百合斬首~晒しな日記~

ミケとポン太

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第4章 更なる戦い

第489話 ゲーム会場へようこそ129

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 だが、順調に勝ち進んでいる時こそ、慢心を生み、やがてはそれが命取りとなるー
 エリカにとっては、その相手がカヤだったということだ。
 カヤは、生粋の暗殺者ー当然ながら、単なる運動能力の優劣だけでどうにかなる相手ではない。
 だが、エリカはまだ、彼女がどういう相手か理解していなかった。
 ゆえに、その首を落とされることになるー

 ーく、苦しい・・・ー
 エリカの豊満な双丘が、カヤの顔を覆い尽くしている。ゆえに思うように呼吸ができず、まさに「エリカの胸に溺れかけている」状態だった。
「おおっと、スイマセン」
 エリカが今気が付いたかのようにー本当は意図的にやっていたのだがーカヤから体を離した。
「・・・アンタ、わざとやってるでしょ?」
 カヤがジト目になってエリカを睨みつける。
「イエイエ、そんなことアリマセンヨ」
 エリカは否定するが、その表情や仕草から、故意にやっていることは明らかだった。
「ふん、まあいいわ・・・今の分は戦いの中でたっぷりと返してもらうから」
 二人とも、まだ絶頂を迎えてはいない。擬体を纏うためには、まだまだ情事を重ねる必要があった。
「今度は、私が下にナリマスネ」
 エリカはカヤの隣に仰向けになった。
「まだまだ、これからデスヨ」
 カヤは、仰向けになったエリカの上に跨った。お互いの股間がちょうど密着する位置に腰を下ろす。
 改めてエリカの上半身を見下ろしてみた。
 およそ高校生徒は思えない豊満な体は、先ほどまで押しつけられていたことから十分に堪能している。カヤが今まで相手をしてきた中でも最も「いい女」なのは疑いの余地は無い。
 エリカの白い喉に、刃をめり込ませる自分の姿を想像する。それだけで、下半身が熱く疼き出す始末だった。
 ーこの美しい女の首をもらいたいー
 カヤは、エリカの体に倒れ込むようにして体を押しつけた。だが、身長差のためか、エリカの胸元くらいにしか頭が届かなかった。
 ー・・・また、胸かー
 エリカの柔らかい胸の感触を再び味わいながら、その乳首に舌を這わせてみた。
「・・・オオウ」
 エリカが鼻にかかったような声を上げる。それがますます、カヤを刺激していった。
 軽く乳首に歯を立ててみる。もちろん、今の段階では傷つけるつもりはない。
「オウ・・・オウ・・・」
 エリカが目を閉じて身をよじる。
「ハアハア・・・カヤサン、私のおっぱい、たくさん味わってマスネ」
 自分の胸にしゃぶりつく恰好のカヤの頭を、まるで乳飲み子のように優しく撫でながら、エリカは囁きかける。
「カヤサン・・・あなた最高デス」
 カヤの卑猥な舌遣いの音とエリカの悶え声が、淫靡な空間を作り出す。その先に待つのはお互いの命を懸けた戦いだというのにー
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