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17 仙の戦い方とナナのこれからの計画
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さらに、
「今までは俺の強さと
戦い方を知らないから
簡単に倒せたが、相手が
ボディーに何か入れて
守ってきたら、
また戦い方を変えないと
いけないんだよ。」
と俺は付け加えた。
拓真は
「仙も色々と考えているんだ。
大変だなー。」
と感心した。それから俺は
「ナナに聞きたいんだけど。」
とナナに話しかけた。
「なーに?」
「ナナは相手がお腹に
何か入れてたら分かる?」
「分かるわよ。
体の表面温度が変わるから。」
「なるほど!」
と俺は、納得し安心した。
拓真は「何?今、ナナと会話してたの?すごい場面を見たなー。感動した。」
と嬉しそうに言った。
俺は
「ナナは拓真のこと、
いつも褒めてるんだぜ。
きっと良い政治家になるって。」
と伝えると拓は喜んで
俺に向かって手を振り
「ナナさーん、ありがとう!」と言った。
俺は慌てて
「拓やめろよ。人に見られたら
変な関係に見られぜ。」
と抑制した。
(ナナと拓真のテレパシー)
すると、ナナがテレパシーで
何かを言った。
『拓君いつも仙を助け、
理解してくれてありがとうね。
拓君は大局を見る眼と判断力が
あるから、立派な政治家に
なれると思うわ。
返事はテレパシーで送ってね。』
すると、拓が突然目を瞑って、
何か念じ始めた。
『ナナさん、
あなたに認められたのが
1番嬉しいです。
俺も仙も頑張りますので、
今まで通り見守ってください。』
『了解よ。これで拓君とも
ホットラインができたわね。』
すると、拓真は目を開けて
ガッツポーズをした。
俺は
「どうかしたのか?」
と尋ねると、
「いや、なんでもない。」
と拓は笑いながら答えた。
話が終わり、
帰ることにし廊下に出ると、
放課後の校舎は静かで人の声も足音もしなかった。
シーンとしていて、
俺は息苦しくなり、
足早に外に出た。
見渡してグラウンドでは
野球部や陸上部、テニス部
などの声がして、体育館では
バスケ部やバレー部の元気な声
が聞こえてきて、やっといつもの
学校の姿に生き返った気がした。
そして、拓真と別れて、
自転車で家路につきながら、
ナナに呼びかけた。
(俺とナナの会話)
「ナナ、俺こんな喧嘩ばかり
してて良いんだろうか?」
「良いと思うわ。今は友達を助け、
悪い奴らをやっつける。そして、
彼等を少しでも更生させ、
良い人生を歩ませる。
それは立派な事だと思うわ。
そして、それが仙の将来の
大きな財産になるのよ。
一挙三得じゃない。」
「ナナ、そうだね。
俺そのまま突っ走るよ。」
「脱線しそうな時は私が
ブレーキかけるから、大丈夫よ。」
「了解、ナナ。」
「仙、私の計画聞いてくれる?」
「何だい?聞くよ。」
「私が帰るまでのあと8年で、
仙を参議院に、拓君を衆議院に、
送り込む準備をしたいの。
そして、颯人は医師会から
2人を支えて、3人で
人類滅亡を救って欲しいの。」
「地球滅亡もだろう!そして、
俺は良いけど、拓真と颯人は
強制できないしなー。」
「仙、地球は滅亡しないの。
自浄作用があって、
火山の爆発とか地震、
台風など自然現象で調整
しているのよ。そして、
拓真と颯人の事は私に任せて。」
「任せてって、
どうやって話すんだよ?」
「テレパシーよ。拓真とはすでに
ホットラインがあるのよ。」
「拓真のやつ、
いつの間にかやってくれるねー!」
「颯人もいずれ作るわ。
本人の了承を取ってね。」
「颯人だけど、
俺等は医者の息子
だから、医者と決め付けてるが
本当に医者になる気あるのかなー」
「それも、私が聞いてみるわ」
「今までは俺の強さと
戦い方を知らないから
簡単に倒せたが、相手が
ボディーに何か入れて
守ってきたら、
また戦い方を変えないと
いけないんだよ。」
と俺は付け加えた。
拓真は
「仙も色々と考えているんだ。
大変だなー。」
と感心した。それから俺は
「ナナに聞きたいんだけど。」
とナナに話しかけた。
「なーに?」
「ナナは相手がお腹に
何か入れてたら分かる?」
「分かるわよ。
体の表面温度が変わるから。」
「なるほど!」
と俺は、納得し安心した。
拓真は「何?今、ナナと会話してたの?すごい場面を見たなー。感動した。」
と嬉しそうに言った。
俺は
「ナナは拓真のこと、
いつも褒めてるんだぜ。
きっと良い政治家になるって。」
と伝えると拓は喜んで
俺に向かって手を振り
「ナナさーん、ありがとう!」と言った。
俺は慌てて
「拓やめろよ。人に見られたら
変な関係に見られぜ。」
と抑制した。
(ナナと拓真のテレパシー)
すると、ナナがテレパシーで
何かを言った。
『拓君いつも仙を助け、
理解してくれてありがとうね。
拓君は大局を見る眼と判断力が
あるから、立派な政治家に
なれると思うわ。
返事はテレパシーで送ってね。』
すると、拓が突然目を瞑って、
何か念じ始めた。
『ナナさん、
あなたに認められたのが
1番嬉しいです。
俺も仙も頑張りますので、
今まで通り見守ってください。』
『了解よ。これで拓君とも
ホットラインができたわね。』
すると、拓真は目を開けて
ガッツポーズをした。
俺は
「どうかしたのか?」
と尋ねると、
「いや、なんでもない。」
と拓は笑いながら答えた。
話が終わり、
帰ることにし廊下に出ると、
放課後の校舎は静かで人の声も足音もしなかった。
シーンとしていて、
俺は息苦しくなり、
足早に外に出た。
見渡してグラウンドでは
野球部や陸上部、テニス部
などの声がして、体育館では
バスケ部やバレー部の元気な声
が聞こえてきて、やっといつもの
学校の姿に生き返った気がした。
そして、拓真と別れて、
自転車で家路につきながら、
ナナに呼びかけた。
(俺とナナの会話)
「ナナ、俺こんな喧嘩ばかり
してて良いんだろうか?」
「良いと思うわ。今は友達を助け、
悪い奴らをやっつける。そして、
彼等を少しでも更生させ、
良い人生を歩ませる。
それは立派な事だと思うわ。
そして、それが仙の将来の
大きな財産になるのよ。
一挙三得じゃない。」
「ナナ、そうだね。
俺そのまま突っ走るよ。」
「脱線しそうな時は私が
ブレーキかけるから、大丈夫よ。」
「了解、ナナ。」
「仙、私の計画聞いてくれる?」
「何だい?聞くよ。」
「私が帰るまでのあと8年で、
仙を参議院に、拓君を衆議院に、
送り込む準備をしたいの。
そして、颯人は医師会から
2人を支えて、3人で
人類滅亡を救って欲しいの。」
「地球滅亡もだろう!そして、
俺は良いけど、拓真と颯人は
強制できないしなー。」
「仙、地球は滅亡しないの。
自浄作用があって、
火山の爆発とか地震、
台風など自然現象で調整
しているのよ。そして、
拓真と颯人の事は私に任せて。」
「任せてって、
どうやって話すんだよ?」
「テレパシーよ。拓真とはすでに
ホットラインがあるのよ。」
「拓真のやつ、
いつの間にかやってくれるねー!」
「颯人もいずれ作るわ。
本人の了承を取ってね。」
「颯人だけど、
俺等は医者の息子
だから、医者と決め付けてるが
本当に医者になる気あるのかなー」
「それも、私が聞いてみるわ」
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*小説家になろう、カクヨムにも、投稿しています。
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