仙&銀河Dr.ナナ(S77)

37ダブルデート 思わぬ展開

今日は土曜日、いよいよ
ダブルデートの時がやってきた。

今回はちょと不安だったので昨日、
大に会って、

「大にテクニックはいらないから、
真心勝負でいくから」

「真心勝負って？」

「それは大が、誰よりも綾香がすきでどんな事からも、大が綾香を守ってやる」

「例え交際を断られても、困ったことがあったら言ってきな、守ってやる」

「こんな意気込みで行けば、
きっと上手くいくよ。
後は俺の話しに合わせてくれ」

と方向を示といた。


今日は11時30分集合だったので、
大には30分前の11時に来るよう、
言ってある、

だから俺は11時前に着き、
大はもう来てるだろうと、
中をのぞくと、まだきてない。

アイツ大丈夫かなと思いながら、
まあ待つしか無いかと開き直った。

15分位して慌てて大が入ってきた、

「仙、遅れてすまん」俺は

「大、落ち着け
　遅刻した訳じゃ無いから」

「わかった。」

と言い椅子に座り深呼吸を２回した、

「大、最初は顔見知りなんだから
　挨拶たけでいいぞ、
　後は俺が展開をつくる、
それから付き合ってくれ
とは絶対言うな、
断るチャンスを与えるからな。」

すると入り口から、美雪と綾香が
　こっちを見で笑いながらきた。

俺は、2人に座って貰い
大に美雪を紹介「俺の彼女」

そっちは知り合いだたつたな、
取り敢えず、安田大貴と矢野綾香だ。

すると大が
「矢野さん、久しぶり元気にしてた？」

と聞くと、
「元気よ、それより大ちやんこそ柔道頑張ってるの、」

大が
「それが、仙に振り回されて、柔道にみがはいらねーんだ」

「大、迷惑してんのは俺だ」

と言いながら、
大その調子と、ニヤリとする。

俺は、
「綾香、大は中学生から少しは、成長したのか？」

「身体はね。」
俺は
「体だけか、やっぱりな」

大は
「勘弁してくれよ、俺中坊かよ！」
と良いリアクションをした。

そこで美雪が
「何かオーダーした？」

「未だだ、皆んな頼もーぜ」
俺はハンバーグ定食、他の人も
それぞれ好きな物を頼んでいた、

大は何かといえば、豚の生姜焼き定食とスパゲティナポリタンで
俺は
「中坊にしちや多くねぇ。」
大は
「体は大人なんだぞ」
と絶好調だ。

「美雪達は進路はどうすの？」　
美雪は
「地元の大学か公務員」

「私はバスケを続たいので
              その系の大学ね」」
綾香は
「大ちゃん、と仙は？」

「2人とも俺のこと大と呼んでくれ、
 俺も綾香、美雪と呼ぶから、
進路は柔道有名大学か警察庁だな」

俺は
「どっかで聞いた台詞だけど、
                   思い出せないなー」

「大、カッコいいなー
        決めたら教えてね」
「綾香、1番最初に教えるよ、
俺について来い、俺が守ってやる。」
と決めた。　

俺と美雪は顔をみ合わせ、
                  あんぐりした。

俺は美雪に耳打ちした、
「こりゃ俺達いらなかったかも」
「多分ね。」

1時間ほど付き合ったけど、
    そろそろ解散しようと、

俺と美雪は席を立ったが

大と綾香は、未だ話しがあるらしく店に残った。

帰りに、
「美雪、どこか行きたい所ある？」
「そうねーゲーセンかな」 

「今から行くか。」と俺言うと
「仙、ゴー、ゴー」と叫んだ！