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6 ストーカー退治
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「後で携帯で動画を撮って貰うかもしれない。ケンカには関わるな。絶えず俺の後ろにいてくれ。」
と俺が言った。
「解った、任せる」
と拓が返した。
まもなく公園に着くと、
道路の隅に高校生がたむろしていた。
俺は、
「颯人、美葉、弥生の3人はここに居てくれ。俺と拓で話つけてくる。」と言って、自転車とカバンを置き、その時(素早くカバンの中から、紐を取り出してズボンのポケットに入れた)。
そして、3人に向かって歩いて行った。
「拓、最初からスマホで動画を撮ってよ。」
「了解。」と拓は言い、動画を撮り始めた。
「ナナ、スピード・パワーをレベル3でお願い!」
と俺が囁くと
「解ったわ。でも、あまり怪我させないでね。」
とナナがつぶやいた。
そして、彼等に近づき、
「お前ら、俺に用があるんだって?
小池美葉(よしは)にそう言ったんだう。ストーカーさんよ。」
そう言って少し煽ると、3人の内の1人が、
「この野郎!ふざけやがって!」
と言いながら、殴りかかってきた。
右のストレートが
らスローモーションでやってくる。
俺は左腕で、軽く払って、相手のボディブローに軽く右を打った。
すると、そいつはその場にうずくまった。
それを見た2人が
同時に襲ってきたが、
軽くかわしながら、
ボディにセーブしたパンチを
2発ずつ打ち込んだ。
すると、
2人とも膝を落としてうずくまった。
そして、俺は拓を見て言った。
「どいつが美葉ストーカーなのか聞いて無かったよ。知ってる?」
拓は首を横に振りながら、
「聞いてないよ。」と言った。
そこで、俺は
「こいつらに聞いてみよう。ストーカーは誰か?」
と拓に言った。
そして、3人に向かって
「お前らの中でストーカーはだれだか指をさしてみろ。違うやつは帰ってよし。」
と言うと、2人が、最初に殴ってきた奴を指差して逃げて行った。
本物のストーカーも起き上がって帰ろうとしたので、
「お前はダメだ。美葉に謝って、今後近づかないことを約束しろ!」
と俺は言った。
「そんな事するか!」
とストーカー野郎が答えると、拓が野郎に近づいて言った。
「お前正気か?仙は手加減してボディしか打ってないのに、本気で怒らせてどうするの!俺知らないよ。」
すると、ストーカー野郎は、
「解ったよ。謝るから許してくれ、仙さん!」
と怯えた様子言った。
「それじゃ、一件落着!さっさと謝って水に流そう。」
と野郎Aを美葉の所へ連れて行き、
「こいつが美葉に謝りたいんだって。」 と俺は言った。
野郎Aを美葉の前に立たせて、
「ハイ、スタート!」
と号令をかけると、
「仙さんの彼女とも知らずちょっかいを出してすいません。二度と近づきませんので、許してください!」
と、野郎Aは頭を下げた。
「いいわ。許してあげる。」
と美葉は初めて笑顔で言った。
「もう帰っていいぞ。それから、A君よ、BとCには今日の事は忘れるように言っとけよ。」
と俺が言うと、拓真がツッコミを入れた。
「A、B、Cかよ!名前覚える気ねぇのかよ!」
「簡単で覚えやすい愛称じゃん!」
と俺が言うと、
みんなクスクス笑っていた。
そして、美葉が、
「弥生、仙拓颯コンビ!相談して本当に良かったわ!お陰で最高の結果が得られたわ。
例え、先生に言っても、
どうにもならなくて、
泣き寝入りするしか無いと思うの。
そう言う意味でも悩み相談クラブは必要だと思う。
例え解決できなくても、
友達の悩みに真剣に向き合う事が
大事だと思うわ!私もみんなの仲間に入り、手伝いがしたくなったわ。
ヨロシクね!」
と俺が言った。
「解った、任せる」
と拓が返した。
まもなく公園に着くと、
道路の隅に高校生がたむろしていた。
俺は、
「颯人、美葉、弥生の3人はここに居てくれ。俺と拓で話つけてくる。」と言って、自転車とカバンを置き、その時(素早くカバンの中から、紐を取り出してズボンのポケットに入れた)。
そして、3人に向かって歩いて行った。
「拓、最初からスマホで動画を撮ってよ。」
「了解。」と拓は言い、動画を撮り始めた。
「ナナ、スピード・パワーをレベル3でお願い!」
と俺が囁くと
「解ったわ。でも、あまり怪我させないでね。」
とナナがつぶやいた。
そして、彼等に近づき、
「お前ら、俺に用があるんだって?
小池美葉(よしは)にそう言ったんだう。ストーカーさんよ。」
そう言って少し煽ると、3人の内の1人が、
「この野郎!ふざけやがって!」
と言いながら、殴りかかってきた。
右のストレートが
らスローモーションでやってくる。
俺は左腕で、軽く払って、相手のボディブローに軽く右を打った。
すると、そいつはその場にうずくまった。
それを見た2人が
同時に襲ってきたが、
軽くかわしながら、
ボディにセーブしたパンチを
2発ずつ打ち込んだ。
すると、
2人とも膝を落としてうずくまった。
そして、俺は拓を見て言った。
「どいつが美葉ストーカーなのか聞いて無かったよ。知ってる?」
拓は首を横に振りながら、
「聞いてないよ。」と言った。
そこで、俺は
「こいつらに聞いてみよう。ストーカーは誰か?」
と拓に言った。
そして、3人に向かって
「お前らの中でストーカーはだれだか指をさしてみろ。違うやつは帰ってよし。」
と言うと、2人が、最初に殴ってきた奴を指差して逃げて行った。
本物のストーカーも起き上がって帰ろうとしたので、
「お前はダメだ。美葉に謝って、今後近づかないことを約束しろ!」
と俺は言った。
「そんな事するか!」
とストーカー野郎が答えると、拓が野郎に近づいて言った。
「お前正気か?仙は手加減してボディしか打ってないのに、本気で怒らせてどうするの!俺知らないよ。」
すると、ストーカー野郎は、
「解ったよ。謝るから許してくれ、仙さん!」
と怯えた様子言った。
「それじゃ、一件落着!さっさと謝って水に流そう。」
と野郎Aを美葉の所へ連れて行き、
「こいつが美葉に謝りたいんだって。」 と俺は言った。
野郎Aを美葉の前に立たせて、
「ハイ、スタート!」
と号令をかけると、
「仙さんの彼女とも知らずちょっかいを出してすいません。二度と近づきませんので、許してください!」
と、野郎Aは頭を下げた。
「いいわ。許してあげる。」
と美葉は初めて笑顔で言った。
「もう帰っていいぞ。それから、A君よ、BとCには今日の事は忘れるように言っとけよ。」
と俺が言うと、拓真がツッコミを入れた。
「A、B、Cかよ!名前覚える気ねぇのかよ!」
「簡単で覚えやすい愛称じゃん!」
と俺が言うと、
みんなクスクス笑っていた。
そして、美葉が、
「弥生、仙拓颯コンビ!相談して本当に良かったわ!お陰で最高の結果が得られたわ。
例え、先生に言っても、
どうにもならなくて、
泣き寝入りするしか無いと思うの。
そう言う意味でも悩み相談クラブは必要だと思う。
例え解決できなくても、
友達の悩みに真剣に向き合う事が
大事だと思うわ!私もみんなの仲間に入り、手伝いがしたくなったわ。
ヨロシクね!」
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