272 / 499
第4章 更なる戦い
第271話 彩木穂乃果2
しおりを挟む
穂乃果の問いかけに答える代わりに、眼鏡の少女はズイっと体を寄せてきた。
「あなた・・・なかなか可愛い子ね・・・可愛がってあげるわ」
「・・・え!?」
穂乃果が反応する暇も与えず、いきなり眼鏡の少女は穂乃果の両肩を抑え込んできた。
「・・・な、何をするの!!・・・やめてっ!!」
2人の他には誰もいない車両の中、穂乃果の悲鳴だけが響き渡る。眼鏡の少女の力は思いのほか強く、あっさりと座席に押しつけられて、身動きができなくなった。
「可愛がってあげるって・・・言ったでしょ。あなただって、気持ちよくなりたくはないのかしら?」
眼鏡の少女の声音はあくまでも穏やかに聞こえるが、両肩を抑え込む手の力から、彼女の性根が窺がえた。
ー私、犯される・・・!ー
言うまでもなく、この大会では強姦和姦を問わず性行為を行うことを強要している。穂乃果は今、この眼鏡の少女の毒牙にかかろうとしていたのだった。
「・・・んんぐっ!!」
なおも逃れようともがく穂乃果に対し、眼鏡の少女がその顔を近づけ、これ以上抵抗しても無駄だと言わんばかりにその唇を奪った。
穂乃果の瞳が見開かれる。それと同時に、穂乃果の動きも収まった。
ーそ、そんな・・・ー
穂乃果はこの時、「初めて」を失ったのだ。唇に押しつけられたその感触が、何よりもそのことを裏付けていた。
穂乃果は頭が真っ白になり、しばらくの間、体を強張らせて固まったままになった。
ーやっぱり、この子はやりがいがありそうねー
一方で、穂乃果の自由を奪った眼鏡の少女は、穂乃果を侵食していくのをやめようとはしない。彼女のブラウスの上から、その豊満なバストを揉み下し始め、さらには穂乃果の口中に舌を無理やりねじ込ませていった。
「んんん・・・!!」
穂乃果がいやいやをするように頭を振りながらもがこうとするが、先ほどのようには激しく抵抗できなかった。何より、自分がついに犯されてしまったのだというその現実だけが、今の彼女の頭の中を駆け巡っており、他は何も考えられなくなってしまっていた。
ーそんな・・・明子ー
明子の姿が頭の片隅に浮かんでくる。彼女と再会するまでは純潔を守りたかったのに、それすらもできなかったのだ。
眼鏡の少女は容赦なく穂乃果の体を侵食していった。嫌がる彼女の服をはぎ取り、自らもその裸体を晒した。
他には誰もいない車両の中で、生まれた時の姿をさらし合う二人の少女たち。そのどちらも、見る者を魅了してやまない美しい肢体の持ち主でもあった。
「さあ、本当のお楽しみはこれからよ・・・私と愛し合いましょう?」
服をはぎ取られた時に、車両の床に倒れこんだまま、怯えた目で眼鏡の少女を見上げる穂乃果。
「い・・・いや」
少しずつ後退りながら、眼鏡の少女から離れようとする穂乃果だったが、逃げようにも体が思うように動いてはくれない。
眼鏡の少女は、やれやれといった感じで軽く頭を振ると、おもむろに穂乃果の鼻に指を伸ばした。
「んん・・・痛い!!」
穂乃果の鼻を摘まみ上げると、そのまま無理やり立たせたのだった。
「ほら、さっさと立ちなさない。お楽しみはこれからなのよ」
穂乃果はたまらず、涙目になりながら起き上がる。
眼鏡の少女の目が剣呑な輝きを帯びていた。
「あなた・・・なかなか可愛い子ね・・・可愛がってあげるわ」
「・・・え!?」
穂乃果が反応する暇も与えず、いきなり眼鏡の少女は穂乃果の両肩を抑え込んできた。
「・・・な、何をするの!!・・・やめてっ!!」
2人の他には誰もいない車両の中、穂乃果の悲鳴だけが響き渡る。眼鏡の少女の力は思いのほか強く、あっさりと座席に押しつけられて、身動きができなくなった。
「可愛がってあげるって・・・言ったでしょ。あなただって、気持ちよくなりたくはないのかしら?」
眼鏡の少女の声音はあくまでも穏やかに聞こえるが、両肩を抑え込む手の力から、彼女の性根が窺がえた。
ー私、犯される・・・!ー
言うまでもなく、この大会では強姦和姦を問わず性行為を行うことを強要している。穂乃果は今、この眼鏡の少女の毒牙にかかろうとしていたのだった。
「・・・んんぐっ!!」
なおも逃れようともがく穂乃果に対し、眼鏡の少女がその顔を近づけ、これ以上抵抗しても無駄だと言わんばかりにその唇を奪った。
穂乃果の瞳が見開かれる。それと同時に、穂乃果の動きも収まった。
ーそ、そんな・・・ー
穂乃果はこの時、「初めて」を失ったのだ。唇に押しつけられたその感触が、何よりもそのことを裏付けていた。
穂乃果は頭が真っ白になり、しばらくの間、体を強張らせて固まったままになった。
ーやっぱり、この子はやりがいがありそうねー
一方で、穂乃果の自由を奪った眼鏡の少女は、穂乃果を侵食していくのをやめようとはしない。彼女のブラウスの上から、その豊満なバストを揉み下し始め、さらには穂乃果の口中に舌を無理やりねじ込ませていった。
「んんん・・・!!」
穂乃果がいやいやをするように頭を振りながらもがこうとするが、先ほどのようには激しく抵抗できなかった。何より、自分がついに犯されてしまったのだというその現実だけが、今の彼女の頭の中を駆け巡っており、他は何も考えられなくなってしまっていた。
ーそんな・・・明子ー
明子の姿が頭の片隅に浮かんでくる。彼女と再会するまでは純潔を守りたかったのに、それすらもできなかったのだ。
眼鏡の少女は容赦なく穂乃果の体を侵食していった。嫌がる彼女の服をはぎ取り、自らもその裸体を晒した。
他には誰もいない車両の中で、生まれた時の姿をさらし合う二人の少女たち。そのどちらも、見る者を魅了してやまない美しい肢体の持ち主でもあった。
「さあ、本当のお楽しみはこれからよ・・・私と愛し合いましょう?」
服をはぎ取られた時に、車両の床に倒れこんだまま、怯えた目で眼鏡の少女を見上げる穂乃果。
「い・・・いや」
少しずつ後退りながら、眼鏡の少女から離れようとする穂乃果だったが、逃げようにも体が思うように動いてはくれない。
眼鏡の少女は、やれやれといった感じで軽く頭を振ると、おもむろに穂乃果の鼻に指を伸ばした。
「んん・・・痛い!!」
穂乃果の鼻を摘まみ上げると、そのまま無理やり立たせたのだった。
「ほら、さっさと立ちなさない。お楽しみはこれからなのよ」
穂乃果はたまらず、涙目になりながら起き上がる。
眼鏡の少女の目が剣呑な輝きを帯びていた。
0
お気に入りに追加
8
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
〈社会人百合〉アキとハル
みなはらつかさ
恋愛
女の子拾いました――。
ある朝起きたら、隣にネイキッドな女の子が寝ていた!?
主人公・紅(くれない)アキは、どういったことかと問いただすと、酔っ払った勢いで、彼女・葵(あおい)ハルと一夜をともにしたらしい。
しかも、ハルは失踪中の大企業令嬢で……?
絵:Novel AI
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる