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22 メンバー発表と本番スタート
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ゴールした後5分位経って、
キャプテン石井が阪元の所に
近づき、何区を走りたいか、
希望を聞いていた。
そして、
田代のところに報告に行った。
そして、石井は
「今から田代先生が
メンバーを発表するから、
ここに集まってくれ!」
と少し大きな声で言った。
みんなが集まると、
田代がゆっくりとやってきて、
「みんな今日はお疲れさん。
今から今日の結果を踏まえて
メンバーを発表する。
1区(10km)武田天、
2区(3km)有吉司、
3区(8.1km)宮内潤一、
4区(8.08km)石井昇太、
5区(3km)坂井光樹、
6区(5km)阪元翼、
7区(5km)長尾仙、
以上7名で望もうと思う。
例年だと8位以内を目指すのだが、
今年は5位以内を狙える布陣
になってるから頑張ってくれ。
そして、選ばれなかった3人も
補欠として備えてくれ。」
と田代は自信有りげに言った。
その後はキャプテン石井が
「今日はこれで解散する。
車に乗ってくれ。日曜日に、
この10人は6時30分までに
部室に来てくれ。
車で現場迄行くから。
応援は各自で直接行ってくれ。」
と言ってみんなを
車に乗せ学校へ帰った。
そして、
着替えて帰ろうとした時、
天が
「仙、俺今日自己新で走ったのに
2着かよ。どうなってるんだよ?」
と俺に尋ねた。
「天、お前は悪くねーよ。
俺が異常なんだ。カミナリ
に打たれて体が狂っているんだ。」
と答えると、
「本当かよ。まぁいいや。
今度の日曜日、頑張ろうぜ!」
と天が言ったので、俺は
「任せとけ!」
とガッツポーズで応えた。
俺は、田所さんのピンチヒッター
でその分はキッチリ、
と走らないと、
自分に言い聞かせる!
何だって良いや。
3件目の陸上の相談を遂行
するのみである、
と思って自転車に乗り、
帰路についた。
土曜日は家でナナと勉強を
したり、マンガ本を読んだり、
ゆっくり過ごして明日に備えた。
そして、日曜日になり、
朝5時半に起き、歯磨き、
洗顔、朝食などを済まし、
ちょっと早いかな?と
思いつつ6時には家を出た。
日曜の朝は車も少なく、
軽く30分位で学校に着き、
部室に行くと、すでに5~6人
が居て少し緊張した様子だったが、
着替えも済んでいた。
「おはよう。」
と挨拶すると、
「おはよう!仙、今日は7区を
任せたからな!かっこよく決め
てくれ!頼むぞ!」
と3年生の宮内が言ったので、
「了解でーす!」
と敬礼をした。
俺もユニフォームに着替えて
ジャージを羽織って車の方へ向かった。
6時45分までには車に乗った。
見渡すと、みんな乗っていたので、
俺が最後で、少しバツが悪かった。
1区が8時スタートと早いので、
すぐに出発した。
途中で3区と2区で走る2人を降ろし、
スタート地点に着くと
みんな降りて、天のスタート
を見守ることにした。
8時5分前には30人位の
高校生がスタート地点に集まり、
スタートの合図を待った。
なんだか見ている
俺たちまで緊張してきた。
いよいよ、
8時になりピストルの音で
スタートが切られた。
天は10位位に付けていて
好位置につけていた。
キャプテン石井が阪元の所に
近づき、何区を走りたいか、
希望を聞いていた。
そして、
田代のところに報告に行った。
そして、石井は
「今から田代先生が
メンバーを発表するから、
ここに集まってくれ!」
と少し大きな声で言った。
みんなが集まると、
田代がゆっくりとやってきて、
「みんな今日はお疲れさん。
今から今日の結果を踏まえて
メンバーを発表する。
1区(10km)武田天、
2区(3km)有吉司、
3区(8.1km)宮内潤一、
4区(8.08km)石井昇太、
5区(3km)坂井光樹、
6区(5km)阪元翼、
7区(5km)長尾仙、
以上7名で望もうと思う。
例年だと8位以内を目指すのだが、
今年は5位以内を狙える布陣
になってるから頑張ってくれ。
そして、選ばれなかった3人も
補欠として備えてくれ。」
と田代は自信有りげに言った。
その後はキャプテン石井が
「今日はこれで解散する。
車に乗ってくれ。日曜日に、
この10人は6時30分までに
部室に来てくれ。
車で現場迄行くから。
応援は各自で直接行ってくれ。」
と言ってみんなを
車に乗せ学校へ帰った。
そして、
着替えて帰ろうとした時、
天が
「仙、俺今日自己新で走ったのに
2着かよ。どうなってるんだよ?」
と俺に尋ねた。
「天、お前は悪くねーよ。
俺が異常なんだ。カミナリ
に打たれて体が狂っているんだ。」
と答えると、
「本当かよ。まぁいいや。
今度の日曜日、頑張ろうぜ!」
と天が言ったので、俺は
「任せとけ!」
とガッツポーズで応えた。
俺は、田所さんのピンチヒッター
でその分はキッチリ、
と走らないと、
自分に言い聞かせる!
何だって良いや。
3件目の陸上の相談を遂行
するのみである、
と思って自転車に乗り、
帰路についた。
土曜日は家でナナと勉強を
したり、マンガ本を読んだり、
ゆっくり過ごして明日に備えた。
そして、日曜日になり、
朝5時半に起き、歯磨き、
洗顔、朝食などを済まし、
ちょっと早いかな?と
思いつつ6時には家を出た。
日曜の朝は車も少なく、
軽く30分位で学校に着き、
部室に行くと、すでに5~6人
が居て少し緊張した様子だったが、
着替えも済んでいた。
「おはよう。」
と挨拶すると、
「おはよう!仙、今日は7区を
任せたからな!かっこよく決め
てくれ!頼むぞ!」
と3年生の宮内が言ったので、
「了解でーす!」
と敬礼をした。
俺もユニフォームに着替えて
ジャージを羽織って車の方へ向かった。
6時45分までには車に乗った。
見渡すと、みんな乗っていたので、
俺が最後で、少しバツが悪かった。
1区が8時スタートと早いので、
すぐに出発した。
途中で3区と2区で走る2人を降ろし、
スタート地点に着くと
みんな降りて、天のスタート
を見守ることにした。
8時5分前には30人位の
高校生がスタート地点に集まり、
スタートの合図を待った。
なんだか見ている
俺たちまで緊張してきた。
いよいよ、
8時になりピストルの音で
スタートが切られた。
天は10位位に付けていて
好位置につけていた。
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