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第4章 更なる戦い
第260話 勅使河原の挑戦16
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「あの勅使河原という女の周りには、あたしら以外は誰も近づけさせないように手配した」
勅使河原が収容されている独房までの廊下ー靴音を響かせながら、湯島亜里沙と堂島果林が歩いている。たまにすれ違う他の看守たちに軽く挨拶しながら、彼女たちは勅使河原の様子を確認するために独房へと足を運んでいた。
「まあ、あの事件の殺人鬼だけに、他の連中では荷が重いからな」
「そうね、彼女の監視は私達でやらないと」
この刑務所に、懲罰房とは別に設けられた独房エリアーここを訪れる者はほとんどおらず、看守たちの中でも、実は知る者は少ない。
一度収容されたら、他の囚人たちよりと違って全く自由がなく、亜里沙たちの許しがない限りは幽閉生活が続くことになる。
当然、脱出など不可能ー念のため、独房にいれる前に、勅使河原を丸裸にして持ち物検査も行っている。
「・・・それにしても、肛門検査をした時のあの女の顔は忘れられないな」
果林が、その時の光景を思い出して、思わず苦笑してしまった。
「まあ、彼女には確かに似合わない光景よね」
応える亜里沙の口元にも笑みがこぼれている。
他の囚人たちと同じく、勅使河原に対しても「肛門検査」は実施された。通常であれば、肛門検査は男性の受刑者に対してのみ行うもので、例えば肛門中に麻薬などを隠し持っていないか、専用の棒でもって確認をする。
ここアルカディア島ではーというよりも、この刑務所ではだがー所長である湯島亜里沙の意向もあり、女性相手でも遠慮なく肛門検査を実施している。その光景は、見る者達を思わず魅了する煽情的なものでもあった。
並ばせた囚人美少女たちに、自らの尻を突き出させ、両手で肛門を広げるように指示する。抗えない囚人たちは、羞恥心と屈辱に耐えながらも言われた通りにすると、看守たちは待ってましたとばかりに専用の棒の先端を少女たちのアヌスへと突き立てるのだ。
もちろん、尻穴を傷つけないように配慮しては行われるが、実際に自らのアナルを犯されたのと同じくらいの羞恥心と屈辱を少女たちに植え付けることとなる。
それを毎週、決められた時間帯に行うーこれを繰り返していくうちに、少女たちは段々抵抗する気力も失っていくのだ。矜持を傷つけられた少女たちは、よほど意志の強いものでも無い限りは看守たちに対して従順になっていく。
それとは対照的に、看守たちの方は、自らに屈服するようになっていく相手を見て、下卑た自尊心を覚えていくのだ。
こうして、支配と従順のシステムが成り立っている。
「あいつは・・・いつまでもつかな?」
当然ながら、勅使河原も、この仕打ちを受けていた。
勅使河原が収容されている独房までの廊下ー靴音を響かせながら、湯島亜里沙と堂島果林が歩いている。たまにすれ違う他の看守たちに軽く挨拶しながら、彼女たちは勅使河原の様子を確認するために独房へと足を運んでいた。
「まあ、あの事件の殺人鬼だけに、他の連中では荷が重いからな」
「そうね、彼女の監視は私達でやらないと」
この刑務所に、懲罰房とは別に設けられた独房エリアーここを訪れる者はほとんどおらず、看守たちの中でも、実は知る者は少ない。
一度収容されたら、他の囚人たちよりと違って全く自由がなく、亜里沙たちの許しがない限りは幽閉生活が続くことになる。
当然、脱出など不可能ー念のため、独房にいれる前に、勅使河原を丸裸にして持ち物検査も行っている。
「・・・それにしても、肛門検査をした時のあの女の顔は忘れられないな」
果林が、その時の光景を思い出して、思わず苦笑してしまった。
「まあ、彼女には確かに似合わない光景よね」
応える亜里沙の口元にも笑みがこぼれている。
他の囚人たちと同じく、勅使河原に対しても「肛門検査」は実施された。通常であれば、肛門検査は男性の受刑者に対してのみ行うもので、例えば肛門中に麻薬などを隠し持っていないか、専用の棒でもって確認をする。
ここアルカディア島ではーというよりも、この刑務所ではだがー所長である湯島亜里沙の意向もあり、女性相手でも遠慮なく肛門検査を実施している。その光景は、見る者達を思わず魅了する煽情的なものでもあった。
並ばせた囚人美少女たちに、自らの尻を突き出させ、両手で肛門を広げるように指示する。抗えない囚人たちは、羞恥心と屈辱に耐えながらも言われた通りにすると、看守たちは待ってましたとばかりに専用の棒の先端を少女たちのアヌスへと突き立てるのだ。
もちろん、尻穴を傷つけないように配慮しては行われるが、実際に自らのアナルを犯されたのと同じくらいの羞恥心と屈辱を少女たちに植え付けることとなる。
それを毎週、決められた時間帯に行うーこれを繰り返していくうちに、少女たちは段々抵抗する気力も失っていくのだ。矜持を傷つけられた少女たちは、よほど意志の強いものでも無い限りは看守たちに対して従順になっていく。
それとは対照的に、看守たちの方は、自らに屈服するようになっていく相手を見て、下卑た自尊心を覚えていくのだ。
こうして、支配と従順のシステムが成り立っている。
「あいつは・・・いつまでもつかな?」
当然ながら、勅使河原も、この仕打ちを受けていた。
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