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第4章 更なる戦い
第482話 ゲーム会場へようこそ122
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殺しは過去に何度も行ってきたー今更殺害それ自体には何の感傷も湧いたりしない。ただ家から命じられた相手を始末し続けて来ただけだ。
だが、人の首そのものを斬るという行為は、今まで行ったことはなかった。
この大会にて、初めて戦った相手は、まだ現実もろくにわかっていないような馬鹿だった。そもそも、自分が一度死んだということさえよくわかっておらず、この大会ですらドッキリの一種だろうと思っていたくらいだ。
そんな馬鹿をレイプし、無理やり戦いの場に引きずり込んだものの、まるで勝負にならないーなるわけがなかった。
勝負はほぼ一瞬で決まったーだが、そいつは負ければどうなるかということもよくわかっていなかったようで、やれ自分をレイプしただのなんだのと騒ぎ散らしているばかりだった。
そもそも、大会の開会式で参加者全員に対して、一応説明があったはずなのだが、この馬鹿はろくに聞いていなかったか、理解していなかったのだろう。
はっきり言って、どこまでも馬鹿な奴だった。
これから首を刎ねられるというのに、未だに自分をレイプしたカヤを非難し、さらには警察に訴えると喚き散らす馬鹿に、それ以上の言葉などいらなかった。
そのやかましい口を閉ざすのは簡単である。さっさと首を刎ねてしまえばいいのだ。
カヤが忍者刀を一閃すると、実にあっけなくその馬鹿の首が宙を舞った。残された胴体から、飛んで行った首を追いかけるかのごとく大量の鮮血が迸った。
馬鹿の生首が、どさりと地面に転がるーその表情は、やはり現実を全く理解していないもので、これから殺されるという恐怖ではなく、未だにレイプしたカヤに対する怒りに満ちていた。
ただ、馬鹿とは言え美少女であることに違いはない。たとえ怒りの表情のままであったとしても、その美貌には影響はなかった。
カヤは、その馬鹿の首を拾い上げた。そしてー
その時、カヤの中で何か激しい感情のうねりのようなものが、性的な欲求も混じり合う形で体の中を駆け巡っていた。
ーカヤの中で、「何か」が目覚めた瞬間だった。
殺しに関しては、カヤは今までに何度も経験している。そして、その殺しの後始末は全部、家の者達がやってくれていた。もちろん、対象が確実に死んだかという見極めのため、専門部隊が来るまで現場に残ることはあったものの、自分が殺害した相手の首まで取るということはしていない。
祖先にあたる風魔一族であれば、もしかしたら首の取り合いはしていたかもしれないがー
カヤは馬鹿の首を掲げて勝利宣言を行った。その瞬間、さらに言い知れぬ高揚感が湧いてきたのだった。
2人目の時は、カヤは一瞬で首を刎ねるのではなく、相手を地面に組伏してから刀でじわじわと切断する形をとった。
涙ながらに苦痛を訴えながら、しかし声帯を少しずつ斬られて声すら上げられなくなる対象の姿が目に焼き付いて離れなかった。
一瞬で首を落とすよりも、カヤの中に強く湧き上がるものがあった。
首を完全に切り離される前に絶命していたらしく、その瞳は激痛に見開かれ、唇の両端から血液がよだれのように垂れ流されていた。
気が付けば、カヤはその女の首を片手に自慰行為に及んでいたのだったー
だが、人の首そのものを斬るという行為は、今まで行ったことはなかった。
この大会にて、初めて戦った相手は、まだ現実もろくにわかっていないような馬鹿だった。そもそも、自分が一度死んだということさえよくわかっておらず、この大会ですらドッキリの一種だろうと思っていたくらいだ。
そんな馬鹿をレイプし、無理やり戦いの場に引きずり込んだものの、まるで勝負にならないーなるわけがなかった。
勝負はほぼ一瞬で決まったーだが、そいつは負ければどうなるかということもよくわかっていなかったようで、やれ自分をレイプしただのなんだのと騒ぎ散らしているばかりだった。
そもそも、大会の開会式で参加者全員に対して、一応説明があったはずなのだが、この馬鹿はろくに聞いていなかったか、理解していなかったのだろう。
はっきり言って、どこまでも馬鹿な奴だった。
これから首を刎ねられるというのに、未だに自分をレイプしたカヤを非難し、さらには警察に訴えると喚き散らす馬鹿に、それ以上の言葉などいらなかった。
そのやかましい口を閉ざすのは簡単である。さっさと首を刎ねてしまえばいいのだ。
カヤが忍者刀を一閃すると、実にあっけなくその馬鹿の首が宙を舞った。残された胴体から、飛んで行った首を追いかけるかのごとく大量の鮮血が迸った。
馬鹿の生首が、どさりと地面に転がるーその表情は、やはり現実を全く理解していないもので、これから殺されるという恐怖ではなく、未だにレイプしたカヤに対する怒りに満ちていた。
ただ、馬鹿とは言え美少女であることに違いはない。たとえ怒りの表情のままであったとしても、その美貌には影響はなかった。
カヤは、その馬鹿の首を拾い上げた。そしてー
その時、カヤの中で何か激しい感情のうねりのようなものが、性的な欲求も混じり合う形で体の中を駆け巡っていた。
ーカヤの中で、「何か」が目覚めた瞬間だった。
殺しに関しては、カヤは今までに何度も経験している。そして、その殺しの後始末は全部、家の者達がやってくれていた。もちろん、対象が確実に死んだかという見極めのため、専門部隊が来るまで現場に残ることはあったものの、自分が殺害した相手の首まで取るということはしていない。
祖先にあたる風魔一族であれば、もしかしたら首の取り合いはしていたかもしれないがー
カヤは馬鹿の首を掲げて勝利宣言を行った。その瞬間、さらに言い知れぬ高揚感が湧いてきたのだった。
2人目の時は、カヤは一瞬で首を刎ねるのではなく、相手を地面に組伏してから刀でじわじわと切断する形をとった。
涙ながらに苦痛を訴えながら、しかし声帯を少しずつ斬られて声すら上げられなくなる対象の姿が目に焼き付いて離れなかった。
一瞬で首を落とすよりも、カヤの中に強く湧き上がるものがあった。
首を完全に切り離される前に絶命していたらしく、その瞳は激痛に見開かれ、唇の両端から血液がよだれのように垂れ流されていた。
気が付けば、カヤはその女の首を片手に自慰行為に及んでいたのだったー
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