百合斬首～晒しな日記～

第4章 更なる戦い

第276話 彩木穂乃果7

　電車の窓にその豊満な胸を押しつけるような格好で、バックから責められ続ける穂乃果。もはや、ただ喘ぎ声を上げ続けるだけで、抵抗するそぶりさえ見せなかった。
「ふふふ・・・そう、そのままいい子にしていなさい。そうすれば、もっと気持ちよくなれるわよ」
「・・・ああああっ！！」
　ーうう、あ、熱い・・・ー　
　自らの中に、眼鏡の少女のディルドが食い込んでくる。また、穂乃果自身の秘所も、それをきつく咥えこんで離そうとはしない。レイプされ、心をずたずたに引き裂かれても、体の方は肉棒を求め、快楽へと溺れていく。
　ーあああ・・・なぜ、なぜこんなにも・・・反応してるの、私ー
　穂乃果は自らの中に湧き上がる卑猥な欲求を認めたくはなかった。だが、眼鏡の少女に激しく突かれるごとに、体は更なる刺激を求め、貪欲なまでに肉棒を受け入れていく。
　そして、穂乃果の快楽は、ディルドを通じて眼鏡の少女にも伝播していった。眼鏡の少女は、頬を紅潮させながら、さらに腰を激しく動かす。
　だが、ギリギリのラインではまだイカせるつもりはなかった。電車内での戦闘もありかと思ったが、できれば街中の広い場所でやり合いたかったからだ。この電車が次の駅に停車するまでは、何とか擬体化を引き延ばす。電車が駅に停車する直前にイカせて、そのまま擬体化するつもりだ。
　あとは、駅から出て駅前の中心街で戦う。
「ああ、いいわ、あなた本当に・・・私が今まで相手をしてきた中で、あなたは最高よ」
「あああうぅ」
　愉悦の声を上げる眼鏡の少女に対し、屈辱のうめき声を上げる穂乃果。眼鏡の少女の絶妙な腰遣いに翻弄され、もはやまともな思考すらできなくなったかのようだった。それこそ、頭の中にぼんやりと霧でもかかっているかのような感覚だ。うまく物事を考えられないが、身体だけは火照っており、更なる刺激を求めている。
　自分が堕ちていくのを実感する暇も与えられず、ただなされるがままに受け入れ続けるしかない屈辱。いつ終わるともわからぬイキ地獄。
　眼鏡の少女は、穂乃果を嬲り続けている。簡単にはイカせてくれない。自分をレイプされる屈辱を受けながらも、一方で一刻も早く絶頂を迎えたいという欲求に駆られてしまう。
　ーああ、早く、早くイキたいー
　虚ろな瞳で、窓の外を見つめながら、未だもってイカせてもらえないことに絶望した。窓ガラスにその豊満な胸を目いっぱい押しつけながら、穂乃果は眼鏡の少女の腰の動きに合わせて自らもまた腰を揺れ動かす。二人だけしかいない車両の中ーその光景はとても卑猥で幻想的なものにも見えた。
　その時、車内アナウンスが響いたー