仙&銀河Dr.ナナ(S77)

Eisin

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27 トリプルデート 2

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皆んながメニュウを見てる間に、
俺のハンバーグが運ばれてきた、

それを見て弥生が
「仙、昼ごはん食べてないの?」

と聞くと、
「ご飯は食べてない、

たべたのは、パンだ。」

と答えると弥生は
「良く食べれる事。」
と呆れていた。 

各自ジースなど飲み物を頼み、
それらがくる前には、
俺は食べ終わってた。

そして彼奴の様子を伺うと、
どうもよそよそしく会話も
あまり進んでない様子がしたので、

俺は
「天と明日美は同級生なので、
今日からお互い名前を、
呼び捨てにしろ。翼と桜は、
桜ちゃんと翼と呼び
会話はタメ口で行こう。
敬語は100円罰金、俺が徴収する。」

と澄まし顔で言うと、
一斉に突っ込んできた、
「何で仙に100円が行くの!」

と、俺の狙い通りに返ってきた、
「100円は冗談で、
 期待通りの突っ込みでした。」

一瞬で前の話を認めさせる、高等テクニックである。 
更に俺は
「桜から、好きな芸能人、
ミュージシャン、漫画、スポーツ、
嫌いな有名人を1人、
座ったままいってくれ。

2番目は翼、明日美、天の順で
相手の好みが分かれば、
話やすくなるだろ。」

と奴等を誘導した。 
そして、桜から始めて、
それなりにツッコミをいれたり、
同調したりで結構みんな
楽しんでいた、

最後に天が好きな芸能人で、
綾瀬はるかを挙げた時、

俺は突然
「それは困る、あのオッパイは
俺のもんだ!他にかえてくれ!」

と叫んだ。皆んな大笑いした。
これはマジなんだけどと、
思いつつその場を流した。

最後にLINE交換して、
ボーリング場へ向かった。

歩いて5~6分で着く距離で、
俺も皆んなと一緒、自転車を
押して歩いた。

前の4人はすっかり、
意気投合してるみたいで、安心した。 

横で歩いてた弥生に、
「ここまでは順調にきてるよな?」
と聞くと、

「最高に順調だよ、
仙は凄く役に立ってるよ」
とお褒めの言葉をいただいた。 

そして目的地に着き、
二階のボーリング場へと

上がって行った、そして周りを
見わたすと、土曜日だからかも
しれないが、お客さんが普段より
多い気がした。レーンが7割位

埋まっているではないか、
あいてる2レーンをとって、

シューズを借り向かおうとした所、
何と2レーン手前に、
あの山本達が女の子連れでいる
ではないか。ここは知らん
振りしとこうと、真っ直ぐ
自分のレーンに向かった。

左に天と明日美と弥生で右に俺と
桜と翼のメンバーでスタートした。
結構和気藹々でいい雰囲気
だったのに、

突然背後から「仙!」
と大きな声がきこえた。
俺が振り返ると、太っちょ大が
相棒を連れて立っていた、

それと山本も俺に気づいた。
俺は桜と翼に、
「俺の分も投げていてくれ。」
と頼んで 大 の方に近っいて、

「ボーリング場で安田大は、
似合わねーぞ」と言うと、
大が「俺がボーリングなんか、
するわけねーよ、下のスポーツ
店にいたら、知った顔が、
上がっていったんでちょと、
覗いてみようと思ったんだ。」
と答えた。 

そこに、
山本が割り込んできて、

「仙さん!
ボーリングきてたんですか?」
と聞いてきた。

俺は面倒な展開になってきたと、
思いながら俺は
「気付いてたけど、女の子連れ
だったんで、気を遣って。」

と言った、すると今度は、
大が
「山本じゃねーか、
 仙を知ってるのか。」

と聞くと山本が

「安田さんだったんですか、
俺は仙さんの弟分です。
安田さんこそどんな関係ですか?」
と聞きかえすと大は
 
「俺は5分の兄弟だ。」と答えた。
2人の会話をきいて俺は頭を抱えた、
そして何人兄弟がいるんだ、

山﨑仙太郎をいれたら、
男だけで4人か まあいいかと、
あきらめた。

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