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第4章 更なる戦い
第218話 囚人の扱い
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さきほどの二人の囚人のセックスシーンを見て、自らの情欲をそそられた果林は、そのまま夏樹を伴って例の懲罰房へと足を運んだ。
「さすがに、朝っぱらからあんな熱いのを見せつけられちゃあ、こっちもやりたくなるわけよ」
果林が足早に懲罰房へと向かう。その歩き方が、どことなく不自然なのは、既に彼女の下半身がかなりうずいているという証でもあった。
果林だけでなく、夏樹もまた下半身がうずき始めているのを感じていた。それだけ、先ほどのシーンが二人に影響を与えていたのだった。
「さあて、着いたか」
雑居房から無理やり懲罰房に移動させられた少女が「ひぃっ」と軽く悲鳴を上げた。これから自分がどんな目に遭わされるのか、それを想像するだけで恐怖に陥っているようだった。
「何だ、怖がってんのか、お前」
果林が下卑た笑みを浮かべつつ、囚人の少女の顎を無理やり掴んだ。
この大会に参加している少女たちはみんな美形ではあるが、この少女はその中でもなかなかのものだった。高い鼻梁や薄い唇、そして灰色がかった瞳ーたとえ西洋人の目から見ても、美少女と評価されるのは間違いないだろう。
「わかってんだろうが・・・このままだとお前、水責めか火炙りだぞ。溺死も焼死もどっちも首チョンパよりははるかに苦しいぜ・・・」
顔をニヤつかせながら、恐怖にその美貌を引きつらせた少女に対してさらに追い打ちをかけるかのように、残酷な刑罰をちらつかせる果林。
もちろん、この施設の運営目的は、可能な限り参加者にペナルティを食らわせないため、対象者たちを内部で「処理」することにあるのだが、囚人であるこの少女にはそんなことは知る由もなかった。
「尤も、お前さんが助かる方法もある・・・このあたしを倒すことだ」
果林の言葉に、夏樹が少しだけ目を細めた。
この施設に入れられている少女たちは、はっきり言って戦闘ともなればほぼ確実に負けてしまうであろう「雑魚レベル」の連中ばかりだ。当然ながら、この少女が果林と戦ったところで、勝てる見込みはゼロと言ってもいいだろう。
したがって、助かる方法は確かに果林の言う通りなのだが、助かる見込みはないといっても過言ではない。
看守を倒せば、確かにこの施設から出られるとは言え、今まで誰一人としてこの施設から生きて出た者はいないという現実がそれを物語っている。尤も、敗北後、首だけなら外へは出られるのだが。
「つまりは、お前はここで今、あたしと寝て、その後あたしと戦うしか道はないってことだ。わかるな?」
「・・・っ!!」
少女の目が見開かれる。それを見て、果林が満足そうに笑う。
「というわけで、ここであたしに抱かれろ、囚人。なあに、すぐによがらせてやるよ」
言うや否や、果林は少女の胸元を乱暴に鷲掴みにした。
「い、いやあっ!!」
少女が身をよじるが、果林はお構いなしに、彼女の着衣をはぎ取ろうとする。
「さあ、これからお楽しみの始まりだ・・・おとなしくしろっ!!」
懲罰房の中、少女の悲鳴と、果林の笑い声が響き渡る。
その様子を、どこか冷めた目で夏樹は見つめていたー
「さすがに、朝っぱらからあんな熱いのを見せつけられちゃあ、こっちもやりたくなるわけよ」
果林が足早に懲罰房へと向かう。その歩き方が、どことなく不自然なのは、既に彼女の下半身がかなりうずいているという証でもあった。
果林だけでなく、夏樹もまた下半身がうずき始めているのを感じていた。それだけ、先ほどのシーンが二人に影響を与えていたのだった。
「さあて、着いたか」
雑居房から無理やり懲罰房に移動させられた少女が「ひぃっ」と軽く悲鳴を上げた。これから自分がどんな目に遭わされるのか、それを想像するだけで恐怖に陥っているようだった。
「何だ、怖がってんのか、お前」
果林が下卑た笑みを浮かべつつ、囚人の少女の顎を無理やり掴んだ。
この大会に参加している少女たちはみんな美形ではあるが、この少女はその中でもなかなかのものだった。高い鼻梁や薄い唇、そして灰色がかった瞳ーたとえ西洋人の目から見ても、美少女と評価されるのは間違いないだろう。
「わかってんだろうが・・・このままだとお前、水責めか火炙りだぞ。溺死も焼死もどっちも首チョンパよりははるかに苦しいぜ・・・」
顔をニヤつかせながら、恐怖にその美貌を引きつらせた少女に対してさらに追い打ちをかけるかのように、残酷な刑罰をちらつかせる果林。
もちろん、この施設の運営目的は、可能な限り参加者にペナルティを食らわせないため、対象者たちを内部で「処理」することにあるのだが、囚人であるこの少女にはそんなことは知る由もなかった。
「尤も、お前さんが助かる方法もある・・・このあたしを倒すことだ」
果林の言葉に、夏樹が少しだけ目を細めた。
この施設に入れられている少女たちは、はっきり言って戦闘ともなればほぼ確実に負けてしまうであろう「雑魚レベル」の連中ばかりだ。当然ながら、この少女が果林と戦ったところで、勝てる見込みはゼロと言ってもいいだろう。
したがって、助かる方法は確かに果林の言う通りなのだが、助かる見込みはないといっても過言ではない。
看守を倒せば、確かにこの施設から出られるとは言え、今まで誰一人としてこの施設から生きて出た者はいないという現実がそれを物語っている。尤も、敗北後、首だけなら外へは出られるのだが。
「つまりは、お前はここで今、あたしと寝て、その後あたしと戦うしか道はないってことだ。わかるな?」
「・・・っ!!」
少女の目が見開かれる。それを見て、果林が満足そうに笑う。
「というわけで、ここであたしに抱かれろ、囚人。なあに、すぐによがらせてやるよ」
言うや否や、果林は少女の胸元を乱暴に鷲掴みにした。
「い、いやあっ!!」
少女が身をよじるが、果林はお構いなしに、彼女の着衣をはぎ取ろうとする。
「さあ、これからお楽しみの始まりだ・・・おとなしくしろっ!!」
懲罰房の中、少女の悲鳴と、果林の笑い声が響き渡る。
その様子を、どこか冷めた目で夏樹は見つめていたー
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