上 下
276 / 499
第4章 更なる戦い

第275話 彩木穂乃果6

しおりを挟む
「ああ・・・い、いやあ・・・」
 眼鏡の少女が、自分に向かって突き出された穂乃果の腰を力強く掴んだ。肉付きがいい白い双臀は、ただ見つめているだけでもそそられるものがあった。
「あなた、処女よね?」
 眼鏡の少女が目を細めながら穂乃果に尋ねた。だが、穂乃果は何も答えることもできず、ただ「やめて、やめて」とうわごとのように繰り返し続けるだけだった。
「ふふ、まあいいわ・・・どちらにしても、今からあなたのことをたっぷりと堪能させてもらうのだから」
 穂乃果の秘所に、眼鏡の少女のディルドの先端があてがわれる。先ほどまで、穂乃果が無理やりしゃぶらされていたそれを、今度は「下半身の口」から入れるつもりだ。
「・・・!?」
 穂乃果が体を強張らせるのと同時に、眼鏡の少女はディルドを穂乃果の体に突き入れた。
「ああああっ!!」
 穂乃果の絶叫が車内に響き渡る。この瞬間、穂乃果は処女を失ったのだ。本来、その相手は想い人である小川明子のはずだった。それが、いとも簡単に、全く見知らぬ女の手によって奪われたのである。穂乃果の叫びは、彼女の慟哭を意味していた。
「いい声・・・それに、こんなに締め付けてくるなんて・・・あなたの体はとっても正直なのね」
「ああぐっ!・・・いやあ、やめて・・・もう、やめてください・・・」
 涙ながらに懇願する穂乃果の様を愉しむかのように哄笑を響かせる眼鏡の少女。泣き叫ぶ穂乃果にお構いなしに、遠慮なくディルドを突き入れていく。
「はああん!!」
「あらあら・・・そんなにエッチな声を上げちゃって・・・まだまだイクには足りないでしょうに。本当のお楽しみはこれからよ」
 これからーの部分を強調しながら、眼鏡の少女は今度は腰を激しく動かし始める。パンパンと、小気味いい音とともに、卑猥なピストン運動が開始された。
 それに伴い、穂乃果はたまらず悲鳴を上げる。
「くううぅぅっ!!」
 穂乃果は、上半身ー主に乳房を車内の窓へと押しつけられる形となった。同年代の女子と比べて明らかに突き抜けている乳房が、窓に押しつけられて潰れている。尤も、電車は走行中のため、外からその様子を確認できる人間はいなかったが、もしこれが停まった車両でのことだったら、窓に押しつけられた乳房は周囲の人間の目に留まり、穂乃果はいい晒し者になっていただろう。
「あらあら、あなたの大きなおっぱいが押されているようね・・・何なら、窓を開けてあげましょうか?」
「・・・やめて・・・」
 穂乃果を言葉で嬲ることも忘れない眼鏡の少女ー先ほどからのピストン運動も、さらに激しくなっており、二人の体には次第に擬体がまとわりつき始めていた。
「・・・まだ、戦いには早いわね。もう少し、あなたのことを堪能したいわ」
 まだ、ここではイカせない。イクにしても、この電車が止まって駅の外に出てからの方がいいだろう。それまでは、穂乃果のことをイカさず殺さずで犯し続けるー眼鏡の少女の瞳が剣呑な輝きを帯びていた。
「うう・・・」
 穂乃果は、言葉にもならないうめき声を上げていた。
 眼鏡の少女によるレイプは、まだまだ始まったばかりであるー
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

小さなことから〜露出〜えみ〜

サイコロ
恋愛
私の露出… 毎日更新していこうと思います よろしくおねがいします 感想等お待ちしております 取り入れて欲しい内容なども 書いてくださいね よりみなさんにお近く 考えやすく

鐘ヶ岡学園女子バレー部の秘密

フロイライン
青春
名門復活を目指し厳しい練習を続ける鐘ヶ岡学園の女子バレー部 キャプテンを務める新田まどかは、身体能力を飛躍的に伸ばすため、ある行動に出るが…

クラスメイトの美少女と無人島に流された件

桜井正宗
青春
 修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。  高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。  どうやら、漂流して流されていたようだった。  帰ろうにも島は『無人島』。  しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。  男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

〈社会人百合〉アキとハル

みなはらつかさ
恋愛
 女の子拾いました――。  ある朝起きたら、隣にネイキッドな女の子が寝ていた!?  主人公・紅(くれない)アキは、どういったことかと問いただすと、酔っ払った勢いで、彼女・葵(あおい)ハルと一夜をともにしたらしい。  しかも、ハルは失踪中の大企業令嬢で……? 絵:Novel AI

服を脱いで妹に食べられにいく兄

スローン
恋愛
貞操観念ってのが逆転してる世界らしいです。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

あなたのサイコパス度が分かる話(短編まとめ)

ミィタソ
ホラー
簡単にサイコパス診断をしてみましょう

処理中です...