百合斬首~晒しな日記~

ミケとポン太

文字の大きさ
上 下
337 / 499
第4章 更なる戦い

第336話 小川明子16

しおりを挟む
 小川明子のことを思い浮かべているうちに自然と頬が緩んでくる優里。あの少女は、必ずこの辺りにいるはずだ。必ず見つけ出して自分のものにして見せるー
 タプンタプンと、優里が湯船の中で身じろぎするたびに彼女の乳房が妖艶な音を立てる。
 湯船に浮かぶような乳房は、優里自身にとっても自慢である。いつだったかー確か最初に相手にした少女には、無理やり乳首を吸わせたこともあった。彼女自身はまだ赤子を扱ったこともないが、その様はまるで乳飲み子のようでもあった。
 もちろん、その後、しっかりとレイプしてからその首を頂いた。
 意外と従順に相手は従うものだーそれがどんなプレイであったとしても。それがたまらない。一度その味を覚えてしまえば、どこまでも体がそれを求めてしまうのだ。
 ついでに言えば、最初の犠牲者に対してはディルドの先端部分ーつまり亀頭に該当するソレを咥えさせてやったこともある。一心不乱に舌を動かし、許しを請う少女の姿は、優里の中の何かを激しく刺激した。
「早く、あの子も私の手で」
 湯壺から上がる優里。艶めかしいその肌は白磁のようで、その肢体は見事なプロポーションを誇っており、男性異性問わず見る者の性欲を刺激する妖艶な魅力を讃えている。それだけではなく、戦闘用ーというわけではないが、彼女の体は身が引き締まり、鍛えてもあった。
「私に犯された子たちも、幸せにイケたのではないでしょうか?」
 イク、逝くー
 どちらでも解釈できる言葉を敢えて口にする優里。彼女自身、自分の美貌には自信があったし、自分が周囲からどう見られているかということも十分認識していた。そしてそれは、必ずしも彼女の自意識過剰というわけでもなかったのだ。
「実際にあの子たちも満更でもなさそうなお顔をなさっていましたしね」
 優里に犯された少女たちは、最初こそ恐怖と戸惑いを露にしていたものの、その後は恍惚とした表情を浮かべていた。
 ーそして、あの子もきっとそうなるー
 優里には、その自信があった。あの少女も、きっとわが手に堕ちる。その姿を見てみたいー

「うう・・・何だ、悪寒がする」
 ところ変わって、ここは210室。中にいるのは、小川明子その人だ。
 全身クタクタで、ベッドに横たわっていた彼女だったが、不意に何やら悪寒を感じて目を覚ました。
「何ていうか・・・ものすごくやばいっつうか・・・?」
 自分の身から湧き出た本能的な危機感とでも言うべきだろうか。元々、明子にはそういう「動物的な勘」みたいなものが鋭敏に働くところがあった。生まれ持っての才能とでも言うべきだろうか。
「しかも・・・かなり近くから感じるな」
 明子自身も、よもや自分を追い掛け回していた人物が同じフロアに宿泊しているなんて思いもよらなかった。ただ、その野性的な勘が、昼間に感じたそれと類似したものを掴んでいたのだ。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

クラスメイトの美少女と無人島に流された件

桜井正宗
青春
 修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。  高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。  どうやら、漂流して流されていたようだった。  帰ろうにも島は『無人島』。  しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。  男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

友達の母親が俺の目の前で下着姿に…

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
とあるオッサンの青春実話です

体育座りでスカートを汚してしまったあの日々

yoshieeesan
現代文学
学生時代にやたらとさせられた体育座りですが、女性からすると服が汚れた嫌な思い出が多いです。そういった短編小説を書いていきます。

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由

フルーツパフェ
大衆娯楽
 クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。  トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。  いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。  考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。  赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。  言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。  たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

アイドルグループの裏の顔 新人アイドルの洗礼

甲乙夫
恋愛
清純な新人アイドルが、先輩アイドルから、強引に性的な責めを受ける話です。

〈社会人百合〉アキとハル

みなはらつかさ
恋愛
 女の子拾いました――。  ある朝起きたら、隣にネイキッドな女の子が寝ていた!?  主人公・紅(くれない)アキは、どういったことかと問いただすと、酔っ払った勢いで、彼女・葵(あおい)ハルと一夜をともにしたらしい。  しかも、ハルは失踪中の大企業令嬢で……? 絵:Novel AI

処理中です...