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第4章 更なる戦い

第301話 彩木穂乃果32

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「そうねえ・・・そのまま地べたに寝そべっているあなたを見下ろすのも悪くはないのだけれど」
 穂乃果の頭部をぐりぐりと踏みつけながら、眼鏡の少女は、次はどうやって嬲ってやろうかと思案する。
 穂乃果がすっころんだときに、彼女の擬体化剣は彼女の手を離れて手の届かない場所に転がっている。この状態では、穂乃果は抵抗することもできない。
「ううう・・・っ!!」
 左頬を地面に押しつけられて、苦し気にうめき声を上げる穂乃果。頭部だけではなく、その豊かなバストも地面に押しつけられる形となっているので、なおのこと苦しい体勢だった。
「あらあら・・・このままだと、あなたのおっぱいが潰れちゃうわね・・・仕方ないわ、起きてもいいわよ」
 眼鏡の少女が、ようやく穂乃果の頭部から足をどけた。体が自由になり、頭を振りながら、穂乃果が起き上がろうとする。
「・・・むぐっ!?」
 しかし、身を起こそうとしたとき、穂乃果の口に、無理やり何かがねじ込まれた。
「さっきのプレイでは、まだお口の方は試していなかったわよね・・・これ、しゃぶりなさい」
「・・・んんんんっぷぷ」
 いつの間に装着したのかー眼鏡の少女は自らの下着を下ろすと、既に装着していた双方向ディルドの亀頭部分を穂乃果のふっくらとした唇に押しつけていたのだった。
 太くて硬い欲棒を無理やりねじ込まれて、いやいやをするように首を振る穂乃果。
「さあ、これがさっき言ってたご褒美よ・・・思う存分堪能なさいな」
「んんぷぷぷ・・・っ!!」
 眼鏡の少女は、一旦自らの擬体化剣をしまうと、両手で穂乃果の頭を掴み、無理やり股間へと押しつけてきた。当然、穂乃果が無理やり咥えさせられたディルドも、喉付近まで押し込まれていく。
「さあ、しゃぶるのよ・・・そして、私をイカせて頂戴」
 穂乃果の口中で、ディルドはまるでそれが本物の男性器であるかのごとく勃起し、熱を帯びていく。
 ーあ、ああ、熱い・・・ー
 眼鏡の少女の言いなりになるのは確かに悔しかったが、それ以上に体の方が、このディルドの味を求めていた。穂乃果は瞳を閉じたまま、自らに突っ込まれた肉棒をおいしそうにしゃぶり続ける。
 ーううう・・・でも、これおいしいー
 穂乃果は強制フェラに屈辱を覚えつつも、やはり快楽に勝つことはできなかった。
「あはあ・・・気持ちいいわ。あなた、しゃぶるのがとてもお上手なのね」
 眼鏡の少女が頬を紅潮させながら、その快楽に身を委ねていた。
 双方向ディルドのもう片方の先端は、眼鏡の少女自身の秘所に挿入されていて、それが彼女の中を激しく刺激している。そして、この双方向ディルドは、普通の男性器と同様に射精することもできるのだ。尤も、あくまでも疑似精液なのだが、その粘度や見た目は精液と殆ど変わりはない。将来的には、女性同士での性行為でも生殖活動ができるようにと開発された生体パーツならではの性能だった。
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