百合斬首~晒しな日記~

ミケとポン太

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第4章 更なる戦い

第219話 閉じられた場所で

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「はあ・・・ああん」
 果林の予告通り、すぐによがることになった囚人の少女を見て、夏樹もまた興奮を覚えていた。
 今、この懲罰房の中には3人ー果林、夏樹、そして囚人の少女がいる。3人とも裸であった。夏樹も裸なのは、果林から「分け前」をもらうことになっているからだ。
 果林に、自らの秘所を貫かれ、あられもない恰好を晒しながら喘ぎ声を上げる囚人の少女。普通に日本で暮らしていれば、おそらくいくらでも街中でナンパされていたことだろう。もしかしたら、芸能事務所にスカウトされていたかもしれないくらいの美貌だった。
「どうだ、いいだろ?」
 果林が少女の秘所を自らのディルドで貫きながら、妖し気に腰を蠢かせる。
 対する少女は、果林の首元に両腕を回し、ほとんど抱きつくような恰好で、果林にレイプされていた。
「うう・・・」
 少女は、悔し涙を浮かべるが、一方で果林の言う通り、確かに心地よい。処女だった彼女にしてみれば、初めて味わう快楽だった。
「ううっぷ」
 果林がふいに、少女の唇を自らのそれで塞ぐ。少女の方も、自らが犯されているという事実を忘れてしまったかのように、接吻を受け入れていた。
 ー先輩、私も早くやりたいですー
 思わずそう口走りそうになる夏樹。濃密なセックスシーンを見せつけられているうちに、下半身が熱を帯びていくのを感じ、段々抑えきれなくなってきていた。
「はあはあ・・・お前、初めてのくせにしてはやたらと上手だな?え?」
 唇を離した果林がにやにやしながら少女に尋ねる。果林の問いかけに、囚人の少女の頬が紅潮した。
「待ってろ、今、もっとよがらせてやるからよ・・・って、夏樹、どうした?」
 果林が、隣でもじもじしながら二人の様子を見つめている夏樹の異変に気が付く。
「せ、先輩・・・」
 口元に右手を当て、左手の指で股間をまさぐっている夏樹は、上目遣いに果林を見つめながら、
「先輩、わ、私も・・・その・・・」
「何だ、お前も待ちきれなくなったのか?」
 こくんと静かにうなずく夏樹。顔の紅潮ぶりを見ていれば、もう我慢の限界といった様子だった。
 ーこいつ、意外とヤリ手なんだなー
 実に頼もしい後輩ができたと、心中で独り言ちる果林。確かに、この仕事はエッチでなければ務まらないだろう。
 夏樹自身は、今まで2人と戦い勝利している。当然、その2人と性経験はあるはずだが、本人の言を信じるのなら全て和姦であったという。強姦の経験はないらしいが、あくまでもそれは「本人に言わせれば」というレベルの話なので、鵜呑みにはできない。
 ーまあ、一人でやるよりも二人で犯す方が、やりがいがあるかー
 果林は、目の前で舌をだらしなく出してよがっている囚人の少女をちらっと見た後に、夏樹の方へと向き直り、
「よし、新入り。お前もあたしらに混ざれ」
 夏樹の顔がぱあっと輝いた。
 
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