百合斬首~晒しな日記~

ミケとポン太

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第4章 更なる戦い

第303話 彩木穂乃果34

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 ーあいつらに関しては、しばらくは無視するしかないわねー
 自分たちの後をつけていた3人の看守はしばらく放っておくことにする。今は、目の前の獲物が最優先だ。
「う、う、うぷっ・・・」
 眼鏡の少女が装着したディルドを四つん這いの恰好で咥えている穂乃果。先ほどまでの闘争心がまるで消え失せたかのように従順な姿だった。
 ーあまり、従順すぎるというのも、却ってつまらないものねー
 穂乃果の舌が、ディルドをいやらしく嘗め回している。既に勃起したディルドが、今にも淫靡な汁を迸らせそうだった。
「そろそろ・・・イキそうだわ」
 穂乃果の両頬を乱暴に掴み、さらに口中の奥へと押し込んでいく眼鏡の少女。
「う~う~・・・うぷぷ」
 穂乃果が苦しそうに呻きながらも、さらに舌の動きを激しくさせていく。
 眼鏡の少女の方も、もう我慢するのは限界に近づいていた。
 ーもう我慢できないわー
「さあ、私の汁を思いっきり飲み干して頂戴」
 勃起したディルドの欲求に逆らうことができず、穂乃果の口中に射精する眼鏡の少女。穂乃果がむせ返りながらも、そのいやらしい汁を飲み干していく。
 穂乃果の白く、細い喉が音を立てる。その仕草だけでも煽情的なものだった。
 GOKUGOKUGOKU・・・
「・・・んん、ぷ、ぷはああぁぁぁ・・・!」
 ようやく、穂乃果の口からディルドの先端が引き抜かれる。
「まだ、出そうだわ・・・」
 まだ、ディルドの中には完全に出し切れていない疑似精液が残っていたようだった。それを穂乃果の顔めがけて放った。
「・・・ううっ!!」
 穂乃果の顔が白い汁まみれとなる。虚ろな目をして虚空を見続けるその表情には、先ほどまでの強さはなかった。
 ー完全に墜ちたわね、この子ー
 この様子だと、これ以上は勝負にはならないだろう。戦いにはならないとはいえ、ジャッジがいる以上は決着だけはつけなければならない。
 眼鏡の少女は、穂乃果の喉の部分に、擬体化剣の切っ先を向けた。このまま、その喉を突けば、擬体破損率は100%ーつまりは穂乃果の敗北が決定する。
 ここで仕留めてしまうか、それとも、もう少しだけ犯してやるかー
 その場にへたり込んだままの穂乃果を見下ろしながら思案していた眼鏡の少女ー対する穂乃果は、完全にトリップ状態にあるように見えた。
 それ故に、眼鏡の少女は油断していたのだ。自分がいつでも相手を敗北させることができるという状況が、却って隙を生んでしまった。
 虚ろな瞳をしたままの穂乃果だったが、実はその思考は驚くほどクリアなものだった。少しずつではあるが、自分が手放した擬体化剣の方へとにじり寄っていく。
 眼鏡の少女は、それに気が付いた様子はない。何やら思案顔で穂乃果の喉元に剣の切っ先を突きつけながら立ち尽くしている。
 そして、穂乃果の右手が素早く動いたのだったー
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