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第4章 更なる戦い
第479話 ゲーム会場へようこそ119
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洞窟まで案内したら見逃してやるー
そう言い放つカヤに対し、さすがに荒谷もプライドを刺激されたのか、
「馬鹿にするのもいい加減にして!」
激高し、カヤを睨み返した。
だが、当のカヤはどこ吹く風といった様子で、そんな荒谷のことを鼻で笑うだけだった。
「馬鹿にされて当然でしょう?そんなつまらない小細工で不意打ちしようとして、逆に返り討ちにされるような奴なんて・・・」
「・・・くっ」
カヤの痛烈な一言に、荒谷は屈辱に顔を歪めた。
言い返すこともできず、ただ俯くことしかできない自分がとても情けなく思われた。
「・・・まあ、どうしても洞窟の中までついて来たいというのなら、止めないけど」
寝台の上で俯く荒谷を冷ややかに見下ろしながら、カヤは続ける。
「ただ、言っとくけど、アンタの実力じゃあ、絶対に深い階層まではたどり着けないでしょうね。いつでも死ぬ覚悟ができているというのなら、私について来ればいい。ついでに言うと」
カヤは、荒谷の傍によると、彼女の顎に手を当てて、顔を上向かせた。
「・・・!?」
「お宝は全部私がいただくことになると思うわ・・・当たり前だけど、分け前なんてないから・・・欲しけりゃ改めて自分で入り直して手に入れることね」
「・・・あ、当たり前よ。自分の獲物くらいは自分の手で手に入れて見せるわ!」
声音に嘲りを隠さぬカヤを睨み返しながら、顎にあてがわれた手を振り払った。
「・・・ふん」
カヤの瞳がふいに細められる。そしてー
「・・・んんんんっ!?」
カヤの指先が、荒谷の股間へと向けられていたのだった。
突然のことに、何をされたのか一瞬わからなかった荒谷だが、自分が弄ばれたことに気が付くと、顔を羞恥と怒りで赤らめて怒鳴り返した。
「何するのよ、この変態!!」
思い切り平手打ちをくらわせようとするもものの、あっさりとカヤにかわされてしまう荒谷。
「あらあら」
それに対して、カヤは相変わらずの悠然とした態度のまま、
「アンタ、今ゲームの真っ最中だから忘れてるのかもしれないけど・・・私たちは今、大会やってるのよ?」
大会ーそう言われて、荒谷はカヤの言う通り、ゲームの中とは言え、今が大会中であるということを失念していたことに気が付いた。
この大会では、首を懸けて戦う前に性行為を行うことを強要されている。和姦強姦は一切問わない。もっとはっきり言ってしまえばレイプありきで、レイプされるやつの方が負け犬ーここはそういう場所なのだ。
「アンタ・・・顔だけなら私の好みだしね」
カヤが舌なめずりしながら荒谷を見つめている。まるで、獲物を見つけた猟犬のような目だった。
「まあ、擬体化するまでレイプするのはさすがにまずいけど・・・ちょっとアンタのことを味見するくらいなら・・・」
カヤの言葉に戦慄を覚える荒谷。
この後、荒谷はカヤに弄ばれることになったー
そう言い放つカヤに対し、さすがに荒谷もプライドを刺激されたのか、
「馬鹿にするのもいい加減にして!」
激高し、カヤを睨み返した。
だが、当のカヤはどこ吹く風といった様子で、そんな荒谷のことを鼻で笑うだけだった。
「馬鹿にされて当然でしょう?そんなつまらない小細工で不意打ちしようとして、逆に返り討ちにされるような奴なんて・・・」
「・・・くっ」
カヤの痛烈な一言に、荒谷は屈辱に顔を歪めた。
言い返すこともできず、ただ俯くことしかできない自分がとても情けなく思われた。
「・・・まあ、どうしても洞窟の中までついて来たいというのなら、止めないけど」
寝台の上で俯く荒谷を冷ややかに見下ろしながら、カヤは続ける。
「ただ、言っとくけど、アンタの実力じゃあ、絶対に深い階層まではたどり着けないでしょうね。いつでも死ぬ覚悟ができているというのなら、私について来ればいい。ついでに言うと」
カヤは、荒谷の傍によると、彼女の顎に手を当てて、顔を上向かせた。
「・・・!?」
「お宝は全部私がいただくことになると思うわ・・・当たり前だけど、分け前なんてないから・・・欲しけりゃ改めて自分で入り直して手に入れることね」
「・・・あ、当たり前よ。自分の獲物くらいは自分の手で手に入れて見せるわ!」
声音に嘲りを隠さぬカヤを睨み返しながら、顎にあてがわれた手を振り払った。
「・・・ふん」
カヤの瞳がふいに細められる。そしてー
「・・・んんんんっ!?」
カヤの指先が、荒谷の股間へと向けられていたのだった。
突然のことに、何をされたのか一瞬わからなかった荒谷だが、自分が弄ばれたことに気が付くと、顔を羞恥と怒りで赤らめて怒鳴り返した。
「何するのよ、この変態!!」
思い切り平手打ちをくらわせようとするもものの、あっさりとカヤにかわされてしまう荒谷。
「あらあら」
それに対して、カヤは相変わらずの悠然とした態度のまま、
「アンタ、今ゲームの真っ最中だから忘れてるのかもしれないけど・・・私たちは今、大会やってるのよ?」
大会ーそう言われて、荒谷はカヤの言う通り、ゲームの中とは言え、今が大会中であるということを失念していたことに気が付いた。
この大会では、首を懸けて戦う前に性行為を行うことを強要されている。和姦強姦は一切問わない。もっとはっきり言ってしまえばレイプありきで、レイプされるやつの方が負け犬ーここはそういう場所なのだ。
「アンタ・・・顔だけなら私の好みだしね」
カヤが舌なめずりしながら荒谷を見つめている。まるで、獲物を見つけた猟犬のような目だった。
「まあ、擬体化するまでレイプするのはさすがにまずいけど・・・ちょっとアンタのことを味見するくらいなら・・・」
カヤの言葉に戦慄を覚える荒谷。
この後、荒谷はカヤに弄ばれることになったー
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