肩に両手を置いて、イヤイヤと首を振る。それでも突き上げることをやめてくれない。快感がいっぺんに押し寄せてガクガクしながら果てる。のけぞって快感に耐え、お腹の奥がきゅんきゅんと締め付けると、彼の形をしっかりと感じた。
なんとか快感の波を受けとめて、どさっと彼にもたれかかる。はぁはぁと肩で息をしているのにまた抽送が始まって、身体がぶつかる音が激しくなる。
彼のくりんとした瞳とほんの一瞬目が合うだけで、頬が熱くなった。
やばい気持ちいい……。
そのままソファに押し倒されて、ルームウェアをめくり上げられる。
永井くんは紅く、硬くなった胸の頂をそっと口に含んで、丁寧に舌で転がす。
じゅるっという蜜音が、脳内を痺れさせる。もう片方はくいっとつままれて、快感に身をよじった。
「ああっ!! んんっ」
「声、かわいい」
「やだっ、……あっ」
いくらなんでもこんなに明るい中じゃ恥ずかしすぎる。私は彼の胸に手を置いてほんの少しだけ押し返した。彼がパッと顔を上げて、覗き込んでくる。
「いやでした?」
「あの、えっと、そうじゃなくて……」
「?」
「は、恥ずかしいの。こんなに明るい中でしたことないから……」
ふーん、といいながら彼は少しだけ口角をあげた。すごく意地悪そうな顔にぞくっとする。「恥ずかしいこと、いっぱいしよ?」
そう言って彼は、ショーツの上からすーっと気持ちのいいところをなぞる。
もうとっくにとろとろになっていたそこは、ショーツの上からでも潤いを感じるほどだろう。
「で、でもっ……あんっ」
ショーツのクロッチを退けて、彼の指が小さな蕾を刺激する。くちっと水音がして余計に恥ずかしさが募る。
「電気つけてしたことないってことでしょ?」
「ないっ、よ!! っんんっ」
イヤイヤと首を振り、それでもやめてくれない。とめどない刺激に身体がビクッと震えた。
「ここでしたい」
「んんっ……だめっ……あああんっ」
ぐっと蜜壺を彼の指が進んでくる。的確に私の感じるところをとらえてぐいっと押されると、腰が浮いた。
「ソファ……よごれ、ちゃうからぁっ」
「いいよ、汚しても」
「らめらって、そんな、のぉ……」
「無自覚」
そう言われて、また唇を塞がれる。さっきよりも激しく舌を絡めてきて、思考が止まる。
いつのまにか着ているものをすべて脱がされて、煌々とした明かりの下で、彼にじっと見つめられていた。
「み、見ないで……」
「花音……」
夜のサブスク契約なんて、一方的に抱かれるだけ。感じる間もないまま、性欲のはけ口になるのだと思っていた。
でも思っていたのと全然ちがう。こんなに甘い時間になるなんて、想像してなかった。「お願い、せめてベッドで……」
「だめ」
彼が避妊具をつけているのも丸見え。それはものすごくセクシーだ。
そそり立った彼自身が、もうすぐ私の中に挿入る。そう思うだけで期待が身体中に駆けめぐる。
「脚、開いて?」
「ううっ……」
顔を背けながらも、そっと脚を開くと、その間に彼が身体を入れてくる。
硬い彼自身が私の脚の間をぬるぬると擦る。小さな蕾にそれが引っかかって気持ちよくて、私は彼の腕をぐっと掴んだ。
「気持ちいい?」
「……んんっ」
コクンと頷くと、硬くなった彼の先端が少しだけ蜜壺を進んでくる。ゆっくり、じっくりと彼との距離が短くなっていく。
「花音の中、あっつ……」
全部入って、ピタッと身体がくっつく。つながっているところはもちろん丸見えだし、水音までいつもよりよく聞こえるような気がする。
「あっあっ……いやっ」
「いやがる割には、気持ち良さそうだよね」
「だって、こんなにされ、たらっ!!」
ぐしゃっ、ぴしゃっという水音。身体のぶつかる音。耳からおかされているようで、身体がどんどん熱くなる。
身体をぐっと起こされたと思うと、彼の上に座るような格好になる。彼がソファの背にもたれると、抱っこされているよう。
なにこれ恥ずかしすぎるよ!! あまりの羞恥に身体を見られないようぎゅっと彼に抱きついた。「これ、やだぁ……」
「いいじゃん、ほら好きなように動いて?」
腰をずんっと持ち上げられてさっきよりも深く奥まで彼が突きささる。
奥の入り口に彼の先端が当たると、目の前がチカチカっとした。
「あああっ、だめぇっ……もうっ」
「いいよ、イく顔見ててあげる」
彼の肩に両手を置いて、イヤイヤと首を振る。それでも突き上げることをやめてくれない。快感がいっぺんに押し寄せてガクガクしながら果てる。のけぞって快感に耐え、お腹の奥がきゅんきゅんと締め付けると、彼の形をしっかりと感じた。
なんとか快感の波を受けとめて、どさっと彼にもたれかかる。はぁはぁと肩で息をしているのにまた抽送が始まって、身体がぶつかる音が激しくなる。
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